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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

柳橋界隈−「鳥さき」でランチ

私の腰はだいぶ良くなって、i痛みは、九割方治った気がしている。
機能的には、まだ、前屈というのだろうか、前かがみというのだろうか、洗面台に上半身を屈めて顔を近づけるような動きや、掃除のとき、ちりとりにごみを入れようとする動きが辛い。
その他、やはり、重たいものを持とうという気にならないのと、自転車は乗れるのだが、ゆっくりしかペダルを踏めないし、遠くまで行く気が起きない。
また、運動機能には関係ないけれど、多少食欲がないし、何においても今ひとつ積極性が起きないが、それでも、少しずつ毎日良くなっている気がしている。
また、理学療法も先週末から、毎日はやめて、1日置きにした。

そんな状態なのだが、お医者さんに聞いたら、卓球をしても良いと言われたので、テープを張って、ベルトをして、通常の7~8割の動きで頑張っている。

本当に腰が悪いと、掃除をする気もご飯をする気も起きなかったのだが、このところ、少し掃除をする気になったし、今日は、栗を剥くために、一時間以上台所に立つことができた。

もっと台所に立てる時間が長くなったら、自然に生活に積極性が出てくるのかな~?
(最初の頃は、ベッドから這い出して立ち上がるのに、一時間かかっていたことを考えると、今は極楽)

ということで、土日は、自分で作る気も起きず、遠くまでご飯を食べに行く気にもならず、近所で済ませたのだが、なんだか、最近、近所に興味のあるお店が最近見当たらないのが、残念。

ということで、土曜日のお昼に自転車に乗って、どこかにおいしいものないかな~と思いながら、浅草橋方面に向かう。
気分は、「孤独のグルメ」で、自分の食欲を満たすために、一人でわがままになる気分。
最初、なかやといううなぎ屋さんで、千円の一番安い、本当に小さなウナギのかば焼きが乗っている丼しか食べたことがなかったので、まともなうなぎを食べてみようかなと思い、お店の前で値段表を見たら、並が1700円だった。

その手前に、寿し政という食べログで点数の高いお寿司屋さんのランチメニューが路上にあったので、それも見てみると、ランチは1050円、ま、手ごろではあるけれど、確か、このお寿司屋さんの食べログの点数は、昼間からランチサービス以外のお寿司について評価したもののように記憶していて、パス。(お寿司なら、高くてまともなものを食べるか、回転すしが良いと思ったのだ。)

そうこうしているうちに、江戸通りを渡り、柳橋地域に入ったので、ベルモントホテルの中のレストラン柳風のしたどんグランプリ作品を食べようかな~、でも、一人で、ちょっとご飯が食べたいだけで、そんなに食欲があるわけでもないのに、2千円は高いなと思ってしまった、こんなにお金使うのなら、以前から行こうと決めていた人形町のそよいちに行ってしまおうか、でも、その元気もないなと思っていたところ、向かい側位に「焼き鳥 鳥さき」というお店が営業しているのが目に入った。
柳橋界隈−「鳥さき」でランチ_d0063149_13153961.jpg


で、ランチの焼き鳥定食が750円で、手ごろだったし、釜飯の容器も飾ってあり、焼き鳥と釜めしが売り物の昭和テイストの居酒屋さん風だったので、入ってみることにした。
柳橋界隈−「鳥さき」でランチ_d0063149_13153994.jpg


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中に入ったら、奥に深くて、カウンター4席の他、6人テーブル1つに4人テーブル2つくらい、細長いカウンターの中で、大将という感じの人にお運びの女性が一人という感じ。(ご夫婦かどうかは不明)

お店は、2時近かったけれど、結構半分くらい埋まっていたし、私の後にも常連さんらしきお客さんが入ってきて、なんだか、近隣の人に愛されている感じのお店であった。

私は、サンマの刺身に焼き鳥2本の定食を注文してみた。(通常のメニューの釜飯は、同じ値段で小鉢等がつくとのことであったが、釜飯は20分かかりますと言われて諦めた。)

で、10分くらいして、出てきたのが、下記画像。
柳橋界隈−「鳥さき」でランチ_d0063149_13154186.jpg


面白いのは、表には、「ライス」と書いてあるご飯が、釜飯用のお釜で炊かれたものだったこと。
お釜の蓋を開けると、ふわっと炊き立てのお米の香りと熱い湯気、それだけで幸せな感じ。
これはとても良いのだけれど、普通サイズのお茶碗で、2杯半もあったので、その点は、参ったが、結局もったいなくてすべて食べてしまった。(笑)
ご飯は余り粘り気のないタイプで、固めの炊き上がり、最高ではないけれど、問題ない美味しさ。
サンマも焼き鳥もごく普通に美味しかった。
小鉢などは、山菜ミックス、きゅうりのQちゃんみたいな漬物、レンコンの煮たものと3種類も出てきたが、レンコン以外は市販品かも知れない。
でも、それでも、この3種類つくという気遣いが嬉しい。

なんだか、できるだけ手作りを心得ながら、雰囲気がとても温かい居酒屋さんであった。

このお店の前の、黒塀が立派な伝丸さんも、この日は営業していなかったけれど、玄関の硝子戸の後ろにのれんがかかっていて、まだ、営業していることがわかったし、この鳥さきさんをまっすぐガードの方に進むと、百万石というとんかつ屋さんがあって、結構楽しそうな地域。
やはり、昔花街であった名残があるのか、柳橋の路地裏にちょこちょこと存在する飲食店は、皆、なんとなく、昭和チックで、情緒と人情がありそうな雰囲気。

その他、玉椿も行きたいと思っていながら行っていないとか、中華料理屋も結構あるのに、なんだか、江戸通りを渡るのが面倒だ。(笑)
Commented by なご壱 at 2014-10-04 05:57 x
柳橋の百万石は、月に1,2回行っています。年配のご夫婦お二人で切り盛りしています。大将が中学生の頃の昭和20年代に先代が開店したそうです。とんかつも美味しいですが、私は、大きな釜で炊くごはんが好きです。それから大きな灯篭のある中庭も見事です。一度行かれることをお薦めします。

Commented by marin-ba at 2014-10-04 12:15 x
> なご壱さん
百万石、行ってみたくなりました。
が、土日祝日がお休みとのこと、そうなると行きにくいのですが、近々、平日に行ってみますね。

by mw17mw | 2014-09-29 17:47 | 飲食店・菓子店 | Comments(2)