白いんげん豆の煮豆
2012年 03月 16日
先日、鳥越おかず横丁の入船屋水上商店のショーケースに、真っ白な白いんげん豆の煮物が、大皿に盛られて並んでいた。
煮豆屋さんの商品は殆ど茶色系なので、その白い煮豆はとても目立った。
それで、買うことにして、おじさんに色々聞いてみた。
主には、白いんげん豆の煮豆は、季節商品であるかどうかということなのだけれど、おじさんの答えは、「白いんげん豆の乾物は、年に一度秋にしか出回らないのだよ。それを大量に買って、まず、年末に、豆きんとんのきんとんに使い、残りは年が明けたら、煮豆にして売る。それが売り切れたら、秋まで仕入れできないので、それで終わり。他の豆、うずら豆、青豆などは、年中手に入るけれど、白いんげん豆は、作っている量が少ないからなのか、秋にしか手に入らないのだ。」とのこと。(例えば、まんとうさんで、個人が買う場合には、一年中白いんげん豆の小袋は手に入るけれど、業務用の大袋の白いんげん豆は、秋にしか出回らないと言うことかな?)
でも、白いんげん豆は、白餡に使うでしょう?ということから、おじさんは、白餡にしたり、きんとんにする時と、煮豆にする時に使う砂糖の量は、3倍違うと教えてくれた。
色が真っ白な白いんげん豆の他、緑色がきれいな青豆も買って来て、家に帰ってから、組み合わせてみた。
これがうまく行くと、彩りの良い甘い煮豆になるかな~と思ったのだ。
適当にやったので、きれいにできていなくてお恥ずかしいのだが、とりあえず、試作品ということで、見てください。
一番最初のは、白い煮豆と、緑の煮豆を半球に形作ってくっつけたら、可愛いかなと思って試したもの。
残念ながら、白いんげん豆は、青豆の3倍くらい豆粒が大きいので、何だか、しっくり行かなかった。
でも、横に並べるのが一番きれいかも。
次に、白いんげん豆を下に、青豆を上にしてみたが、こうなると、何だか色が淋しい、青豆の上に、黄色いものでも乗せると、菜の花っぽくなって、きれいかなと思う。
最後、それを反対にして、下に青豆、上に白いんげん豆を乗せてみたが、これが一番落ち着くかも知れない。
(今、自分の撮った画像を改めて見たら、「そうか、アルミ箔のカップに並んで入れれば、上手にまとまるかも」と思った。)
私が白いんげん豆を買ったのは、3月の10日前くらいだったのだ、今日、水上商店の前を通ったけれど、白いんげん豆の煮物が出ていなかった。
もう、終わってしまったのだろうか?