その教会のところを右に曲がると、すぐに行列が見えて、「あの行列が
かえる食堂だったら嫌だな」と思ったけれど、そこは、「
麺舗十六」という人気のラーメン屋さんであった。
そのラーメン屋の隣の隣がかえる食堂、でも、行列は0ではなく、4人並んでいた。
何となく、手作り感溢れる好感の持てる外装。
その日のカレーに使われている野菜が黒板に書いた黒板が出ていて、野菜にこだわりがあるお店かも。
(結構、干し大根が使われているみたい。)
15分くらいして、中に入れたが、カウンターのみ7席のお店で、カウンターの中には中年初期という感じのご夫婦らしい男女1名ずつ。
飾ってあるかえるの置物やフライパンの底の絵が可愛らしい。
何にしてよいかわからないので、とりあえず、ミックスカレーに決めたのだが、私の前に入った若いカップルが先に「ミックスカレー、二人とも大盛り」と注文したのだ。
思わず、お店の人に「大盛りにした方が良いですか?」と聞いてしまった。(笑)
そうしたら、「女性は、普通で、140gです。もし、少なかったら、後から追加も可能ですよ」と教えてくれたので、安心して、普通盛りにしてみた。
で、程なくカレーが出てきて、お店の人から、「半分くらい食べ終わったら、レモンを絞ってください。味が変わってそれはそれで美味しいです」と言うようなことがアドバイスされた。
食べた感想を一口で言うと、「日本人がアレンジしたスパイシーで美味しいインドカレー」という感じ?
(ご飯は、確か、ジャポニカ米だったと思う)
スープの中にも細かい野菜が煮込んであるのもわかったし、具材は、軟骨まで柔らかくなった、最初に焼いてから煮込んだウィング2本と、ごぼう・さつまいも・じゃがいもなどの野菜各種。
(はじめ、紙のおしぼりが出され、何に使うのかなと思ったが、それは、軟骨までかじるため、ウィングを手で持つと、絶対手が汚れるからとわかった。)
途中、半分くらいのところで、レモンを入れたら、またそれはそれなりに美味しい味となった。
(レモンを入れると入れないとどちらが好きということはない。途中でレモンを入れると、味が変わって飽きないという効果がある感じ?)
とても、美味しく食べたのだが、やはり、ご飯に比して、スープが多めで、私にとってちょうど良いカレースープとご飯の割合で食べていくと、どうしても、カレーが残ってしまうことがわかってきたので、追加で、「女性の普通盛りの半分(70g)」をお願いした。
で、無事、きれいに何も残さず、食べ終わった。
ごちそうさまでした、丁寧に作ったカレーで気に入った。
お勘定の時、「800円」と言われ、「大盛りにしたから、大盛り料金は?」と聞いたら、このお店は、ご飯の量は関係なく一律同じ値段とのこと。
駅から遠いのが欠点だけれど、池袋にも探せば、こういう手作り感・丁寧感を大切にした飲食店があるのだなと実感しながら、帰ってきた。(ま、大桃豆腐さんもあるから、本当に飛び飛びにこういうお店があるのが、池袋かも)
メニューにはシフォンケーキやコーヒー・紅茶もあったけれど、土曜日の行列ができている時ではやはり無理そう。
平日に行けば、ゆっくり余韻を楽しめるかも。(表で並んでいる時、近所の親子連れらしい人たちが「おじさん、今日は大忙しだ」と言っていたから、普段はそうでもないかも)