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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

今年のお正月料理−良かったもの おせち料理セット

佐竹通り商店街の宇治屋さんというお茶屋さんに、3千円のおせち料理セットを頼んでみた。
内容の一覧表はもらったものの、量は、夫婦二人で1回ちょっとくらいの量との情報しかなく、どんなものかなとちょっと不安であった。

31日に取りに行ったら、下記画像で、本格的。
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結果、とても家庭的な手作りの優しい味で、私の期待を裏切らずに美味しかった。
但し、ワンセットを二人で分けて食べるとしたら、余程仲が良いか、息の合った夫婦でないと、このお重を分けながら食べるのは難しいかもと思った。
というのは、内容は、画像の通りで、たくさんの種類のお料理が詰め込まれているのだけれど、一品ひとしなの量が少なく、どう考えても、一品が一人前なのだ。
今年のお正月料理−良かったもの おせち料理セット_d0063149_09350730.jpg

だから、鶏のつくね団子は1串に2つだけれど、それ以外は、同じ料理を二人で分け合うのが難しそう。
私からすると、そういう欠点は感じるが、宇治屋さんの話では毎年必ず注文してくれるご夫婦も多いらしいし、問題ないのかも知れない。

私は、一人で、1回半で殆ど食べてしまい、私の場合、この量だったら、一人分だなと思った。(笑)
それにしても、31日の昼間に受け取って、皆、元日まで食べるのを我慢できるのかな?
私はできずに、31日の夕飯から食べてしまった、他に食べるものを余り用意していなかったこともあるけれど...。
(元日は、他に、お刺身とかサラダとか、栗きんとんと一緒に食べた)

また、今まで、我が家では市販のおせち料理を単品で購入してくることが多かったので、たいていのものは、1種類一品ではなく、例えば、昆布巻きでも、一人ひとつではなく、何個か食べられたのに、今回、「美味しい!」と思っても、お代わりできないのはちょっと淋しいけれど、一人で食べる分には種類が多いから、ま~、我慢できる。

野菜の煮物、豆の煮た物、すべて優しい味で美味しかった。
大きな海老の茹でたものがついてきたけれど、新鮮なものらしく、頭のところの殻は捨てた物の、その他の殻はすべて食べることができた。

難を言ったら、鶏のつくね団子と、鶏肉の野菜巻きの味が薄過ぎて、印象がなかったことくらい。

以前、友人の友人の会社が、秋におせちを作って、年末に解凍して売っているものをくれたものを食べたことがあるが、やはり、そういうものとは味が全然違って、とても美味しかった、満足。

お重3千円で限定30個と言ったから、材料費を含んで9万円くらいの商売。
そのうち、材料費がどのくらいかわからないけれど、プラスチックのお重とか、飾り、可愛い熨斗紙・風呂敷風の包み紙とか、そういうものも買わなくてはいけないわけで、大して儲からないかも知れない。
それなのに、これだけのものを31日に間に合うように全て手作りするとしたら、どのくらいの時間がかかるだろう。
その割には儲かるわけではない商売に思えて、頭が下がってしまう。

これだけ、家庭的な、安心できる味のおせち料理を作ってもらえて、幸せ。
by mw17mw | 2015-01-04 07:46 | 食材・食材のお店 | Comments(0)