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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

猫好きの皆様へ-「猫の学校」前半参加1/2

猫好きの皆様へ-「猫の学校」前半参加1/2_d0063149_9213357.jpg昨日は、前々から申し込んであった南部秀子さんの「猫の学校」の日であった。

会場は、「猫の森」社がある千駄ヶ谷、地図を片手に、猫の森のHPに載っている順路とは違う順路で行ってみた。少し迷ったが、無事到着。
その日の生徒さんは、私を含めて5人で、10時~5時まで、間1時間の休憩を挟んで、猫について教えていただいた。

そして、会場は家庭用マンションをちょっと講義ができるように改造したところで、猫も5匹いた。
皆、堂々として落ち着いた猫さんたちであった。

猫好きの皆様へ-「猫の学校」前半参加1/2_d0063149_922998.jpg有料の講義だから、内容はここには書けないが、参加してよかったなと思える内容であった。

やはり、キャットシッターとして、5万匹の猫と接してきた方だけはあるという内容であったし、南部さんは、常に猫を「自分の家族・自分の仲間」として捉えていることが良くわかった。
また、当然と言えば当然だけれど、猫の気持ちだけでなく、猫を好きな人間に関しても配慮してくれる人であった。(余りに、当然と言えば当然だけれど)

だから、常に猫の身になった判断をされている。
一つだけ書くと、私が、「猫に人間の食べ物を食べさせてもいいですか?」と聞いたら、「人間と同じで、例えば、家族が年取って病気になった場合、健康に悪いからと言って、好きなものを食べさせないで、無味乾燥な健康に良い物ばかり食べさせて長生きさせるのがいいか、多少、身体に悪くとも、その人が喜ぶものを少し食べさせてしまうかだけれど、私の場合は、後者。猫にとっても、飼い主が、その猫が何が好き、何には目がないかということを知っている関係がベスト」とのこと。(南部さんは、「猫を飼う」という言葉が大嫌いとのことだったので、飼い主とは言わなかったが)

毎回あげるかどうかは別問題だが、自分の猫が例えばシュークリームのクリームが大好きだけれど、コンビニのは口に入れようともしない、ケーキ屋のクリームが好きとか、知っている関係が良いとのこと。

南部さんは、猫に関する本を何冊も出されているし、カリスマ的な方だし、猫の飼い方でも自論を押し付けられたら嫌だなとちらっと思いながら参加したのだが、そういうところは全くなく、猫は一匹ずつ個性が違うとおっしゃって、本当の猫好きとして猫の身になって、獣医さんから色々なグッズ、食べ物まで、宣伝等に惑わされないで、主体的に自分で選びましょうというお話であった。

で、実際に猫を飼われている環境で、良いものを紹介していただけるので、大変ためになった。

私以外の4人の方は、既に猫を1~3匹飼われている方で、私のようにこれから飼うために習いに来たのは、私一人であった。

この猫の森、taraさんにご紹介いただいた「猫の森の猫」という本が良かったので、実際の南部さんにお会いしたかったのと、私が猫を飼っていた40年前と猫の飼い方があまりに劇的に変わってしまったので、最近の猫の飼い方を習いたかったのだ。

南部さんにお会いしたかったのは、私が猫の森社にお願いするとしたら、私が病気になったり死んだりして猫が飼えなくなった時に、200万円を払って、猫の森社に猫を預かってもらい、その猫が生きている間は、快適な暮らしをさせて欲しいということだけ。(キャットシッターは千駄ヶ谷から30分の範囲だから、対象外だし)

ただ、私としては、まだ、20年以上元気で暮らす予定なのだ。
というのは、C型肝炎という病気を持っていた母だって、77歳まで生きたのだ。何も病気を持っていない私は、母より良い食べ物、良い衛生環境で暮らしているわけで、きっと、母より10年以上長生きするのではと予想しているので、実際に、その猫の終身預かりについては、多分、15年とか20年先の話になると思うのだ。
それまで、またそれ以降も、猫の森社に頑張ってもらうしかない。
by mw17mw | 2013-10-07 09:22 | | Comments(0)