よくぞ関東に生まれけり

先日、ずっと大阪で暮らしている飲食関係の人と話す機会があった。
その時、話題になったのは、やはり、東西の嗜好の差。
結論としては、お互い、どちらに育った人も「美味しい!」と納得する味はあるということになった。

でも、本当に小さい時から食べ慣れた味というのは、やはり、一生の嗜好を支配するところがある。
私が大阪に暮らした時、やはり、食べ物が全体的に「甘辛い」のではなく「甘く」感じられ、関西には住めないと思った。(自分で料理すれば住めるけれど)
例えば、ハンバーグを食べても甘いのだ、つい、お醤油とかおソースをかけてしまった。
「甘いおかず」ではご飯が食べられない、「甘辛いおかず」でなくてはだめなのだ、関東育ちの私としては。

本当に、大阪に三年間いたおかげで、関西の食べ物の美味しさもわかったが、関東の味がはっきりわかり、関東の味も美味しいということに目覚めたことを思い出した。
懐石を軸にすると、関東の味は負ける、でも、お蕎麦やお寿司、天ぷら、勝てるものは沢山あるのだ。

そして、先日、銀行時代の友人が我がお店に来た時に、浅草から吾妻橋を渡ったところにある「海老屋の佃煮」をおみやげに持ってきてくれたのだ。
下の写真のように、9種類。
一人暮らしの私にちょっとずつで手頃なことも良いと思ったのだけれど、開けたら、どうしてどうして、沢山入っているのだ。
しかし、このお醤油で甘辛く煮しめた佃煮で食べるお茶漬けの美味しさったら。
とても満足。

関西と関東の味の大きな違いは、やはり、濃い口醤油が存在したか、馴染んだかなのだと思う。
江戸時代関東で発明れた濃い口醤油は、江戸の風土にあって発展したのだし、関西の人にどうけなされようと、関東や江戸の人には美味しいものなのだ。
関東に生まれたら、やはり、佃煮の美味しさをちゃんと覚えて欲しいと思う。
(最近、若い子に、佃煮は余り食べたことがないという人も多いのだ)

下の写真は、食べる前に写せば良かったのに、食べた後、「これは、blogに載せるに値する」と慌てて撮ったもの。(抜けているのは、「あみの佃煮」「お茶漬け昆布」です)
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# by mw17mw | 2005-06-27 21:42 | 日常生活 | Comments(0)

清澄通り・隅田川雑感

昨日、バイトをしている料理モニターの勉強会が両国であり、自転車で厩橋経由で、両国に行った。
隅田川を自転車で渡ること、両国に行くこと自体、余りしないことだったが、昨日まで、我が家から一番近いBOOKOFFが両国だったので、この一年は、何回となく、春日通りから厩橋で隅田川を渡り、清澄通りから両国に行っていた。
(でも、昨日、松が谷に新しいBOOKOFFがオープンしたし、これで、もう両国に行くこともなくなりそうだ。)

厩橋から道なりに清澄通りに出ると、結構面白い。
わざわざ観光や散歩に行く程ではないのだが、左側の道沿いに、昭和20年代、30年代という風情の、倒れそうな(ごめんなさい)木造の平屋の酒屋さんが営業していて、「昔、こういう商店があったな」と懐かしい。
その後、少し走ると「浪花家総本家」だったか、鯛焼き屋さんがある。
これは多分麻布の有名な鯛焼き屋さんの暖簾分けなのだろう。
その後も、正しい名前は忘れたが「豊山」という羽子板屋さんがある。
羽子板の専門店を初めて見た。
そこを通り過ぎると、今度は、結構近代的なビルのお店なのだけれど、ラムネ、もんじゃ焼き、昔風のアイスクリームを売っているお店がある。
こう並べると、既に台東区からなくなっているものがまだ墨田区にはあるような感じで、懐かしくて、結構私の好きなサイクリングコースであった。

