タニタ食堂の豆腐ハンバーグ
2011年 01月 18日
私は、お昼に見るとはなしに、チャンネルをTBSに合わせていたら、このタニタ食堂の第一弾の本を使った食生活に軽めのストレッチを加えて、6か月で10kg痩せたという女性が取り上げられていた。
何でも、タニタ食堂のレシピを色々作ってみたというわけではなく、この本に載っている「豆腐ハンバーグ」を色々アレンジして食べて、痩せたと言っていたので、このハンバーグに興味を持った。
で、今般、図書館からタニタ食堂のレシピ本第一弾が回って来たので、この噂の豆腐ハンバーグを作ってみたのだ。
レシピは悪いから書かないけれど、二人分で木綿豆腐2/3丁の水をしっかり切って、100gの鶏の挽肉を加えて、タネを作った。(木綿豆腐は、好みのお豆腐屋さんのお豆腐を使ってみた)
他に、戻したひじきと小口に切った万能ねぎ、少量の溶き卵を入れるのだが、溶き卵は忘れてしまった。
4,5時間400gくらいの重石をしておいた木綿豆腐を潰して挽肉とひじきなどを混ぜたら、何だか、「このハンバーグとがんもとどこが違うの?」と思った、揚げたら、お肉入りがんも、焼いたら、ハンバーグ?
最初、タネを二等分して丸めたが、その後、気が変わり、四等分に丸め直した。
量はたっぷりで、水気を絞った木綿豆腐とたった100gの挽肉で、こんなに大きいハンバーグが作れるのだというのが、見た目の感想。(大きいハンバーグは二等分した場合だけれど)
見た目、大きなハンバーグなので、ダイエットのための料理と言う感じがしないところが良いと思った。
で、多分、こういう豆腐ハンバーグは世の中に沢山のレシピがあるだろうから、きっと、タニタさんのものでなくても、お気に入りのレシピを使って作れば良いと思う。
(色々比較してみたが、皆似たような感じだと思う。但し、豆腐のお水はしっかり切るレシピの方が良いと思う。)
このレシピでハンバーグを作ってみて、一番参考になったのは、「焼くに当たり、このレシピ通り、油を使わず、オーブントースターにクッキングペーパーを敷いて、その上に丸めたハンバーグを乗せて焼いた」こと。
15分くらい焼いていたら、タネから水が出て来たので、そこまでにした。
なるほど、こうやって焼くと、油を使わず、どこにも貼り付かず、焼き物ができることが、結構新鮮な発見であった。
今度から、焼く油も使いたくない時はこの方法を使おう。
確かに焼き目がついていない点は物足りないが、このハンバーグの食感は、煮たものではなく、焼いたものの食感。
もし、お豆腐のお水が残り過ぎていたらどうなるのだろう?焼いている最中にお水が沢山出て来てしまうのかな、焼いた食感も変わるのかなと思ったが、やってみないとわからない。
で、その油で焼いていないハンバーグを、その後は、レシピとは別に、小さいフライパンに、お醤油・味醂・日本酒を煮立たせた中に入れて、からませて、出来上がりとした。
(写真の左3個は生のもの、右は焼いてあんをからめたもの)
食べると、鶏挽肉の味が強く、豆腐のハンバーグという感じがしなくて、満足感が強かった。
中々良いかも知れない。
他、一番最初に書いたタニタ食堂の本で6か月で10kgの減量に成功した女性は、このハンバーグを良く作ったと言っていたので、もし、一度に沢山作って、冷凍できたら、便利かもと思い、一つ、オーブントースターで焼いた後の状態で冷凍してから、解凍して食べてみた。
大丈夫、ちょっと食感が固めになるけれど、電子レンジで軽く解凍した後、お醤油・味醂・日本酒を煮立たせた中で煮たら、美味しく食べられた。
多分、この豆腐ハンバーグで減量された方は、多分、ソースを、和風やトマト味、カレー味、大根おろしに醤油等に変えて、食べていたのではないかしら?
それにしても、このハンバーグ、がんもどきに鶏ひき肉を入れたものだし、お豆腐屋さんではがんもどきを手作りしているのだから、そのタネに挽肉を加えて、オーブンにクッキングペーパーを引いて焼いて、「タニタ食堂の豆腐ハンバーグ」として売り出したら、売れると思うけれどな。
そんなお豆腐屋さんがあったら、ダイエットしたいけれど、忙しい人が、欲しい時に買いに行けて良いと思った。
と、簡単そうに書いてしまったけれど、お豆腐屋さんにはオーブンの設備がないから、この豆腐ハンバーグを商品化する時、オーブンという設備投資が必要かも。
そうなると、そこまでして、このハンバーグの商品化するお店はないかも。
なんて、そういう事情に疎い私は考えてしまったが、今、「豆腐ハンバーグ 通販」で引いたら、世の中には、豆腐ハンバーグの通販が沢山存在していた。
自分で作るメリットは、やはり、「材料が選べる」ということと「安価に作れる」「自分の好みの味に作ることができる」ことくらいかしら?(あ、そうそう、こういう工場で作るものは、アミノ酸とか色々入っていて、味がくどい可能性があると思う、やはり、お金の問題ではなく、私は手作りで行こう。)