私の好きな調味料「赤酒」 2/2

一番最初に買ったお客さんが「コクがあった」「何か紹興酒みたいな感じ」と教えてくれた。
紹興酒というイメージはなかったが、瓶から白い器に出してみると、確かに色艶は似ている。
出したついでに舐めてみると、くどくない上品な甘さである。
ネットで製法を調べたが、原料は似ているけれど、紹興酒は、長く寝かせることによって、茶色くなるらしく、赤酒とは、違う製法であった。

MLの人が一人赤酒を高級スーパーで見つけて試してくれて、大絶賛でであったことが嬉しかったが、その私から一番最初に買ったお客さんの口から「美味しかった」の言葉が聞こえなく、ちょっと考えてしまった。

赤酒を使うと、料理が美味しくできるのは確かであっても、使う人に余裕がなく、それ程美味しさを求めていなかったりすると、価値はないのかも知れないと思った。

また、「ちょっとあそこのものは...」と陰で評判のお弁当屋さんのご主人に「味醂は何を使っているの?」と聞いたら、「味醂風調味料」とのこと。
別にそれだけが原因ではないとは思うが、あそこのお弁当は確かに美味しくない。

味醂風調味料は、プロは使わず、シロウトの普通のお客さんが買い物に行く「酒類の免許を持たないスーパー」のためのものだと思っていたが、どうして、どうして、安いお弁当屋さんや惣菜屋さんで結構使われているらしい。(でも、その味醂風調味料を使っているお弁当屋のお弁当が特価であるわけではない。利幅を大きくしたいのだろう)

味と価格、人それぞれの価値観や思惑のある中で、私の「赤酒」を売るのはうまく行くのだろうか?
ちょっと不安になるが、でも、本当に良い調味料なので、引き続き売って行きたい。

もし、合羽橋や御徒町近辺に買い物に来られる方で、私から赤酒を買って試してみても良いわという方がいらしたら、私(真理子)のメールアドレスmw17@tctv.ne.jpまで連絡ください。
JR御徒町、日比谷線仲御徒町、大江戸線新御徒町駅、もしくは、合羽橋までなら、メールで打ち合わせの上お届けします。

東肥赤酒  720ml 580円(賞味期限は、来年の11月のものです)

d0063149_034612.jpg右の写真は、今私が使い終わろうとしている古めの赤酒の液
(新しいものより、茶色が濃い。新しいものはもっと飴色)

尚、今、味醂だけの酒類販売免許ができており、申請すれば、スーパーでも味醂を扱うことは可能だそうです。
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# by mw17mw | 2005-08-24 00:08 | 食材・食材のお店 | Comments(2)

私の好きな調味料「赤酒」 1/2

d0063149_18273023.jpg私は、ご存知のように、絶対に「お酒より食べ物」にうるさいタイプで、お酒には全然こだわらないタイプなのに、酒屋を継いでしまった。

だから、「芋焼酎の香り高いものが欲しい」とお客さんに言われても、実は困っているのが現状。
でも、こういうお酒類については、ボチボチ勉強しようと思っている。

私の中で即戦力となる知識は、やはり「味醂類に対する知識」だ。
この十年くらい、味醂については、福来純、三河味醂、大手の普通の味醂、赤酒と全て使った経験と評価を持つ。(残念ながら、「味醂風調味料」は使ったことがない)
(反対に普通の酒屋さんは、男性が多いし、お酒についての知識は豊富でも、味醂についての知識はない人が多いらしい)

我が家の方の生活水準とか、本人としても、「高くて、使い方をケチってしまうような調味料は扱いたくない」という気持ちもあり、「比較的安価で、美味しい調味料」ということで、「東肥赤酒」を店で扱うことにした。
以前書いたが、嘘ではなく、赤酒を使うと、自分の煮物の腕が上がったような錯覚に陥る。
赤酒を使い出して、もう味醂には戻れないと思ったので、今回、自分のためも含めて、取り寄せることにした。

他所で売られている味醂の種類と値段を色々見比べたのだが、
高い順でいうと、福来純、三河味醂、赤酒、大手メーカーの純米味醂、大手メーカーの純米ではない味醂、味醂風調味料の順になると思う。
赤酒は、純米でない味醂の2倍程度、福来純の1/2程度の値段。
そう考えると、福来純は、最も普及している味醂の4倍の値段だ。