話は変わるが、先週、突然一人の男性が我がお店に入ってきて、我が家の裏の土地を取得、11階建てのマンションを作る計画だと説明して行った。
どうも、その計画は通りそうで、我が家の裏の路地に、11階建てのマンションができてしまいそうだ。
日照は影響を受けないのだが、そのマンションができると、我が家から隅田川の花火が完全に見えなくなりそうなのだ。
いつかそういう日が来るとは思っていたけれど、こんなに早いとは思わなかった。
我が家から大きな通りまでは相当距離があり、その間に高い建物が建つはずがないとたかをくくっていたら、建てる位置を敷地の奥の方にすることで、法制上何も問題なく11階が建つそうだ。

母は、我が家から花火が見えることが自慢だったし、母が死んでから、そういう事態になって良かった。
また、甥たちにも、「我が家から隅田川の花火が見えた記憶がしっかり残って」から見えなくなるのだから、まだ、良かったと思うしかないのかも。

今年の隅田川の花火は、我が家から見る最後の年となりそうだ。
来年から、大きな花火を打ち上げる音と煙は流れてくるのに、花火は見えなくなるのだ、寂しい。

下の写真は、厩橋から、隅田川の下流(両国方面)を見た写真です。
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# by mw17mw | 2005-06-26 16:23 | 日常生活 | Comments(0)

チューハイ系

何で、チューハイと言うのだろう?
焼酎ハイボールがチューハイになったのかな?
ハイボールというのは、炭酸で割ったものという意味だと思うから、元々は、焼酎を炭酸で割ったものだと思うが、現在、キリンやアサヒが出しているチューハイは、酒税法の分類では、リキュール類であるし、原材料に焼酎と言う表示はない。
どうして、こういう名前になったのは、定かではないが「ハイリキ・レモン」の缶に「ハイリキは1983年に発売された日本初のチューハイブランドです」と書いてある。

何故、リキュールなのにチューハイかと悩んだが、英語で「liqueur」で引いたら「酒」と出たが、日本語で「リキュール」で引いたら、「アルコールまたはブランデーに砂糖・植物香料などを加えて作ったもの」を言うらしく、果汁が入ったアルコールの総称のようだ。(そう言われれば、養命酒も酒税法の分類では、「リキュール」)。
例えば、焼酎を割ったものでも、相手が果汁や砂糖だったら、リキュールになるみたいだ。
水割りの焼酎は「焼酎」で、果汁割り焼酎は「リキュール」かな?
でも、氷結や旬果搾りは、焼酎を使っていないのに、わかりやすさから「チューハイ」という名称を使っているのかなと思う。
こうなると面倒くさい、メーカーのお客様相談室に聞くのも手だが、面倒だから、放っておこう。

チューハイにも甘いものと甘くないものがあるそうだ。
甘くないもの...タカラCanチューハイシリーズとアサヒのハイリキ・レモン
甘いもの.....キリンの氷結、アサヒの旬果搾り
果肉が入っているもの...アサヒのDew
(と書いたが、調べたら、そうではなくて、アサヒのDewは、果肉が入っているタイプではなく、果汁を発酵させた果実酒とのことでした、間違えてごめんなさい)

で、我がお店の自販機を入れるにあたって、アサヒだけは営業マンがやってきて、説明してくれた。
しかも、見本品を置いていってくれた。(アサヒさん、有難う)

日本で、チューハイで一番売れているのが、ダントツでキリン氷結。
そして、果物別では、レモンが圧倒的とのこと。
我が店で、氷結のグレープフルーツを置いてみたが、全く売れなかった。
日本人はレモンが好きなのかなと思う。

アサヒの旬果搾りの中では、1位レモン、2位梅なのだそうだ。
両方とも飲んでみたが、両方とも美味しい、私の好みとしては、梅の方が好き。

また、7月発売の「ライチ・レモン・パッションフルーツ」という夏限定商品を置いていってくれたので、冷やして飲んでみると、これが一番美味しいと思う。
甘くてフルーティ。
飲んでいると、気分は南国になる。
女性向けの味だが、完成度が高いと思う。
現在は、「パイン・シークァサー」という夏限定商品が出ているそうだが、これは6月一杯で、7月からは「ライチ・レモン・パッションフルーツ」に替わるとのこと。
「パイン・シークァサー」を自販機で売っている酒屋さんから、これが評判がいいと聞いた。

