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広島の食べ物−「がんす」

今日は6月30日の月末。
実は、5月に初回からの真田丸を見るために契約したNHKオンデマンド、5月末には解約するつもりだったのに、伯母の訃報が入ったりで、5月末に解約するのをすっかり忘れていて、自動的に6月も契約続行になってしまい、もう1か月分お金を取られたのだ。
しかし、今日は忘れなかったぞ、というか、忘れそうだったのだけれど、午後5時頃、何かの拍子に思い出して、無事、解約をした、めでたし、めでたし。

−−−本題です−−−

先日、広島Iさんにお会いした時、またまた、おみやげをいただいた。(私は気が利かず手ぶら)
その中に、保冷剤をつけて持ってきてくださった「がんす」なるものがあった。
(「がんす」は広島の方言で、「~です」という意味らしい。袋の表面に、小さく「広島の味」と「うまいで」と書いたうえで、真ん中に大きく「がんす」と印刷されている)
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それは、魚のすり身にパン粉をまぶして揚げたものだそうで、広島ではポピュラーな食べ物らしい。
広島Iさんのご家族やお友達の間でも、何をつけて食べるかとか話題になる商品とのこと。
きっと、要冷蔵の商品だから、県外に出にくいのかも知れない、私は初めて知った。
「オーブントースターで温めて、ウスターソースとか、ポン酢をつけて、どれが好みか探してね」とアドバイスされ、別れた。

で、次の日かその次の日、開封してみたら、一枚かと思ったら、厚さが5㎜もないくらいの長方形のものが二枚入っていた。

まずは、一枚を、アルミ箔を敷いた上にがんすを乗せて、オーブントースターで温めて、ウスターソースで食べてみた。
二枚目は次の日、ポン酢で食べてみたが、これも、合って、美味しかった。
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ジャンクな味の美味しさ。
私にとって、すり身のフライと言うのは初めての経験。

食べながら、東京にはすり身のフライはないけれど、似たような食べ物は何かないかと考えていたら、頭に浮かんだのは、ハムカツで、ハムカツが一番近い?
このがんすは、ただのすり身のパン粉揚げではなく、魚のすり身の中に唐辛子が入っていて、味のアクセントになっているのと、表面を覆っている揚げたパン粉が素晴らしく細かくて、こんな細かいパン粉があるのだと感激するくらい、細かくて、これが美味しかった。(今まで一番細かいのは、大阪の串揚げのパン粉と思っていたが、それより細かい)
子供や学生が小腹が空いたときとか、お父さんの酒の肴にちょうど良い感じの美味しさとボリューム。

その後、ど九州の物産展に行ったとき、こういう魚のすりみをパン粉をつけて揚げたものがあることがわかった。
でも、きっと、広島のがんす程、パン粉が細かくない感じ。
(今度から、パン粉をつけた魚のすり身の揚げ物を見つけたら、買ってしまいそう)

その時まで、深く調べないで、袋も題名を見るだけで、終わっていたのだ。

でも、ブログに書くことを前提として、Wikiでがんすで検索すると、ちゃんと載っていて、驚いたことに「揚げかまぼこ」とか「生産しているかまぼこ屋さん」と書いてある。
あら?このパン粉で揚げたもの、蒲鉾屋さんが作る蒲鉾の一種なのだと気づき、いただいたがんすの袋を良く見ると、やはり、揚げかまぼこと書いてあったし、検索したら、製造メーカーの三宅水産は蒲鉾屋さんであった。

何か、それで気づいてしまったのだが、東京のかまぼこ屋とか練り物屋さんというのは、明治以降今まで、頑なに「パン粉」を導入しなかったなと思ったのだ。
東京のかまぼことか、すり身を揚げたさつま揚げみたいなものに、パン粉をつけたものは見たことがない。
それはなぜかなと考えると、東京の場合、郷土料理であるおでんの種に使うことが多いから、パン粉を使ったものを開発するのを嫌ったのかもと思った。

結構、東京は、パン粉を使ったフライと、おでんの種屋さん(かまぼこ屋さん)とか天婦羅のお店の境界の塀が高くて、混ざりあっていなかったのだなと思った。

パン粉を使ったフライといえば、東京の場合、肉屋さん独占という感じ?
肉屋さんの揚げ物のメニューを思い出すと、肉屋さんでもアジフライくらいは、揚げて売ってしまうけれど、すり身をどうにかしようという発想はどこにもなかったかも。(アジだったら、町の魚屋さんで簡単に買えるけれど、すり身は、魚屋さんに頼んで特別仕入れてもらわないと手に入らないし、本当に美味しいすり身はおでんの種屋さんに行ってしまうものね。そんな面倒なすり身なぞを使わず、ハムを使えば簡単だものね)

だから、何か、ジャンクなおやつを揚げたいと思った時、すりみではなく、ハムかつになったのかなと思った。
(そうそう、広島にハムかつがあるのか、広島Iさんに聞き損なっている、あるかな?)


