変体仮名文字@浅草
2010年 06月 13日
その行き帰りに、変体仮名文字の看板の写真を撮ってみた。

もの。
②「お多福」と書いてあるのだから、この崩れた「た(多)」は、仮名ではなく、漢字なのだろう。
天ぷらが「天婦羅」でなくて残念。
③は、ご存知「並木のやぶそば」の看板。
「ぶ」が「婦の崩し字に点々」なのも凄いが、「ば」が「波の崩し字に点々」なのも凄い。
今回見た崩し字の看板の中で、これが一番かも。
やぶそばのお店で、婦の崩し字をつかったやぶという文字を見れば、「やぶ」と
読めてしまう。

マークで使われているので、右から左に読むものであることさえわかっていれば、読みやすい。
どら焼きで有名なおがわの看板だけれど、このお店は、近所の初小川という鰻屋さんの親戚筋。
本家はどうなっているのかと看板を探したが、仮名は一切使っていなかった。
⑤は、国際通りROX手前の「たから家」という天ぷら屋さん。
この「た(多)」も、良く見かけるので、読みやすい。
これは、②と違って、変体仮名なのだろう。
⑥は、寿の浅草通りに面している煎り豆屋さんの看板。
ほていの「い」が、「以」の崩し字。
浅草なら、もっと色々変体仮名の看板があるかもと思ったけれど、予想より少なかった。
変体仮名については、「変体仮名を覚えよう」というページとか、Wikiの「変体仮名」に詳しい。
こういう文字って、そこで何を売っているのか、そこが何屋さんかわかっていれば、その看板に書いてある文字が何となく読めてしまう。
Wikiの「変体仮名」の中の写真の「生そば」という看板、今まで見かけたこともあり、何となく、「生そば」と書いてあるのだろうとは思っていたけれど、「そ」が「楚」の崩し字、「は」が「者」の崩し字だと今回初めてわかった。(でも、覚えていられるだろうか?)
(今回思ったのだけれど、「者の崩し字」が「む」みたいに見えるし、そもそも何で「者(しゃ)」が「は」なのか、その由来がわからないので納得できない、だから、者が「は」だとは連想できないし、「婦の崩し字」も「ぬ」みたいで、「ふ」とは思えなかったのだ。婦の崩し字は、言われてみれば納得できるのだけれど、者の崩し字は、納得できない)
また、「は」は、並木のやぶのように、「波」の崩し字だとすると、す~っと頭に入るが、こういうページに、「波」が「は」の項に乗っていないのは何故だろう。
(また、無教養なことを書くけれど、「ゑ」と「ゐ」は、普通の仮名であって、変体仮名ではないと、今回知った私。<笑>「わ行」の「い」と「え」なのだそうだ。)
しかし、こういう変体文字、衰退の一途だろうけれど、まだまだ、色々使われているみたい。
色々検索していたら、二天門のやぶに関するブログの写真で、白い暖簾が写っているのだが、右側の一文字が読めない。
どなたか、おわかりになりますか?
しかし、こういうことって、調べれば調べる程、深みにはまりそう、ここいらへんにしておこう。
二天門やぶののれんは、処の旧字、處の草体です。お分かりの通り、そばどころ、に違いありません。
>二天門やぶののれんは、処の旧字、處の草体です。お分かりの通り、そばどころ、に違いありません。
あ~、そうなのですか、ちょっと習字をやめるの、早まったかしら?(笑)
先程書き間違えたかも知れません、私は、楷書・行書まで終えてやめてしまい、草書は全然学んでいないのです。
草書まで必要だったかも。