今、我が自販機には、旬果搾りの「レモン」と「梅」を入れているが、全然売れない。
皆、手を伸ばそうとしない。
日本では、トップブランドは強いと聞くが、本当に「キリンの氷結」が強いと思う。
でもね、飲んだ私が言うのだから、確かなのだから、どうか、外れないから、甘いお酒が嫌いでなかったら、旬果搾りは美味しいので、近所で売っていたら、是非試してください。(勿論、ギンギンに冷えているのをね)
お勧めは、「梅」と夏限定の商品です。
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# by mw17mw | 2005-06-25 21:56 | 酒屋 | Comments(0)

発泡酒の研究 2

なおみさんに教えてもらった「キリンのハニーブラウン」を探したが、近所にはなかった。
一軒、知り合いの酒店で聞いたら、「一時期女性に人気があったけれど、今は置いていない。確か期間限定販売では」とのこと。
最近、再び期間限定で売られているらしいと話したが、知らないとのこと。
また、探してみます。

で、昨日の続きを

<アサヒ>
本生 青...これを最初に飲んだので、青から。
       「海草エキス使用、糖質50%オフ」のアクアブルーというのが本当の名前。
       飲んでいるときは、ただただ「薄い」。
       飲みながら、「きっと糖質をカットして、味が薄くなったところを、海藻エキス
       で味を補っているのかも」と頭に浮かんだ。
       (誰かが「スポーツドリンクを飲んでるような感じ」と評していた。)
       これを二本飲むのと、ビールを一本飲むのと、アルコール満足度はイコールでは
       ないかと思いながら、飲んでいたが、どうして、どうして、飲み終わってから、
       アルコールが身体中に急に回り始めた。
       そうなってから、とても眠くなった。
       「飲んでいるときは薄く、酔わない」→「飲み終えたら、アルコールが全身に回る」
       ところがどうも私の気に食わない。
       所詮、ダイエットを心掛けている人向けの飲料だと思うのだが、結構若い男性に
       人気があるようだ。(35kcal×3.5で122.5kcal)
         
本生 ゴールド...
      結構、マイルドで甘さがあって、発泡酒としては美味しいほうだと思う。
      ラガー→黒ラベル→本生ゴールドと、味とコクを大切にする路線の飲み物だと
      思った。
      アルコール度は余り強くないみたいで、程好い感じ。
      飲み終わって、体がほぐれた感じはしたが、眠くはならなかった。
      これは、結構、私的には「ヒット」だと思った。
      勿論、ビールには負けるけれど、発泡酒の中では、私の評価は高い。
      但し、飲んでいるとき、甘みが口に感じられるので、ここで好みが
      別れると思う。
      甘さが口に残るのが嫌な人は、赤がいいと思う。
      知り合いの酒屋さんから「ゴールドが出たばかりはよく売れたけれど、最近は
      また赤に皆戻っている」とのこと。
      やはり、甘さが口に残る点、飽きられやすいかも(45kcal×3.5=157.5kcal)

本生 赤...
      発泡酒を飲み比べていたら、頭に「コカ・コーラ→スーパードライ→淡麗→本生 赤」
      という繫がりが浮かんだ。
      暑い夏の日に飲むコカコーラの爽快感をビールにもたらしたのが、スーパードライ
      で、それを発泡酒ベースでは、淡麗が一番うまく継いでいる感じがする。
      本生赤も同じ路線だけれど、淡麗より、キリリ感が穏やかかも。
      でも、それなりに上手にスーパードライ系統の味わいがあるから、カロリーが気
      になる人は、淡麗より本生赤がお勧め。(43kcal×3.5=150.5kcal)