皆様も、何かの機会に広島のがんすという食べ物を食べるチャンスがあったら、美味しいから、是非、試されることをお勧めします。

広島Iさん、ご馳走様でした、美味しかったです。
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by mw17mw | 2016-06-30 22:45 | 食材・食材のお店 | Comments(0)

宇治屋さんの「梅ひじきご飯」と萩井上のソフトふりかけ「梅ひじき」

先日、自家製の紅生姜を作ったのは、実は、佐竹商店街の宇治屋さんで時々出る梅味の混ぜご飯が美味しかったからなのだ。

いつもは写真を撮らないで食べてしまうのだけれど、自分でこんな感じかなと自家製の紅生姜を使った混ぜご飯がまるで違う味だったので、再度買って来て研究してみた。
下の画像は宇治屋さんの梅ひじきご飯。(100円)
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おじさんに聞いたら、混ぜ込んであるピンクのものは、紅生姜でなく、市販のカリカリ梅なのだって。
それに、胡麻とひじきを甘めに煮てあるものが入っていて、とても美味しい。
どういう風に美味しいかあまり考えないで、パクパク食べていたけれど、実は考えもしなかった種類の美味しさだったのだ。

そうか、カリカリ梅って、例えば、お弁当に入ってくることがあれば、食べるけれど、自ら買ったこともなく、勿論作ったこともない。
それを知って、ネットで、カリカリ梅の作り方をチェックしてみたら、お砂糖を入れてあるレシピばかり。
そのレシピを見た後、この混ぜご飯を食べてみると、確かに、赤い梅の破片はカリカリしているだけでなく、甘め。
(何で、前回は、こんな甘い梅干しをカリカリしているからと、紅しょうがだと感じたのだろう?私の舌って一体信頼できるの?という感じ<笑>)
また、このご飯に入っているひじきもお醤油とかお塩の味がしなくて、甘く煮てあるのがわかる。
その他、白ゴマが入っている。
梅がしょっぱいだけでなく、甘くしてあるから、他の材料と味のバランスが良いのかな?
(砂糖が入っていて、甘く味付けした梅干しは単独で食べるのは嫌いだけれど、こうやってご飯やひじきと合わせる分には、お砂糖を入れて漬けた梅干しも美味しいものなのだと知った、おまけにカリカリで、梅から味が外に漏れないし。)

今年は、小梅の季節がとっくに終わっており、自分でカリカリ梅を作るのは不可能。
(そういえば、1か月くらい前、近所のココスに、珍しく「山梨甲州小梅」の青いものが出ていたのにな~。)

色々なスーパー等でカリカリ小梅をチェックしたら、大抵一種類くらいは梅干し売り場に置いてあるみたい。

でも、この梅とひじきの組み合わせで、前々回、広島Iさんにお会いした時、萩井上の梅ひじきというソフトふりかけをいただいていたことを思い出した。
いただいたけれど、その時、開けたばかりのシソわかめが大量に残っていたので、開封できなかったのだ。
で、久々、取り出してみると、結構賞味期限が短い物で、もう1か月以上前に切れていた。(笑)
(今調べたら、普通のしそわかめは6か月、梅ひじきは3か月なのだって、同じくらいの賞味期限だって勝手に思い込んでいたのが敗因。)
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でも、こういうものは、賞味期限が切れても急激に悪くなるものではないし、大丈夫と思って、自己責任で食べだした。
甘くない味付けで、それはそれで美味しいし、入っている梅は赤くないけれど、やはり、カリカリしたタイプみたい。
遅ればせながら美味しくいただいております>広島Iさん。
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「梅 ひじき 混ぜご飯」なぞで検索すると、結構色々な味付けの梅ひじきご飯のレシピが出てくるし、私が知らなかっただけで、結構ポピュラーなものなのかも知れない。

梅とひじきの組み合わせは本当に合うので、是非、お試しください。
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by mw17mw | 2016-06-29 17:21 | 調理・料理研究 | Comments(0)

白山駅界隈−「喫茶 おとら」でカレーランチ

都美術館を出た後、電動自転車だったので、上野の山のてっぺんを谷中墓地の方に走り、谷中の三崎坂(さんさきさか)を下って、不忍通りに出て、また、千駄木の団子坂を上り切った後、本郷通りを渡って、白山上に出て、「喫茶 おとら」に向かった。
この「喫茶 おとら」は、ケイトさんのブログで名前を発見し、「あ、知っている、あそこだ」とわかったのと、時々、アハサさんというスリランカ料理の専門家がこのお店でスリランカカレーの会を開くことを知った。
そのアハサさんのカレーに興味があったのだが、普段のその会ではないときは食べられないと、ケイトさんからアドバイスがあった。
そして、「ルーローハンがランチメニューにあるし、どんなお店か見て来たら」というようなアドバイスもあり、一度は入ってみたかったお店でもあるので、行く気になった。

場所は、東大農学部のところで、本郷通りから枝分かれしている道があり、それはどうも旧白山通りという名前らしいのだが、おとらさんは、その道路沿いの白山上の交差点から近い場所。
確か、私が白山に行くようになってからできたお店と記憶しているのだが、オープンが2007年1月なのだって、だったら、もうずいぶん古いお店で、私の記憶違いかも。
そうそう、お店のメニュー表が表に飾ってあって、紅茶が770円くらいのお店であったから、特段の紅茶好きでもない私は、中々入る気がしなかったことを思い出した。
そのお店の良さがわからないで、いきあたりばったりで入る気が起きない値段。(少なくとも私には)
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扉を開けて中に入ると、全体、茶色い木と白い壁の落ち着いた世界。
置いてあるテーブルや椅子や家具、全てアンティークとのこと。
店内をパチャパチャ写真を撮るのは気が引けたので、このおとらさんのページ食べログの画像を参考にして下さい。
先客は、二人テーブルに座る女性一人のみ、私はその人の邪魔にならないように、大きなテーブルに座ることにした。

それにしても、このお店は、本当に涼し気な雰囲気かつゆったりしていて、とても良い雰囲気。
夏の日差しの表から入ってくると、エアコンもちょうど良く利いているしいるし、オアシスのよう。
それに、雰囲気がいかにも「住宅街の喫茶店」というごちゃごちゃしていない内装に、程良く空いた空間が素敵。
(白山上には、他にも、アオアシカフェというベルギーチョコが食べられるカフェがあるが、ここも入ったことがない。)

