回復を祈ります
2010年 08月 01日
多分、あの人かなと思ったら、やはり、あの人だった。
その人は、実は、昨年9月末、某女の殺人事件で、私に一番最初に取材に来て、某女が逮捕されていることを教えてくれた記者さんだったのだ。
店に入って来たので、お客さんかと思ったら、「日本テレビ 報道局 埼玉支局長 北優路」という名刺を差し出し、(彼女は拘束されていたけれど、罪状等、警察から発表されていなかったので)、「〇〇さんが結婚詐欺で逮捕されているけれど、ご存知の方ですか?」と、聞いてきたのでびっくり。(何だか、こういう段階では、「殺人容疑で」ということは、言ってはいけないのがルールのようで、そこまでのことは教えてくれなかった。)
それから、4時間くらい我が店に粘って、彼女の逮捕が発表になったら、使えるようにと、色々質問して、撮影をして行った。
私は全くの無防備状態で、どうして良いかわからなかったけれど、「ま~、日テレの社員だったら、難しい試験を合格した人だし、信用しても良いのかな」とか、「彼もサラリーマンだから、私から取材を取れないと困るかな」と、お店も暇だったので、応じてしまったのだ。
ま、そんなこんながあって、10か月前に一番最初に取材に来た記者さんだし、その後5か月前にも一度店に顔を出したので印象が強い。
その人の取材を受けてしまった後1か月して、その事件が警察から正式に公表され、その日から、次から次に、新聞・雑誌・テレビの記者が押し寄せて来た。
その時、私は人が善いのか、「日テレの取材だけに応じる」というのもおかしいような気もして、お店も暇だから、全ての取材を受けてしまった。
その取材に押し寄せた記者さんたちの殆どは東京本社所属だったが、中に一人だけ、埼玉支局所属の人がいたので、、「日テレの北さんはご存知ですか?」と聞いたら、知り合いとのことで、「彼は、二人の保育園児の男の子のお父さん」と教えてくれた。
支局長と言うと格好が良いけれど、まだ、若いし、そんなにもスタッフがいるわけではなく、実質、支局長兼取材記者のような立場なのだろうか、八ツ場ダムの工事が中止になった時も、そのニュースを見たら、北さんがマイクを持って説明をしていた。
何だか、埼玉で何か事件があれば、どこへでも飛んで行って取材報道するのが彼の使命のようだった。
だから、、今回も、ヘリの墜落事故も、きっと北さんが取材に行ったのではと思ったら、その通りだった。
何だかな~、まだ、30歳で、二人の保育園児のお父さんなのだから、奥さんとお子さんのために、どうか、頑張って生き返って欲しい。