<サッポロ>
北海道搾り...これは、宣伝文句にも「クリーミーな泡立ち」と書いてあったが、その通り。
         ビアホールの生ビールの路線を狙った感じで、クリーミーな泡が美味しい。
         最後の方、余り美味しくなくなるのも、生ビールそっくり。(笑)
         一度試す価値はある。
         サッポロも頑張っているのだなと感じられる発泡酒。(153kcal)

さて、全ての発泡酒を飲んだわけではないが、代表的な発泡酒を飲み比べていたら、今の日本のビールは、圧倒的にスーパードライが受けているので、スーパードライ的発泡酒が殆どで、二番目に多いのが、味わいやコクを大切にした発泡酒、たまに、黒ビールや生ビールに近づこうと頑張っている銘柄があるのだと思った。

色々な個性はあるが、私なぞ、人と美味しい料理を食べる時のビールは何でもいい方だから(というと、馬鹿みたいだが、料理の味と会話に気を取られるタイプ)、一人で飲むときには、自分の気分でこだわりたいと思う。
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# by mw17mw | 2005-06-24 21:14 | 酒屋 | Comments(3)

発泡酒の研究 1

私ごとき、「お酒より食べ物」の人が、少し発泡酒を研究したからと言って、そんな大したことがわかったわけではない。

でも、毎日違う発泡酒を飲んで、結構楽しかった。
結局、発泡酒の味は、麦芽比率25%以下だと酒税が安いということで、全てのビール会社が、麦芽比率25%以下で、「いかに美味しく、いかにビールに近い味」を出すのか、研究に研究を重ねた結果の味だと思う。

だから、飲んでみて、「これは何を真似した味」とかわかりやすくて面白かった。

ただ、何を飲んでも味が薄いと感じたし、全てのバランスが取れている発泡酒は少ないと思った。
例えば、ビールだと味の美味しさを感じるのと酔いの回ってくるのがほぼ同じスピードであるのに、発泡酒の場合、飲んでいるとき、清涼飲料水を飲んでいる時のように全然酔って来ないのに、飲み終わった後で、急にアルコールが脳や身体に回ってくるものもあった。
発泡酒を色々飲んでみて、改めて、「ビールという製品は完成度が高くて、均整が取れている」と思った。

私が飲んだ発泡酒と評価

<キリン編>

淡麗...スーパードライのような切れ味で甘さがなく、スーパードライが好きな人は淡麗かな?
     という感じがした。
     味は薄いけれど、発泡酒の中では味がはっきりしている方だから、これが人気ナンバ
     ー1というのも分かる気はする。(154kcal)

淡麗 グリーンラベル
   ...こちらは、糖質70%カットというだけあって、淡麗よりも、本家のスーパードライよりも、
     一番ドライ度(切れ味感)が強い感じがした。
     本当の真夏に飲んだら美味しいかも。(102kcal)

極生...キリンのHP見ると「飲みやすさ」を追求したように書いてあるが、
    切れ味はあるけれど、淡麗に比べて柔らかな感じ。(ドライ度が弱いかな?)
    「スーパードライの切れ味」と「キリンラガーのような個性の薄い感じ」が合体している
   ようなイメージで、味としては中途半端な印象があった。
    色々な発泡酒とビールを夕飯のときに飲むと、どうしても眠くなったが、この極生は、
    眠くならなかった。
    そういう点で、「発泡酒は飲みたいけれど、まだやりたいことがある」ときに
    この「極生」を飲もうと思った。(147kcal)

黒生...これは、黒ビールを真似たのかと思う。
    他の発泡酒は、スーパードライ系統を真似ようとしている中、黒ビールの感じ
    を出そうと頑張ったと思われる味。(勿論薄いけれど)
    何というか、ビールの持つ「苦さを美味しく味わってもらいたい」という主旨が
    よくわかる。
    結構、個性がはっきりしているし、一度飲んでみる価値はある。(154kcal)
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# by mw17mw | 2005-06-23 17:44 | 酒屋 | Comments(2)

