TXつくばエクスプレスに乗ったわよ

d0063149_2036524.jpg8月24日に開業したつくばエクスプレスに土曜日乗ってきた。
やはり、私は好奇心が強く、我が家では多分一番乗り。

感想はと言うと、「運賃が高い分、設備が良い」かな?
写真のように、プラットフォームの両脇に転落防止のフェンスがあるではないか~。
何をそんなに喜んでいるかというと、大江戸線にはこの設備がないのだ。
大江戸線よりちょっと前に完成した東京メトロ南北線なんかは、この転落防止のフェンスどころではなく、上から下まで、線路に侵入できないようなつくりなのに、大江戸線には、フェンスさえないのだ。
d0063149_20374748.jpg
おまけに、我が大江戸線新御徒町駅は、他の駅に比べたら、内装にお金がかかっていないで、良く言えばシンプル。
それなのに、それなのに、運賃の高いつくばエクスプレスの新御徒町駅は、とてもお金がかかっている作り。(写真は、壁のタイルが高そうだったので、つい写してしまったもの)
どうせ作ってくれるのなら、他の都心の駅と同等な美しくゴージャスな駅の方が良いに決まっている。

d0063149_20402116.jpg→この写真のように、表示も「普通にお金をかけた駅」にあるものだったので、つい写真を撮ってしまった。

とりあえず、北千住まで行ってみようと思ったのだが、乗っている間に、「未知の土地に行ってみたい」という思い捨てきれずに、三郷中央まで乗ってきた。
電車は新品で快適で、早い。

それと、このつくばエクスプレスというのは、特急とか快速、普通という電車が走っているらしいが、秋葉原から北千住までは、どの電車も止まるとのこと。
良かった、良かった。
昔から、都電、都バス、銀座線、山手線で育った私は、この「特急、快速、普通」とかいうシステムがどうも馴染めないのだ。
つくばエクスプレスは、特急と普通の差が12分くらいだから、余り考えずに利用できそうで嬉しい。

また、大江戸線だけのときには、我が家に一番近い出口には、上りのエスカレータしかなかったのに、どうも、つくばエクスプレスの駅に一番近い出口だったおかげか、何と「エレベータ」がついたのだ。
とても嬉しい。
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# by mw17mw | 2005-08-28 20:43 | 日常生活 | Comments(0)

ぬくぬく育つ

先日の夕方、お休みであった甥のお父さん(私の弟)が、店に座り込んで、二人でよもやま話をしていた。
そこに、中三の甥1が陸上の練習の後だろうか、ひざ上のトレーニングウェアで学校から帰って来たのだが、私と弟の間に椅子を置くと、そこにちょこんと座って、おばさんにファンタをもらって、それを飲みながら、おばさんやお父さんに、嬉しそうに構われていた。
「甥1、横から見ると、鼻がちゃんと大人の鼻になっているよ、良かったね~、子どもの鼻ぺちゃのままでなくなって。おばちゃん、ずっと甥1の鼻はぺったんこかと心配しちゃった」と言うと、嬉しそうに笑う。

「あ、足にすね毛が生えている~、生意気~、もうすっかり男の人の足だね、足だけは大人になったね~。この前までツルツルの足だったのにね」と言うと、「ずいぶん前から生えていたよ」とのこと。
でも、半ズボンが当たり前だった小学校6年生のときには生えていなかったことは確か。

もうすぐ15才になる甥1には、それなりに反抗期もあったが、だいたいは素直な性格だし、私やお父さんに、大人になった身体の変化を褒められたり、からかわれると、いつも嬉しそうにしている。
小さい時から、おばさんやお父さんは、自分の成長、自分の心の動きをからかいながらも、温かく見守ってくれ、喜んでくれるという安心感があるのだろうか。

d0063149_2151135.jpgで、右の絵は、「甥1に顔は写さないから、すね毛だけ写させて、ブログに載せるから」と頼んだのだが、「絶対嫌だ」とのことで、おばちゃんが、お絵かきソフトで書いてみた。

