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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw
うぇ~ん、頑張ったのに、2月は、1.5kgしか減らなかった。
それも、中旬には、1.8kgくらい減って、「この調子、この調子」と思っていたのだけれど、そこから、停滞が始まったみたい。
どうしてか、わからないけれど、ご飯を食べない食事をするのが、長過ぎたのかも知れない。
それにしても、食べたい炭水化物を我慢して、体重が停滞すると、腹が立つ。(笑)
ということで、2日前から、一日一食だけ、ご飯を80g食べている。(効果は余りない<笑>)

その他、色々な本を買ったり、借りているので、色々なダイエット法が混ざりに混ざって来ているかも。(笑)

<まんがケトン体入門>
その中で、今、図書館からの到着を待っているのが、『「代謝」がわかれば身体(からだ)がわかる』という本。
その本の題名のごとく、確かに代謝がわからなければ、ダイエットもわからないよねと思っている。
でも、人気があるのか、中々回ってこない、そして、その本より先に「まんがケトン体入門」が先に回って来た。

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Amazonのコメントなぞに、「わかりやすい」とか「勉強になる」という評があったので借りて読んでみたが、私にとっては、やはり、難しい本。
何とか、全体を理解できるまで、3回読み直した。(それでも、細かいことまで覚えられないし、「?」と未だに意味の分からないところもある。)

でも、この本を読み、大筋を理解し、ここに書いてあることが本当だとしたら、糖質制限の食事を覚えて糖質制限の食事を続けるということは、ダイエットのためだけのものではなく、認知症や糖尿病やがんの治療にも役に立つらしいし、長く健康的に生き抜くのに役立ちそうと思う。(糖質を全く取らないということではない)

ま、この食事法は間違っていないと思うけれど、大学で管理栄養士を育成しているけれど、その基本は、カロリーを考慮した栄養学なわけで、それでも、人間の健康は保たれているのかも知れないが、日本の栄養学全体が、もっとケトン体の栄養学に近づくべきではないかと言う気分になる。


<ライザップ関係の本>
色々さがしていたら、ライザップもレシピ本等を出していることがわかり、図書館にあったので、借りてみた。
結局は糖質制限のレシピ本だけれど、今まで使っていた本より凝ったメニュー(=材料が多い)1が載っていて、面白い。
糖質量ハンドブックは、ライザップならではの特徴を感じられず、他の糖質量ハンドブックと変らない。

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レシピ本は、ちょっと材料は多めになってしまうけれど、美味しそうでおしゃれなレシピも多い。
また、糖質制限中の食事についても、役立つアドバイスが載っていて、食べる量は、「昼>朝>夕」と書いてあって、確かに、夜ご飯が一番軽い方が痩せそうとは頭では思うのだ。
この本に巡り合って以来、夕飯に食べていたものをお昼に食べるようにしている、しかし、今まで、夕飯が一番量が多い生活をしていた私としては、「朝ごはんより量が少ない軽めの夜ご飯」のイメージが湧かなくて、実行できなくて、困っている。

その他、今まで読んだ糖質制限の本だと、お砂糖を使うことはなく、ま、代替物として、味醂を少々使う例が多かった。
しかし、ライザップの本では、甘味料の中では、ラカントSを砂糖の代わりに使っても良いと書いてあったので、スーパーで買って来た。
(私は甘味料に疎くて、ラカントもパルスイートも名前は聞いたことがあるくらいで、全然内容は知らなかった。)
ラカントSは、色々な甘味料の中で、人工的なものではなく、自然由来の植物性の甘味料であり、加熱しても砂糖と同等の甘さであるとのこと、でも、まだほとんど使っていない。
やはり、料理の時、お砂糖を使えないというのは不自由なものと感じていたので、これを常備したことだけで気分が良くなった。
お砂糖に比べて甘さは足りない気がするが、使えないより良い。
また、値段的には高いけれど、もう3か月くらい糖質制限ダイエットをしているせいか、お砂糖の量が多い料理を作ろうという発想がないので、そんなに多くは使わない。