お店を開いて、既に8か月が経ち、しかも、自分が生まれて育った場所なので、近所の奥さんたちがお店に来た時に、「私が自分のために取り寄せた調味料で、使い方は味醂と同じ。でも、味醂より柔らかで味に幅が大きい」とセールスすると、その場で買ってくれるか、「今持っている味醂が終わったら」と言ってくれる人ばかりで助かっている。

でも、一番大切なのは、「美味しかったわよ」とリピーターになってくれることなのだが、この部分はどうなるかまだわからない。
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# by mw17mw | 2005-08-22 18:31 | 食材・食材のお店 | Comments(2)

コート・ドール その4(終わり)

メイン   肉...子羊の背肉のロースト&ラタトゥイユ(私)
      子羊がとてもとても美味しかったのだ。
      噛んだ途端、頭の中に、「今まで食べた子羊の中で最高」という言葉が浮かんだ。
      こんなの食べちゃうと、次に他所のお店で子羊食べても、絶対「美味しい」と思えないだろうと思っ
      てしまうくらい、柔かくて、ジューシーで臭み0。
      また、付け合せのラタトゥイユも今まで食べた中で最高、私のラタトゥイユと雲泥の差。(というか、
      同じ料理とは思えなかった)
      私のラタトゥイユは、最後全ての野菜がトマトの汁の中で煮上がっている感じだが、ここのは、ト
      マトは煮えているのだけれど、他の野菜と同等で、取りまとめ役ではなく、ピーマンやズッキーニと
      同等の「素材のうちの一つ」でしかなかった。
      野菜の一つひとつがちょうど良い具合に仕上がっていてどれもこれも最高に味が引き出されてい
      るのに、その上全体でもまとまっていて、本当に美味しかった。
      このラタトゥイユだけで、ここに来た価値はあると思ったくらい。

      「お金で買える幸せ」ってこのことかも知れないと思ったくらい両方とも至福の味であった。
      口に入れた途端、「自己最高!」と思えること。(笑)
      このお店は、レストランを構成するものの中で、素材に一番お金をかけているとのこと、その上、
      シェフの腕が確かで、一番美味しい状態で出してくれるのなら、口の中に広がるのは、「お金で
      買える幸せの味と楽しさ」(笑)

      魚...黒むつの天火焼き&ブロッコリー(友人)
      黒むつを少しもらって、食べたが、これも新鮮な魚で美味しかった。
      バリっと焼けていた。
      友人が「私もこういうの、作るのだけれど、置いておくと、バリが消えてなよなよになってしまう」と
      のこと。
      それは、フライパンで皮を下にして、下からの火で焼くと、下からの火で皮は焼けるけれど、同時
      に上から身の水分が落ちてくるのではと思った。
      レストランみたいに、バリっと焼きたかったら、お料理の名前どおり「天火焼き」で仕上げるのがい
      いかも知れない。(本当だろうか?)

シャーベット 名前忘れたが、洋酒のシャーベット(パニパト?)
         口の中をさっぱりさせてくれた。

デザート   パッションフルーツのババロア
       パッションフリーツのババロアを食べた途端思ったのは、「料理人が作ったレストランのデザート
       であって、お菓子屋のパティシエが作るお菓子と別の美味しさ」ということ。
       繊細ではなく、とても力強い美味しさであった。
       こういう力強いお菓子を食べたのは、久々という感じがした。

コーヒー&ちょっとしたお菓子
       コーヒーが3種類と紅茶が何種類だったか、選ぶことができた。
       小さなフィナンシェ(でも丸型)のようなお菓子と、何のゼリーかわからないが、常温で固めたゼリ
       ーとか柿ようかんのようなものがついてきて、美味しかった。

これで、私だけがワインを飲んで、二人で14200円くらいだった。
一緒に行った友人もとても気に入って、「秋になって、またメニューが変ったら、行きたくなってしまうかも」とのことであった。