そら豆のスパゲティ

発泡酒の評価を書きたいのだが、まだ、キリンの生黒を飲んでいないことを思い出し、明日以降にまとめようと思います。

今日は、そら豆のスパゲティについて。
お祭のとき、浅草橋のそら豆を金曜日に沢山買っておいたのだが、やはり、冷蔵庫に保存している間に相当傷んでしまった。
鞘から出したのは甥たち、茹でたのは弟のお嫁さんであり、「もう相当傷んでいるから、煮崩れる豆も多い」とのことだった。
それにも負けず、沢山、茹でたそら豆を親戚や家族に出したのだが、沢山余ってしまった。

その余ったそら豆を私が引き取って、翌日、またその翌日、二回スパゲティのソースに使ったら、とても美味しかった。

材料としては、茹で過ぎとか、もう旬から外れてしまったようなそら豆を茹でた場合とか、そら豆を茹でたのはいいけれど、食べ損なって、余ってしまった場合に良いレシピだと思う。

塩茹でしたそら豆は、皮を剥いて粗みじんに切る。
スパゲティを茹でながら、粗みじんのそら豆と例えばベーコン(他にもハムでもツナでもいいと思う)を炒める。
そら豆はつぶし気味に炒めて、スパゲティの茹で汁なぞを少し入れて、茹で汁にそら豆を溶かす感じ。
そして、生クリームを味を見ながら入れて、塩・胡椒。
そこに、茹で上がったスパゲティを入れて、和える。
(スパゲティに、生クリームに溶けたそら豆の粉がまとわりつく感じで)
お皿に移して、パルミジャーノ・レッジャーノの粉をかけて食べる。

塩茹でのそら豆がそら豆らしいというより、豆の味の美味しさを出して、豆味のスパゲティのような感じで美味しかった。
ヒヨコ豆やレンズ豆のカレーを思い出すような味。(ということは、そら豆カレーも美味しいかも)

他に野菜を入れてもいいし、何か工夫しながら、是非作ってみてください。
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# by mw17mw | 2005-06-21 23:11 | 料理レシピ | Comments(0)

鳥越祭のアルコール

今年のお祭の前にビールの自販機を入れた。
今年は、私が主体的に酒屋を始めた第一回目のお祭であり、その自販機に詰めるアルコールともども、お祭にはどんなお酒が売れるか、とても興味があった。

当初、我が家の方では日常的には発泡酒が売れるし、不景気だから、ドラフトも売れるかと仕入れたのだが、意に反して、ビールが売れるは、売れるは、であった。
ビールと言っても、「アサヒ スーパードライ」の一人勝ち。
サッポロ黒ラベルやキリンの一番搾りもスーパードライには差をつけられたが、それなりに売れたのだが、キリンラガーは一人負け。
何で、ここまでラガーが不人気なのかわからない。
ただ、「晴天、暑い、祭」と来れば、「キリリとしたビール」が受けるだろうことは理解できる。

祭はビールだと勉強した。
「日常生活の発泡酒、ハレの日のビール」という嗜好が定着したのだろうか。

面白かったのは、ビールは主に店内で対面で売れて、自販機のアサヒスーパードライは一本も減っていなかったこと。
自販機で良く売れたのは、発泡酒。
また、ビールを対面で買うお兄さんたちで、一万円札を出して買う人、人の分も払ってあげる人の多いこと、多いこと。
どうも、最近の江戸の夏祭りの粋は、「酒屋で一万円札を切ってスーパードライを買うこと」なのかと思った程。(笑)

しかし、個性の時代、多様化の時代と言うけれど、夏で、気象条件が、「晴天、暑い」、催し物が「祭」だと条件が揃うと、参加者の欲する物が一つに向かうものだとわかったことがもう一つあった。

日曜のお昼くらいから、来る客、来る客、口々に「焼酎」と言うのだ。
焼酎の瓶と氷とお水を買って行く人もいれば、ハイリキとかかのか、氷結果汁を買って行く人も多かった。
ビールに飽きた後、皆、焼酎を欲していた。
日本酒は一人負け。