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# by mw17mw | 2018-03-13 20:36 | ダイエット・健康 | Comments(0)
所謂、ワインのラベルの表示基準変更が今年の10月30日から実施されるとのことで、説明会に行って来た。
そうしたら、制度変更の説明もあったが、何でも、山梨県だけが許されているGI YAMANASHIという産地表示についての説明もあり、そのことを含めて山梨県のワイン事情を、山梨県ワイン酒造組合の副会長である方が説明に来てくれたし、飲み方について試飲会もあって盛りだくさんであった。

<ワインのラベルの表示基準の変更>
実は、今、どうなっているか、私は知らない。(笑)
それがこの秋から、「輸入ワイン」「国内製造ワイン」、国内製造ワインの中で、国産ぶどうのみを原料都市、日本国内で製造された果実酒のみ「日本ワイン」を名乗れることになるとのこと。
他、色々細かい規則があるのだが、省く。

ただ、昨年、山梨県勝沼のワイナリーに行って、ムードに飲まれて、色々なワインの試飲をしたけれど、ふと、「あ、ここのワイン、値段から行っても、輸入の葡萄とかぶどう液を使っているに違いない、ただ、作った場所が山梨と言うだけなのだ」ということに気づいて、何も買わなかった。
ラベルが変らなくても、山梨のワイナリーに行って安いものは原料が外国産で、高価なものがきっと山梨産のぶどうを使っていることは想像ができるが、わかりやすくなって良かった。

<地理的表示「山梨」GI Yamanashi>
何でも、世界のワインの中心は、ロンドンで、ここで全て評価されるとのこと。
で、このロンドンで評価されるワインは、「地理的表示」がついていることが前提で、付いていないワインは、評価の外なのだって。
(ロンドンで評価されないワインは、世界的に流通しないらしい)
それで、平成25年に、国税庁が決めた一定の基準を満たした山梨のワインにつき、「GI Yamanashi」をラベルに表示することが認められ、輸出していたが、今回、もっと厳格化されたとのこと。(Yamanashiの表示は、ボルドーやシャンパーニュと同じで産地を証明している)

ということで、主に、山梨県ワイン酒造組合の副会長である三澤さんが説明してくれたが、この方は、どうも、娘さんが、最近よくマスコミに取り上げられている女性醸造家の三澤彩奈さんで、醸造家4代のうちの三代目のお父さんのよう。
私は、もう10年以上前になるが、初めて勝沼に行った時、偶然ではあるが、行きたかったほうとう屋さんが待ち時間が2,3時間だったので、そこから歩いて行けるワイナリーに行って、時間を潰したことがあった。
それが中央葡萄酒であるグレイスワインだったので、勝沼の中では、以前は、中央葡萄酒であるグレイスワインだけ、行ったことがあったのだ。(その後、団体バス旅行で昨年違うワイナリーに連れていかれた)
グレイスワインはとても素敵なワイナリーだったけれど、何せ勝沼には沢山のワイナリーがあって、ガイドブックを見ると色々なところが褒めてあり、グレイスワインがどのくらい素敵なのか、また、他なら、どこが良いのかわからないのだ、皆、良さそうに見えてしまう。
で、今回、グレイスワインの三澤さんが山梨県ワイン酒造組合の副会長だと聞いて、やはり、ここは大きさと古さからも、トップレベルのワイナリーなのだろうと思った。(少なくとも、彩奈さんが4代目ということだから、古さから行ったら相当なもの)
三澤彩奈さんは、勝沼で育った後、ボルドーに留学したり、南アフリカのワイナリーで働いて来た後、実家に戻り、甲州という品種で作ったワインで、世界的評価を勝ち取った。

お父さんのワインの話も面白かったし、娘さんが賞を取ったことには触れなかったけれど、「今、世界的に軽いワインが好まれる潮流がある」ということと、「日本料理に甲州で作った白ワインが合う」ということが、山梨の甲州という品種で作ったワインの追い風になっているとのこと。