夜は、アラカルトしかないみたいだけれど、ランチならコースがあって、そこそこのお値段で、一流の味が楽しめ、お勧め。
私たちの横の二人用のテーブルには、全部色は白だが、ポロシャツ、バミューダ、スニーカの30代くらいの男性が一人で、アラカルトを取って食べていた。
この人、ここのお料理が好きで、誰にも邪魔されず、誰にも気を遣わず、じっくり味わいたかったのかなという感じであった。
そういう男の人が静かに周りと融和しながら、楽しめるお店。

インテリアもオシャレ、料理も、ロビュション的、色とりどりで、お皿に、水玉がきれいに打ってあるような、料理の見栄えにも気を遣うお店も価値はあるけれど、2,3年に一度、こちらに相当金銭的余裕があって、しかもドレスアップできるときに行ければ十分。(一生に一回かも<笑>)

このコート・ドールのように、居心地だけには気を遣っているようなさっぱりしたインテリアで、料理に使える神経を「美味しさ」に集中させた料理を出してくれるお店には、本当に嘘ではなく、季節ごとメニューが変る毎に行きたい気がする。
ランチなら、美味しい物が大好きな人がそこそこの値段で、心から楽しめるお店。
(ランチだけの常連になっても、歓迎してくれそうなサービスの人たちという感じもした)

このお店で食べ終わった時、「避暑地のレストランみたいだ」と思った。
大きなガラス越しに見えるのは庭にある草木だけ、お店のインテリアはさっぱりしていて、出てくる料理は、産地ならではの新鮮で美味しい素材を使った料理ばかり。
人々は、静かで透明感のあるレストランで、和やかに静かにその味を楽しむのだが、レストランを出る時の客の内部には、ほっとする空間で過ごした快適さと美味しさの満足感が満ちている。
そんなイメージ。

d0063149_12281351.jpg推薦してくださった方に感謝。
本当に、都会のオアシスのような快適で心から美味しい料理を出してくれるお店であった。
まだ、書き足りないこともあるし、頭で言葉にできていない部分もあるのだが、ひとまずはこれで終わり。

コート・ドール
港区三田5-2-18三田ハウス1F 
03-3455-5145
休業日 毎週月曜 第2日曜
営業時間 12:00~21:00(準備14:00~18:00)
要予約
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# by mw17mw | 2005-08-20 12:41 | 飲食店・菓子店 | Comments(2)

コート・ドール その3

出かける前に集めた情報では、ランチコースが4500円で、それだけでも十分だけれど、せっかくだから、コート・ドールのシェフの斎須さんのスペシャリテを一皿取ったほうがいいとのこと。
そして、コート・ドールの一皿の量は多いから、二人で一皿取れば十分とのことであった。
友人や知り合いが推薦してくれたのは、「青じそスープ」、「冷製季節の野菜の煮込みコリアンダー入り」、「エイとキャベツ」など。
ただ、青じそスープとエイの料理は味が重なるということなので、素直に、サービスの人に「その三種類から2つくらい取りたいのだけれど]と相談したら、「ランチコースの量を考慮すると、そのうちの1品で十分」と言われ、ランチコースに、青じそのスープを追加することにした。
(本当は、次いつ行けるかわからないので、2つくらい取りたかったが、サービスの人のいうことを聞いて正解。一つひとつをゆっくり楽しめた。2つ追加していたら、最後は相当お腹に余裕がなく、デザート等楽しめなかったかも知れない。)

グラスワインは、「ブルゴーニュ」地方のもの(名前を忘れた)ともう一つ「サン・ジョセフ」というそれより南の地方のワインの2種類があると言われたので、よりスパイシーであるという「サン・ジョセフ」にしてみたが、このワインは美味しいワインであった。
一緒に食べる料理によっては、スパイシーだったり、軽く感じられたり、変化して、美味しかった。

コート・ドールのお料理は、やはり、とてもとても美味しかった。
フレンチとしては、今の時代の流行に逆行していて、反ロビュションという感じ。
今のフレンチは、お皿に絵を描くように華麗に色がデザインされて華やかなのが主流だが、コート・ドールの料理は、目を楽しませる余計な装飾的野菜・アクセント一切なしのタイプだけれど、食べ込んでも飽きずに食べられ、食べれば食べるほど美味しくて、しかも後味が良かった。
(コート・ドール 港区で引いたら、「あれがフレンチか」という意見があった程、簡素な盛り付け。ロビュション全盛の時代からフレンチを食べ始めた若い人には、余りに簡素なので、「フレンチ」のイメージと離れてしまうかも)

