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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

谷中界隈−「谷中魚善」で懐石料理 1/2

何だか、10月17日に、法事を行ったのだが、その後、PCが不調だったり、泥棒が入ったりで、今日までその様子をアップできなかったので、一か月近く遅れになるが、今日、明日で記事にする。

今年は、母の十三回忌ということは、わが父母は10年の間を置いて他界しているので、父は二十三回忌。
ということで、親戚に集まってもらい、この前の土曜日に、お寺で法事を行なった。

うちの独特の習慣かも知れないが、これより先は、親戚を呼ばずに、兄弟だけで法事を行うことになるので、今回は、ピシっと決めようということで、以前から私も行ってみたかった「谷中魚善」という大正時代からの懐石料理のお店を使うことにした。
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ここは、古いし、由緒があるし、前を通ることは何度もあったが、中が全く見えずで、敷居が高かったが、それでも、弟が、親戚に呼ばれて行った時の話を聞いたり、親戚の誰それが好きだったとか、結構、話だけは聞いていたお店であった。

また、このお店の常連の人に「今回は、魚善に行く」と話したら、「あそこも、最近は椅子席を設けたりして、だいぶ敷居が低くなった」と教えてくれた。
きっとちょっと前までは、戦前からの日本風をきっちり守っていた料理屋さんだったのかも。(場所が谷中の寺町だから、法事の後に使われることが多いから、お客には困らないお店ではないかと思う)

また、鳥越の味農家のご店主も、魚善で修業をした人だったので、どんな料理が出るか、楽しみであった。

予約の時、部屋が椅子席が、座る日本間か確認を忘れていたが、古い日本家屋の一室にテーブルが2つと椅子が並べられていて、ほっ。
やはり、テーブルに椅子の方が楽だものね。(部屋の画像を撮るのを忘れた)

行く前から一度行ったことのある弟から、建物や部屋はそんな風情がないと聞いていたが、確かに、外が見えるわけではない、窓は障子 戸がはめられた部屋であった。
それでも、狭いけれど、とても落ち着ける部屋ではあった。

もう1か月前の話だから、お料理が出るとき、説明があったのだが、今となっては、細かい内容はほとんど忘れている。

最初は突き出し、確か、お豆腐?(胡麻豆腐だったかな、忘れた)
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次が、前菜三種盛り
つぶ貝ともずくの酢の物、一番手前のお皿には、からすみを乗せたお寿司と、もう一つ魚が何だったか忘れたが、やはり、魚のお寿司。(私は個人的には、からすみのお寿司が一番美味しかった。)
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これはナス。(料理名は失念、だしを含ませて煮てあって、冷たくて美味しかった。あ、そうそう、揚げ出し茄子だったかも)
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これは、かぼちゃのすり流しかな?かぼちゃのお吸い物と言われた気もする。
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お刺身は、白身はなんだったろう?画像から見ると、ひらめ?鯛?
赤身は、マグロの中落ちを、大根のかつら剥きを酢の物につけておいたもので、巻いて、食べよく切ったもの。
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何だか、何を食べても、吟味された材料と丁寧な作りが感じられる、安心・安定の料理であった。
親戚からも、褒められて、良かった。
(但し、ちらっと聞いたところによると、若い肉食系男子2名は若干物足りなかったみたい。でも、そういう子は、後でお父さんにハンバーガーでも奢ってもらえばいいと思う)

<続く>
by mw17mw | 2015-11-10 12:24 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)