また、置いてある雑誌や本も、紅茶の本も多いけれど、暮らしの手帖や動物に関する本が揃っていて、全体の雰囲気、雑誌・本等の品揃え、ま、一杯当たりの紅茶の質も高いのかも知れないけれど、それだけの価値がある、安らげる空間だなと感じた。
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私が注文したのは、ルーローハンではなく、ひき肉とひよこ豆のカレーがあったので、そちらにしてみた、自家製ピクルス添え1030円。
家庭的な味で普通に美味しかったし、量的にも足りた。
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これに、ニルギリかアールグレイのホットorアイス、珈琲はブレンド・アメリカン・アイスの中から選ぶことができる。
私はアールグレイのアイスを頼んだのだが、きっと、これは、単体で淹れられるものとは別物であろう、ごく普通に美味しかったけれど。
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私が食べている間に、もう一組カップルのお客さんが入ってきた。
このお店、満員だったら、また、雰囲気が違うのだろうが、空いていたら、疲れた心を癒してくれる気持ちが落ち着く空間のお店だと思う。

食べログを読むと、どうも、色々運んできてくれた男の人がオーナーのよう。
この方に、アハサさんのカレーの会のことを聞いたら、アハサさんの方のHPを見てくれとのこと、結構つれない。(笑)

ということでとても気に入った。
しっかし、私が白山上に行くときって、以前は、はま寿司という100円の回転寿司を食べに言ったり、たこ竜のたこ焼きが食べたくなるときで、それ以外、白山上にわざわざ行く理由がないことが辛い。
ただ、心が疲れて行き詰ったときなぞ、このお店でゆったり、このお店の本や雑誌を読んで気分展開したいと思う。

あ、そうそう、おまけなのだけれど、このお店の左となりは「八巻」という焼き鳥屋さんで、「食べログ人気のお店」みたいなシールが貼ってあり、興味はあるのだけれど、夜だけの営業なので、私と無関係。

そのもう一つ隣は、良く見ると、お菓子屋さんだったのだ、できたことに全然気づかなけれど、それは、最近、本郷通りからとか、千駄木から白山上に行くことが多くなり、旧白山通り方面は通らなかったからなのだ、きっと。
そのお店は、見るからに地味なお菓子屋さんで、外から覗くと、冷蔵ショーケースがないように見え、常温の焼き菓子等が台に並べられているだけのよう。
そこに、オーナー兼パティシエと思われるコックコートを来た男性が座ってお店番をしている。(お店の入口を向いているが本なぞを読んでいる感じ)
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その名もベル—洋菓子店、2015年2月の開店だそうで、食べログには1件しか口コミが入っていないけれど、褒めてある。
その他、お菓子を買った方のブログも発見。
でも、今のところ情報はそれだけなので、何で、「ベル—」なのかとか、どこで修業してきたとか、何で生のケーキがないのかなぞ、全然わからない。
今回は全く様子がわからなかったので、入らなかったけれど、いろいろ調べてみたら、結構美味しそうなので次回は何か買って来よう。
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by mw17mw | 2016-06-28 17:27 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)

都美術館の「ポンピドゥーセンター傑作展」

昨日は、疲れた心を癒しに(笑)、東京都美術館の「ポンピドゥーセンター傑作展」に行って来た。
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品川Iさんから、この展覧会がとても良かったと教えていただき、その関係のページを見たら、私が好きなモダンアートの絵ばかりだったので、行く気になったのだ。
(私は、以前、1920年代のパリの画家たちを描いた「モダーンズ」を見てから、モダンアートが好きになったけれど、勿論詳しくはない)

ポンピドゥーセンターなる言葉も聞いたことがあるような気がしているが詳しいことは不明のまま。
この展覧会、余り人気がないようで、ガラガラというわけではないけれど、人の頭越しに作品を見ることをしないで済むような混み方だったので、鑑賞するのに気持ちが良かった。(どうも、先日の、松岡美術館以来、混んだところで芸術作品は見たくないと思うようになってしまったのだ)

この展覧会は、とても良かった。
1907年から1977年まで、1年に1作の傑作が、その製作者の写真と短い紹介文とともに展示されていた。(作品は絵とは限らず、彫刻や立体的なものもあった。)
有名どころでは、ピカソとかマチスの絵だったけれど、日本ではあまり知られていない、でも、きっとフランスでは有名であろう芸術家の作品の展示が殆どであるが、生命力や美を感じる作品が多く、これらの芸術家の数程、物語と美があるのだろうなと想像できた。
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途中で気づいて、いただいた作品のリストに、気に入ったものに○をつけだしたのが、1935年のピカソからで、それから先の作品は殆ど○だったため、途中でつけるのをやめてしまった。

戦後のモダンアートはやはり前衛的なものが多いけれど、モダンアートの良いところは、今までの作品の真似を排除し、違う視点で常に新しい美を追求していくのだなと感じられたし、そんなに数が多いなかったせいか、意味は良くわからないまま、「美」としては、すんなりと自分の中に受け入れることができた。

見に来ている人は、若い人が多かったし、外国人も多かったのが印象的。
都美術館の前回の展示は確か若冲でめちゃ混みと報道されていたが、あ~いう絵なら、老若男女を問わずというか、主に、老世代が頑張って見に来るのだろうな、こういうモダンアートは、老が来ないから空いているのかなと思った。