食べたものは、
アミューズ 赤ピーマンのムース
      ふわふわで、味が薄くて上品で、正直、味がよくわからなかった。
      少なくとも、私が雑誌の「赤ピーマンのムース」レシピを見ながら作った赤ピーマンのムースとは全
      く別物であることは確か。(私の作ったものは赤ピーマンの匂いと味が強かった)
      そんなに赤ピーマンの味がしないで、本当に薄っすら。
      下に敷いてあった生のトマトソースがとても美味しかった。
      トマトの味が昔の夏のトマトの味で、とても滑らかに漉してあった。
      両方をいっぺんに食べても美味しかったけれど、私としては、この料理自体、そんなに印象に残
      らなかった。
      でも、後味がとても良かった。
      きっと、何度か食べ慣れると味がわかる料理ではないかなと思った。(本当かな?)

前菜    穴子と帆立貝のテリーヌ
      これこそ、コート・ドールが非装飾的な料理を作る代表みたいな料理で、今の季節だったら、他
      所のフレンチでは、「夏野菜のテリーヌ」とか言って、赤や黄色や緑の野菜が段々に重ねられて
      いるものが出ると思うのだが、ここのテリーヌは、真っ白の中に、穴子の皮の線が規則的に黒い
      線になっているもの。
      大きなお皿の真ん中にはその四角い大きめのテリーヌが1切れ置いてあるだけ。
      でも、とても美味しかった。
      最後まで飽きずに食べられるというか、口に入れれば入れる程、美味しく感じるようになったと思
      う。
      ワインととても合っていたし、後味が良く、大満足。

スープ   青じその冷たいスープ
      この青じそのスープの材料は、「青じそ、梅干、アボカド、水」だけとのこと、スープの上には「糸
      瓜」がちょこっとアクセントとして乗っている。(あ、アクセントがあった、でも、地味目のアクセント)
      何というのかな、夏にピッタリ、青じその香り、梅干の酸っぱさをアボカドがうまくまとめていると思
      った。
      酸っぱいのだけれど、酸っぱすぎず、青じその香りも爽やか。
      アボカドの味は余り感じなかったけれど、アボカドの豊かなクリーミーな味が全てを丸くしているの
      かなと思まった。
      飲み続けていると、昔、田舎のおばあさんの家の裏山の畑にあった青じその植え込みの横を通っ
      た時のような「夏の田舎の家庭菜園」の土と草の匂いと暑さ→すなわち「田舎の夏」を思い出した
      ような気がした。
      食べている私は、田舎にいるような気分であった。

明日に続く。(今回料理の写真を撮りませんでした。今発売中のdancyuのP136~137にコート・ドールが紹介されていますので、その写真を見てください。)

トラックバック機能を使ってみたが、うまく行っているのかどうかわからないので、私の背中を押してくださった方のブログにリンクしておきます。(彼は、平日の昼間、お客が一組だけだったので、厨房まで見せてくれたそうです。私の時は、ほぼ満員だから、それは頼みませんでした)

A day in th Life
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# by mw17mw | 2005-08-19 16:41 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)

コート・ドール その2

さて、コート・ドールなのだが、駅は、田町や品川からだったら、相当歩くとのこと。
最寄の駅は、南北線・都営三田線の白金高輪駅とのことで、ここで友人と待ち合わせしたのだが、どうも、私は地震女みたいで、普段は乗ることのない線に乗ると、地震に合う運命のようだ。

この前の7月下旬の東急田園都市線の駒沢大学駅での地震に続き、今度は、目的駅の1つ手前の麻布十番にもう少しのところで、電車が止まってしまった。
(本人は、走る電車の中だったので、地震を全く感じていなかった)
しかし、この前の地震に比べたら、規模が小さかったようで、合計で15分遅れで、白金高輪には着いたのだが、またしても、携帯の電話もメールも繋がらない状況を味わい、「災難時に弱い携帯」を認識した。
お互いに連絡が取れない状態であったが、無事、先に着いていた友人と約束の場所で会うことができた。