最近、また少年が加害者のものすごい事件が色々起きている。
加害者は、普通の家庭の甥1と同じ年くらいの少年のようだ。
この少年たちには、家庭があっても、自分の成長を喜んでくれたり、からかってくれたりする人がいたり、安心する場所とか相手がいるのだろうかと、甥1と話していて思った。

我が甥1は、この段階までは、本当に上手というか、安定して育ったと思う。
この子が、犯罪も含む暴力沙汰を起こすことはないと思う。

でも、難しいのはこれからかも知れない。
私もそう思っていたが、子どもは、20才になったら、一応大人になるのだから、皆自分の進路や心配は、自分の方針に従って決めたり、解決していくのだろう。
しかし、実は、その陰で、心配してくれたり、めげたら温かく迎えてくれたりする人がいるかいないかで、出す結論も結果も相当違ってくると思う、それは、20才を越しても、何才になっても、同じだと思う。
どんなに注意しても、事故や事件に巻き込まれる可能性があるし...。

この子や甥2が大きくなって、社会に出て、社会の理不尽などに我慢したり、反対に、そこから逃げる決断をするとき、おばちゃんやお父さんは、うまくアドバイスできるかなとちょっと心配。(自分が会社を辞めた経験を持っているから)

私は色々興味があって、勉強したので「心は温かくて穏やかな環境で育つもの」だ思っている。
(反対に、冷たくてイライラした環境に育つと、心は育たない、心が育たないまま、でも自分では心があると思い込んだまま大人になることも多いと思う。また、大人になる前に、自分で事件・事故を起こしてしまうことにも繋がると思う。)

甥1や甥2は、少年期まで多くの大人に可愛がられる環境にいたので、一応、少年としての心(人を思い遣る、他人を自分と同じように思う)は育っていると思う。
でも、これから、高校・大学・社会人と進んで行く中で、必ずしも温かい環境にいられるとは限らない。
そういう場合でも、幼少期や少年期まできちんと育っていれば、どうにか対応できるのだろうか?

とても心配だけれど、全然分からない問題である。
甥1が将来、会社の嫌な上司にいびられて、「ぐっと堪えて笑顔が消えても頑張っているなんていう姿」見たら、おばちゃんが耐えられないで後先考えずに「そんな会社、辞めちゃいなさい」なんて言いそうで怖い。
そうなったら、ま、私は親ではないので、「~しなさい」なんて言わないで、応援団として、甘やかしてあげるしかないとは思う。
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# by mw17mw | 2005-08-27 22:10 | 日常生活 | Comments(0)

愛がなくても喰ってゆけます

d0063149_11193189.jpgという漫画をインターネットで知って、取り寄せて読んでみたが、とても面白かった。
題名の「愛がなくても喰ってゆけます」が意味不明だったが、英語の題名で「Not love but delicious foods make me so happy.」とあり、意味がわかった。
正しくは、「愛がなくても、美味しい食べ物があれば、生きていけます」という感じか?

「西洋骨董菓子店」を書いたよしながふみさんの、題材となる店とその感想は実在のもので、ストーリーはフィクションという15話。
どのお店も美味しそうなのだが、東京東側の店は、銀座のチョコレート屋一軒で、殆どが、杉並・目黒あたり(たまに新宿・四谷・新大久保)に集中しているから、この漫画を買って実際に役に立つ人はそちら方面に住んでらっしゃる方たちだと思う。

でも、よしながふみさんの喜びは私の食の喜びに繋がるところがある。
自分が美味しいと思ったものを人が同じように美味しいと感激してくれることが何故か嬉しい性質であること。

この本を手に入れたとき、偶然、肉屋さんの女性週刊誌で、来栖けいさんという新進の食のライターのドキュメントを読んだのだが、ちょっと違和感を感じた。(彼は、大食いできる人なのだけれど、食べ歩きしない日は、胃袋を小さくしないように、一日15リットルのお水を飲むと書いてあった→私はこれだけでもうだめ。そこまでしないでと言いたくなる)
以前、管理栄養士の人に聞いたのだけれど、身体に悪影響のない食べ物でも取り過ぎは良くないそうである。
なぜかというと、取り過ぎると、それを排出する機能のある内臓を酷使するからということ。
ま~、大食いは、若いうちしかやる気が起きないものだけれど、それはきっとまだ内臓が丈夫だからだと思う。