そんなに前衛的でなく、結構わかりやすい色々な美を味わえて楽しい展覧会。
フランスって、ポンピドゥーセンターを持っているって、やはり、芸術大国と思った。
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by mw17mw | 2016-06-27 23:07 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)

2016梅仕事1−小梅漬けと煮梅

今年は、浅草橋の野菜スタンドのお勧めで、こちらで梅を頼んだのだ。
その第一弾が運ばれてきたのは、確か、5月30日の月曜日だったと思う。
大きな青梅と、熟れた小梅を渡された。
(大きい梅と小梅では、大きくなったり、熟したりする時期が一緒ではないとのこと。小梅の方がどうしても熟すのが早いからと先に小梅を持ってきてくれた)
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確か、大きな青梅が1.5kgで、小梅が1kgだったかな?
もらったその日にどうにかしたほうが良いだろうと、急いで処理をしたのだ。
まずは、両方とも洗って、なりを取り、水気を取った。

小梅は、10%のお塩とホワイトリカー100ccと一緒にジップロックに。
そうして、2週間くらいしてずいぶん柔らかくなり、梅酢もあがってきたので、赤じそを入れた。
また、干すのは8月がいいのかもしれないが、ちょっと考えることがあり、今日明日は天気が良いとのことで、小梅を干してしまった。

大きな青梅は、ちゃんとレシピを見ればよかったのに、面倒だ、適当でも大丈夫と思い、お水に浮かばせてなりを取ってから、すぐに、炊飯器に入れた。
私の炊飯器は母のおさがりで5合炊き、1.5kgの青梅はようやく入った。
そこに、お湯を入れて蓋をし、保温機能で煮ること6時間。
それが終わった時、私の部屋の中には、1kgの三温糖しかなくて、外は雨が降っていて、買いに行くのも嫌だったので、三温糖を使うことにした。
炊飯器から、梅とお湯を全て取り出し、梅だけ戻した。
そうして、どうやったのだっけ、そこにお水を入れてみて、梅の入った炊飯器のお釜に入るだいたいの水の量を実際に計っておき、お鍋に三温糖とそのお水を少し少な目に入れて煮溶かし、シロップを作ったのだ。
そうして、味のついていない煮た梅が入っている炊飯器の中に、その温かいシロップを入れて、二時間保温した後、一晩そのままにして冷まして出来上がり、だったと思う。

でも、出来上がってからゆっくり、煮梅のレシピを見たら、買ってきたら、なりを取った後、竹串なぞで、表面に10個くらい穴をあけてお水に一晩漬けてあくを取り除くとか書いてあったのだ。

すっかり、その手間を忘れたまま作ってしまった!
と言うことは私の作ったものはあくだらけになりそうなものの、そうでもなく、余り雑味は感じない。
私の場合、梅を煮るのにできた梅シロップが勿体ないので、煮梅を食べるというより、ごく普通に、煮たシロップを冷水と氷で薄めて飲むのが第一。
そして、煮梅があるうちは、煮梅を浮かべて楽しんでいるのだが、何だか、あくを全然抜いていないので、人にあげるのはやめている。
来年こそ、ちゃんと、アクを取る作業を抜かさずこなして、人にあげられるものを作りたい。
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あ、そうそう、佐竹の宇治屋さんで、2週間くらい前だろうか、この煮梅が並んだのだ。
私としては、私以外の人が作った煮梅って、食べたことがないし、煮梅と一緒に白いものが入っていて、それが何だろうと思いながら、買って来て食べてみた。
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煮梅自体は、私のより甘くておいしい、そうして、その煮梅のシロップで一緒に煮てあるものが良く分からなかったのだ。
桃ではないし、蕪でもなさそう、美味しく煮ているのは何だろうと、少し考えて、「あ、リンゴだ」と気づいた。
リンゴだから、煮リンゴになっていて、甘酸っぱい味で、サクサクと食べられて煮梅にマッチしている。
宇治屋さんとしては、この煮梅&煮リンゴを箸休めとして出されたと思うのだが、こういう組み合わせで、冷やして出すと、ちょっとした箸やすめとか、デザートになるなと、勉強になった。
(桃では高いし、勿体ないし、単独で食べても美味しい、リンゴは季節外れだけれど、きっと桃より安くて使い勝手が良いかも)
この煮梅、宇治屋さんのお手製ではと思うのだが、確認しそこなっている。
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by mw17mw | 2016-06-26 23:09 | 調理・料理研究 | Comments(0)

弁天山美家古寿司のいなり寿司

本日、とうとう、浅草伝法院通りの栃木家さんというお豆腐屋さんで、弁天山美家古寿司のおいなりさんを買うことができた。
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12時半には待ち切れずに、12時15分くらいに着いたのだが、ラッキーなことに既にお稲荷さんが並んでいたので、買ってきた。
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2つで400円なのだが、思ったより、そんなに大きくなかった。
(ケイトさんによると、お箸はもらえないそうなので、出先では食べられないみたい)
で、お昼は食べたいものが別にあったので、家に持ち帰り、夕方食べてみた。
まずは二つに切って、中を確かめたけれど、具が見当たらなかった。
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でも、食べだしたら、イカのゲソの小さいのとか、酢ばすが口に入ってきた。
そうして、油揚げ、これは「ジューシー」と言われるが、とても柔らかく煮えていて、私の母のおいなりさんのお揚げと同じ傾向の煮方。
母のおいなりさんは独特で、同じおいなりさんには巡り合えてなかったのだが、まるで同じものではないけれど、母と弁天山美家古さんの油揚げの煮方は同じグループに入ると思う、柔らかく、ジューシー、しかも薄味。
酢飯も油揚げ両方とも美味しかったけれど、とにかく印象に残ったのは、母のいなり寿司を思い出させる油揚げの煮方。
だから、その点、私にとっては、「珍しい」ということはなく、「わ、懐かしい」と思って、つい、家にいた弟に半分味見にあげてしまった、勿体ない。(笑)
弟の感想は同じ。

