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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

山梨日帰りツアー 1/5 「はじめてのさくらんぼ狩り」

もう1か月前になってしまったけれど、6月の最終日曜日、知り合いの誘いで、日帰りバスツアーに参加してみた。

家の近所をバスで7時半に出発し、勝沼でさくらんぼ狩り→根津記念館→石和の旅館でお昼ご飯・足湯→なんたらいうキムチ工場見学→野菜狩り体験→リニアモーターカー館見学→東京に戻って17時30分到着予定

行き帰りの高速道路の話なぞはまた別にするとして、雨の東京を出発したのだが、東京を離れたころから、天気は快晴になった。

で、勝沼で高速道路を降りて、一路、さくらんぼ農家に向かう。
道々、景色を見ていると、ここらへんは、もちろん、ぶどうと桃の産地として昔から有名だったが、最近はさくらんぼも作っていることがわかる。
ただ、山梨のさくらんぼって、東京のスーパーでは余り見ないし、きっと、県内消費と、東京から近い地の利を生かして、観光さくらんぼ狩り専門程度の収穫量ではと思った。
山梨日帰りツアー 1/5 「はじめてのさくらんぼ狩り」_d0063149_12263637.jpg

さくらんぼは、もちろん桜の木になるのだが、さくらんぼ畑というのだろうか、桜が植わっている地域は高い網で囲われていたが、なんでも、できたさくらんぼを鳥に取られないようにするためだそうだ。
山梨日帰りツアー 1/5 「はじめてのさくらんぼ狩り」_d0063149_12263732.jpg


そして、この畑のネットの中に入り、手が届くところのさくらんぼを自分で取って、その場で食べ、持ち帰りは禁止。
(種はペッペと畑にまき散らして良いとのことであった。)
山梨日帰りツアー 1/5 「はじめてのさくらんぼ狩り」_d0063149_12263800.jpg

洗いもしないさくらんぼ、食べて大丈夫かしら?せめて、農薬のことは聞かねばと思って聞いたら、虫の害があるので、農薬は使わないとは言えない、使うけれど、お客さんの口に入らないように、最後に使ったのは、この畑のさくらんぼがまだ緑のうちで、もうついていないはずとのこと。
なんでも、私たちが今年のさくらんぼ狩りの最終の団体客とのことで、私たちが帰り次第、虫を除くため、農薬を撒くと言っていたっけ。

そして、さくらんぼの木は色々な高さがあって、手が届く範囲は自分たちでもぎ取り、高いところは、農家の人が梯子をかけて、枝を下げてくれたり、取ってくれたりした。

実は、私は、苺狩りにも、さくらんぼ狩りにも行ったことがなく、これが初めて。(幼い時、梨もぎは遠足で行ったような記憶がある)
イチゴ狩りも、温室の中で、ミルクを片手にその場で食べなくてはならないけれど、何せ温室だから暑くて、長居できないし、美味しくないと聞いていた。
確かに、果物は、常温より冷やしたほうが美味しいのに、畑で食べて美味しいの?と疑問であったが、実際にやってみたら、さくらんぼ畑は、温室ではなく、ただの常温だから、結構食べられた。

何でも、その農家のおばさんが、「このさくらんぼ狩りは、一人2千円だから、500g500円として、50粒くらい食べなくては、値段負けする」というので、一生懸命50粒くらい食べたのだ。
(でも、東京に帰って、スーパーを覗くと、500g380円が相場みたいな感じ。<笑>)

同じ畑でも、木によって、さくらんぼの熟し加減も違うし、品種的にも、私たちが行った6月末は、もう気温が高いので、佐藤錦なぞは、その畑ではもうならず、畑より、涼しい山の高いところに植えてある木でなくては採れないとのこと。
ということで、私達が食べたさくらんぼは、佐藤錦ではなく、違う品種であった。(名前、忘れてしまった)

ということで、お土産用のさくらんぼも確か500g500円で売られていたけれど、それらは、山の高いところに植えてある佐藤錦なのだそうだ。

ま、初めてのさくらんぼ狩りというのは、ちょうど今が食べ頃という木にあたったら、相当美味しいけれど、当たらない場合も多いかな、ま、情緒を味わうお遊びだよねと思った。
by mw17mw | 2014-07-29 15:27 | 東京以外の遠出・温泉 | Comments(0)