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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

紅葉の豪徳寺

本題とは関係ないバーゲン情報です。
合羽橋本通りのまんとうさんが、9日(金)、10日(土)、2割オフのバーゲン。
菊屋橋のマントウさんは、21日(水)、22日(木)にバーゲンだそうです、割引率は不明。
合羽橋本通りのまんとうさんは、何と言うか、出来上がった食べ物が主だけれど、まんとうの粉やお豆も扱っているので、マントウさんの平日バーゲンに行けない方は、こちらに行くと良いと思います。

---本題です---

以下、世田谷に殆ど縁がなく、無知な私が、自分で感じたまま書くので、その点ご容赦を。(本当はそこがポイントではない、本質ではないなんてことが沢山ありそう)

で、食べ終えてから駅に戻り、世田谷線に乗る。
何でも、下高井戸の商店街で買い物をすると、スタンプがもらえ、それを集めると、世田谷線の回数券と交換してくれるとのことで、友人は、沢山回数券を持っており、私にくれた。
(通常は、どこまで乗っても、一回140円とのこと)

まずは、三駅先の宮の坂というところまで行って、豪徳寺に。
手前の山下という駅は、小田急線の豪徳寺の乗り換え駅なので、結構賑やかであったが、宮の下は完全住宅地。
友達に案内されるがまま、着いて行くと、程なく、豪徳寺に到着。
細い道の先にお寺が見えるが、その細い道の両側に植わっている松の木の高いこと、高いこと。
紅葉の豪徳寺_d0063149_17534626.jpg
ここまで高く伸びた松を見たことがないと思うくらい、細長くて高かった。
ここまで高くなるなんて、関東大震災にも第二次世界大戦の空襲にも合わず、自然災害・人災にずっとずっとあわずに平和な場所だったからこそなのだと思えた、世田谷の平和の象徴かな。
(我が家の方の松なんて、全然持たないで、めぐりんに乗っていたら何でも江戸時代から有名な何とかの松というのがあるらしいのだが、江戸時代から植え替えて七代目とか放送されていた。)

そして、その松の木の通りを越して行くと、大きな門があり、豪徳寺の境内になるようだ。
で、一番最初に目を引いたのは、色鮮やかな紅葉の数々。
紅葉の豪徳寺_d0063149_1755355.jpg
うわ~、すごい紅葉。
都内でそんなに紅葉見物をしていないけれど、都内は、総じて、「黄葉の名所」は数々あるけれど、紅い紅葉の名所は余りないような気がする。(上野の山しかり)
もしかして、私が都内で行ったことのあるお庭の中で、最高に紅いのが豪徳寺かもと思った。(それについては、今日午後9時からテレビ東京で、和風総本家「厳選15景東京紅葉を支える職人」が放送されるから、それを見てみよう。(全日本では、奈良の談山神社の紅葉が凄かった)
これだけの紅葉を見ることが出来て幸せ。

また、古い建物も皆とても素敵であった。
紅葉の豪徳寺_d0063149_17553585.jpg


紅葉の豪徳寺_d0063149_17555749.jpg

招き猫発祥の地というから、もっと商売気があると思ったら、全くなくて、招き猫の各種サイズしか売っていなくて、キーホルダーとか携帯ストラップは影も形もなかった。(勿論、お寺の周りに、一軒の売店やお休み処・お土産物屋・喫茶店もない)
(寛永寺もそうなのだけれど、武家の菩提寺というのは、本当に商売っ気が全くない。殿様商法とか武士の商法という言葉があるけれど、何となく納得。)

お賽銭箱は、本殿だったか建物の中に入っていて、「お賽銭を入れる場合だけ開けてください」という札があったけれど、戸には鍵がかかっていて、戸は開かなかった。
ただ、何だか、招き猫売り場で、「小田原で採れた」という大きなミカンを一袋200円で売っていたので、買って来た。

井伊直弼さんを初めとする井伊家のお墓も見て来たが、井伊家歴代のお墓が沢山あって、子孫の維持管理費は大変だろうと思ってしまった。(笑)