話は飛んでしまったが、よしながふみさんの美味しい食べ物の描写やその喜びの描写はとても楽しいので、機会があったら、読んでみてください。

「愛がなくても喰ってゆけます」
よしながふみ 太田出版 880円(消費税抜き)
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# by mw17mw | 2005-08-27 11:21 | 料理本 | Comments(2)

トマト水 2/2

余談だが、私はどうも夏太りしてしまったようだ、鏡を見ると、二重あごになりそうなあごが見える....。
夏は、「新陳代謝が激しく、汗になって、カロリーが飛んで行く」なんて思いながら、沢山食べるのは、やはりやめておいた方が無難だとわかった。(だいたい、涼しくなった秋口に、胃袋が完璧に大きくなっているはずだもの)

d0063149_1683735.jpgで、トマト水なのだが、推薦してくださった方に習ったとおり、トマトの皮を剥いて塩を薄めに振って手でなじませ、ボウルに入れてラップして冷蔵庫に入れておいた。
そうすると、沢山水が浮いてくるから、ザルで漉して、この冷えたトマト水飲むと、本当に美味しい。(タネは抜かずに一緒においておいて、トマトを使う時に取った。種の周りのツルツルしているところ、美味しそうだから)

一度目
1.12時間くらい置いてからトマト水を飲んだら、すりこんだ塩の関係で塩の味がしたが、これはこれで
  美味しかった。
2.更に12時間くらい冷蔵庫に入れておいたらまたお水が取れて、これを飲んだら、今度は塩が全くなく
  甘くてこれはこれで美味しかった。

一度目が本当に美味しかったものだから、再度トマトを買ってきて、今度は一昼夜24時間冷蔵庫に入れておいたが、これはちょうど良い塩梅のトマト水となった。
(その後の水分を抜いたトマトは、もう1日冷蔵庫において、「きれいな真っ赤」にした方がお料理が映えると思う。)

辰巳芳子さんが「命を支えるスープ」と言うけれど、このトマト水は、食欲のない病人とか健康体だけれど暑さで食欲のない人でも、美味しく飲めて元気が出るのではと思えるくらい、
爽やかで美味しい。
トマトジュースのくどさを除いた感じ。

トマト中2個で、200CCも取れないが、お勧め。

で、水分が抜けたトマト(と言っても、そもそもトマトの94%は水だそうです)を見て、コート・ドールの謎が解けた。
私がラタトゥイユを作ると、トマトが煮崩れて、出汁みたいになってしまうのだ、コート・ドールのはそんなことなく、ピーマンとトマトが同じように煮崩れしていなかったのだ。
あの時は、「どうしてだろう?」と思ったが、トマト水を作ってわかった、トマトの水を抜いてから、ラタトゥイユの材料にしたのだと。

それと、2日塩をして冷蔵庫に入れておいたトマトは、真っ赤になった。
初めオレンジ色ぽかったのに、透明な水分が抜けたせいだろうか。
コート・ドールは、トマトを2日間塩して寝かせてから、使っていると思った。
コート・ドールの生のトマトソースは、きれいな赤であったが、この色も、「トマトの水を抜いたからこその色」だと思った。

このトマト水は、料理をしている人の役得のように飲んでしまってもいいし、何か、冷たい料理を作るときの出汁にしても良い感じ。
水気を抜いたトマトは、細かく切って冷たいスパゲティの具にしてみた。
これを裏ごしすれば、冷たいトマトソースになると思うけれど、まだ、やっていない。
水気を抜いたトマトの使い方は、まだ研究中でそのうちまとめる予定。

真夏のトマトらしい味の冷たいトマト水、癖になったみたいで、また今日、浅草橋の野菜スタンドでトマトを買って、仕込んでしまった。(笑)
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# by mw17mw | 2005-08-25 16:15 | 料理レシピ | Comments(0)

