銘柄鶏のお肉はきれい
2011年 09月 19日
その中に鶏肉の卸しのお店があった。
このお店は、入り口に「小売いたします」という貼り紙と価格表が貼ってあり、大々的にではなく、ご近所に、銘柄鶏を安く小売しているよう。
その価格がとても魅力的だったので、一度買ってみたいと思って、湯島の醍醐に行くのに本郷台地を自転車で上がったついでに行って、買って来た。
で、そのお店としても大々的に小売しているわけでもなく、近隣の小売の鶏肉屋さんの邪魔にならない程度に小売しているわけだから、ここに詳細を載せるのは、余り良くないと思っている。
だから、なるべく検索されないように、伏字を混ぜて書く。(このお店を知りたい方は、非公開コメントにその旨とアドレスを書いて連絡ください)
その銘柄鶏は、「大〇鶏」(〇は山「だ・い・せ・ん・ど・り」)、何て言っても、お店の貼り紙を見ると、もも肉で100g110円とのこと。
(大〇鶏は、小売しているところは見たことがないけれど、ビストロなぞで良く使われていて食べた覚えはある。)
通常、いくらで小売されているのかはわからないが、近所のスーパーを見ると、他の銘柄鶏で、100g200円以上するから、このおろしのお店の小売の価格はとても魅力的。
土曜日に営業していることを知っていたので、土曜日に買いに行った。
戸を開けると、椅子に座った高齢のおじいさんが大きな作業台に沢山の鳥の足を置いて、一本一本骨を外していた。
「もも肉が欲しい」というと、その作業台の上にあった骨を外したばかりのもも肉を袋に入れてくれた。
保冷バッグ持参で、氷は鶏屋さんにもらって、無事買うことができた。
最近、私はケチで、スーパーの安売りの時、国内産の鶏肉、100g77円とか85円のときにばかり買っていた。
買って来てから、広げて、余分な脂とか皮を取り除いて、冷凍させているが、実際に買った総量の10%くらいは、食べられない部分。
そして、その鶏肉は、痩せこけていて、厚みが余りないのが特徴。
で、今回、久々、銘柄鶏のもも肉を買ってみたが、まず第一に鶏肉の厚みが違う。
きっと、安売り用のブロイラーに比べて、相当大きくなるまで飼育されるのだろう。
そして、余分な脂身なぞが圧倒的に少なくて、とても健康的な肉質であった。
(本当に食生活や健康に注意した生活をしていたかどうかは、結身体のお肉や脂肪の付き方に結果として出るのだと、自分のお腹を見てしまう)
何だか、この銘柄鶏の健康的できれいなお肉を見てしまうと、もう、安売りのブロイラーに戻れないかも知れないと思った。
あの特売用の鶏肉の身の薄さ・脂の多さは、安い鶏肉を作るべく、餌を沢山与え、運動もさせないで、ただただ太らせようとしていた結果に思える。
やはり、不健康だ。
「銘柄鶏」について調べると、結局ブロイラーはブロイラーなのだけれど、「飼料や環境などを工夫して飼育することにより品質をよくした食用鶏」とのことで、地鶏とは違うらしい。
でも、確かに、健康的に育てられたと感じられる肉質である。
当分、鰻を土曜日に買いに行くことにして、鶏肉もここで仕入れたい。
歯なんですが、真凛馬さん、歯がお丈夫なんですね。かき氷を元気に食べられるような歯環境になりたい・・・(笑)。
鶏ののどだけというのは、首つるのぶぶんだけのパックがあるのでしょうか?
それはとても良いですね。
日本のスーパーのガラ、最近、首つるが入っていないものが多いです。
1羽ごと調理するって、いいですね。
その方が美味しいような気がします。
最近、日本では、骨付きの鶏肉でさえ、売っていないのです、段々、無精になってきています。
もしかして、歯が染みるのですか?
それは辛いですね、私は1年に一度、歯垢を取ってもらう時にレントゲンを移して、虫歯を探してもらっています。
もしかして、Sarahさんは、私が「アヴィグドル・ダガン」の本について記事を書いたのをお読みになって、このブログを読んでくださるようになったのでしょうか?
それだったら、嬉しいです。
歯は、日本で長く食べたかった岩煎餅を食べて以来、右奥の一本がぐらぐらしています。歯石は4ヶ月に一度づつ取ってもらっているのですが、ぐらぐらのところが歯肉も炎症しがちになってしまいました。そこが沁みるもので・・・。
鶏ののどは、首つるの部分だけ、20羽分くらいで1キロです。スープにしてちゅーちゅーしゃぶってます(笑)。魚も肉も、骨の部分や頬の部分や、そういうところが美味しくて好きです。
アヴィグドル・ダガンについては、下記に書きました。
http://mw17.exblog.jp/7137827/
特に「宮廷の道化師たち」の最後でのイスラエルの描写が圧倒的です。
もう一度読みたいくらい好きだけれど、余りに内容が濃厚なので、手が伸びません。
奥歯がぐらぐらしているのは辛いですね、それに負けずに暮らしてらっしゃるのがえらい。
私だったら、気になって、生活が歯痛につられてしまうと思います。
そうですね、魚も鶏も、骨付きを料理して、骨近辺を食べるのが美味しいですよね。
真凛馬さん、こんにちは。
ダガンについての真凛馬さんのコメントを読んで、検索して読んだ真凛馬さんの記事はこの頁でした。是非、こちらで探して読んでみたいと思っています。
前に左奥をやはり同じような状況で抜きました。歯肉の医師の言葉で。その後歯石を取る技工士の女性が、「落ちるまで歯は抜かないべきだ」という主張で、わたしも同意した次第です。
右奥で元気に食べられないのが不便ではありますが、炎症をおさえれば歯自体は丈夫なので、どうにかこなれてこなしています。気にし始めると生活が営めないくらいになるのもわかります。経験から(笑)。一時眠れない時期があり。
ダガンは、チェコに生まれて育った後、イスラエル人になった人なので、この本は、多分チェコ語で書かれたものだと思います。宮廷の道化師たちは、ナチスドイツにとらえられてひどい目にあったユダヤ人たちが、その後南アメリカにのがれたナチスを復讐のために南アメリカまで追いかける話です、一晩で読んだけれど、本当にすごい本でした。
年を取ると、歯が丈夫でも、他に悪いところが出てきたりして、完璧に健康で生きられないことの方が多いのですものね、それに逆らわないで仲良く暮らさなくてはいけないなと私も思います。