我が家の方の祭に参加する人たちは、結構遠くから来ているし、明日は会社があると思うと、次の日にも体内にアルコールが残りやすい日本酒ではなく、その場限りの酔いで終わる焼酎が受けるのではと思う。

いいちこも負けていた、私は焼酎に詳しくないので良くわからない。
女性客が二人程「いいちこは臭いからいや」と言っていたが、それがいいちこだから匂いがあるのか、麦焼酎だから匂いがあるのか、良くわからず、これから勉強しなくては。

とても勉強になったシロウト酒屋一年目のお祭であった。
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# by mw17mw | 2005-06-20 22:08 | 酒屋 | Comments(0)

祭の前後

ブログを長く休んでしまった。
6月8日に、我が家に新しいビールの自販機が入って、11、12日がお祭、その後、後片付けしたり、バイトでやっていたホームページ作りでちょっと思いもかけないことがあったりして、忙しかったのだ。
でも昨晩は、銀行員だった頃の友人がお酒を買いに来てくれ、一緒に野風僧に行ったくらいだから、ようやく落ち着いた感じか。

祭の前後、食べ物やビールに関する話題が沢山あるのだけれど、何から書いたら、きちんと整理されてお話できるのか、良くわからない。
だから、追々、思いつくまま書くしかない。

で、まずは、自販機に入れるビールの話について
タバコや飲み物の自販機は、メーカーが無料で貸してくれるのだが、アルコールの自販機は、そういう協力が以前はあったのだが、今は一切なくなった。
色々な事情を総合して、弟と相談した結果、後10年以上酒屋をやろうということになり、投資をしても10年以上やれば利益は出るだろうと、思い切って新しい自販機を買った。
以前のものは、8種類しか入らないが、今度のは25種類入る。
しかも、メーカーに縛られないので、色々なメーカーのビールを入れることができる。

だから、買ったはいいけれど、何を入れれば売れるかが問題。
既に25種類程度の自販機を購入した近所の酒屋さんに、話を聞きに行ったり、近所のビールの自販機全て写真を撮って来て、他所では何をいくらで売っているかを見てみた。

実際に何を入れるか決定するときには、私は新たに仕入れるものの試飲をしていなかったのだが、これではいけない、やはり、ちゃんと味わってみなくてはと毎晩試飲を始めた。(しかし、ビールや発泡酒を夜飲むと、眠くなってしまうことが困るのだが)

考えてみれば、私は、「ビールやアルコールの味はわからない、料理については、味にうるさいし、味を記憶できるのに、アルコールはその場限り美味しいと思ってそれで終わってしまう」と言っていた。
でも、実際に、ちゃんと「商品に対する評価をしなくては」と心掛けたら、ビールの味がよくわかって、しかも言葉で表現することができた。

まずは、自分で試飲して評価した結果をまとめようかな。
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# by mw17mw | 2005-06-19 09:28 | 酒屋 | Comments(0)

お祭りが始まった2005

今日は、どうにか天気が持って、雨が降らなくて良かった。
お店はとても忙しく、嬉しかった。

お祭りって、本当に中毒性がある。
お祭りに来る人は、皆でワイワイ一杯ひっかけてお神輿を担ぐのが楽しいのだろう。
迎える側はというと...。

金曜日に浅草橋の野菜売り場に行ったら、社長さんは、鳥越祭りのための予約で、その日は、千葉からそら豆を50kgを運んで来たとのこと。
私と一緒になったおばさんは、何と15kgを予約していた。
社長さんが「そんなに必要なのですか?」と聞くと「うちは、土曜日が20人、日曜日は30人くらいお客さんが来るのよ。毎年、顔も知らない人もいるのだけれど、娘や姪の友達みたい。うちは、おばあさんがお祭りに人が集まってくれるのが好きで、私の目の黒いうちは、頑張るから、今までどおりにやってというの。そら豆だって、おばあさんが15kg全部剥くからって言うのよ」とのことであった。