トマト水 1/2

私は、コート・ドールで食べた生のトマトソースも青じそのスープもとても気に入っていた。
今は、高級というと、甘いフルーツトマト全盛の時代だが、コート・ドールのトマトの味は、昔からの爽やかで酸味のある味であった。

そして、その味は、浅草橋の野菜スタンドのトマトの味と共通しているように思われた。

コート・ドールに行った次の日、手持ちの浅草橋の野菜スタンドのトマトの皮と種を取り、にんにくひとかけとオリーブオイル、塩・胡椒とともに、フードプロセサーにかけた。
自分では、「コートドール風の生のトマトソースに近いものにならないかしら?と期待していたのだが、出来上がったものは、サーモンピンク色のどろどろの液体。
これを茹でて冷たくしたスパゲティに和えて、青じそを混ぜて食べたら、上品さとか完成度は全く別物であったが、「夏らしい味」という意味では、中々良いスパゲティになった。

何でサーモンピンクの色になってしまったのかと考えると、にんにくのせい?それから、フープロにかけたことにより、相当空気が混ぜ込まれてしまったのかと思った。(その経験で、コート・ドールのトマトソースは、フープロにかけられることなく、丁寧で手で漉されるのだろうと思った)

その話をしたところ、コート・ドールを推薦してくださった方から、「コート・ドールの生のトマトソースのトマトは、前日から一晩塩をして水を出している。そして、その水は、青じそのスープに使っている」とのこと。

その私が作ったサーモンピンクのトマトソースは、2日に分けて食べたのだが、一晩冷蔵庫にしまってあったトマトソースを朝出してみると、二層に分離して、下の方はピンクの水であった。

このトマトに塩をして出したトマト水がどんな味か試すことにした。
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# by mw17mw | 2005-08-24 15:41 | 料理レシピ | Comments(0)

味醂でわかったこと

昨晩、味醂風調味料のことを書いてわかったことがある。

我が近所に、規模もレベルも中級スーパーがあるのだが、そこの和風のお惣菜が美味しくない。
別に「ウェ~」という程でもないのだが、何種類か買ったことがあったが、私の場合、その時限りで、どういうわけか、二度と手が伸びなかった。
嘘ではなく、私の場合、ポテトサラダの半額は手がたまには伸びるのに、ほうれん草の胡麻よごしとか、卯の花みたいなものは、半額になっていても、手が伸びないでいた。

「余り美味しくない」以外の理由が思い浮かばなかったが、昨日から、「きっと、味醂ではなく、味醂風調味料を使って作っているからだ」と思い当たった。
だって、そのスーパーの棚には、味醂はなく、味醂風調味料しか売っていないのだから。
きっと、日本酒も販売していないスーパーだから、料理にお酒なぞ全然使っていないだろうし、だしは、だしの素だろうし、全くろくでもないと思う。
「作りたてを大切にしている」とか、「アルカリイオン水を使っている」とか言ったって、味醂風調味料を使えば、あんなものかと、やたらに納得が行った。

また、もう1つ思ったのだが、そのスーパーで売っているおいなりさんとかんぴょうの海苔巻きも美味しくないこと。
それは多分、おいなりさんとかんぴょうの海苔巻きを冷蔵ケースに入れて売っているからだと思っていた。
でも、昨日から、それだけではない、この油揚げやかんぴょうだって、味醂風調味料で煮てあるからだと気づいた。

私の舌は、どうも味醂風調味料が嫌いなようで、自然と、そのスーパーやコンビニのおいなりさんは買わず、町の昔ながらの甘い物屋さんのおいなりさんにばかり、手が伸びていたが、その理由がわかって、自分で「な~るほど」と納得してしまった。
(昔ながらの甘い物屋さんの油揚げはコッテリしているが、それはそれなりの美味しさがある)

私が昔からの味醂の味に慣れているから、味醂風調味料の味がだめなのかも知れないとも思う。(最近の若い子は、小さい時から食べ慣れた「味醂風調味料」の方が舌にあっていたりして、と考えると、怖い)
今の時代、「味醂」を使っているだけで、もう「高級」の部類に入るお惣菜なのかも知れない。

