<   2013年 04月 ( 31 )   > この月の画像一覧

今どきのコーヒー

千駄木界隈-「エスプレッソ ファクトリー」のエスプレッソのコメントで、ちひろさんやまるさんに色々教えていただき、自分なりに、「今どきのコーヒー」を飲むように心がけてみた。

<合羽橋道具街 Bridgeのエスプレッソ>
d0063149_2233113.jpg千駄木のエスプレッソと同様、酸っぱいエスプレッソであった。(香りがどうだったかは全然覚えていない。そもそも、私は、コーヒーを飲むとき、最初に香りを確認する癖がないのだ。)
悪いけれど、私の好みではないので、残さなかったけれど、二度めはないであろう。
しっかし、本当、最近は、こういう酸っぱいエスプレッソって、あるのねと実感。
わ、私は時代遅れ~~かな?(笑)



d0063149_22314430.jpgお店の内装は格好良くて好きなのだけれど...。










<プレミアムドリップパック>
多慶屋にも今どきを感じさせる「世界のコーヒー農園から」という副題がついたドリップパックを発見、手頃な価格だったので、3種類のうち、2種類買ってみた。
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コロンビアのサンクチュアリ農園の「赤ワインのような香り」というのが中々手に入らない。
そんなに人気があるのかなと思ったら、そうではなくて、原料が最近輸入されていないそうなのだ。
これが一番興味があるのに、残念。

ドミニカのラミレス農園「完熟フルーツの甘み」という方は、確かに、袋の封を切ったとき、一回目だけ、本当に良い香りで酸味を感じる爽やかさがあった(と思う、今となってはあやふやだけれど)。(5袋入りなのだけれど、なぜだか、1回目だけ、印象に残った。)
で、コーヒーの味はというと、コクも苦味もなかったのだけれど、酸味もなく、軽やかな味であった。
そうか、まるさんがおっしゃっていた「香りがフルーティ」というのはこういうことなのかと、理解できた。
酸味が香りだけに影響して、味に影響していない点、私に向いていた。

次にグアテマラのエルインフェルト農園の「ビターチョコのようなコク」というのを買ってみた。
香りも良いし、コクも感じるけれど、ビターチョコという感じは、全く感じない。

d0063149_2228849.jpgドミニカのラミレス農園のほうは再度買ってみても良いと思うけれど、グアテマラのほうはもう買わないと思う。

5袋入りだと300円で、一杯60円だけれど、大袋入りだと20袋で920円だから、1杯46円。

この「プレミアムコーヒーパック」で検索してみたら、色々な種類が出てきた。
今、きっと流行なのね。
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by mw17mw | 2013-04-30 22:36 | 食材・食材のお店 | Comments(4)

大和水産-中トロ・赤身丼対決(なんちゃって)

一ヶ月前くらいに、大和水産三ノ輪店に、中トロ・赤身丼を食べに行き、本日、大和水産入谷店で同じものを食べてきた。

三ノ輪の画像がこちら。
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入谷の画像が
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改めて画像で比べると、三ノ輪の方が「わさび」が本物っぽいし、色味的に三ノ輪の方が美味しそう。
食べた感想なのだが、三ノ輪も美味しかったけれど、何故か、中トロより赤身のほうが美味しかった。

入谷の方は、赤身と中トロ両方ともに美味しく、どちらが中トロ、どちらが赤身という差も余り感じないで、なんていうのだろう、三店中、一番、お刺身を上手に寝かせて保管して、熟成させた感じがした。(一流のお寿司屋のまぐろが美味しいのは、勿論、大間とか産地に拘っていることもあろうが、この熟成という手間があるからである)
とろっとしていて、ぬめりがあって、柔らかくて、最高であった。
わ、こんな安い丼物で、この熟成が味わえるなんて、最高!
(でも、余りにお刺身が美味しかったので、寿司飯が大したことないことに若干気づいてしまった。<笑>)

画像を見ると、手前の二色になっているのが中トロで、奥の方が赤身だと思うけれど、どちらを食べても、違いがわからないくらい美味しかった。(何でも、素材の仕入先は三店とも同じだそうだ)

三河島店も美味しかったけれど、熟成の美味しさというより、素材そのままの美味しさであった。

一回の経験で、しかも、私みたいなまぐろ専門家でないものがランク付けをして申し訳ないのだが、今の状態だったら、入谷店の店長が今のままだったら、まぐろの扱いは入谷店が一番だと思う。
(その日によっての当たりはずれがないとしてなのだけれど)

