Myにゃんこ物語 35−脳内セルフイメージ
2014年 12月 02日
うちのコーちゃんは、いつの頃からか、おやつをもらうようになって、今や、1日4回はもらっている。
そのうち二回は、ちゃんと餌場である高さ40㎝の椅子の上で食べているが、(これは腰が治って、立ったり座ったりに不自由がなくなった11月から)午前8時頃のおやつと、午後1時くらいのおやつは、ベッド下の猫小屋のすぐ前にエサ皿を置いてあげて、寝床から顔だけ出して食べるようになってしまった。
私が思うには、これは、昨年まで野良だった彼女にとっては、「こんな世界が世の中にあったのか!」と思うような素晴らしい習慣ではないかと思う。
そんな時、つい先日まで、ハーゲンダッツのCMで、金髪のすごくきれいなセレブの女性が、パーティ用のドレスに宝石ジャラジャラのネックレス姿で、ベッドかソファに、物憂げに横たわっていると、すっと現れるのがハーゲンダッツを乗せたスプーンで、そのアイスを舐めた美女は、嬉しそうな顔をする。
あのコマーシャルを見る度に、うちのコーちゃんが、自分の猫小屋から顔だけ出して餌を食べているときの、彼女の脳内セルフイメージは、あのきれいなセレブリティなのじゃないかといつも思っていた。
だって、それは、野良の時代には、想像もできなかったくらいの幸せで贅沢なシチュエーションではないかと思うのだ。(ま、本当に規模が小さい話で申し訳ないが、ただ単に住処がなかった猫が、狭い家に拾われてきて、たった一つ感じる「贅沢」なのかも知れないけれど。)
この猫小屋の前でおやつを食べさせるのは昼間のせいもあり、食べたら、うとうとし出して、安心しきった表情と態勢で深い眠りについてしまうのが常、それが、「私の部屋で安心し切って眠ってしまう」のはこの子しかいないから、とても可愛い)。
ま、その幸せに免じて、私以外の生き物とは会えない環境に甘んじてくれないかしらね?
<おまけ>ベッド下から、「早く餌を運んで、消えて」と出てきているコーちゃん。
あ、そういえば、先日まで、コーちゃんのおやつは、ねこまんまの「無一物」という添加物なしのレトルトパックだったのだ。
最初の頃、コーちゃんは、本当にこれが好物で、食いっぷりが違っていた。
しかし、最近、好物は好物なのだけれど、初期の頃のような執着心を感じなくなったので、「もしかして?」と、無一物と同量のたまの何とかファミリー缶という、国産のまぐろはまぐろなのだけれど、安く売られているものと混ぜて食べさせてみたら、彼女は何の抵抗もなく、無一物100%でなくても、美味しそうに食べることを発見。
無一物は、コーちゃんの餌の中では高価な方だったので、そのことで、とても助かった。(笑)
お久しぶりです、イトーユキさんとその愛猫は、お元気でしょうか?
うちのコーちゃんは、以前より目つきが野良っぽくなくなりましたが、それでも、時々、イライラすると、何だか怖い戦前のお姑さんのようが、嫁をいびるように私を睨み付け、前足でバシンとやってきます。(涙)
いつも「コーちゃんは、頭が良いし、顔も良い、悪いのは性格だけ」と言いながら、可愛がっています。(笑)
猫屋台のご紹介ありがとうございます。
これ、以前気づきまして読みまして、猫屋台に出てくる猫と同じ猫が家の前にいたので、ハルノさんちだとわかりました。
私が思うに、年老いた両親二人を見送ったから、ハルノさんが今までの生活を整理したり、今後どうやって生きていきたいかをじっくり考えるにあたり、いったん、家を改築を色々考え、実行する必要があったのだと思います。
本当、そのまま、一般人にも開放してくれたら、どんなに良いかとは思いますが、無理はしないで欲しいです。
彼女は今漫画家も休んでいるみたいだし、何して暮らしているのでしょうかね?(猫おばさん専業なのかな?)
家の中だけで飼う猫は、どうしても太ってしまうのでしょうか?
うちの子は、顔が太ってくると餌を減らしていますが、何だか、お腹はいつでもぷっくりしています。
猫のアスレチックとか、ジムがあったら、通わせたい。(笑)
本当に、ハルノさんの猫屋台、実現したら良いですよね。