煮物は、腕ではなく、やはり、材料、調味料を選ばなくては、美味しくできないと納得してしまった。
美味しい物好きの皆様、是非、せめて、普通の本味醂より上の調味料で、料理してくださいね。

それにしても、だしの素と味醂風調味料の嫌いな私は、結局、一生、自分で料理して暮らすしかないのだな~と思う。(笑)
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# by mw17mw | 2005-08-24 15:24 | 食材・食材のお店 | Comments(2)

私の好きな調味料「赤酒」 2/2

一番最初に買ったお客さんが「コクがあった」「何か紹興酒みたいな感じ」と教えてくれた。
紹興酒というイメージはなかったが、瓶から白い器に出してみると、確かに色艶は似ている。
出したついでに舐めてみると、くどくない上品な甘さである。
ネットで製法を調べたが、原料は似ているけれど、紹興酒は、長く寝かせることによって、茶色くなるらしく、赤酒とは、違う製法であった。

MLの人が一人赤酒を高級スーパーで見つけて試してくれて、大絶賛でであったことが嬉しかったが、その私から一番最初に買ったお客さんの口から「美味しかった」の言葉が聞こえなく、ちょっと考えてしまった。

赤酒を使うと、料理が美味しくできるのは確かであっても、使う人に余裕がなく、それ程美味しさを求めていなかったりすると、価値はないのかも知れないと思った。

また、「ちょっとあそこのものは...」と陰で評判のお弁当屋さんのご主人に「味醂は何を使っているの?」と聞いたら、「味醂風調味料」とのこと。
別にそれだけが原因ではないとは思うが、あそこのお弁当は確かに美味しくない。

味醂風調味料は、プロは使わず、シロウトの普通のお客さんが買い物に行く「酒類の免許を持たないスーパー」のためのものだと思っていたが、どうして、どうして、安いお弁当屋さんや惣菜屋さんで結構使われているらしい。(でも、その味醂風調味料を使っているお弁当屋のお弁当が特価であるわけではない。利幅を大きくしたいのだろう)

味と価格、人それぞれの価値観や思惑のある中で、私の「赤酒」を売るのはうまく行くのだろうか?
ちょっと不安になるが、でも、本当に良い調味料なので、引き続き売って行きたい。

もし、合羽橋や御徒町近辺に買い物に来られる方で、私から赤酒を買って試してみても良いわという方がいらしたら、私(真理子)のメールアドレスmw17@tctv.ne.jpまで連絡ください。
JR御徒町、日比谷線仲御徒町、大江戸線新御徒町駅、もしくは、合羽橋までなら、メールで打ち合わせの上お届けします。

東肥赤酒  720ml 580円(賞味期限は、来年の11月のものです)

d0063149_034612.jpg右の写真は、今私が使い終わろうとしている古めの赤酒の液
(新しいものより、茶色が濃い。新しいものはもっと飴色)

尚、今、味醂だけの酒類販売免許ができており、申請すれば、スーパーでも味醂を扱うことは可能だそうです。
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# by mw17mw | 2005-08-24 00:08 | 食材・食材のお店 | Comments(2)

私の好きな調味料「赤酒」 1/2

d0063149_18273023.jpg私は、ご存知のように、絶対に「お酒より食べ物」にうるさいタイプで、お酒には全然こだわらないタイプなのに、酒屋を継いでしまった。

だから、「芋焼酎の香り高いものが欲しい」とお客さんに言われても、実は困っているのが現状。
でも、こういうお酒類については、ボチボチ勉強しようと思っている。

私の中で即戦力となる知識は、やはり「味醂類に対する知識」だ。
この十年くらい、味醂については、福来純、三河味醂、大手の普通の味醂、赤酒と全て使った経験と評価を持つ。(残念ながら、「味醂風調味料」は使ったことがない)
(反対に普通の酒屋さんは、男性が多いし、お酒についての知識は豊富でも、味醂についての知識はない人が多いらしい)

