数日前、Windows8.1に移行したら、エキサイトブログがGoogle Chromeで全く使えなくなり、悪戦苦闘していたのに、昨晩、何気なくGoogleで開いてみたら、ごく普通に使えたのだ、不思議!
でも、考えるところあって、近々、エキサイトブログから他のブログに移ろうと考えている。
---本題です---
今週の水曜だったか木曜だったかの夜、弟が、突然、青梅をくれたのだ。
何でも、職場に生る梅で、今年から引き取り手がないので、もらってきたとのこと。
触ってみると、すごく実もなり(?)というのか、枝についていた跡みたいな部分も硬くて、絶対梅干しには向かないタイプということだけはよくわかる。(重さは、1080gあった。)
私は梅に詳しくないので、どうしようかと思ったが、以前から、お菓子のように、甘く煮て、冷たく冷やして食べる煮梅がうまくできたらよいな~と思っていたので、それを作ってみた。
(梅シロップもおいしそうだけれど、実を捨てることになって勿体ないと思ってしまった。)
とりあえず、その晩は、お水に浸けて、なりを取ろうとしたけれど、硬くてなかなか取れなかったので、一晩浸けておいた。
その間に、本でレシピを探したら「うちの保存食」というレシピ本に作り方が載っていたから、それを参考に作ることにした。
その晩はもう遅かったので、次の日の朝、まずは、一つの梅に10~20か所くらい、竹串で穴を開けろと書いてあり、そんな面倒くさいことできないと、4本歯のフォークでグザグザ傷をつけ、お水に戻した。
なりも少しは取れやすくなったしで、だいたいなりも取って、一粒ずつフォークで何か所か傷をつけて、夜までお水に浸けておいた。
そして、それを3~4回、お水から茹でて、熱くなってから30分ずつ茹でていくのだ。
沸騰させることは厳禁なようで、とにかくことこともさせないような熱さ加減で茹でてみた。
そして、取り出すときも。静かに静かに乱暴なことは厳禁で、手が入るくらい冷めたら、一粒ずつ手でお水の入った他の鍋に移すとある。
う~ん、茹でた青梅が柔らかいので、崩さないためかなと思いながら、でも、短気で乱暴者の私にはそんなことはできなくて、お湯をあらかた捨てたところに手を入れて、数粒ずつ、残ったお湯を利用しながら、すくい出した。
夜に二回、この作業をし、三回目茹でたところで、朝までそのままにしておいた。
でも、この作業三回で、三、四個、完全に煮崩れたし、若干煮崩れた青梅は数知れず、半分くらいは皮が剥けている。(涙)
ま、いいか、初めてだし、誰かにあげるわけでもないから、おいしければ良いと開き直った。
また、一粒食べてみたが、アクも抜けている感じがしたから、茹でこぼしは出来上がりと判断。
そのあと、煮汁400ccに、上白糖1カップに、水飴200㏄を入れて煮溶かし、そこに青梅を入れて20分煮たら出来上がりらしい。
上白糖1カップ(200㏄)は、粉だから計りやすいけれど、水飴は計量カップに一旦入れれば200ccを計ることは可能だけれど、それをまた鍋に移した場合、計量カップの側面に沢山水飴が残ってしまいそうな感じがした。
だから、女子栄養大学の本で、確認すると、水飴とはちみつは、200cc=290gとあったので、秤で計って入れることにした。(ついでに上白糖も110gらしい)
(というところで、この記事を書くので、再度、女子栄養大学の本を確認したら、水飴1カップ=290g、上白糖110gというのは、2000年発行の本に書いてあり、2001年、2003年の本には、水飴=280g 上白糖=130gだって。今は2014年だから、今はもっと数値が変わっているかも)
ちょうど水飴は、以前容器に凝った時、自分で買ったものと、まrさんが持ってきてくださったものがあったので、十分足りた。
(右の画像のような容器なのだが、実際に使ってみると、ほんのちょっと使うときにはこの容器が役に立つが、このように200㏄とか言われると、中の内ぶたを取って、ががっと流し込んでしまう。
でも、だったら、この容器は不要かというとそんなことはなく、半分くらい余ったのだけれど、やはり、この容器に入っていた方が、今後もこまめに使おうという気になる。)
で、20分、沸騰させないし、コトコトしないように、甘く煮た後、一粒食べたら、「何これ! 苦いじゃない」という味でがっかり。
やはり、4回茹でこぼすべきだったかなと思ったのだけれど、面倒なので放っておいた。
そして、冷めて、冷蔵庫に入れておいたら、なぜか苦みが抜けて美味しくなっていて、ホッ!
この分量の砂糖や水飴だと、甘く甘くならずに仕上がった。
今回、突然、青梅が来たので、慌てて本を見て、「作れそうだ」と思って作ってしまった。
それでも、十分おいしかったけれど、今、「煮梅」とか「煮梅 作り方」で検索してみたら、炊飯器で作る作り方とか、辰巳芳子さんの煮梅が出てきた。(確かに、炊飯器で煮たほうが皮が破れないかもしれない)
できた煮梅は半分弟家に渡して、残りは、私の冷蔵庫に入れておいて、時々つまんで食べているが、結構おいしくてやめられない(笑)し、残ったシロップは飲み物にも使えそう。
全部なくなったら、再度作るか、少なくとも、来年も作ろうと思う。
ということで、今回はレシピの紹介ではなく、「はじめて作ってみた!」みたいな発表。
うまく作れるようになりたい。