このお寺の魅力ははやはり古い建物と紅葉であると思う。
本堂や五重塔だけではなく、横の方にあった法事をするような建物とその前に塀で囲まれたお庭もきっと素敵なのだろうと思えたけれど、ま、檀家でもないから、近寄らなかった。

これだけの古い建物を維持していくのは、大変だろうけれど、ずっとこのまま残って欲しい。
Commented by DIACKO at 2011-12-08 14:42 x
きゃあ♪私の母方のルーツは松陰神社前と世田谷の間の世田谷線沿い。祖母の家から帰った夜は家の前の踏切の音が耳から離れなかった思い出が。勿論豪徳寺も祖母とよく散歩しました。とはいえ、日本を離れてもう20年近く・・。きれいな写真をありがとうございました。
Commented by trintrin at 2011-12-08 22:03
世田谷線というのはちょいと前までタマ電と呼ばれてまして電車の床が木でございました
桃猫さまと同じ小学校であると思われます
母校は創立140年くらいです・・・駅前でね
豪徳寺そばには世田谷城址もございます
八幡様もあります
あぁ冬休みに懐かしさからたずねそうでございます

かっぱ橋のセールもヒッジョーに気になりますし
アワアワしております
Commented by mw17mw at 2011-12-08 22:18
>DIACKOさん
お~、世田谷にも縁があるのですね、私は全然なくて、今回生まれて初めて行ったのですが、住みやすそうな良いところでした。
私が思うに、下高井戸からずっと昭和が停まっているような風景なのに、三軒茶屋だけ、平成の今風な感じだと思います。
Commented by mw17mw at 2011-12-08 22:21
>trintrinさん
玉電(ですよね)、懐かしいです、目黒の伯母の口から良く「たまでん」という言葉が出て来ました。
それが世田谷線に変わったのですね。
あの電車、京王線・小田急線・田園都市線にまたがっているから、便利でいいですよね。

松沢小学校は、やたらに大きいのでびっくりしました。
複合施設かと思ったのですが、「松沢小学校」の看板しかないのですよね、あそこらへんは人口が多いのでしょうね。

明日は、世田谷八幡宮と世田谷城址です。
とても良いところでした。
Commented by world-easyken at 2011-12-09 02:14
ウチの母の実家も豪徳寺で今もあります。
小学校は松沢小かどうかは分かりませんが…父と結婚するまで豪徳寺でした。
その家の何処かに空襲の焼夷弾が埋まってるそうですが未だに出てこないとも聴いてます。
ちなみに私の生まれも世田谷区の梅ヶ丘だったりしますw
世田谷八幡は別名宇佐八幡と呼ばれていて、境内にすり鉢状になっている土俵があったりまします。
もうすぐボロ市も始まるのでにぎやかになりますよ。
宮の坂駅に世田谷線の旧車両がありますよね。
Commented by DIACKO at 2011-12-09 06:24 x
そう玉電(多摩電ではないところがいい)。緑の車両に木の床。幽霊電車の噂とかもあったり。城跡公園はそれこそ40年以上前に祖父といった記憶があります。帰国したら足を伸ばそうかな。
Commented by mw17mw at 2011-12-09 12:19
>world-easykenさん
今日、土俵について書きました!素敵ですよね、あの土俵。
そうそう、世田谷線の旧車両ありました。
あの駅近のビルの中に小籠包屋さんができたのに、売れないのか、なくなってしまったのですって。
とても良い地域だけれど、商売的には難しいところかもしれません。
Commented by mw17mw at 2011-12-09 12:21
>DIACKOさん
へ~、幽霊電車とのうわさがあったのですか?
私は確か目黒の伯母から「目黒の方は都電はないけれど、玉電がある」とか聞いていたのかな?
豪徳寺・世田谷城址・世田谷八幡宮の散歩コース、いいですよ、センチメンタルジャーニーに是非是非。
by mw17mw | 2011-12-08 08:45 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(8)