浅草駅界隈-「助六の宿 貞千代」で宴会
2016年 01月 21日
このお店で、江戸の庶民の料理を食べると聞いたが、この宿の料理が美味しいという評判も聞いたことがないし(美味しくないという評判は一つ聞いた)、私は、この「助六の宿 貞千代」について全然知らないし、そもそも、助六の話も知らないので、助六と貞千代の関係も良くわからず、この旅館の歴史を調べてもわからず、何だかわからないけれど、一度足を踏み入れられたことは良かったとは思う。
で、行ってみると、この旅館の宴会については芸・遊びを楽しむコースがあり、今回は、落語家さん付きの宴会で、いつもの食べて飲むだけの宴会ではないところが目新しく、その目新しさを狙って、このお店にしたのかなと思った。

お料理は、基本旅館なので、最後のごはんまで最初からテーブルに並べられ、揚げ物とお吸い物だけが出来立てを運んでくるタイプ。(ご飯まで最初から並べられ、しかももう温かくないとなると、「早く食べて帰ってね」という気分)

江戸町衆料理なる説明書きが添えられていた。
それから抜粋すると、
1.刺身 鮪漬け、甘エビ
2.小鉢 かんぴょうと椎茸の胡麻酢味噌和え
3.替物 里芋の葱みそ田楽
4.鰻
5.鍋 鶏すき鍋
6.揚げ物 三食揚げ
帆立貝柱・海老・しし唐 抹茶塩添え

7.ご飯 菜めし 季節の葉 ご飯(鬼平犯科帳「密告」)
8.香の物 三点盛り
9.水菓子 季節の果物
10.吸い物 魚の団子・三つ葉(鬼平犯科帳「白い粉」)
何だかな~、所謂旅館の作り置きの料理だし、別に不味くはないのだけれど、特段これが美味しいと印象に残るものは全然なかったし、一見さんの観光客向けという感じ?(これが江戸料理と言われても、こんなところで食べないで、老舗のお寿司屋とか、鰻屋に行ったほうが良い。お~、そうそう、そのイメージで行くと、多分、私たちがパックツアーで海外へ行った時の一応、色々な名物を入れてみました的なホテルでの食事みたい?)
そして、一番ひどかったのは、お膳が全て片づけられてから、お吸い物が出てきたこと。(忘れられていた?)

結局、この旅館は江戸情緒をセールスポイントに、地方の人や外国人向けの宿と宴会場として頑張っていることがわかった。
そういう人には喜ばれるかも知れないけれど、ちょっと地元民の宴会には料理が全然楽しくないので、使うには無理が大きいと思った。