我が家の方の生活水準とか、本人としても、「高くて、使い方をケチってしまうような調味料は扱いたくない」という気持ちもあり、「比較的安価で、美味しい調味料」ということで、「東肥赤酒」を店で扱うことにした。
以前書いたが、嘘ではなく、赤酒を使うと、自分の煮物の腕が上がったような錯覚に陥る。
赤酒を使い出して、もう味醂には戻れないと思ったので、今回、自分のためも含めて、取り寄せることにした。

他所で売られている味醂の種類と値段を色々見比べたのだが、
高い順でいうと、福来純、三河味醂、赤酒、大手メーカーの純米味醂、大手メーカーの純米ではない味醂、味醂風調味料の順になると思う。
赤酒は、純米でない味醂の2倍程度、福来純の1/2程度の値段。
そう考えると、福来純は、最も普及している味醂の4倍の値段だ。

お店を開いて、既に8か月が経ち、しかも、自分が生まれて育った場所なので、近所の奥さんたちがお店に来た時に、「私が自分のために取り寄せた調味料で、使い方は味醂と同じ。でも、味醂より柔らかで味に幅が大きい」とセールスすると、その場で買ってくれるか、「今持っている味醂が終わったら」と言ってくれる人ばかりで助かっている。

でも、一番大切なのは、「美味しかったわよ」とリピーターになってくれることなのだが、この部分はどうなるかまだわからない。
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# by mw17mw | 2005-08-22 18:31 | 食材・食材のお店 | Comments(2)

コート・ドール その4(終わり)

メイン   肉...子羊の背肉のロースト&ラタトゥイユ(私)
      子羊がとてもとても美味しかったのだ。
      噛んだ途端、頭の中に、「今まで食べた子羊の中で最高」という言葉が浮かんだ。
      こんなの食べちゃうと、次に他所のお店で子羊食べても、絶対「美味しい」と思えないだろうと思っ
      てしまうくらい、柔かくて、ジューシーで臭み0。
      また、付け合せのラタトゥイユも今まで食べた中で最高、私のラタトゥイユと雲泥の差。(というか、
      同じ料理とは思えなかった)
      私のラタトゥイユは、最後全ての野菜がトマトの汁の中で煮上がっている感じだが、ここのは、ト
      マトは煮えているのだけれど、他の野菜と同等で、取りまとめ役ではなく、ピーマンやズッキーニと
      同等の「素材のうちの一つ」でしかなかった。
      野菜の一つひとつがちょうど良い具合に仕上がっていてどれもこれも最高に味が引き出されてい
      るのに、その上全体でもまとまっていて、本当に美味しかった。
      このラタトゥイユだけで、ここに来た価値はあると思ったくらい。

      「お金で買える幸せ」ってこのことかも知れないと思ったくらい両方とも至福の味であった。
      口に入れた途端、「自己最高!」と思えること。(笑)
      このお店は、レストランを構成するものの中で、素材に一番お金をかけているとのこと、その上、
      シェフの腕が確かで、一番美味しい状態で出してくれるのなら、口の中に広がるのは、「お金で
      買える幸せの味と楽しさ」(笑)

      魚...黒むつの天火焼き&ブロッコリー(友人)
      黒むつを少しもらって、食べたが、これも新鮮な魚で美味しかった。
      バリっと焼けていた。
      友人が「私もこういうの、作るのだけれど、置いておくと、バリが消えてなよなよになってしまう」と
      のこと。
      それは、フライパンで皮を下にして、下からの火で焼くと、下からの火で皮は焼けるけれど、同時
      に上から身の水分が落ちてくるのではと思った。
      レストランみたいに、バリっと焼きたかったら、お料理の名前どおり「天火焼き」で仕上げるのがい
      いかも知れない。(本当だろうか?)

