浅草馬道「イル・セレーノ」-ファミリータイプイタリアン?
2010年 06月 15日
本題です。
日曜日のお昼、yasuさんと、馬道の「イル・セレーノ」でランチして来た。
私は初めて、yasuさんは数回目。
店内を写さなかったが、ベージュの壁紙と茶色い家具、大きなすりガラスから柔らかい光が入り、しかも、観光地にありがちなテーブルとテーブルの間が狭いというようなこともなく、結構広々としていて、落ち着ける空間で好印象。(ま、馬道は観光地からはちょっと外れているからできるのかも)
若い男性二人のお店で、シェフもフロアも一人ずつで、満席で25人くらいのキャパかな?
ランチコースは、3つあって、パスタかリゾットとデザート・パンにコーヒーか紅茶で、1250円。
それに前菜がつくと1850円で、その上、お料理をつけると3千円ということで、前菜つきをチョイス。
ダイエット中に、イタリアンでパスタを食べることに抵抗がないと言えばウソになるけれど、食べると決めたら、ダイエットのことなぞすっかり忘れて楽しまなくてはと思った私。(笑)
後は、夕飯の内容や量、散歩でどうにかなるだろうと計算していた。
あ~、パスタ、久しぶり。
ダイエットを始めてから、やはり、食パン・パスタ・うどんなぞ、消化が良いものを避けていたのだ。
まずは、前菜、すずきのカルパッチョ。
とても彩りがきれい、和食で使うと地味になりそうな菊の使い方が上手。
味も美味しかったけれど、どちらかというとドレッシングが甘めの味付け。
パスタは、トマトのパスタとボローニャソースのパスタがあったので、私は、「重めで、これぞ重いパスタ」と感じられるものが食べたかったので、ボローニャソース、YASUさんは、ベースがアーリオリ・オ・ペペロンチーニで、フレッシュトマトやサーモンが入ったものを選んだ。
私のボローニャソースは、粗挽きの挽肉ゴロゴロしていて、私のニーズにぴったりで美味しかった。
食べている最中はそんなに気付かなかったのだけれど、食べ終わると、口に甘さが残った。
このお店の味付けは甘めが特徴なのかなと思う。
別に、ものすごく甘さが勝った味ではないのだけれど、そこはかとなく、甘い。
普通、イタリアンというと、ワインを飲みたくなるようなしょっぱさが標準だと思うのだけれど、ここの味付けはそれに比べたら、若干甘い。(ワインが進まなくて、それはそれで良いのだけれど)
と感じながら、周りを見回すと、日曜日のランチは、どの席も満席。
友だち同士も多かったけれど、子どもや老人を連れた家族連れも多い。
「あ、そうか、子どもや老人を連れてくる人も多いので、ワインを飲まないで料理だけを食べる人たちがしょっぱいと感じない味付けにしているのかも。
だから、純粋本場の味とか、ワインを飲むことを前提としたイタリアンのお店の味付けに比べて、甘めなのだと思った。
本当、このお店、近隣に愛されているようだ。
お誕生日には、デザートに「バースデー・プレート」を出して、写真を撮ってくれるサービスがあるとのことで、フロアの男性が、ここそこで、記念写真を撮っていた。
浅草在住の人たちにとって、こんな小洒落たことをしてくれて、価格も手頃で、子ども・老人でも食べられる味付けのイタリアンは、とても使い勝手が良いのだと思う。
何でも、土日祭日でも平日でも、ランチメニューは変わらないそうだ。
厨房一人、フロア一人だから、出てくるのに時間はかかる方だと思うけれど、お店はきれいだし、お料理もオシャレだし、ゆったりのんびり、お友達と、ほんのちょっと日常から離れてほんのちょっと優雅なランチしたいときに、お勧めのお店。
ちょっと残念だったのは、コーヒーのミルクが、植物性の小さなフレッシュであったこと。
最後の飲み物のオーダーを聞かれる前に、砂糖と植物性のミルクが運ばれてきたのに、私はお馬鹿なことに、「エスプレッソ」を頼んでしまった。
で、エスプレッソが運ばれ、砂糖と植物性のミルクを入れて飲んだけれど、美味しくない。
冷静に考えれば、あの植物性のミルクを見たのだから、エスプレッソを頼まないで普通のコーヒーにすれば良かったのだ。(私は普通のコーヒーなら、ブラックで飲む)
実は、どうして、このお店になったかというと、本当は、カリッスィマという雷門のイタリアンに行きたかったのだが、土日祭日のランチは、3500円のコースだけのようなので、やめたのだ。
(カリッスィマは、昔、「マドンナ」という名前で、「浅草に初めてできた本格イタリアンのお店」として注目された。その当時、一度行ってみたいと思いながら、名前が代わり、そして、私は未だに行っていないお店。ここも雷門の裏路地にあって、観光客向けではないと思われる。)
ここは、色々な手打ちパスタがあるみたい、いつか、行こう。
もう1軒、YASUさんに、「モンテ・ビアンコ」というお店が良さそうと聞いたのだ。(「モンテ・ビアンコ」って、日本語にすると、「白山」?)
看板の写真を撮りに行った浅草通りの「どら焼きのおがわ」より、2,3軒、田原町寄りにあったので、写真を撮って来た。
ここも良さそうだし、平日はビジネスランチがあるみたいなので、とりあえず一人で行ってみよう。
浅草のイタリアンは、日曜祭日でもランチ営業しているところが良い。
お料理のクオリティもまずまず高くて、お値段もリーズナブル、私の好きな
「コスパの高い店」なので、来客を夕食にお連れすることが多いです。デザートは
行くたびに毎回違うので日替わりかと思いますが、どれも美味しかったです。
界隈でコーヒーを飲むのであれば(と言っても、コースのコーヒーを飲んだ後では
不要でしょうが)、馬道通りの向かい側、交差点近くの路地を少し入ったところにある
「うまみち」などはいかがでしょう。本当はケーキセットがお奨めなのですが、今は
お召し上がりになれないのが残念です。夏場の「抹茶ゼリー」は人気メニューです。
街場の近隣の人に愛されるイタリアンとしては、良いお店で、上質だと思いました。
(美味しいイタリアンがあるから、食べに来てと、色々な人に紹介するとなると、やはり、甘さがちと気になります)
また、もうちょっとパスタ料理が選べれば嬉しいかなと思います。
以前通りがかりに、「良さそう」と思ったけれど、名前を見て来なかったお店が「うまみち」だと、今回わかりました。
(ちょっと前に、玄妙の話が出た時、あそこが「玄妙」かと思っていました。)
玄妙もうまみちも、機会があったら、行きたいです。
お店のチョイスはなかなか難しいですね。
当然私もコスパを求める訳なので(笑)
CPを考えるとついついソルレヴァンテに行っちゃいます。
たまにはリストランテでとびきりおいしいイタリアンも食べてみたいな。
ソルレヴァンテ、B食の催し物で行った切りですが、美味しくて良いお店だという印象を持っています。
お店のチョイスは、本当に難しいですね、一緒するメンバーを見て決めるしかないかも。
リストランテでとびっきりのイタリアン、夢だな~。
このお店、家族や友達と行くのに、とても良いですよ、特に子連れでも大丈夫だし。味も子どもでも食べられるように工夫しています、
周りのお客さんを見たら、誰かのお誕生日のお祝いに利用している人が多かったです。
ランチはコースしかなかったし、普段使いにはちょっと勿体ないかも。