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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

二度目のなかむら家と珈琲大使館

先週の土曜日、私より10歳くらい年上の同業者の先輩の女性が、一緒にご飯をたべましょうと誘ってくれて、実行してきた。
(その人は数年前にご主人をなくされ、一人暮らしで、私と同じで、一人で商売されている)

その人は、片足を手術したので、杖をついているから、交通の便の良いところにあるお店でないと無理、しかも、味がわかる人だから、美味しいお店が良いのだけれど、高齢だから、口当たりの良いもの少量で十分という条件。

そこで、つい先頃、とても気に入ったなかむら家の夏野菜海老天ぶっかけが良いかなと言う気になった。
そんなに量を食べるわけでもなく、あの野菜のてんぷらを食べるだけで、十分足りそう。
そして、行き方を考えたのだが、そのお友達の家の近くの停留所から南めぐりんに乗れば、30近い停留所さえ我慢できれば、三井記念病院のところまで連れて行ってくれ、そこから、1、2分歩けば、なかむら家なのだ。
帰りは、同じく三井記念病院の停留所から乗れば、4つめがお友達の家の近く。

そして、時間にしたら30分くらいバスに乗ってなかむら家に行ったのだ。

二人でゆっくりご飯と言うことで、ビール、じゃこ天、だし巻き卵を取って、夏野菜海老天ぶっかけができるのを待った。
残念ながら、ビールが若干ぬるかった。(涙)なんだか、一人で切り盛りしているこのお店は、絶対100点が取れないお店。(笑)

こちらがじゃこ天、あぶってから出してくれるので、温かい。
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こちらはだし巻き玉子、出汁まきは不味くはないけれど、あまり上手ではない感じ。(笑)
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で、10分近くして、出てきたのが、夏野菜海老天ぶっかけ。
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いつ見てもこのお店のこのメニューは盛り付けもきれいで、年上の友達が大変喜んでくれた。
一度食べて気に入ったこのメニュー、二度目は野菜が変わっていたらいやだなと思ったけれど、大丈夫、ちゃんとまた香川県の美味しい野菜たちのてんぷらであった。(香川県の野菜たちの画像が食べログに載っていた。)
今回、じゃこ天を食べるときに小皿を出してくれたので、そちらにてんぷらを取り出してみると、全部で9つもあった。
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大きなナス、みょうがにオクラ、ピーマン、しし唐、かぼちゃなどなど。
(食べログの写真の中に、香川県の野菜らしき画像があって、美味しそう)

もう食事の量が減り気味の年頃であるお友達ではあるが、全て美味しいとのことで、全て食べてくれ、気持ちが良かった。
何でも、この先輩には、お嫁に行った娘さんたちがいて、日曜日になると、一人暮らしのお母さんのところに自動車で来て、一緒に、このなかむら家近所のスーパーで買い物をしてくれるそう。
ぜひ、その娘さんをその買い物ついでに、このお店に連れてきてあげたいとのこと。

そして、気のせいか、前回、あまり美味しくなかったと感じた麺つゆも今回は美味しく感じられ、夏野菜海老天ぶっかけは、パーフェクトに美味しかったし、評判が良かった。

最近では、このなかむら家の「夏野菜と海老天ぶっかけ」は、大当たりだと思う。
こんな見るからに、食べるからに、スーパーの野菜ではないとわかる香川県の野菜を取り寄せて、上手な天ぷらに揚げて、食べさせてくれるなんて、このお店しかない、それで、全てで千円は絶対安い。(もし、もっと立地が良いお店だったら、1500円くらいの値段はつけると思う。)
普通の天ぷら屋さんだって、ここまでしてくれるお店はないと思うくらい。

最近新たに開拓したお店の中で、「なかむら家の夏野菜海老天ぶっかけ」が一番の押し。

そこを出て、お茶でもということになり、浅草橋まで行けば、最近いろいろカフェができていると思ったけれど、その方が、三井記念病院の表玄関向かいにある「珈琲大使館」でいいのではとのことで入ってみた。
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そうしたら、広くて、内装が茶色い気で、ドトールが東京の喫茶店を席巻する前に流行ったような珈琲のチェーン店のような感じ。
しかし、広い窓からの日差しが柔らかいし、店内もすっきりしていて、とても落ち着く感じ。
二人で、「アイスクリーム ミニコーヒー付き」(500円)を注文してだべって帰って来た。
そのアイスクリームが昔風のガラスの器に入って出てきて、ミニコーヒーも味が濃い上に、銀色の小さなピッチャーに入れられたミルクがついてきた。
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こんなピッチャーに入っているミルクで出てくるなんて、それだけで感激。
ここのミルクは、植物性ではなく、乳脂肪のミルクなのだと思う。(どういうわけか、私はミルクを使わないで、ブラックで飲んでしまったので、味は試していないのだ。)
何だかね~、植物性のフレッシュがついてこないだけで、感激する時代だもの、変な時代。

アイスクリームも大きいし、ミニコーヒーも立派なコーヒー・立派なミルクで、気に入ってしまった。
家に帰ってから調べたら、「珈琲大使館」というチェーン店の秋葉原支店なのだって。
(家に帰って、このお店を写した画像を見たら「心意気を売る珈琲専門店と書いてあった。何だか、下町っぽい!)
コーヒーだけでいくらだかは見損ねてきたが、植物性のフレッシュを使わない姿勢が気に入り、今後とも利用したいと思った。
by mw17mw | 2015-08-24 23:55 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)