弁天山美家古さんのHPの記事によると、弁天山美家古さんの現在の女将さんがお母さんである先代の女将さんから引き継いできた煮方らしいので、我が母も、もしかして、この煮方は、実家の山梨ではなく、嫁ぎ先の東京方のお姑さんから仕込まれたのかも知れない。
まだ、確定ではないけれど、こういうジューシーで柔らかい油揚げの煮方によるいなり寿司も江戸から戦前まで東京に普通にあったのかも知れない。
ま、東京のいなり寿司というと、志の田寿司のが有名で、固くて味の濃い油揚げのおいなりさん一色にくくられがちだけれど、あれは、売り物であり、家で作るいなり寿司は別物だったのかな?わからないけれど。

でも、1つ200円は、とても高い。
今年になって、一番美味しかったおいなりさんは、CRAZY CAFE BLANKで食べた今風のおいなりさんだったが、それでも、170円だったものね、200円は、有名な作り手と有名なお豆腐屋さん2軒のコラボだから、仕方ないのかな?

何でも、栃木家さんは不定休だけれど、美家古寿司さんは、月曜定休。
ということで、月曜は栃木家さんに商品が出ない他、この記事によると、7月から9月までは、気候が暑いので、お休みとのこと。
売り始められるのは、12時半近くからとのこと。

また、先程の記事では、作り方にも触れられていて、「鰹節を引いて煮る」と書いてあるが、我が母は、お酒をたくさん入れた水か、お酒だけで煮て、出汁は引かないと言っていた。
でも、似ている。
是非、こういうおいなりさんもあるのかと、チャンスがあれば、是非お試しください。
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by mw17mw | 2016-06-25 22:10 | 食材・食材のお店 | Comments(0)

根津駅界隈−「蕎心」(そばごころ)で天丼セット

2週間前だったか、不忍通りの一本上野の山側の路地に面している手打ちそばの蕎心(そばごころ)で、日曜日ランチしてきた。
安くはないけれど、良い店だと思った。

根津は、お蕎麦の激戦区とのことだが、根津雙柿庵は知らなかったから、行ったことないけれど、鷹匠は、以前2,3回行ったことがあるのだが、十割蕎麦だから、最近は、近寄らないし、よし房 凛はお昼頃いつも長蛇の列という状況なので、一度だけ頑張って並んで食べた経験はある。
そんな状況なので、根津はお蕎麦の激戦区と言われるけれど、すぐに食べることのできるお店がないから、根津でお蕎麦を食べるという発想は頭に浮かばなかった。
でも、この蕎心さんは、まだ、できて一年、しかも、大通りにないからか、空いている。
日曜日の一時過ぎに行って、10分くらいで中に入れた。(この状態がいつまでも続けばいいけれどね、よし房 凛さんくらい、混み出したら、行けなくなってしまう。

このお店は、一口でいうと、やはり、店名に「心」が入っていることが示すように、意識的に「心」を大切にしている店のように感じた。
どこがというと、店員さんが皆にこにこしていて、「you are welcome」的雰囲気がぷんぷん。
内装も気を遣っているけれど、過度におしゃれではない。

実は先日の土曜日のお昼、両国の手打ちそば屋さんに二度目に行ったら(一度目の記事はこちら)、結構混んではいたけれど、一応、カウンター席に案内されたのだ。
その後、いくら待っても、お水も出ず、注文も取りに来なかったのだ。
周囲を見ていると、私の後に入ってきたお客は注文していたので、従業員がたまっているところに行って静かに文句を言ってしまった。
そうしたら、席に案内してくれた女性が「すみませんでした」と言いながら、お水とおしぼりを持って来たけれど、何て言うのかな、顔の表情はこわばったままで、心からの謝罪ではなく、「あたし、忙しくて、手が回らないから仕方ないのに、何で謝らなくてはいけないの?」みたいな不満を持ちながら、口先だけで、謝っている感じ。
そうなのだ、顔がこわばって、表情がなくなっているというのは、心もなくなっているに違いない。
やはり、その「すみませんでした」は、言葉だけ発せれば良いというものではなく、言われた方も大人だから、本当に悪いと思って言っているかはわかってしまうのにね。

そのお店の内装はとてもおしゃれだし、従業員の制服はイタリアンのお店の従業員のよう、創作メニューもおしゃれだし、お店に食べに来る人たちも、暑い日だったのに、全く汗をかいていない涼しげなおしゃれな人ばかりだった。

その2つがわかって、私のように、気取らない普段着のまま、ちょっと離れたところから、自転車で汗をかきながら食べに来る人には向いていないのだと納得した、その時は静かに注文して静かに食べて出てきたが、もう二度と行かない、そばつゆも甘いし。
人間の汗なんて、ほんのちょっとでも混ざり込んではいけないようなお店に感じた。

そういうお店に当たってしまった後の、「蕎心」さんだった。
古い木造家屋を手入れした内装、従業員さんはニコニコしていて、制服は、ごく普通。(ごく普通で、特段おしゃれでなかったように感じた)
お店の表面半分は、ガラス張りの蕎麦を打つ場所になっている。
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お店に食べに来る人も、こざっぱりしていた人たちだが、私のようなT-シャツに履きふるしたジーンズを履いている人も結構いて、庶民的雰囲気で、自分の服装を気にしないで済んで楽。