おばあさんが目が黒いうちはなんて言っているけれど、おばあさんからそのおばさんの時代になっても、きっとこの家は、お祭りに人を呼ぶだろうと思う。

お祭りが盛んな我が家の近所で、「私の目の黒いうちは私が頑張る」と言って、ずっと毎年毎年沢山のお客を招く家の多いこと、多いこと。
皆奥さんやお母さんたちは、大変は大変なのだけれど、「お祭りに来るのが楽しみで」と言ってニコニコ来てくれるお客さんは、迎える側には中毒性のあるものなのだ。
次の年のお祭りの前になると、やっぱり、今年のお祭りにも、「ここに来るのが楽しみで、嬉しくって」と楽しそうにやってくる人が沢山いた方がいいなと思う。

私もそうなのだと、つくづく感じる。
親戚も友達も来ない鳥越祭りなんて、余りに寂し過ぎる。
そうならないように努力するし、そうなってしまったら、お祭りのときには、どこか温泉にでも行って、お祭りのときは地元から逃げたいと思う。
小さいときから、酒屋で忙しいけれど、むさくるしくて行き届かないけれど、お祭りに来るのが楽しいと思ってくれる親戚が来てくれて、というのでなかったら、淋し過ぎる。

明日来てくれる親戚に「お店やっていて忙しいのに、更に忙しい目にあわせて」と言われたが、そのとき、「私にお祭りの時にお店がなかったら、土日とも人を呼んで、もっときめ細かい接待をしているかも」と思った。
お店をやりながらお客さんを呼ぶということは、そんなに丁寧な接待はしないというか、できないという意味しかない。

従姉の娘である2児のお母さんになった子が、私のエッセイを読んでくれているので、私のエッセイに載せている料理を作って食べさせるのも楽しみ。
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# by mw17mw | 2005-06-11 22:10 | 日常生活 | Comments(0)

祭りだ!祭りだ!

今日、明日と我が家の方は鳥越祭り。
今年は、私が再開した酒屋の第一回目のお祭り。
準備段階から今まで、わからないことが多かったが、周囲の酒屋さんに聞いたり、何とかお祭りまで辿り着いた。

しかしだ、昨日になって新たな問題が...。
数日前、メーカーの営業の人に、「缶ビールはケースのまま冷やすと、中まできっちり冷えるまで3日かかります、ま、そうは言っても、ケースの上と下の蓋を開けたり、サイドも穴を開けたりした場合や、ケースを半分に切れば、時間は短縮されます」と聞いていた。

そして、お祭り間際になったら、結構「1ケース冷やしで」という注文も出てきた。
ケースごとリーチインに入れて冷やせたら、簡単だと、昨日、蓋を開けて、サイドに切り込みを入れて冷やしてみたが、二時間でも、全然冷えない。
改めて感心する「段ボールの保温効果」。
ホームレスの人たちが路上で眠るとき、段ボールを敷いたり、風除けの囲いに使う気持ちが良くわかる。

う~ん、だったら、ケースを半分切ってしまえばいいのかもと、カッターで横に置いたケースを切っていったのだが、途中で、深く入れ過ぎたのか、一本、カッターで傷をつけたらしく、シュ~とビールが噴出してしまった。
なんだ、なんだ、アルミ缶って、こんなに弱いものなら、ケースを半分切るとなんて言うなよなと、毒づきたくなるような事態発生。

噴出すビールを掃除しながら、この方法は無理と諦める。

結局は、箱から一本一本出して、リーチインに並べ、冷えたら、再び箱に納めるのが一番良い方法だと結論した。

あ~、初めてのことって、結構大変。
何やるにしても、「ノウハウ」というのがあるのだと実感する。

さて、後2日だ、今日から弟が援軍として登場してくれる。
頑張ろう!
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# by mw17mw | 2005-06-11 07:36 | 酒屋 | Comments(0)