白金高輪駅の3番出口を出て、マピオンの地図を見ながら、歩くことにした。
地図を見ると、慶應大学の南西の裏手にある地域のようだ。

北に向かい、高速道路の手前の路地を右に入って行けば着きそう。
この大きな道路は桜田通りという名前らしい、結構、歩道橋が何個も現役で頑張っている道路。
我が家の方では、殆ど歩道橋が取り外されているけれど、ここでは、やたらに目に付いた。(勿論、歩道橋を使わず、横断歩道でも、道路を横切れるようになっていたけれど)
歩道橋が残っているという点で、私にとっては、珍しい、違和感のある風景に見えた。

大きな道路から、細い路地を入っていくと、根津にあっても違和感のない古い木造の3軒長屋があったり、製鉄所だと思ったが、結構、大きな町工場があっった。
三田というと高級住宅地というイメージがあるが、やはり、古い地域だし、2,30年前は、ここら辺は、我が家の方と同じで、職住一緒の地域で、子どもを育てながら家で働く人が沢山住んで賑やかな地域だったのかなと思えた。
今は、子どもが皆大きくなったり、バブルの頃の地上げで、町を出て行く人が多かったのか、町の盛りの時期も過ぎ、今は、我が家の方と同じで老人が多く、ひっそりとしてしまった感じがした。
そういう風情の家が少し残ってはいたが、基本的には最新より2,3世代前の風情の大きなマンションが立ち並んでいる地域であった。
道なりに歩いて、確か2軒目の大きなマンションのテナントの看板の中に「三田ハウス」の文字を見つけた。
駅から、5,6分くらいの距離。
マンション自体、大きな道路ではなく、路地に面しているので、とても静かな環境にある。

コート・ドールは1階だと聞いていたが、外から見たらどこだかわからなかったので、そのままずずっと奥に進んだら、左側にあったのだ。
d0063149_15361832.jpg
マンションの1階奥左側がお店で、庭に面していた。
お店から見える景色は庭だけで、道路なぞは全然見えず、とても落ち着く。

一緒に行った友人が、以前横浜の東戸塚のマンションに住んでいたのだが、マンションの1階は、お弁当屋さんだったとのこと。
「マンションの1階に、高級フレンチがあるところが、『さすが、三田!』という感じがする」との感想であった。(笑)
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# by mw17mw | 2005-08-18 15:53 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)

コート・ドール その1

d0063149_1944780.jpg昨日、三田のコート・ドールに大学時代の女性の友人と行って来た。
何故、コート・ドールなのかというと、インターネットを含めた知り合いの人が皆褒めて、また、それも本当に行きたくなるように褒める人が多いから、それと、女性同士でランチに行っても、違和感がなさそうな匂いを何となく感じたからかな?
私の周囲の人が一番行ったフレンチは、もしかして、「コート・ドール」であり、皆褒めた店なのだ。
その身近な人の情報量の多さと良さに安心して出かけた。

ちゃんとしたフレンチは、何年振りだろう。
会社辞めてから経済的に行き難くなったのもあるのだが、その頃知り合ったソムリエの資格を持つ女性に「女同士でフレンチはみっともない。やっぱ、カップルでドレスアップして行かなくては」と言われ、「なるほど」と思ってしまったのだ。
そうか、フレンチの一流のお店行く前に、「フレンチの一流店にふさわしい男性」を捕まえなくてはと思った時期もあったが、それは、本当に難しいことだし、フレンチの一流店にふさわしくても性格とか悪かったら嫌だしということで、そんなことは不可能と諦めがついた。(笑)
いいのさ、どうせ、ここは日本、女性同士だって、許されると思うし、それを気にしていたら、一生、一流のフレンチのお店には行けないではないか。

行きたい店は、他にも「ロオジェ」とか「タイユバン・ロビュション」「ジョージアン・クラブ」などもあるけれど、皆、それ程情報がなくて、敷居を高く感じる。
実は、コート・ドールも敷居の高さは感じていたものの、MLの人の行った感想が余りに美味しそうで、私の背中をポンと押してくれて、思い切って行ったら、それはそれは、とても、居心地の良い空間であった。

下記の文章は、私の背中をポンと押してくれた文章ではないけれど、背中をポンと押してくださった方の文章。
これ、読むと、「え~、どんな店だか行ってみたい~」と思うでしょう?