また、丼物とのセットは、日曜日もあって便利。
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お蕎麦屋さんは、とても高い老舗は別として、やはり、基本的には、庶民的で、美味しくて、並ばないで食べられるお店であるべきだと私は思う。

あ、そうそう、蕎心さんで、おそば屋さんで丼物を食べるとしたら、まずは天丼でしょうと、天丼ともりそばを頼んだのだが、でも、2,3週間経ってしまって、細かいこと、全て忘れている。
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確か天丼のごはんは、蕎麦の実が入っているご飯、天ぷらも美味しかったし、お蕎麦も良かった。
う~ん、細かいことを何も言えず、無責任だが、感じが良く、美味しいお店であったことは確かと思う。

このお店、普通の冷たい蕎麦、温かい蕎麦の他、春味巣ごもりそば(和風あんかけ揚げそば)というお蕎麦が名物らしいけれど、揚げた蕎麦って美味しいのだろうか?

今度また行って、今度こそ、ちゃんと味わってその日のうちに記事を書きたい。(笑)
(桃猫さんのブログでべた褒めだったので、行く気になったので、この記事も参考にしてください。)
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by mw17mw | 2016-06-24 16:29 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)

日本堤「手作りパンぶれーて」のコロッケコッペ&浅草伝法院通り「栃木家」のいなり寿司

<手作りパン ぶれーてのコロッケコッペ>

良くこのブログの話題に書くように、私は、一週間に一度以上、東浅草の現金問屋に仕入れに行っている。

そこから自転車で2,3分のところに、いろは会という商店街があって、土手通りの口のすぐ近くにあるぶれーてというパン屋が以前から結構気に入っていたのだが、最近はとんとご無沙汰であった。(私が帰る方向と反対方向にあるからかな?)
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で、久々、そのお店のメインのお惣菜パンである、揚げ物が2つずつ入っているコロッケコッペとメンチコッペ、メンコロコッペの中から、久々なので、味を思い出すために、メンチとコロッケが1つずつ入っているメンコロを買ってみた。
そうしたら、今回は、圧倒的に、コロッケの方が美味しく感じられ、気に入ってしまった。

だから、この前の月曜日、仕入れの帰りに、コロッケ2つが入っているコロッケコッペ270円を買って来たのだ。
家に帰ってから開けて食べたけれど、やはり美味しい。
こんな美味しいコロッケ食べたことがないと思えるし、千切りキャベツが山のように入っているのも気に入った。
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(画像は、自転車のかごに入れて30分くらい走った後のものだから、美味しそうではないのが残念)

そうして、このコロッケの原材料を見ると、「小麦粉 卵 バター 練乳 マーガリン 三温糖 天塩 ヨーグルト コロッケ キャベツ ソース」と書いてあった、多分、コロッケの前までがコッペパンの材料ではないかと思うが、それらがパンの材料としても、他のお店が使わないような材料を使っていて本当に凝っている。(でもね、パンも美味しいけれど、コロッケがとても美味しいのだ、コロッケに何か特殊な材料を使っているのではと思っている。今度買いに行ったときにもっと詳しいことを聞いてみよう)
このお店の隣が揚げ物をやっているお肉屋さんで、「もしかして、揚げ物は隣の家で揚げてもらっている?」と疑ったときもあるが、今回買うときに聞いたら、全て自分のお店で揚げているそう。

中々行かない地域で、近隣の人しか買えないかも知れない。
遠くから来る人は、土手のいせやの近くなので、買おうと思えば、おみやげに買えるけれどね。(日祭日は休みだけれど)
美味しいか不味いかだけで物を言えば、とてもお勧めのコロッケコッペ。(もしかして、有名な南千住の青木屋より美味しいかも。でも、最近、青木屋のもの、食べていないから、良くわからないけれど。今のところ、コロッケパンでは、ブレーテが一番)

浅草栃木家の稲荷寿司>
またまた、桃猫さんのブログで、浅草の栃木家というお豆腐屋で、弁天山美家古寿司とコラボしたおいなりさんを売っていることを知った。
おいなりさん大好き人間の私は、「これは食べなくては」と思い、ぶれーての帰り、浅草寺の方に回って、栃木家に行ってみた。
でも、残念、月曜日は、美家古寿司の定休日だから、お店に並ばないのだって。
そうして、そのおいなりさんがお店に並ぶとしても、お昼過ぎとのこと、そうして、またまた残念なのは、気候が暑くなるので、おいなりさんは6月いっぱいで一旦製造中止とのこと。
残念、というか、平日は中々お昼頃に浅草に行けないから、今度の土日に頑張って手に入れないと、秋までお預けになってしまう、頑張って、絶対6月中に食べよう。(桃猫さんのブログ以外では、ここに食べた感想が載っている。)
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by mw17mw | 2016-06-23 16:29 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)

蔵前駅界隈−いせやの天ぷら定食

先週の木曜日の午後、商売関係の催し物に出席せねばならず、近所の同業者の先輩と待ち合わせて、「天婦羅みやこし」で天ぷらを食べてから出かけることになったのだ。
確か、みやこしは、水曜日定休だから大丈夫と思い、木曜日のお昼頃、お店の前まで行ったら、この日も定休日であった。
今、食べログを見ても「水曜定休」しか出ていないけれど、最近は、木曜日も二回くらい定休日になったみたいだ。(はっきりわかったら、追記する)

