栗の虫?
2012年 10月 11日
でも、きっともっと寒くなったら、栗の入った大福(栗餅)が作りたくなるだろうし、三ノ輪の昔ながらの梅干しを売っている八百屋さんに行ったら、利平栗を勧められ、買ってしまった。
今、調べたら、昨年は、丹波から10月15日に栗が届き、虫食いだらけだったのだ。
今年は、10月8日に栗を手に入れたのだから、やはり、遅過ぎたかも。
家に戻って、お湯に浸けてから、栗を剥き出した。
剥くと、正常な栗の実でほっとしたのだが、渋皮を剥くと、栗のてっぺんのところに、芯が灰色、周囲が白い同心円状の直系1mmくらいで、長さ2,3mmのつるっとしたものが入っているものがあったのだ。
はじめは、栗の一部かなと思ったのだが、栗の実と全然繋がっていないし、もし、栗の構造の一部だったら、どの栗にもある筈なのに、それがない栗もあったのだ。


(上記画像は、甘露煮にしてから、3日経っているので、その異物の色は茶色くなっている)
で、もしかして、これは、くりしぎぞう虫?というような気がして来た。
卵が孵化したばかりでまだ小さく、放っておいたら、栗の実をどんどん食べて虫が大きくなると想像すると、昨年の黒い部分が多かった栗に繋がるのだ。
ということで、これが本当かどうかわからないが、多分、これは、ゾウムシかもと思う。
ゾウムシは、栗の実を食べて育っているので、美味しいとのこと、どこかの地方ではこの虫を食べるとどこかに書いてあった。
が、私は食べる気はなかったので、できるだけ、竹串で取り除いた。
ま~、このくらいの大きさなら、被害が殆どないも同然かも知れない。
また、私が想像するように、栗の中に入り込んだゾウムシは、今後もっと成長するだろうと思ったら、これからの季節、栗を買うのはやめておこうと思った。
来年こそ、もっと早い時期に栗を買って、虫の入っていない栗に出会いたい。
<追記>
この記事のコメントで、2人の方から、「これは『虫』ではなく『芽』」と教えていただいた。
何だか、栗のことに無知で何も知らなくて、栗の実の中に異物を見つけると、「わ、虫」と思ってしまったが、芽だと聞いてほっとした。
今日、スーパーで「むき栗」を見たら、やはり、てっぺんを削り取ってあって、そこにぽつんと本当に小さな穴があいていた。
芽も取り除いて食べるものかしら?
そう言えば、これが芽だとして、これが成長すると、栗の木になるのかしらね?
発芽してしまったのですね。冬が過ぎて春が来たと、このところの激しい気温の変化に反応したものか、あるいは冷蔵庫→外気温かもしれませんね無視してください(笑)
いつも楽しくふむふむと学びながら拝見しています。
私は枯節をたまに削っていて(普段は削ったものと昆布)
そちらの検索からHPにたどり着きました。
栗のてっぺんにあるこの芯は
虫ではなくおそらく栗の芽だとおもいます。
昔祖父の家の庭に栗の木があり
子供のころ栗を植えてみたことがあるのですが
てっぺんから芽が出てくるのです。
なのでこの芯のようなものがそだって
殻をわって出てくるのだと思います。
(違っていたらすみません)
あったりなかったりするのは
栗が若いかどうかではないでしょうか?
祖父はよく「栗は利平」といっていました。
私も利平は本当に肉質がしまっていて
甘みがあっておいしいなあと思います。
利平の甘露煮、とってもおいしそうでうらやましいです。
専門家ではないので
確実なことがいえなくて申し訳ないのですが
虫・・?とおもっているよりは良いかと思い
コメントさせていただきました。
お邪魔しましたー。
書き込み有難うございます。
「芽」ですか、無知でお恥ずかしいです。
おじいさまと栗の木の思い出があるって、羨ましいです。
利平栗は、確かに、普通の栗より美味しいと思いました。
うづきさんのブログ、ざっとですが、拝見いたしました。
本当に美味しいものが好きそうな感じが出ていて、良かったです。
今後とも宜しくお願いいたします、有難うございました。