「味は人それぞれ好みなので、あまり過剰に期待しないほうがいいかも(笑)
コート・ドールの料理はフレンチといってもえらい硬派(というかシンプルで無骨)なので好みが分かれるかもしれませんが、私の好みにはすごく合っているんですよね。

あとこれは非常に個人的な感覚なのですが、私はあの空間にいること自体が幸せなのです。
コートドールに予約しただけでもうれしくなるし席についてメニューを開く瞬間がもっとも幸せ。
私はレストランは味とコストパフォーマンスが第一と思っていて、内装やサービスなどはどうでもいいのですが、コート・ドールは別。
まず座っただけで幸せ、あとはお金を出せば出しただけ幸せが積み上がるという気になります。
(お金で買える幸せってあるんだと思ってしまいます)

あとサービスの人が知識が豊富で腰が低くとても親切なのです。
これって商売人の基本だとおもうのですが、これができているレストランって一部の老舗を除いて意外と少ないですよね。」

お金で買える幸せって、どんなのだろう?そして、その表現は凄そうだけれど、サービスの人は親切そうな点が安心。
でも、すごく立派で高級そうな感じもするし、他にもMLの方に「全てが本物のお店」と聞き、一緒に行く大学時代の友人に、「お店に行った時、私が緊張の余り、凍っていたら、後は宜しく」と前日にお願いして、出かけたのだ。

続きは明日。
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# by mw17mw | 2005-08-17 19:14 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)

女ひとり寿司

d0063149_22493835.jpgMLの人に勧められて、「女ひとり寿司」という本を図書館で借りて読んだのだが、とてもとても面白かった。
作者の湯山玲子さんという方の文才がすごいからではあるが、本当に色々な一流とか超一流のお店のお寿司が美味しそうに描かれ、お店の人とのやり取りが面白く書かれ、読み進んでいくと食べに行きたくなってしまう。
一口に「一流の寿司屋」と言っても、店それぞれの特徴があって、それがわかりやすく描かれているし、特に作者が「自分の中のお寿司の基準」というか座標軸が出来上がってからの描写が秀逸。

やはり、お寿司屋の実力をちゃんと味わって評価するには、場数や色々な寿司屋での体験が必要なのだと納得する。

読み進んで行くうちに「唐津だって、小倉だって、いつか行ってやるぜ~」的気分になる。
(東京の超一流店より、地方の方が行きやすいからかな?<気の弱い私(笑)>)
でも、女性が一人でお寿司屋に入るのは、超一流でなくても、敷居が高いのだ。
私は、一度だけ、残業で遅くなった帰り、近所では結構美味しいと言われるお店に一人で入ったことがあるが、全然良くない思い出。
だいたい、夕飯代わりだし、そんなに予算がなかったので、「上を」と言って、握られる順に食べて出てきただけ。
隣に座っていたカップル(女性がやたらに若くてきれいで、男性が中年)が、値段のことを全然考えないでいろいろ注文するものだから、すごく差がついてしまった。(笑)

この本の作者は本当にすごい。
この本を読んで、「こんな感じか」とは思うものの、やはり、私は回転寿司や、ランチのお寿司屋以外は、今後も一人で入ることはないと思う。
女性でもいいから、連れがいた方が自分が落ち着くから。

それにしても、これからの人生、もうちょっとお金の儲かる仕事を見つけて、お寿司をもっと気軽に食べに行けるようにしなくてはと、ちょっと思った。

この本は本当に面白いから、チャンスがあったら、是非、読んでみてください。
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# by mw17mw | 2005-08-16 22:51 | 料理本 | Comments(0)

バイキングの食べ方

d0063149_1285751.jpg昨晩、某ホテルの和洋中華のバイキングに行ってきた。
感想は、「ま、こんなものかな」という感じ。

最初から「バイキング」には期待していなかったので、できるだけ、沢山食べられるように「麺、パン、ご飯、パイとかピザ」には手を出さないように食べた。
和→洋→中華→デザートの順で食べたが、最後の方の中華は少しになってしまった。

