ためしてガッテン「サンマのお刺身」
2015年 10月 10日
サンマのお刺身って、本当に美味しく、サンマを買うたびに必ず食べている。
私の場合は、サンマを適当に食べよい大きさに切ったものに、大葉の千切りを加えて混ぜ、冷凍してあるすりおろし生姜をお醤油で溶いたもので食べている。(もしくは、生姜も千切りにして、サンマと合わせても大丈夫)
ふと気づいたのだけれど、小さく切ってあるせいか、大葉が混ざっているせいか、酢飯でなくても、白いご飯や玄米半分ご飯でも美味しく食べられる。
(そうそう、例えば、まぐろのお刺身も、白いご飯にちぎった海苔がかかっているなどすると、白いご飯でも美味しいかも)
で、私が思うには、サンマのお刺身を作るとき、一番の問題は、背骨近辺の小骨を取るのが面倒なこと。
ガッテンさんは、この点どうしたかなと思って、このレシピの通りに作ると、小骨を取っていないお刺身が完成する。(笑)
というか、ふつうは中骨とらなくても美味しく食べられるものなのだろうか?と、私が間違っているような気さえしてくる。(笑)
ということで、昨日のサンマの塩焼きレシピは殆どパーフェクトであったが、こちらのお刺身は、50点くらいのレシピに思えた。
作り方としては、
1..サンマを冷凍させておき、氷水の中に袋ごとのサンマを15分浸すやりかたで、半分解凍したものを使う。
(爪が軽く入るくらいまで解凍)

(ただね、サンマ丸ごと一尾入るビニール袋となると、ジップロックの中以上になってしまい、使い捨てだともったいないなとか、また、そのビニール袋がちゃんと浸かるパットというのも結構大きなものであることが面倒。<必ず家庭にあるという感じではないから>)
2.肛門のところから、まっすぐ背骨の方に包丁を入れ、そのまま、包丁を90度頭の方に曲げて、背骨に沿って、えらのところまで、包丁を進ませる。(これは、半分凍っている魚なので、やりやすい)

3,えらのところで包丁を抜き、サンマの頭をボキッと背中の方に折り、そのまま、尻尾の方に剥がれた皮の先端を持って進むと、皮が剥ける。(頭よりも、剥けた皮を持った方がやりやすいかも)

4.背骨から三枚におろす。(背骨に切れ目を入れて、頭側から骨に沿って包丁を入れる。その後、ひっくり返して、骨に沿って包丁を入れる)
ということをやってみたが、別にこのやり方にこだわらなくても良いように思った。
通常の私のやり方だと、わたを取って、三枚におろして、洗って、皮を剥いたり、小骨を取ったりして、出来上がり。
三枚におろしてから、皮を剥いても、大した手間ではないのだ。
良い点は、半冷凍のサンマを使うと扱いが楽なことと、半冷凍の状態でわたを切り取るので、血が周囲に飛び散らないで汚くならないことかな?
通常の作業手順でも、半冷凍のサンマだときれいにできて、やりやすいだろうと思えた。
このガッテンのやり方で、本人としては、背骨に沿って包丁を滑らしているつもりだったが、出来上がってみたら、私は包丁で背骨の真ん中を切り裂いていた。(笑)

そうなると、わたの方に小骨がたくさんついた身が残ってしまっていたので、そこはわたと切り離して、食べることにした。
ガッテンのやり方で行くか、今まで通りのやり方でさばいていくか、まだ、わからない。
本当、皮をむくことより、小骨が簡単に取れることを期待していたが、ガテンでは、この部分スルーしているし、やはり、包丁で身とともに漉き切るか、小骨取りで抜くかしか方法がないみたい。
でもね、サンマのお刺身は、美味しいから、この手間があっても、季節になると、数度食べてしまう。
一番良かったのは、サンマは半分冷凍している状態で裁くのが楽ということがわかったこと。
(なぜ、サンマを24時間以上冷凍してから、お刺身にするかというと、寄生虫の問題なのだそうだ、24時間冷凍すれば、寄生虫が死滅するとのこと)
私は今まで買ってきたサンマを冷凍することもなく、そのままおろしてお刺身にして食べていたけれど、一度もお腹が痛くなったり、お腹に虫がいると言われたこともない(ま、こちらは検査していないけれど)。
多分、アニサキスの問題で、サンマを冷凍させることによって、アニサキスを殺して生で食べろということだと思うので、自分で食べるときは冷凍しないかも知れない、でも、人に食べさせるときは、念のため、冷凍するかな)
今日は、ミョウガが手に入ったので、茗荷を細く切って水にちょっとさらしたものと、大葉の千切りと混ぜて、生姜醤油で温かいご飯食べた、とても美味しかった。