また、何で、山梨県出身の根津美術館で有名な根津嘉一郎が財を成したか、また、山梨でワイン醸造が始まったかの話が面白かった。(山梨では嘗て養蚕が盛んだったので、それでできた絹糸等、明治時代、山梨から横浜に運ばれ、輸出されていた、
だから、明治時代、山梨にとって、シルクロードとは、八王子経由で横浜へ絹糸を運ぶ道だったとのこと。
その事業で成功したのが根津嘉一郎、また、山梨県人は、横浜で外国人が飲むワインを飲んでみて、興味を持ち、特産のぶどうで作ろうとしたのが山梨のワイン醸造の始まりとか、うん、謎が解けた、なるほど)

<試飲会>
山梨では、レギュラーサイズの720mlのワインの他、地元民に好まれる一升瓶ワインがあるとのこと。
その2つの飲み比べがまず、赤と白で行われた。
レギュラーサイズも一升瓶ワインも、赤は、マスカット・ベリーA、白は甲州から作ったもの。

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まず、その4種類を飲み比べてみたが、悪いけれど、マスカット・ベリーAの赤は、両方とも、渋みがあって、私はだめ、一度舐めて凝りてしまった。(マスカット・ベリーAって、食べる用として売られている食べて美味しいぶどうでしょう?あ、考えてみれば、甲州も最近は人気がないけれど、食べる葡萄として季節になると、スーパーに並ぶぶどうだ。)

甲州から作った白ワインは、レギュラーサイズと一升瓶では甘さが違った。
何でも、一升瓶の方が安いように作られるから、葡萄の搾り方もきつく、そこに、醗酵前にお砂糖を入れることは許されているとのことで、どうしても、一升瓶の方は、多めにお砂糖を入れてしまうのだろうとのこと。(レギュラーサイズの輸出するものでも、欧州の基準で許される範囲で、補糖をすることはあるらしい)
そうか、安くて甘いワインって、砂糖の味なのね。

その後、そこに、かち割りというのだろうか、氷が浮かんでいるワインが一升瓶タイプのみ赤白1種類ずつ配られた。
氷が入ると、甘さが薄まって飲みやすくなった。(赤はもう飲まなかった。)


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そうしたら、最後に、一升瓶タイプの氷入りのワインに更に焼酎甲を入れたものも出された。
何でも、山梨の地元民に好まれている飲み方で、アルコール度数を上げて、早く酔っ払いたいときの飲み方なのだって。
う~ん、ただ、氷を浮かべただけの方が良いような気もするが、ここらへんは、どちらでもいいや。

結局、私の結論としては、高級な和食を食べるときは、レギュラーサイズのGI Yamanashi、居酒屋でワイワイ食べるときなら、一升瓶ワインに氷を浮かべるのが合うと思った。(飽きたら、焼酎甲を足すと良いと思うが、酔っ払う可能性高いよね)

ま、本当に、一つの知恵として、甘過ぎるワインを買ってしまい、開封してしまったら、氷を入れて飲むと良いかも知れない。

この飲み比べの時、何人かの方が、どれが美味しいとかだめとか感想を述べているのを聴いたけれど、本当に人の舌はそれぞれなのねと思う。私と同じ感想の人がいなかったし、甘いのが美味しいという人もいたりして。

私は本当は質問したかったけれど、できなかったのだ。

ただ、私は、2年くらい前だろうか、築地のなかがわという天ぷら屋さんで、山梨の白ワインを飲んだ記憶があって、そのワインは、ワインだけ飲むと、所謂、「シャバシャバ」というのだろうか、水っぽい代物だったけれど、天ぷらを食べながら飲むと、日本酒に近い役割をしてくれて、他の素材の邪魔をしないし、飲むと口の中がさっぱりするみたいな効果があって、和食のお伴に悪くないと思った。

そういう経験があったので、テレビでたまに、甲州というワインで賞を獲った三澤彩奈さんの番組を見ると、甲州ワインをベタ褒めしているけれど、どんなものだろうと思っていた。
今回、レギュラーの白がグレイスワインの甲州だった、4つの中では一番美味しかった。
でも、やはり、きっと、甲州は、ワインとして単独で味わって優れているとか美味しいのというより、和食のお伴に合うワインなのかもと思った。

# by mw17mw | 2018-03-12 16:14 | 食材・食材のお店 | Comments(4)
自分のダイエットを犠牲にして、昨日のお昼は、入谷の東嶋屋でカツカレーを食べ、今日は、山梨ワインの説明会で試飲をしてしまった。(笑)