余り、美味しくはなかったが、所々、「中々」というものもなかったわけではない。
「ゲホっ」と思った料理と、「中々」と思った料理で、全体を考えてみると...。

ゲホっと思ったのは、ローストビーフのソースとか、ローストチキンのソース、おそばのお汁。
美味しいと思ったのは、「青梅の蜜煮」「じゃがいものパルマンティエ」「かつおのお刺身」

ゲホから考えると、お肉は良いのに、ソースがひどくて、味が濃いのだ。
食べ終わる頃、ソースが沢山かかっているところが口に入って、食べ終わった後の後味がすごく悪かった。
きっと、お肉の質を余りに落とすと、そこは、衆人が注目するところだから、大して落とせないのだろう(実際に美味しかった)。
だから、どこで、削るかというと、ソースの質なのかも知れない。
そうだ、ローストビーフのソースは「グレービーソース」で、ローストビーフを焼いた後の焼け焦げた鍋から旨みをこそげ取って作るのだが、そこまで手をかけなかったという感じ。
それが最初からわかっていたら、ローストビーフだけもらってきて、ソーセージのところにあったマスタードなぞで食べた方が美味しかったな~、お塩貸してくださいと言ったら、きっと貸してくれただろうと思った。

お蕎麦もそうで、お蕎麦もそんなに美味しくはなかったが、かけ汁が最悪で、食べ終わった後、市販の化学調味料的味が舌に沢山残り、気持ち悪くなった。
これも、お汁で、経費節減しているのだろうと思った。

後、不味くはなかったが、例えば、スモークサーモンを食べたが、本当に薄切りにした飾り用のレモンしかなく、また、オニオンスライスがなかった。
これも、安いバイキングで目立つ主役のみにしかお金をかけられないのだろうと思う。

美味しかったものの話を。
青梅の蜜煮は、素材が青梅だけだから、単純で、もしかしたら、そんなに値段の上下のある料理ではないのかも知れない。
また、じゃがいもののパルマンティエは、じゃがいもとかぼちゃの薄切りをホワイトソースで和え、豚挽き肉と共に、オーブンで焼いた料理。
この料理も、材料費を削ったとしたら、牛ではなく豚で作ったことくらいだろう。
じゃがいもとかぼちゃって、思ったより合うのだ、美味しかった。(私のかぼちゃのスープには、じゃがいもが入っていて美味しいが、この2つは相性が良いと確信した)

和のコーナーは、めぼしいものが、「かつおのお刺身」と「三種のお寿司」だけであったが、これは明らかに、この2つに材料費がかかっていると思えた。
お寿司は、ご飯物だから後で余裕があったら食べようと思っていたが、結局食べられなかった。
(〆におそばを取ったのだが、お寿司にしておけば良かったと反省)

こう考えると、そこそこのお値段のバイキングの場合、美味しく食べようとしたら、「どこだけは手を抜いていないか考える(=お金がかかっているものはどれかを考えると目立つメインの材料はお金がかかっている)」「ソース類はかけてもらわないで、自分で工夫する」「そもそも材料費がかからないような料理を食べる」のがポイントかなと思った。

美味しかったら、来年奮発して、まだお酒が飲めない(=酒代がかからないうちの)甥たちを連れて行ってあげようかと思ったけれど、やめておくと思う。

そもそも私はもう若くないのだし、「質より量のバイキングは、私には似合わない」と思った。
因みに今回のバイキングは、ソフトドリンクも飲み放題の前売り5千円であった。
5千円出すのなら、小さな手作りのお店で食べた方がいいと思う。
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# by mw17mw | 2005-08-15 12:16 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)

私の夏休み

今年は残念ながらどこにも行かないで家にいる。
でも、今日の夕方、誘ってくれる人がいたので近所のホテルのバイキングに行ってくる。
それと、明後日のお昼は、大学時代の友人を誘って、私の食べ物仲間で大絶賛されている、コート・ドールにランチに行く予定。

本当は休みの間にやるべきこと、沢山あるのに、休みが始まった昨日からダラダラしている。
その間に、食べることだけは熱心な私は、築地の伏高さんの利きだし師というモニターをこなすことだけは、ちゃんとやっている。

d0063149_15345736.jpg課題は、「鮪本節血合い抜き」。
写真は送られてきたその削り節。
鮪の荒節血合い抜きは、伏高さんで何度か購入したことがあって、それもとても良い削り節なのだが、その上に今度のは、私の好きな「カビがついた」タイプ。
試したけれど、「そりゃ~、もうものすごくて、私の好きな鰹の本枯れ節より、数段上でした」です。
明日まで色々な料理に使ってみて、まとめる予定。

