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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw
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タイ教育・文化センターの「タイ料理無料レッスン」参加

d0063149_190158.jpg妹から、【シリキット王妃誕生記念プロジェクト タイ料理無料レッスン開講のお知らせ】というメールが転送されてきた。(妹は、以前、このメールの発信者であるタイ教育・文化センターでお料理を習ったことがあるとのことで、このお知らせが送られて来たらしい)

それによると、「2013年8月12日(月)にタイ王国のシリキット王妃が81歳の誕生日を迎えられました。
当センターでは、王妃の誕生日を記念し、「タイ国立食品研究所(National Food Institute)」の協力により、「シリキット王妃誕生記念プロジェクト」として、タイ料理レッスンを無料で開講することとなりました。」とのこと。

「グリーンカレー」 「パッ・キーマオ」 「トムヤムクン」 「パッタイ」 「ガパオ炒め」 「カーオ・パット」のどれか一つに応募できるとのこと。

せっかくのチャンスなので、本当は「グリーンカレー」が習いたかったのだが、これだけ締切が早く、つい応募するのを忘れてしまい、「パッタイ」に応募したら、無事その定員に入ることができた。

で、昨日、パッタイ・レッスンに行ってきた。
場所は、錦糸町駅南口から京葉道路に出て、両国方面に向かって歩くのだけれど、京葉道路の反対側を見ていると、「都立両国高校」が見えてくる。
タイ教育・文化センターは両国高校の京葉道路を挟んだ反対側にある。

そして、受付が終わり、教室で授業が始まる。
この学校の講師のタイ人の先生がタイ語で料理のデモンストレーションをすると、日本人の助手の人が日本語に直して教えてくれるという方法でわかりやすかった。

「伝統ある正しいタイ料理を、より多くの日本の皆様に普及すること」がこの料理学校の目的であるから、昔からの材料をきちんと使って料理を教えてくれるのは、一番最初に習うとしたら、良いことだと思う。(では、家でその通りに作れるのというと、色々な問題が出てくるけれど)

そして、色々な質問も受けてくれた。
例えば、タイ料理の材料等多量に買った時の保存方法とか、材料にタマリンド水というものがあったのだが、これを作るのが面倒な時、材料がない時の代替法(=これは、タイ料理店の手抜きの方法にもなりえるらしい)も教えてくれた。

タマリンドと聞くと、私は甘みのために使うのかと思っていたのだが、実際に舐めてみたタマリンド水は酸っぱく、植物独特の自然界の酸味を料理に入れるために使うらしい。(で、植物性の酸味ということで、簡単に、トマトケチャップで代用するタイ料理店もあるとのこと、がっくり、しかし、そういう代替で作ったタイ料理って、きっと美味しくないというのは想像がつく)

また、レシピに「植物油」とだけ書いてあったので、「タイらしい味の料理を作るとしたら、植物油は何を使えばいいのですか?」と聞いたら、タイ人の先生が「以前、タイでは油というと、ココナッツ油を使っていたが、癖はあるし、くどいので、今では、タイ中どこでも、ただのサラダオイルを使うようになっている」と教えてくれた。(な~るほど、でも、私としては、「落花生油」という返事が来ることを期待していたが、外れていた。しかし、考えてみれば、タイ料理って、後から落花生の刻んだものを入れるから、落花生油は使わないかも)

ま、パッタイなんて、簡単な料理だけれど、一から伝統的な材料のレシピを習うことができて良かったし、実際に先生の作ったものを味見させていただいたが、美味しかった。(95%は計量してあったので、料理を習うのもとてもスムーズであった。)

私なぞ、タイ料理のお店でパッタイを食べると、必ず、唐辛子の酢漬けみたいなものやグラニュー糖が出てきて、好きなだけかけて味を直して食べるので、タイ料理の甘みの基本はグラニュー糖かと思っていたが、どうも違うようである、パッタイには、パームシュガーが使われた。

甘みはパームシュガー、酸味はタマリンド水、塩分はナンプラー?(塩は全然使わないみたい)のような、自然由来のものばかりを組み合わせるから、味が柔らかいのかなと思った。

そういう自分の勝手な先入観も取れたし、やはり、タイ人の先生から、現地のやり方に近いやり方で一から習う方が良いと思う。

それにしても、こういう自国の文化や語学を紹介したり、教育する文化センターを日本国内に作っている国は結構あると思うけれど、その中の科目に、「自国料理」を入れているタイって、素敵な国!
by mw17mw | 2013-09-07 07:38 | 調理・料理研究 | Comments(0)