まずは、東嶋屋さんのカツカレーについて。
このお店の戸を開けると、右側に10人が座れる長いカウンターがあり、その奥右側が厨房、左側は、見えた範囲では4人掛けのテーブルが4つあった。その日はとても空いていて、カウンターに先客二人、テーブルに2人だけであった。
一人なので、カウンターに座ったら、お水と新聞をお店の人が持ってきてくれた、親切。

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ここのカレーは、別名「黄色い塩カレー」とも呼ばれているそう、味付けがお塩なのだ。
食べログで調べたら、普通のカレーよりカツカレーの方が良いと書いてあったので、ご飯少なめのカツカレーにしてみた。
確かに出てくるまで、10分くらいかかったかな?

カレーは冷水の入ったコップにスプーンが突っ込まれた状態で、ウスターソースを伴って運ばれて来た。
カレーだけ食べてみると、確かに美味しくて懐かしい味。
でも、私の場合、このお店のカレーの味は、私が幼い頃食べた親が作ってくれていたカレーと似た材料の組み合わせで作って、同じ味だと思った。
ただ、使っているカレー粉が、我が家はS&Bの赤カレー缶だけれど、こちらのはそれではないことは確か。
また、我が家の場合は、小麦粉とカレー粉を炒めて使うが、こちらは、カレー粉を炒めていないし、トロミは、炒めた小麦粉ではなく、溶いた片栗粉でつけているのだと思う。
ただ、ここのカレーは食べ込んでいくと結構しょっぱかった。
そこに、ウスターソースをかけると、しょっぱさが緩和される感じ。


入谷駅界隈-「東嶋屋」のカツカレー_d0063149_17345444.jpg
悪くはないけれど、どうして、ここのカレーが「世界で一番美味しい蕎麦屋のカレー」なのか、不思議だった。

そのヒントは、カウンターに置いてあった雑誌の記事のコピーかなと思った。
dancyuが褒めている記事のコピーがあったから、皆、他の評論家がdancyuに右に倣えしているのかな?
それと、多分、今、世の中に影響力を持つdancyuの編集長や色々な食の評論家の年齢が相当若くなっているのかなと思った。
というのは、高齢になりつつある私にとっては、生まれて初めてのカレーは、親がカレー粉と小麦粉を炒めて作ったカレーなのだけれど、今、世の中の食のオピニオンリーダーの人たちは、私より相当若いだろうから、そういう手作りのカレーの時代を知らないで、インスタントカレールーが発明されていたので、生まれて初めて食べた家のカレーがインスタントルーのカレーなのではと思った。そう、デフォルトが「インスタントカレールー」の世代。
だから、この東嶋屋さんの素朴なカレーの味を味わうのが初めてで、珍しいのかなと思った。
(我が家だって、どうにかこうにか私が近いものを作ることができるけれど、甥たちに食べさせる機会なぞ、母他界後はないし、我が家においても塩味の茶色い昔のカレーは殆ど死に体。私は、糖質制限をする前は時々作って食べていた。)

他の東京と言おうか関東のお蕎麦屋さんは、おしょうゆと味醂を寝かせておくかえしを作って、それを出汁で薄めて、そばつゆやうどんつゆにするのが一般的だから、カレーにも、かえしをだしで薄めたものを入れるから、お醤油や味醂が入るのかな?(と書いたけれど、実は、私はお蕎麦屋で、カレー蕎麦とかうどんを食べることがあっても、カレーライスは食べたことがないので良くわからないが。)
しかし、この東嶋屋さんは、かえしをカレーに使わず、多分、カレー粉をかつお出汁なぞで溶いて使い、塩味のみで味を決めているから、昔、家庭で作ったカレーの味に近くなるかも。
(と書いたが、我が家のカレーは、中華料理屋に配達に行っていた父親が厨房で、カレーの作り方を聞いてきて、真似したものであり、もしかしたら、昔の家庭の味ではないかも知れない←今私はスープの素なぞを使ってしまうが、我が父母は、鶏ガラを買って来て、鶏ガラの屑野菜とお水を入れた鍋を火にかけ、その隣りで、小麦粉とカレー粉を炒めていた記憶がある。)