シャーベット 名前忘れたが、洋酒のシャーベット(パニパト?)
         口の中をさっぱりさせてくれた。

デザート   パッションフルーツのババロア
       パッションフリーツのババロアを食べた途端思ったのは、「料理人が作ったレストランのデザート
       であって、お菓子屋のパティシエが作るお菓子と別の美味しさ」ということ。
       繊細ではなく、とても力強い美味しさであった。
       こういう力強いお菓子を食べたのは、久々という感じがした。

コーヒー&ちょっとしたお菓子
       コーヒーが3種類と紅茶が何種類だったか、選ぶことができた。
       小さなフィナンシェ(でも丸型)のようなお菓子と、何のゼリーかわからないが、常温で固めたゼリ
       ーとか柿ようかんのようなものがついてきて、美味しかった。

これで、私だけがワインを飲んで、二人で14200円くらいだった。
一緒に行った友人もとても気に入って、「秋になって、またメニューが変ったら、行きたくなってしまうかも」とのことであった。

夜は、アラカルトしかないみたいだけれど、ランチならコースがあって、そこそこのお値段で、一流の味が楽しめ、お勧め。
私たちの横の二人用のテーブルには、全部色は白だが、ポロシャツ、バミューダ、スニーカの30代くらいの男性が一人で、アラカルトを取って食べていた。
この人、ここのお料理が好きで、誰にも邪魔されず、誰にも気を遣わず、じっくり味わいたかったのかなという感じであった。
そういう男の人が静かに周りと融和しながら、楽しめるお店。

インテリアもオシャレ、料理も、ロビュション的、色とりどりで、お皿に、水玉がきれいに打ってあるような、料理の見栄えにも気を遣うお店も価値はあるけれど、2,3年に一度、こちらに相当金銭的余裕があって、しかもドレスアップできるときに行ければ十分。(一生に一回かも<笑>)

このコート・ドールのように、居心地だけには気を遣っているようなさっぱりしたインテリアで、料理に使える神経を「美味しさ」に集中させた料理を出してくれるお店には、本当に嘘ではなく、季節ごとメニューが変る毎に行きたい気がする。
ランチなら、美味しい物が大好きな人がそこそこの値段で、心から楽しめるお店。
(ランチだけの常連になっても、歓迎してくれそうなサービスの人たちという感じもした)

このお店で食べ終わった時、「避暑地のレストランみたいだ」と思った。
大きなガラス越しに見えるのは庭にある草木だけ、お店のインテリアはさっぱりしていて、出てくる料理は、産地ならではの新鮮で美味しい素材を使った料理ばかり。
人々は、静かで透明感のあるレストランで、和やかに静かにその味を楽しむのだが、レストランを出る時の客の内部には、ほっとする空間で過ごした快適さと美味しさの満足感が満ちている。
そんなイメージ。

d0063149_12281351.jpg推薦してくださった方に感謝。
本当に、都会のオアシスのような快適で心から美味しい料理を出してくれるお店であった。
まだ、書き足りないこともあるし、頭で言葉にできていない部分もあるのだが、ひとまずはこれで終わり。

コート・ドール
港区三田5-2-18三田ハウス1F 
03-3455-5145
休業日 毎週月曜 第2日曜
営業時間 12:00~21:00(準備14:00~18:00)
要予約
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# by mw17mw | 2005-08-20 12:41 | 飲食店・菓子店 | Comments(2)

コート・ドール その3

出かける前に集めた情報では、ランチコースが4500円で、それだけでも十分だけれど、せっかくだから、コート・ドールのシェフの斎須さんのスペシャリテを一皿取ったほうがいいとのこと。
そして、コート・ドールの一皿の量は多いから、二人で一皿取れば十分とのことであった。
友人や知り合いが推薦してくれたのは、「青じそスープ」、「冷製季節の野菜の煮込みコリアンダー入り」、「エイとキャベツ」など。
ただ、青じそスープとエイの料理は味が重なるということなので、素直に、サービスの人に「その三種類から2つくらい取りたいのだけれど]と相談したら、「ランチコースの量を考慮すると、そのうちの1品で十分」と言われ、ランチコースに、青じそのスープを追加することにした。
(本当は、次いつ行けるかわからないので、2つくらい取りたかったが、サービスの人のいうことを聞いて正解。一つひとつをゆっくり楽しめた。2つ追加していたら、最後は相当お腹に余裕がなく、デザート等楽しめなかったかも知れない。)

