浅草界隈-駒形の「クッチーナ クラチオーネ ポッザ」
2012年 08月 09日
台東区側駒形橋一つ手前の路地を入って行くと、右側(川側)に画像のような赤いプレートが見え、そこがお店の入口。
プレート隣の階段を上がって行って、二階にお店があった。(このプレートがなかったら、見逃しそう)
このプレートにイタリア語の店名「Cucina Creaziona Pozza」が書いてあり、クラッチオーネというのは、英語で言えば、createとかcreativeということだとわかり、なるほど「創作料理のお店 Pozza」という感じだとわかった。
お店の中は、建物から、バルコニーというのだろうか、張り出した部分にソファーが置いてあり、東京スカイツリーの景色が楽しめた。
明るい時の景色
暗くなってからの景色
さて、お料理は、シェフのお任せ創作料理とのこと。(コースの価格等は不明)
張り出しからお店の中まで、開け放しだったが、何だか、エアコンも付いているみたいでとても快適であった。
また、女性群は張り出しのソファーに優先的に座らせてもらったが、とても座り心地の良いし、センスもあるソファであった。
見える景色も今話題のスカイツリーがくっきり見えるし、デートやちょっとした集まりに良さそう。
料理の一番最初は、アミューズ?
中に半熟卵が隠れていて、ゼリー寄せという程固くないゆるゆるのスープと生ハム等が散らされていて、冷たくて美味しかった。
右は、海老の揚げ物、この細い揚げ衣、初めてではないが、名前を思い出せない。
新鮮で柔らかい海老で美味しかったし、つけあわせのペンネも良かった。
ただ、今回、助手は当然いるのだろうけれど、シェフ一人が、20人以上の団体客の料理を作っていたから、出すタイミングがうまくいかなかったのかも知れない。
右は、アーリオリオ・ペペロンチーニのような、にんにくとオリーブオイル系のパスタ、久々パスタを食べたけれど、パスタって、美味しいものねという感じで、やめられなかった。
食べている最中、「何で、こんなにお砂糖を入れて煮るのだろう」と思ったけれど、あれはもしかしたら、「バルサミコ酢煮」なのかも知れない。
これは甘過ぎて、ちょっとしか食べられなかった。
最後デザートは、アイスクリームが二種類出て終わり。(何故か、珈琲はなかった。)
今回、料理の説明も、メニューもなく、出て来ると皆で分け合って食べるという感じ。
先程も書いたように、シェフ1人が20数人分の料理をいっぺんに作るのは大変なのか、料理が出て来るのが遅く、忘れた頃に出て来たけれど、これは、休業していたということで、勘が鈍っているからかも知れない。
美味しかったけれど、「創作」という部分と材料が和風でも使われるものが多かったせいか、「がっつりイタリアン」という感じはしなかった。
雰囲気や外の景色は良いし、ゆったりと時間がある時に、利用価値があるお店と思う。
ディナーは完全予約制と書いてあるから、どうせなら、張り出しの部分を予約すると良いと思う。
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