ボワブローニュのパン&未来世紀ジパングを見た話
2013年 10月 24日
「赤ワインに合う」と思って購入したのだが、近隣の他のパン屋のチーズやベーコンを使ったパンを時々買ってみるのだが、やはり、どのパンより「ワインに合う」という意味ではボワブローニュのパンが秀逸な気がしている。(また、パン自体の仕上がり具合が柔らか過ぎず、硬過ぎず、秀逸。パン屋によっては、「冷凍?」と思うような柔らかいパンも結構多い)
それで、ボワブローニュに良くパンを買いに行くようになってしまい、そのついでに、ぱっと目についた「ピザパン」を買ってみたのだが、これも美味しく、癖になっている。
パン生地が、食パンなどの生地ではなく、そのものではないかも知れないが、ブリオッシュ系の甘みの強いパン生地なのだ。
その甘さと、チーズやトマトの酸味や味がぴったり合って、確かにパイ生地のピザや、食パンの美味しさを生かしたピザトーストも美味しいけれど、甘いパン生地の上にピザの具を乗せたパンも絶対美味しいと思った。
それと不思議なのは、沢山のトマトや玉ねぎがそのままパン生地の上に乗せられて焼かれているのに、野菜の水分がパン生地に殆ど浸み込んでいないのは、パン生地の上にチーズみたいなものを敷いて、その上にトマトを乗せているからであろうか。
ボワブローニュ 銀座線田原町駅近く(浅草通り 赤札堂隣)
ボワブローニュ 浅草橋5丁目店(清洲橋通り ライフ向い)
(浅草橋5丁目は工場併設で、パンが出来上がると、田原町に届ける。田原町店は販売のみではあるが、でも夜遅くまで営業しているので便利。)
そう言えば、昨晩の「未来世紀ジパング」という番組の「世界で存在感を示す 日本の美味しいパン!」を録画しておいて、見たのだが、面白かった。
内容は以下の3つ。
1.カナダのバンクーバーで、日本人が日本のお総菜パンを作って売っているが、大変好評だという話(おまけにニューヨークに支店を出すらしい)
2.アメリカでは、以前は、高級品で中々買えなかったクロワッサンが、現在、クロワッサンの大衆化が進み、どこでも安価で食べられるようになったのだそうだ。
それは、実は、日本のレオン自動機という会社が、クロワッサン製造の機械化に成功し、アメリカに工場を作り、大量に機械で冷凍クロワッサンを作って販売しているからという話。(この功績で、レオン自動機の林虎彦名誉会長が米国製パン協会から表彰・製パン博物館殿堂入り(アメリカ人以外では2人目)したとのこと。)
3.日本の食パンも近々海外で受ける予定という話
(NYで日本人向け惣菜を売る店で日本の食パンを置いたところ、現在、日本人以外にも人気が出てきているとのこと。アメリカは健康志向で茶色いパンが好まれ、白いパンには手が伸びにくい。しかし、実際に食べてもらうと「美味しい」という評価)
パン、日本生まれではないけれど、日本に入って来て、他の国にはない独特な進化を遂げていて、現在、その進化の水準は、それは海外で喜ばれるものだという紹介の番組であった。
この番組、再放送がないみたいなので、見たい場合は、テレビ東京のオンデマンドを利用するしかないみたい。(でも、有料で見るほど価値があるかというと、ちょっと「?」)