がっかりした二人であったが、だったら、蔵前のいせやに久々行ってみようということになった。

いせやは、天ぷらのサンドイッチなるものを発明し、それがテレビに受けて、結構良くテレビに取り上げられている。
先日、ほたる狩りの時に、広島Iさんにいせやのてんぷらサンドイッチの感想を聞かれて、余り褒めなかった私。
その内容は、この記事に書いてある。
コスパ悪すぎだし、大して美味しくないと私は思う。

(で、いせやのメニューの画像を撮りそこなって、今日撮りに行ったら定休でメニューが気がひっこめられていた。また、明日行って、ランチメニューの画像が撮れたら、載せるつもり)

このいせやは、有名な土手のいせやの親戚筋で、どの代の時代かはよくわからないが、土手のいせやが長男で、入谷の金美館通りの「千束いせや」が次男、三筋の交差点のところの蔵前いせやが三男でのれん分けしたよう。
(と言いながら、土手のいせやの食べログのところに「土手の伊勢屋は商標権を有しており系列店は一切ございません。」と書いてあった。親戚と言っても相当昔に分かれたので、今は、繋がっていないのかも。)

(それでも、三軒、似たような天ぷらを出しているのだろうか、相当前だが、三軒全てで食べたことのある人が「メレンゲが入っているのではないかと言う衣が同じ」と言っていた記憶はあるが、自分では試していない。)

蔵前のいせやさんも代替わりして、確か、若い人が頑張っているみたい。
がらっと扉を開けると、8割がた席が埋まっていて、結構人気があるみたい。
このお店は、丼物中心だが、天ぷら定食もあり、先輩の女性がごちそうしてくださったので、定食にした。

いせやで食べるのは本当に久しぶり。
こちらは、お店の手前に、客席があり、厨房は仕切られた奥、天ぷらは、全て揚げられてお皿に一式乗って出てくるタイプ。
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食べた感想としては、衣が独特で、メレンゲが入っているような衣という印象があったけれど、今回食べてみたら、衣が厚いことは厚いけれど、メレンゲぽい味はしなかった。
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その他、今回驚いたのは、天つゆの濃さ。
本当に甘辛いくどさで、それを知らずに、普通の天つゆかと思って、天ぷらをつけると、完全につけ過ぎで、一旦、その天ぷらをご飯に置いたとしても、天ぷらだけを食べると、天つゆがしつこく、くどい。
前から、こんなだったけと思うが、覚えていない。

日本蕎麦だと、藪系が辛汁で、お蕎麦をたくさん浸すと辛くて食べられなくなるので、ほんのちょっとしか、箸に取ったお蕎麦をそば猪口に浸らせないが、天ぷらにもそういう昔風のちょっとしか天つゆをつけない世界があったのかという感じ。
土手のいせやに行ったことがないから、確かではないかも知れないが、きっといせやさんのてんぷらは江戸時代からの作り方・揚げ方・天つゆの傾向を残しているのかも。
だから、丼物中心なのねと、勝手に納得。

このくらいくどい天つゆを使うので、確かに、お店が天ぷらを天つゆにどのくらい浸けるか、コントロールした丼物の方が、無難に食べることができそう。

ここからは私見であるが、私としては、みやこしのように、カウンターの中で天ぷらを揚げ、揚げ立てを一つずつ出してくれるやり方で、しかも、衣が薄く、天つゆも濃くない方が好みかも。
そう思うのだけれど、このいせやさんも若い人に人気があるみたいで、次々にお客さんが入ってきた。
(ということで、私の好みではないと書いても、影響はないだろう)

ところで、知り合いの方が教えてくれたのだが、天ぷら屋さんは水曜日定休が多いのだって、なぜかと言うと、天ぷらといえば、油を使う料理で、水と油は相性が悪い、相容れないということで、水曜日定休のお店が多いとか、いせやさんも水曜定休だし、本当のよう。
何だか、落語みたいね。(笑)
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by mw17mw | 2016-06-22 22:24 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)

塩蔵わかめの戻し方

最近、デジタルタトゥーという言葉ができたのだって。
何か、失敗談とか悪口、個人情報をブログやSNSに書いたり、また一般常識ではやってはいけないことを動画や画像でupした場合、永久に残ってしまう可能性が強く、全てを消すのが極めて大変。
いつまで経っても「あの人はこんなことをした人なのよ」と言われる可能性が強いとのこと。
それを考えると、「美味しくない!」「ひどい!」ということを実名を挙げて書くのは中々難しいし、怖い。

今回、私が体験したひどさ、何て言うのだろう、誰にも悪気がなくて、皆で、自分たちの商売を広げるため、また、買ってくれるお客さんたちへのサービスと思って、「良かれ」と思って、時間もお金もかけて頑張ったのに、結局はだ~れも味見しなかった材料で料理教室を初めてしまったから、さ~大変。(笑)

可哀そうだし、これからの将来のある人たちというか、今回は立ち上げ時初回に失敗した話だから、名前は書かない。
会が始まる時の挨拶の中で、「この料理教室のこと、SNSなぞで是非拡散・宣伝してください」と主催者が言っていたのだけれど、その後、時々、色々検索してみるのだけれど、参加者の誰も、ネットにこの料理教室の話題をあげていないみたい。(私以外の人もきっと不味かったのだ)

それは、某海の男たちの新しい集団の旗揚げで、都内某所で、「わかめ料理」の講習会が企画され、妹の勧めで、その日、暇だったので、応募し、受講できることができた。(妹は既に用があって不参加)