何だか、ここのカレーが褒められて、評価されていると、私の父母のカレーが褒められているような気がして嬉しい。
(実は、私の方が美味しいと思っている。<笑>)

この東嶋屋さん、セットメニューや温かい麺のメニューに面白そうなものが色々あって、色々工夫しているお店だなと思う。


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# by mw17mw | 2018-03-11 18:17 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)

今夜ロマンス劇場で

この映画をどうしても見たいというわけではなかったが、同業者でもうすぐ80歳になる仲良しの女性がいて、私が、2月に会った時に、「上野松坂屋跡にできた映画館で映画を見て来た」と話したら、「私も行きたいわ~、是非、誘って」と言われた。
どんな映画が好きかわからないし、シネコンの上映予定を見て、自分で探すということも、PCもスマホもない世界に生きている人だから無理。

ということで、私が適当に探してみた。
字幕スーパーを読むのも大変だろうから、外国映画はパス、日本映画も、アニメと実写だったらエログロナンセンスは楽しくないのだろうと思う。
若い子の青春物も、きっと興味ないよね。

テレビで今、吉永小百合の「北の桜守」という映画のCMが盛んに流れているが、ま、これはエログロナンセンスではないし、高齢の女優さん主演の映画なのだけれど、「あの時が人生で一番良かった」みたいなセリフがテレビから流れて来て、80歳の人にそんな自分の人生の総括を考えさせてしまうセリフが出てくる映画は楽しくないと思った。
と、消去法で消していくと、「今夜ロマンス劇場で」というのが、大方のあらすじしか知らないけれど、大人のメルヘンで、高齢の人と一緒に見るのに良いかも知れないと消えなかったのだ。
また、実際に見た方たちの評価も高かったのだ。

で、私としては、確定申告を出してから行きたかったのだけれど、上野のシネコンでは、先週の金曜日までしか、上映されないことがわかり、仕方がないので、その前の日に、二人で行く手配を取って、実際見に行って来た。

映画自体は、とても良かった。
2時間近い映画なのだが、盛り上がりにかけるというか、色々なエピソードが淡々と描かれるので、途中、退屈と思うときもあって、もっと話を端折った方が良いのではないかと思わないわけではなかったが、何ていうのか、画面に流れる背景の景色が本当にきれいで、ついつい全部楽しく見てしまった。(ロケ地は、足利をはじめとする栃木県らしい)



主役は、坂口健太郎さんという若い男性と、綾瀬はるかさん。
坂口健太郎さんがとても良かった、見た目は、星野源を縦に伸ばした印象で、実際はハンサムかもしれないが、ハンサムの中では平凡な顔立ちなのか、普通の平凡な男性の役にぴったり合っていた。

綾瀬はるかという女優さんは、やはり、正統派の大女優みたいな立派な顔立ちで、昔の映画の中から出てきた女優の役をやるとしたら、やはり、最近の女優さんの中では綾瀬はるかが一番堂々として一番似合うとは思うのだ。
でも、きれいすぎて、役柄に見えずに、やはり、どう見ても、綾瀬はるかとしか感じられなかったのが、可哀そう、実は顔が邪魔。
決して、演技が下手なわけではないのかも知れない、でも、どんな演技をしても、「綾瀬はるか」にしか見えない気がした。

でもね、とにかく景色もきれいで、物語も面白いし、役者さんたちも良いのだ。
ネタバレしない方が良いので、結末は書かないけれど、見終わった後、じわ~と幸せな気持ちになれたし、家に帰ってから、自然に映画が頭に蘇って、温かい気持ちになれた。
それと、この映画に携わった人たち全員、きっと映画が好きで好きで仕方のない人たちばかりなのだろうと思える映画。

(私見であるが、きっとこの映画は、来年の日本アカデミー賞の候補の一つに挙げられる作品だと思う)

