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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

築地などでの買い物−生わさびの選び方

昨日、築地場外に行ったのだけれど、ものすごい人だった。
何で、そんなに人が溢れているかというと、お祭り気分で、年末というイベントの雰囲気を味わいたいと、物見遊山の観光客がどっと来るからなのだ。
それを煽るのは、築地場外のお店自身だから仕方がないのだけれど、年末の買い物シーズンには、玉子焼き屋が一串100円くらいのその場で食べる玉子焼きなんて、売らないでほしい。
その行列が長くて、邪魔なことと言ったら....。
築地場外は、観光地になることに決めてしまったみたいで、悲しい。

だったら、築地に行かねばいいじゃないと思うのだろうけれど、私も行きたくなかったのだ。
でもね、生わさびとじゃこは築地じゃなくてはねと、その他の立花屋の栗きんとんと昆布を買うつもりで出かけたのだが、余りの混み具合に、昆布を買うのを忘れてしまったではないか!(と環境のせいにする)

でも、波除神社に行く道沿いの八百屋さんで、わさびを買った時、「やはり築地だね」という楽しいことがあった。
そのお店には、「湯ヶ島」と書かれた札のものと「西伊豆」と書かれたものがあって、お店のおじさんに「やはり、湯ヶ島の方が上?」と尋ねたら、「はっきり言って、比べて食べても、普通は違いが分からないよ」と笑わせてくれて、安心して、安い西伊豆の千円のものに手が伸びた。
ちょうど同じ時に同じわさびを見ているおばさんがいて、その人は、さっさと「これがいいわ」と1つ選んでだものを買ってどこかに行ってしまった。
同じ千円でも、背が短くて太いものと、スラっと長いものとか、色々な形のものが混じっていて、どれを選んでいいかわからなかったのだ。
それで、お店の面白いおじさんに、「どれが美味しいのですか?」と聞いたら、長くてスラっとしたものを選んでくれた。
なんでも、同じ千円のわさびと言っても、わさびは種類が多くて、形ごとに種類が違うとのこと。
(背が短くて太いものと、背が高くてすらっとしたわさびは、同じ種類だけれど、育った環境で形が違ってしまったというわけではなく、そもそも、種類と味が違うとのこと)
「この長い方が美味しいんだよ、ほら、さっきの人は、それを知っていて長いのを選んで買って行ったでしょ」とのことで、私も選んでもらった長いわさびをお買い上げ。
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その他、家での保存法も教えてくれたけれど、全部忘れた。(笑)
ま、今回は、わさびを買いに行ったら、背の高くてすらっとしたものを選ぶべきだと習えたことが大収穫だった。
(今までどんな形状のものを買うべきか知らないで買っていたのだもの。)
いいな~、こういうことを教えてくれることこそ、築地の価値なのだけれどね。
(で、次の日、スーパーで生わさびを売っているのを見たら、皆、背が低くてずんぐりむっくりの真ん中あたりが太くなったタイプばかりだった、お、あぶない、あぶない、ま、値段は、680円だったけれど)

そうそう、年末の築地って、普通のお店の前に場所を借りて、通常築地のお店でない人が物を売っていたりする。
数年前、どこかのお店の前にわさびを並べて売っている中国人の売り子さんから静岡の生わさびを買ったこともあった。
(何で、そんなところから買ってしまったかというと、多分、早く買い物を終わらせて、早くゴミゴミしたところから抜けたかったのだと思う)
でも、そうなると、あれは本当に静岡のものかと後から心配になった。
今回は、本当に、通常築地で商いをしているお店で、そのお店の人から、ためになることを習いながら、買うことができて良かった。

その後、いつもの半久商店で、ちりめん山椒用のじゃこを買い、久々、煮干しも買ったのだ。
で、家に帰って、荷物を片付けずに置いておいたら、ニャアが煮干しの入った袋の匂いを嗅ぎ出し、離れなくなったので、一時避難させた。
そのあと、自分用に、煮干し全てから頭とはらわたを取って二つ割にしてから、歯が二本しかないニャアのために、ボキボキと小さく割ってからあげたら、さすが、猫、煮干しが好きなようだった。
ついでだから、じゃこも食べさせたら、じゃこも好きみたい。(彼女は純粋野良だったから、煮干しもじゃこも初めて食べるものだったのではと思う)
で、ネットで調べたら、煮干しは、猫にあげても大丈夫らしい、煮干しは安いし、今度から、高いおやつの代わりに、食べさせることにしよう。(じゃこは、しらすと同じで、干すときに、塩を加えているのではと思うので、やめておこう、高いし)

築地を出た後、自転車だったので、銀座に回ってみた。
銀座のアンテナショップに行きたかったのと、実は、広島のIさんからの情報で、銀座の王子サーモンで、田庄の海苔を売っていると聞いたので、チェックしたかったのだ。
で、久々王子サーモンに行ったら、昔もきれいだったけれど、ますます素敵なお店になっているのでびっくり。
スモークサーモン、切り落としでも高いから、悲しいかな、パ~ス。
で、海苔を探したら、本当に売っていた。
値段は、450円のものだから、築地で売っているのと同じグレードのものだと思う。
へ~、今度から、築地に行かなくても、銀座で買えるし、王子サーモンは年中無休と確認できて、良かった。
王子サーモン自体は、何だか、鮭のおにぎりを売っていて、それに田庄の海苔を使っているみたい。
(だから、田庄の海苔は、おにぎりの隣に並んでいる)
そのおにぎり、私の見間違いでなければ、2つで700円だったかな~、すごいね~、どんなに美味しいのでしょう?
by mw17mw | 2015-12-30 22:28 | 食材・食材のお店 | Comments(0)