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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

山梨一泊二日旅行 番外編-山梨の小梅<梅干し・梅漬け>

昨晩も、気付いたら眠っていた、トホホ...。
少し涼しくなって、夏の疲れが出て来たのかしら?

先日、三井製パン舗に行ったら、月1回発行の新聞をくれた。
それによると、9月22,23日に、調布駅より先の京王閣競輪場で、「パンフェス 2012」なるものが開かれて、三井製パン舗さんも出店されるとか。
が、その新聞、間違えて捨ててしまった。
何でも、日本中から、腕に覚えるパン屋さんが大集合するみたい。
近かったら是非行ってみたい催し物だけれど、パンって、冷凍庫に空きがなければ、いっぺんにそんなに買えないよね?
それに多分100店くらいのお店が出るのだと思うけれど、どこのパンを買えば良いかわからないし、多分、私は行かないと思う。
(神田明神までは遠いという皆さまに、三井製パン舗のパンは、高いけれど、買ってみる価値があると思います。)

---本題です---

前に書いたが、「おいしい学校」の産直所で買った180円の梅干しが本当に私好みで、「もっと買っておけば良かった」と思ったので、「みたまの湯」にも産直所でも、小梅の梅干しが売られていたので、200円で買ってみた。

山梨って、小梅の梅干しを売っている確率が高いなと思ったら、Jちゃんが言うには、「甲州小梅」という有名な言葉があるとのことだったので、家に帰ってから、「甲州小梅」で検索してみたら、「甲州小梅」という品種があって、山梨で栽培されているみたい。Wikiのウメによると「小梅の代表格品種」と書いてあった。(きっと、Wikiにある「甲州最小」というのと、「甲州小梅は同じものではないか?)(でも、買った二種類の小梅が「甲州小梅」かどうかはわからない)

その買って来た2つを比べると、結構、梅干し・梅漬けについての勉強になった。
山梨一泊二日旅行 番外編-山梨の小梅<梅干し・梅漬け>_d0063149_2302652.jpg
買ったときは気付かなかったが、左側のおいしい学校のは「梅干し」で、右のみたまの湯のものは「梅漬け」であった。
それによる一番大きな違いは、賞味期限で、「梅干し」の方は賞味期限が一年先なのに、「梅漬け」は、一カ月先であった。(やはり、干すと、腐りにくくなるのだ。)

見た目も、おいしい学校で買ったものは、赤じそが入っていなくて薄茶色、中の果肉がペースト状に柔らかく仕上がっているのに対して、みたまの湯で購入したものは、赤じそで赤くなっていて、どちらかというと、青梅のうちに漬けたのだろうか、カリカリまでは行かないのだけれど、結構固めの漬け上がり。

食べてみると、薄茶のふにょふにょタイプの梅の方は、塩分が低くて、梅干しだけで食べても美味しいが、赤い梅漬けの方は相当塩分が強くて、ご飯が欲しくなる感じであった。
(多分、おにぎりに入れるとしたら、赤い梅漬けの方でも十分美味しいとは思う。)

(今持っている、えいよう塾さんでいただいた小梅の品種を失念したが、山梨のと比べて、明らかに種の形が違うような気がする、種の大きさはそんなに変わらないと思うのだが、えいよう塾さんの小梅の種は、平ぺったい、山梨の物の方が丸い。)

以下、私の好みで、梅干しばかりを褒めることになってしまうけれど、これは、本当に好みの問題で、絶対的評価でないことを予め断っておく。

最初に買ったふにゃふにゃの梅干しがやたらに私好みの小梅であったので、来年、自分で漬けるとしたら、この須玉町産の小梅を使いたいと思い、山梨における梅干し用の梅の実の通販を探してみたが、ないようであった。
そして、甲州小梅の作り方みたいなページもあって、どうも、みたまの湯で買った赤い小梅の方がカリカリしていて、甲州小梅の漬け方のようだ。

薄茶の方の柔らかい梅干しは、種が小さく感じられ、中の果肉がペースト状で量が多い、また、種に殆ど果肉が残らない、しかも、干しているから、皮が厚くなっていてもおかしくないのに、皮が薄いのだ。
山梨一泊二日旅行 番外編-山梨の小梅<梅干し・梅漬け>_d0063149_23221445.jpg
何度も開けていたら、塩を吹いてしまった。こんなに皮を薄いまま干すなんて、どうすればできるのだろう?
小梅だから、一日くらいしか干していないのかしら?
梅干し一年生の私としたら、どうやれば、こういう梅干しが作れるのか、この生産者の方に弟子入りしたい気分。(笑)

弟子入りが無理だったら、来年から、この生産者の方にお願いして、一年分の梅干しを送ってもらおうかしら?と考えている。(最初は、山梨の小梅を取り寄せて頑張ってみようと思ったが、山梨の小梅の通販はないようだし、もし、手に入ったとしても、私がこの梅干しのように上手に漬けられるとは限らないのだから)

以前、もらった和歌山の高級な梅と同じくらいの品質で、このお値段は信じられない。

世の中には、隠れた梅干し名人が沢山いるに違いない。
(梅干し名人が高齢者の場合、娘さんなど近親者はその技術を受け継いでいるのかしらね~)

偶然訪ねた山梨の産直所で、原材料が「梅・塩」もしくは、「梅・しそ・塩」だけの小梅に巡り合ったが、甲府の山交(やまこう)というデパートの地下で巡り合った小梅は、原材料の表示が5行くらい色々なものが入っているタイプであった。(勿論、買わなかった)
何だか、これから、道の駅とか、産直所に行くことあれば、必ず、梅干しをチェックして買ってしまいそう。
by mw17mw | 2012-09-06 17:50 | 東京以外の遠出・温泉 | Comments(0)