ご一緒した高齢の友人も、とても良かったと言ってくれたので、ホッ。
でもね、たまにしか合わない高齢の人に、何も考えないで、2時間の映画を選んでしまったが、もしかして、2時間も画面をずっと見ているのは、負担だったのでは?疲れたのでは?と思ってしまう。
実際、見終わった後、ちょっと用があって、その人のところを訪ねたら、やはり、疲れた顔をしていたが、次の日、また、用があって、その人のお店を訪れたら、元気な顔に戻っていて、ホッ。
自分と体力が違う人と映画を見に行くというのも、中々難しいもの。
私って、頼まれると、ついつい、おっちょこちょいだから、言われた通りに動いてしまうけれど、良く考えると、難しいこととか注意しなくてはいけないことが沢山含まれることなのかもしれないと終わってから気づいた。(笑)

# by mw17mw | 2018-03-10 21:16 | 日常生活 | Comments(0)
どの本に書いてあったか忘れたが、ダイエット中、ライ麦パンなら食べても良いと書いてあった記憶がある。
で、スーパーあたりで売っているライ麦のパンは、「ライ麦入りのパン」で、入っている割合も書いていないが、ま、普通の小麦粉にポツンポツンとライ麦の粒があるようなものばかり。

だったら、ドイツパンのお店ならあるだろうと、私の頭に浮かぶ家から一番近いドイツパンのお店であるタンネに一か月くらい前に買いに行ってみた。
以前は、甘酒横丁の近所にあったけれど、今は、人形町と浜町を分ける緑道沿いの浜町側にある。
この大きな建物の後ろに工房や事務所の入るビルがあり、そこと通路で繋がっている。


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タンネでも、一番ライ麦の入っている比率が高いパンでも、ライ麦90%しかなかった。
お昼頃行ったせいか、そのパンは最後の一つで、100%でなくてもいいかなんて、考えているうちに、他のお客さんの手が伸びてしまって先に買われてしまった。

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仕方がないので、その時はどうしても欲しかったわけではないので諦めたけれど、パンが食べたくなって、先週買いに行った。
ライ麦90%小麦10%のパンは、シュバルツブロート、ライ麦80%小麦20%がフランケンブロート?の他、ライ麦50%全粒粉の小麦50%のロッゲンシュロートブロートがある模様。
その時は、頭がライ麦で凝り固まっていたので、シュバルツブロートにしたけれど、なるべく精製していない粉で作ったパンで選ぶなら、ロッゲンシュロートブロートが良いのかも知れない、シュバルツブロートを食べ終わったら、今度は、ロッゲンシュロートブロートにしよう。

シュバルツブロートはその時、1000円の大きなものが一つしかなかったが、その前に買いに行った時は、その半分があったので、今回も、「その半分でもいいですか?」と言ったら、半分に切ってくれた。
それに、これを自分で薄く切ると大変なので、お店の人に、「食べよい厚さに切っていただくことも可能ですか?」と聞いたら、そうしてくれて、助かった。(どちらにしろ、このライ麦パンは数多く作っているわけではなさそうなので、買いに行くなら、早い時間の方が確実そう)

厚さ2,3㎜に切ってくれたので、厚い耳となった。
耳の部分は自分でボロボロにしながらも、薄く切ったら、全部で14枚となった。5枚ずつにして、2組冷凍にした。
一日一回くらい、大抵朝に、この薄くて酸味のあるパンに、KIRIのクリームチーズを塗って食べている、美味しいし、余り体重に関係がないみたい。
この薄いパンの重さを計ったら30gだから、糖質量の本によると、これで、14g程度の糖質量。



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このタンネさん、入って右半分がパンの売り場で、左半分は、カフェになっていて、ランチセットがあり、ソーセージプレートとサイドディッシュを選び、カウンターのパンが食べ放題で税別600円とのこと。
どうも飲み物がついていないみたいだから、飲み物を取ると千円近くになってしまうが、ドイツパン好きにはたまらないと思うし、人形町界隈で軽いランチならここが良いかも知れない。
私もどうせなら、糖質制限なんてしなくて済む時代に食べておけばよかった。(涙)


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このお店を出て、横の路地を出て、清洲義通りの方に向かって、一つ目の角にKuramae-Aさんが褒めていたルブションなるフレンチのお店があった。
食べログでも評判が良いお店みたいで、場所を覚えた。何かあったら、利用したい。


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# by mw17mw | 2018-03-09 18:07 | 食材・食材のお店 | Comments(0)