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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

門前仲町界隈−久しぶりの「フルーツカフェ フルータス」

江東区の無料バスの中は暖かだったので、知らず知らず眠ってしまった。
そのうち、バスが止まり、下りる人が見えた、どうもそこが門前仲町とのことで、慌てて下りた。

門仲では、定番の近為でお茶漬けでもと話が決まっていたのだが、門仲と言ったら、フルータス
私自身、数年フルータスに来ていないし、まだあるかしら?という興味と、従姉たちが次回門仲に来た時に行けるように、場所を教えた方が今後の役に立つだろうということで、近為に行く前に、永代通りを歩いて、フルータスがあった方に行ってみたら、見事、まだ、あったのだ!(こんな書き方をすると、ファンが聞いたら、怒るかもね)

で、このお店は、カウンター3席、お店入り口の狭いスペースに2人席と3人席の8人しか入れないのだ。
私たちが見たとき、ちょうど、待っている人もいないし、中の3人席が空いていたのが見え、従姉たちも、このお店でサンドイッチでも食べようかと言ってくれたので、入った。
(でもね、私たちが食べていると、外で待つ人が増えて行ったし、こんなに簡単に入ることができたのは本当にラッキーだったと後から感じた。)

とにかく八人しか入れない小さなお店だし、マスコミにも出ないから、本当に知る人ぞ知るお店。
私は、数年前、B食で知り合ったケイトさんに連れて来てもらったのだ。
(一度目は、この記事、二度目は、こちら)

で、メニューを見て、コーヒー紅茶の他、下の3つを取って分け合って食べることにした。

出来上がるのを待っている間、お店の小さな厨房上に貼ってある鏡に映るシェフの作業を3人で見ていた。

こういうサンドイッチ類だけだと少ないかと予想したが、とても満足のいく水準のおいしさだったせいか、食べ終わった後、そんな不満を感じなかったのは、不思議。
これはフルーツサンド。
ここのフルーツサンドは、本当に文句なしに、全てが美味しい。
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アボカドサンドと書いてあったものを取ってみたら、アボカドとハムが具で、プレスされて焼かれて出てきた。
これも味がピタっと決まっていて文句はないのだけれど、ピタっと決まり過ぎて、やや個性に欠けているかも。
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これは、フルーツワッフル。
自家製の焼きたてのワッフルも美味しかったし、果物も最高。
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このお店の名物は何?と聞かれて、フルーツサンドと、2千いくらのその時々の旬な果物のパフェと答えた。(たぶん正しい)

本当にどれを食べても最高の出来で、三人で来たから、3種類食べられて、とても満足だったのだけれど、若干の神様のいたずら的出来事が起きてしまった。

従姉が2杯目の紅茶を注ごうとしたとき、反対側にいた私が、カップの側面に短い毛がはりついているのを発見。
だったら、1杯目のときはどうなの?というと、全然見ていなかったのでわからない。
お店の人に言おうか相談したけれど、最初に発見していたら、お店のせいだけれど、この段階で見つかった髪の毛というのは、お店のせいとは言い切れないし、「このお店に限って有り得ない!」と思えるから、黙っていることにした。

何だかな、神様は、東京のマラソン見物の帰りに、無料バスを発見させて、しかも座らせてくれたり、フルータスに全然待たないで入ることができたり、とても親切だったけれど、やはり、「世の中、そんなに甘くないよ」とか、「神様はそんな親切ばかりしないし、完璧な存在ではないからね」ということを教えたく、髪の毛を落としていったのだろうか?

(家に帰ってから食べログを見たら、全国でも、一位のフルーツパーラーはフクナガで、二位が0.01の差でフルータスのよう)

ま、そのことがちょっと引っかかるけれど、美味しく遅い昼食を食べた後、門仲の深川不動尊の参道に行ってみることにした。
そうしたら、本当に短い参道だったけれど、深川伊勢屋さんとか、近為さん、その近所の色々なお店、結構楽しめた。

そして、ここで分かれて、従姉たちは東西線に乗って、私はバスに乗って帰ることにした、とても楽しい一日であった。

前日、天気予報は「朝から雨」だったのに、結局、雨は一滴も降らず、従姉たちと色々なことをお話しながら、一日歩き回り、私は持って歩いていた傘を忘れずに帰ることができた。

マラソンを走られたランナーたちも、ずっと一日中曇り空で、日差しが照って暑いこともなく、マラソンに最適な気候だったのではないかと思う。

思いもかけずに、従姉たちと一緒にマラソンを見物できて、小旅行をしたように楽しかった。
by mw17mw | 2015-02-28 21:04 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)