今日は取り止めがないけれど、この辺で。
5時に、バイキングに出掛けてきます。
バイキングは余り期待していないけれど、物は試しです。
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# by mw17mw | 2005-08-14 15:45 | 日常生活 | Comments(0)

混ぜ込みご飯のおにぎり

d0063149_138966.jpg先日、見るとはなしにテレビをつけたら、きょうの料理で、確か「ウィンナーの油を使わない電子レンジチャーハン」をやっていたと思った。(でも、今調べたら、そんな料理は最近紹介されていないみたい、他の番組の間違いか)

それは、皮なしウィンナーを細かく切って、ご飯に混ぜたチャーハンで、「夏にご飯にウィンナーを混ぜて食べたいと思う人は、私以外にもいるのだ」と納得した。

私の場合は、皮なしウィンナーを細かく切って、熱々のご飯に混ぜて、おにぎりにするのだ。
小学校の頃、確か、「魚肉ソーセージを細かく切って、ご飯に混ぜておにぎりにする」のが流行ったことを覚えている。

もう相当前だったか、知り合いのおばあさんが、「(もう既におじさんになっている)うちの子は、小学校の時、魚肉ソーセージのおにぎりが好きだったのよ」と作り方を教えてくれたことがあったが、確か、熱々のご飯に細かく切ったウィンナーとアジシオを混ぜて作ると聞いた。
これが多分正統派魚肉ソーセージおにぎりの作り方。

魚肉ソーセージは、今はわざわざ買う気がしないし、アジシオも買いたくない。
(でも、そう考えると、小さい時は、アジシオ入りおにぎり、私は喜んで食べていたのだ)

(話はずれるが、きっと、私の小さい頃、塩は、専売公社の食塩しかなくて、しょっぱいだけだったから、味の素を入れたアジシオが発明されたのだと思う。今は、食塩以外のミネラル一杯の粗塩が沢山できたから、それを使えばいいのだ。食材の位置づけとしては、昔のアジシオ=今の粗塩と考えて良いと思う)

今夏の私は、結構食欲がある。
今までの夏とどこが違うかと言うと、食欲のないときに、ソーメンを食べる気が起きないで、熱々のおにぎりを握って、海苔で巻いて食べたいと思うこと。
食欲が落ちても、炊き立ての熱々のおにぎりは食べられるのだ。(勿論、冷たい麦茶を飲みながらだが)

最初は、梅干や削り節だったが、最近はそれに飽きて、この「ウィンナーのおにぎり」を良く作る。

ウィンナーなどの混ぜ込みご飯おにぎりの欠点は、混ざり難いことと食べ難いこと。
ウィンナーはなるべく細かく刻んだほうがいいけれど、ご飯に混ざり難いし、出来上がりを海苔で巻いて、食べるのだが、ポロポロこぼれやすい。
アジシオは入れずに、手に粗塩をつけて握っただけの味付け、でも、これで十分。

誰かと食べるおにぎりではなく、一人で、下にお皿を敷いて食べる、どちらかというと、お行儀の悪いおにぎりだ。
昔はどうしていたのだろう?
多分、出来上がりを一つひとつをラップに巻いて、お弁当として、子どもに持たせるおにぎりだったのかも知れない。
でも、私は、海苔を巻いた方が好きだ。
でも、こぼれるのが嫌な人は、ラップで巻くといいと思う。

ウィンナーの他、ピーマン漬け、青じそ漬けなども細かく切って混ぜて握ると美味しい。
写真は、親戚からもらったきゅうりの鉄砲漬けを細かく刻んだものを混ぜ込んだおにぎりと、ウィンナーのおにぎり。

できたら、炊き立て、でも、残りご飯をチンしたものでもいいから、試してみてください。
(ウィンナの味にもよるのだけれど、ご飯とウィンナを混ぜる時に、白胡椒を入れると美味しかった覚えがあります)
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# by mw17mw | 2005-08-13 13:12 | 料理レシピ | Comments(0)