グラスワインは、「ブルゴーニュ」地方のもの(名前を忘れた)ともう一つ「サン・ジョセフ」というそれより南の地方のワインの2種類があると言われたので、よりスパイシーであるという「サン・ジョセフ」にしてみたが、このワインは美味しいワインであった。
一緒に食べる料理によっては、スパイシーだったり、軽く感じられたり、変化して、美味しかった。

コート・ドールのお料理は、やはり、とてもとても美味しかった。
フレンチとしては、今の時代の流行に逆行していて、反ロビュションという感じ。
今のフレンチは、お皿に絵を描くように華麗に色がデザインされて華やかなのが主流だが、コート・ドールの料理は、目を楽しませる余計な装飾的野菜・アクセント一切なしのタイプだけれど、食べ込んでも飽きずに食べられ、食べれば食べるほど美味しくて、しかも後味が良かった。
(コート・ドール 港区で引いたら、「あれがフレンチか」という意見があった程、簡素な盛り付け。ロビュション全盛の時代からフレンチを食べ始めた若い人には、余りに簡素なので、「フレンチ」のイメージと離れてしまうかも)

食べたものは、
アミューズ 赤ピーマンのムース
      ふわふわで、味が薄くて上品で、正直、味がよくわからなかった。
      少なくとも、私が雑誌の「赤ピーマンのムース」レシピを見ながら作った赤ピーマンのムースとは全
      く別物であることは確か。(私の作ったものは赤ピーマンの匂いと味が強かった)
      そんなに赤ピーマンの味がしないで、本当に薄っすら。
      下に敷いてあった生のトマトソースがとても美味しかった。
      トマトの味が昔の夏のトマトの味で、とても滑らかに漉してあった。
      両方をいっぺんに食べても美味しかったけれど、私としては、この料理自体、そんなに印象に残
      らなかった。
      でも、後味がとても良かった。
      きっと、何度か食べ慣れると味がわかる料理ではないかなと思った。(本当かな?)

前菜    穴子と帆立貝のテリーヌ
      これこそ、コート・ドールが非装飾的な料理を作る代表みたいな料理で、今の季節だったら、他
      所のフレンチでは、「夏野菜のテリーヌ」とか言って、赤や黄色や緑の野菜が段々に重ねられて
      いるものが出ると思うのだが、ここのテリーヌは、真っ白の中に、穴子の皮の線が規則的に黒い
      線になっているもの。
      大きなお皿の真ん中にはその四角い大きめのテリーヌが1切れ置いてあるだけ。
      でも、とても美味しかった。
      最後まで飽きずに食べられるというか、口に入れれば入れる程、美味しく感じるようになったと思
      う。
      ワインととても合っていたし、後味が良く、大満足。

スープ   青じその冷たいスープ
      この青じそのスープの材料は、「青じそ、梅干、アボカド、水」だけとのこと、スープの上には「糸
      瓜」がちょこっとアクセントとして乗っている。(あ、アクセントがあった、でも、地味目のアクセント)
      何というのかな、夏にピッタリ、青じその香り、梅干の酸っぱさをアボカドがうまくまとめていると思
      った。
      酸っぱいのだけれど、酸っぱすぎず、青じその香りも爽やか。
      アボカドの味は余り感じなかったけれど、アボカドの豊かなクリーミーな味が全てを丸くしているの
      かなと思まった。
      飲み続けていると、昔、田舎のおばあさんの家の裏山の畑にあった青じその植え込みの横を通っ
      た時のような「夏の田舎の家庭菜園」の土と草の匂いと暑さ→すなわち「田舎の夏」を思い出した
      ような気がした。
      食べている私は、田舎にいるような気分であった。

明日に続く。(今回料理の写真を撮りませんでした。今発売中のdancyuのP136~137にコート・ドールが紹介されていますので、その写真を見てください。)

トラックバック機能を使ってみたが、うまく行っているのかどうかわからないので、私の背中を押してくださった方のブログにリンクしておきます。(彼は、平日の昼間、お客が一組だけだったので、厨房まで見せてくれたそうです。私の時は、ほぼ満員だから、それは頼みませんでした)

A day in th Life
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# by mw17mw | 2005-08-19 16:41 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)