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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

人は食べ物で変わるか

二股交際で有名になった女性料理研究家の告白番組を見たら、「食べ物で彼を変わらせることができると思った」と言っていたし、今朝のはなまるで、「腸内がきれいに変わると、人生が変わります」と断言している研究者を見たような記憶がある。

何だか、「食べ物で人生を変えたい、人格を変えたい」と思っている人が多いのかな?
少なくとも、最近の料理番組、健康番組は、その路線で作られることが多いかも。
確かに、そう言われると、チャンネルを変えずに、その番組を見続けよう、その料理の真似をしてみようと言う気にはなる。

あ、他の番組で、「頭を良くしようと思ったら、腸内を調えると良い」と言っていた人がいたっけ。
何でも、腸内には、頭脳と同じぐらいの神経細胞があって、腸が調うと頭脳も整うと言っていたような記憶がある。

という話をしたかったわけではなくて、「料理で人は変わるか」というのは、そんな簡単ではないということを述べたい。

確かに、不摂生をして、出来合いの脂こいものばかり食べている人が、手作りの野菜や豆の多い食事に変えたら、肉体的には変化が出てくるかも知れないし、体調も良くなるかも知れないし、性格も、カルシウムが足りるようになって、短気が直るかも知れない。
でも、その程度ではないかな?

そして、いつもいつも手作りの健康を考えた、しかも、美味しい料理を彼女が作ってくれるとしたら、段々、彼氏はそれが当たり前になって、「あいつは俺に惚れているから」とか「俺が魅力的だからそうしてくれるのだ」と思うようになって感謝しなくなると思う。(出来が余り良くない男の人は、常に自惚れたがっているように感じる)

特に、相手がモテ男でまだまだチャラチャラ遊びたい時期で、実際、殆どモテっぱなしの男だったら、「健康に良く、しかも美味しい料理を作ってくれる彼女の確保」より「自分が複数にチヤホヤもてる状態の確保」の方が大切なのではと思う。

そう言えば、あの二股交際の報道を見ていて、銀行員時代に、妻子のいる若い男性が、「僕って、好きな女の子にはいつも『絶対本気』なのだ、その子と会っている時は」と言っていたのを思い出した。
いつも嘘はついていないし、いつも本気で、浮気ではないのだけれど、気付いたら、好きな女性が複数いることになるんだって...その後、彼はどうしただろう、案外、年を取ったら、病気が収まって、普通に暮らしていそうな気がする。

あの料理研究家の告白を見ていたら、「英国王のスピーチ」で見落としていた部分に気付いた。
あの映画は、言語治療士の活躍や二人の友情に焦点が当たっていたけれど、実は、あ~いう成功談というのは、治療する側の努力や実力も必要だけれど、実は、治療される方の本気度とか、中途半端ではなく「直りたい」と思っていないと成り立たないものであることに気付いた。(ま、直ればめっけものみたいな自覚では直らないのだろう)

また、あのチャラ男ちゃんは、彼女にそう言われれば「変わりたい」と言ってしまうだろうけれど、内心は、「自分が変わらなくてはいけない必然性」を自覚していない感じがした。(あの料理研究家自体、自分の成功談をもとに、「私は人を変えられる」と思ったのかも知れないが、変えるべき人と変える人が同じだから、できたのかも)

だから、食べ物や食生活で人が変わるかという問題は、「治療される側の本気度とか、必要性の自覚があれば」という前提が大切なのではないだろうか?
もし、相手にそういう必要性や変わりたいという願望がなければ、性格が変わるまで、人生が変わるまでの変化は無理だと思う。

しかし、あの料理研究家も「結婚を考えていた」の理由が「食べもので彼を変えさせることができると思ったから」と言っていたけれど、それがどうして結婚の理由なのか、良くわからなかった。
やはり、結婚って、「愛しているから」「好きだから」とか「仲が良いから」「自分を大切にしてくれる」「尊敬できる」「私に誠実」とか「二人で明るい家庭が作れそう」という理由でするものだと思う。

そういう点で、あの料理研究家もちょっと変わっている。
いや、それとも世の中が変わったのかな?
あれでは、結婚というのは、自分の実力を発揮できる職場選びと変わらないような気がする。
最近の結婚って、もしかして、「家庭を作る」ものではないのかも知れない。

う~ん、でも、「私がちょっと手を貸せば、彼はもっと素敵になるかも」と思って、結婚を意識して手を貸してしまうのは良くある話だとも思う、結構身近な落とし穴。
Commented by KS at 2012-05-15 09:59 x
私は腸の健康のためにビオフォルミンを摂ったり、バナナ、牛蒡、玄米、LGヨーグルトを頻繁に食べています。まあまあ調子いいです。
残念ながら検査の結果、ピロリ菌反応が陽性でしたので、退治しようかどうか思案中です。退治しなくてもいいという人も多い?!
ダイエットには、ガレート型カテキンがいいらしいですね?伊〇園のジャスミン茶は美味しく、食事に合います。
Commented by mw17mw at 2012-05-15 12:28
>KSさん
なるほど、腸に良さそうな食生活ですね。
(ピロリ菌は、全く知らないので、パス。)
伊〇園のジャスミン茶、痩せますか?
ためしてガッテンでお茶特集を見た時、相当量を飲まないと、身体に影響がなさそうとの印象を持ってしまいました。
でも、効き目があるのなら、手を伸ばす価値ありそうですね。

私は、近々記事にしますが、「とうもろこしのひげ茶」を試しています。
Commented by PJ at 2012-05-16 18:12 x
こんにちは
うーんさすが二股男の話を、食と絡めて掘り下げた文章すごいです。
浮気が平気で女性が大好きな男の人は食べ物だけでは変わらないんじゃないかな?と私も思います。体の細胞が良い食事によって入れ替わったとしても本人の心がついてこなくては!
食の大切さや健康番組を、放送するのは良い傾向とは思いますが、食事、料理って毎日生きてる限り続くことだし継続が大事で…料理はそんな即効性のある魔法ではないと思います。
Commented by mw17mw at 2012-05-17 00:00
>PJさん
拙い文章なのに、お褒めいただき、有難うございます。
>料理はそんな即効性のある魔法ではないと思います
そうですよね、私もそう思います、大概、どんな食物でも身体に影響が出るまで食べるって、本当に時間がかかる筈です。
また、食べる側の心に感性(例えば作ってくれて有難いとか、原材料を丁寧に作っている人への感謝とか)がなければ、心に影響は難しいですよね。
子供なら、そういうことを教えながら食事をすること(食育)も可能かも知れません。

ま~、それにしても、本当に「食で人を変える」みたいな番組多いですね。
by mw17mw | 2012-05-14 17:11 | 日常生活 | Comments(4)