でも、実際に行ってみたら、同じ会場で、海産物を売るコーナーもできていたし、その集団で催し物を実行するのがこれが初めてということで、慣れない準備と自分の商売の準備でも忙しくて、料理講習会に力を注げなかったのかも知れない。

何がだめだったかというと、彼らの自慢の塩蔵わかめが戻されて、それぞれのテーブルに材料として配られたのだが、そのわかめが塩分が抜けておらず、しょっぱかったのだ。
まず、一品目、配られた熱いだしの中で、各地の塩蔵わかめ戻したものをしゃぶしゃぶして、八方だしにつけて食べたのだが、他の地方のわかめはちゃんと塩分が抜けていたのに、彼らの地方のわかめのみ、しょっぱい感じがした。

それで「もしかして?」と思って、材料として配られた彼らのわかめを味見すると、塩分がわかめの葉に残っているし、ごわごわのまま。
(熱いだしの中でしゃぶしゃぶしたので、その分はごわごわしていなかったが、他の料理は加熱なしだったので、ごわごわのまま。ごわごわした大量のわかめを使ったサラダは当然だが、食べ切れなくて残してしまった。)

その時は、ちゃんとしたキッチンスタジオで、プロの講師や助手が揃っているのに、何でこんなことが起きるのか、不思議だった。
多分、その日初めて会った生産者側とキッチンスタジオ側で打ち合わせがうまくできなかったとか、材料が届くのが遅れて、お水に浸けておく時間が少なかったとかが原因かなと思ったのだ。

でも、家に帰って、もらってきたレシピを見て、わかめの量を足してみると、6人分で398g、それが5テーブルと講師分1セットということで、6をかけると2.4kg?

ま、でも、30人規模のキッチンスタジオだから、2.4kgのわかめを十分にお水に浸けるようなボウルがあるかと思うのだけれど、もしかして、そんな大きなボウルが用意されていなかったのかも知れない。
だから、そんなに大きくないボウルにぎゅうぎゅうにわかめを入れて、少しのお水で戻したのかな?
(でもね、他の産地のわかめも出されたのだが、それらは少量だったせいか、しょっぱさが完全に抜けていたから、やはり、大きな容器がなかったのかな?)

何だかわかるような気がする、料理の場合、家で作るような少量の料理と、給食のような大量の料理を作るときでは、同じレシピ・同じ設備ではできないのだ。
この「大量のわかめを適正に水戻しをする」というのも、集団調理の厨房でないと、無理なのかも知れない。

それと、レシピを見ると、塩蔵わかめの戻し方について、「わかめを水で戻します」としか書いてないのだ。
他、何かに「3分水に浸けておきます」というレシピも見た覚えがある。
ただね、今の時代、皆忙しいし、処理が面倒くさい乾物は嫌われるから、生産者としては、いかにも簡単な処理で大丈夫みたいな書き方を袋の後ろに書きたがるだろうけれど、これは結構命取り。

ま~どちらにしろ、誰か、一人でもいい、レシピ通りに戻したとしても、ちょっと端を口に入れて、戻し方が足りているか、塩分が完全に抜けているか、チェックする人がいれば、もっとまともだったのにね、皆、忙しかったのかな?

また、その会に出て、役に立ったこともなかったわけではない。
塩蔵わかめを選ぶとき、塩の少ないものが良いとのこと。
とても安いものは、塩が沢山入っている場合が多いとのこと。

で、お勧めは、やはり、生のわかめの季節には生のわかめ、その次が塩蔵で、最後が乾燥わかめとのこと。
(ただ、生のわかめは日持ちしない、塩蔵わかめも、湯通しわかめが売られていてそれも、日持ちしないよう)

また、この会で、わかめ以外で、その地方で獲れたうにをほんのちょっと味見させてくれた。
これがものすごく美味しかったけれど、東京のお寿司屋なぞで食べるうにとちょっと味や食感が違って、やたらに甘かったし、柔らかかった。
隣に座った人が生産地の女性だったので、そのことを聞いたら、東京で売られている生うには、保存のため、みょうばんが入っているのだって。(聞いたことがある、それに東京で買った生うにって、時々、消毒剤臭い時があるもの、あれがミョウバンの味なのだ)

何でも、生うにの甘さは、生うにが海の中で食べるわかめの甘さなのだって。
へ~、草や飼料も、人間が直接食べるより、牛に食べさせた方が美味しくなるのと同じなのだなと思った。
生うにって、海の牛肉みたいな感じ?
それで、そのウニ、40gで1080円だったのだけれど、高級牛肉と違って、中々東京では売られていないので、この時に買わないと中々食べられないと思って買って来てしまった。
(40g1080円ということは、100g2700円だから、本当に高級和牛くらいの価格)
買って来てその晩は忙しかったので食べずに、次の晩食べたら、ちょっと味が落ちていた。
やはり、買ってきたら、さっさと食べるべき。

あ、そうそう、昔、暮らしの手帖で、銀シャリ亭の記事を読み、この銀シャリ亭では、わかめはアワビの産地の近くの特定の地域のものしか買わないと読んだことがあったが、今回、うにの産地の近くの海で獲れたわかめも良いかも知れないと思った。

塩蔵わかめ 戻し方」で検索したら、ククパで下記二つが出てきた。

私の戻し方は、下記のレシピとほぼ同じで、茹でるわけではなく、必ずお湯に通して、つやつや柔らかにする。
塩蔵わかめのおいしい戻し方

これは、そもそもの戻し方が良く分からないが、その後の処理が面白い、今度やってみよう。

おいしい塩蔵わかめの戻し方

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by mw17mw | 2016-06-21 12:12 | 調理・料理研究 | Comments(0)