合羽橋界隈−「トンテキ 元気」で「黒トンバーグランチ」
2014年 06月 20日
ここは、国際通りから合羽橋本通りを入って結構すぐのところにあり、以前は、豚八という24時間営業のとんかつ屋があったビル。
豚八さんが商売をやめて、ずっと空きビルだったが、この「トンテキ 元気」さんが入ったのは、2年くらい前だったか?
(豚八さんは、結構評判が良かったらしいが、私としては、一度入ったら、お味噌汁が化学調味料だらけだったので、その後二度と行かなかったし、自分の合羽橋の地図にも載せなかった。その「化学調味料を使っている」イメージが強かったので、この豚八さんとは無関係のトンテキ元気さんになっても、行く気が中々起きなかった。)
この「トンテキ 元気」さんは、もともと、西浅草の言問い通りに近いほうの路地裏で同じお店をやっていたみたいで、今は営業していないが、西浅草の北側、台東区中央図書館を東に行ったほうに「トンテキ元気」の看板と「移転しました」という張り紙のある寂れたビルがある。
で、先日、合羽橋本通りのお店に、日曜日に行ったら、「平日、消費税サービス」と言われたので、土曜日は平日に入らないということを確認した上で、本日行ってみたのだ。
ランチのメニューの中で、食べるとしたら、このお店の名前になっているトンテキかな?と思ったけれど、黒トンハンバーグの方が950円で、トンテキ1200円より安いし、初めてのお店で試すなら、安い方が無難と思い、ハンバーグにしてみた。
そうしたら、出てきた料理は結構まともで良かった。
豚肉に力を入れているだけあって、豚肉の品質や火の入れ方とかまったく問題がない。
ちょっと問題だと思ったのは、ご飯の品質が二流という感じであったことくらいかな?
最初に、スープとサラダがすぐに出て来た。
こういうものは、お店によってはおざなりでいい加減で不味い場合も多いのだが、このお店のこの二つはちゃんと美味しいもので、残さず食べてしまった。
その次に、お料理とご飯がすぐに出てくれば良いのだが、何だか、桜島溶岩プレート天板で焼くせいなのだろうか、相当、時間がかかった。
本当に出てきたら、その姿は「桜島の爆発のような湯気とジュウっという音とも」にであり、とってもふっくらした、高さのある豚のひき肉のハンバーグ、箸で切ると、じゅわっと肉汁が出てくるし、食べても中が柔らかくとても美味しかった。
そして、全然冷めなくて美味しかった。
付け合わせは、細いもやしのみだけれど、大きな不満はなし、とにかく、お肉が美味しかった。
(と一旦はまとめたが、やはり、焼くのに相当時間がかかるのが欠点。実は、今回私がお店に入ったのが1時半頃だったからか、お客は0で私一人だったのに、料理が出てくるこの遅さ。混んでいたらどうなるのだろう?というところがちょっと疑問)
この黒トンハンバーグを選ぶとき、メニューに「4つからお選びください」と「プレーン・おろし・目玉焼き・チーズ」と書いてあって、どれにしますか?と言われたので、なんとなく「おろしと目玉焼き」と言ってしまったのだ。
そうしたら、本来は、一つだけらしいが、今回、初めてだったからか、いいですよと両方つけてくれた。(良い子の皆さんは真似しないでね。そうは言ってもメニューに「下記の中から一つお選びください:」と書いてあればいいのに、「4つからお選びください」だもの、私みたいなおっちょこちょいな人が出てきても仕方ない(ということはないかな?))
で、そのいつまでも冷めない豚肉のハンバーグは、ほとんど、ポン酢で和えられた大根おろしで食べた他、テーブルに、ハンバーグやトンテキ用のソースがあったので、それをちょっとかけて食べた。
ま、お肉は間違いなくおいしいのだけれど、ご飯の質がね~、もう1ランク上のものにしてくれたら、もっと美味しいのにね~という気分であった。(でも、ご飯のグレードをあげると、たぶん、値段も上がるのかも)
それと食べ終わってお店を出た時点で、やはり、化学調味料を感じたが、たぶん、料理そのものではなくて、ポン酢とか、ハンバーグ用ソースの中にちょっと使われている感じ。
ま、このくらいなら、耐えられるという程度。(もし、いやなら、おろしを頼まなければ良いのだから)
こんな感じだったら、今度は、トンテキを食べてみようと思えた。
あ、そういえば、お店の中に大きな黒板があって、そこの絵が上手だったので、ご紹介。
こういう絵、描ける人がいるのだ。