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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

アナウンサーの声の高さ・日本語を大切にね

本日、朝体重を計ったら、57.8kgで、記録を更新したので、ランチしに蔵前に行くのはやめて、少なくとも、今週の土曜日の朝までは、外食せずに、頑張ってもっと体重を下げようと決意した。
一旦下げてしまえば、戻っても1kgで、そこからまた体重を元に戻すのは難しくないから。

---本題です---

<アナウンサーの声>
震災以来、良くテレビのニュースを見るようになった。
それで、段々気付いたのは、民放の男性アナウンサー(キャスターではなく、ニュースを読む人)の読み方は、NHKの男性アナウンサーに比べて、ほんのちょっと声が高く、ほんのちょっと早口、それとほんのちょっと驚いて欲しいような感情(ちょっとセンセーショナルなことを読んでいる感じ)が入るように感じていた。

それに比べて、NHKの男性アナウンサーの声は、民放のアナウンサーより、少し低音でゆっくりしゃべるので、震災で自然と神経質になっていた私には心地良かったのだ。

気をつけて見ていると、NHKのニュースは何人かの男性アナウンサーが順番に担当しているようだったが、どの声も、声の低さが全員私好みで、そもそもNHKのアナウンサーを採用する人のセンスがいいのだろうと思った。

そして、NHKの男性アナウンサーの方々の声音は、何を読んでも、機械的ではなく、感情を抑えてはいるものの「ちゃんと血が通った人間の心」を持った人が話している風に聞こえた。
こういう人たちって、読むのが怖くなるような恐ろしいニュースを読んだり、恐ろしい内容の質問を解説者にする時でも、決して、声音が変わらず読んだり、話したりするができて、本当に訓練されているなと感じていた。

ということで、NHKの男性アナウンサーの声を聞くと、心が憩う自分に気づいて、段々、午後7時と午後9時のNHKのニュースを家にいるときは見るようになってしまった。

しかし、NHKの午後7時のニュースは最近、女性アナウンサーが受け持つようになってしまった。
それは、その女性アナウンサーが悪いわけではなく、ただ単に女性の方が声が高いからなのだが、何だか、今までの午後7時にNHKにチャンネルを回せば「(男性アナウンサーの声に)安心感を覚える」という楽しみがなくなってしまい、とても残念。

ま~ね、私が女性だから、30代以上と思しき、落ち着いた男の人の声に安心感を持つだけのことかも知れない。
きっと、おじいさんとか中年のおじさんとか、4月からのNHKの女性アナの高い声に安らぎを覚えていると思えば、我慢できるけれど、是非、10月からは男性アナに戻してほしい。

<日本語を大切にね>
先日、NHKのSONGSという番組を見たのだが、山下達郎さんの今回被災された方々へのお見舞い文の日本語が、とても丁寧できれいで、内容は殆ど忘れてしまったが、その日本語の遣い方に感激してしまった。(その内容はここに書いてありました)
山下達郎さんって、作詞する能力だけでなく、ごく普通のお見舞いの文章でも、他の人では真似できないような、きれいな日本語で自分の心を伝えることができる人なのだと驚いた。

その山下さんの文章を聞きながら、きれいで丁寧な日本語って、ただの学問を学んだだけでは使えないのだ、ちゃんと、自然とか世界に対する己の姿勢ができていて、初めて使えるものだと思えた。
少なくとも、自分以外の人への敬意や世界観がしっかりできていないと、使えないと思った。

その番組を見ていて、私もきれいな日本語を心掛けて、少しは進歩しなくてはと反省した。

日本語には二通りあると思う、「きれいな日本語を使うことが当然」と教育された人が相手を思いやって使う日本語と、そういうことは余り考えず、とにかく自分の気持ち・感情が伝われば良い、自分が話していて気持ち良ければそれで十分という日本語。

言葉って、自分の心の中で考える時も使うけれど、基本は、話す相手がいることが基本。
その相手に対する敬意や思いやりを感じられる日本語がきれいということかも知れない。

今回、山下さんの番組を見て、人間って、誰かの言葉を聞いたり読んだりすると、その内容を理解するだけではなく、話し手・書き手の精神の成熟度を読み取ってしまうものなのだなと思った。
気をつけなくては。(笑)
Commented by もず at 2011-04-13 22:33 x
こんばんは。NHK武田アナはのどの調子が悪くて今週お休みされてるんです。地震、選挙と出ずっぱりだったので回復するまで休ませてあげて下さいませ~。小郷アナは確かに声が高いですよね。NHKはそれでも民放ほど高くないですが、私は加賀美幸子さんとか森田美由紀さん、有働さんの声が聞きやすいです。

NHKのアナウンサーはやっぱり非常時に出ずっぱりになる時体力がいるので運動をしていると番組で言われていました。武田アナはマラソンのようです。私と同い年ですので今回の活躍ぶりで体力とスキルが一番いい時なんだろうと思いました。やはり震災報道をされていた野村正育アナは先週から福岡にいらしてますが、あの全国放送的なまじめな口調で、非常にローカルなことをしゃべられると、違和感を感じると夫が申しております(笑)。
Commented by mw17mw at 2011-04-13 23:16
>もずさん
わ~、もずさんって、NHKのアナウンサーについて、お詳しいのですね。
私は加賀美幸子さんだけ顔と声が一致します。武田アナは、今、検索して写真を見、「そうそう、この方の声、癒されるのよね~」と思い出しました。
(その他、そうです、今日高い声でニュースを読んだのは小郷さんでした。後は名前を聞いたことがある程度の知識しかありません。)
武田アナ、不調でお休みなんて、本当、もずさん、NHK情報通。

言われてみれば、地震に選挙で、皆、大変だったのでしょうね。
アナウンサーって、ただ、文章を読むだけの職業で、それをずっと続けて行くって飽きないかなと思っていましたが、震災以降、大変な職業で一生をかける価値があるなと感じています。
by mw17mw | 2011-04-13 21:36 | 日常生活 | Comments(2)