三河島店は、ちらしを見ただけで食べていないけれど、ちらしだったら、三ノ輪店が種類が豊富で良いと思う。
でも、まぐろだったら、熟成の入谷店だな~。
(熟成させたまぐろの美味しさ、是非、味わって欲しいです、お勧め。入谷店、水曜日だけ休みで、連休後半も営業するそうです。三ノ輪店は今日前を通ったら、しまっていました。)

昔、子供の頃、魚屋さんでは、注文を聞いてからお刺身を切る時代があったのだ。
その時、魚屋さんは、冷蔵庫で熟成させているマグロのサクを出してきて、切っていたのだ。
それは、それは美味しかった。(私はそれが当たり前かと思って育った。)

最近、スーパーで私のような一人暮らしの者が買いやすそうな切り落としのようなまぐろを見ると、原材料のところに、植物油とか記されていて、たぶん、まぐろを捕った船の上で解体して切り身にしてしまい、酸化しないように植物油をまぶすのかしらね?
そんなまぐろ、食べたくないので、以前みたいに、まぐろの切り落としを買ってきて、自分でマグロ丼を作れなくなってしまった、とても残念。
(ま、もしかして、昔から、植物油をまぶしていたのかも知れない、今の時代、正直に表示することになっただけかも)

<追記>食べログの評価を読むと、平日の昼時の混んでいるときなぞ、必ずしも評判が良いわけではないようだ。
私が行ったのは、祭日のお昼時で、私以外にお客が誰もいなかったとき。
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by mw17mw | 2013-04-29 19:53 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)

後楽園に「つけめんTETSU]とフードコートの「丸亀製麺」

先日紹介した新しい店に、ハンバーガーを食べに行ったら、何だか、「普通」でがっかりしてしまい、元気が消えた...というわけではないが、ブログを更新しないで、だらだらしていて、ごめんなさい。

土曜日に、皮膚科に行った帰り、その週のカンブリア宮殿でべた褒めしていた「丸亀製麺」が後楽園のフードコートにあるとのことなので、行ってみることにした。
カンブリア宮殿によると、昨年の外食店顧客満足度一位に、「丸亀製麺」が選ばれたとのこと。
確か、それまでは、「スシロー」だったと記憶しているが、スシローを追い越すお店ということで、「すごい!」と思ったし、興味が湧いたのだ。

成城石井のほうから入っていったら、お店が相当リニューアルされていて、まず、ファミマがなくなっていた。(今、工事中で、その後、ケンタが入るみたい)
そして、何と、あの千駄木の名店「つけめんTETSU」の支店が4月26日からだったか、オープンしていた。
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他の、ムーミンカフェみたいな人気店に比べれば、圧倒的に行列の人数は少なく、まだ、10人くらいで、入りやすそうだった。
このまま、その状態が続くとは思えないけれど、私としては、千駄木本店より家から行きやすいし、本店のように狭い歩道に並ばなくて良いから、今後、TETSUのつけめん、食べたくなったら、こちらかなと思うが、本店と同じサービスかどうかは定かではない。

そして、後楽園のラクアのところから一旦、白山通りに出て、信号を渡ったところにあるフードコートに行ったら、一番端に丸亀製麺があって、とてもわかりやすかった。
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で、こちらも並んでいるのが10人くらいだったから、すぐに並んでしまったけれど、それが間違いであった。

とにかく並んで注文して、お支払いをすれば、食べ物が渡されるのだけれど、連休の日曜日のお昼過ぎのフードコートは最悪で、どこにも、椅子とかテーブルが空いてなかった。(涙)
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何周も回ってみたけれど、全然だめ。
うどんが伸びたって、ま、自己責任だから仕方がない。
思い切って、奥の方、水道橋寄りのほうにグングン行ってみると、何だか、カラフルで小さな椅子が一つ空いているのが目に入ってきた。
大きな低いテーブルの周囲に座っているのは、小さな子供とその父兄という感じ。
そこに椅子が一つ空いていても、親子連れは利用できないし、子供だけということは考えられないから、その椅子は無駄にずっと空いているに違いない。
と思って、その椅子の隣に座っている親子連れに、「空いているか」を確認したうえで、座ってそこで食べてしまった。
ま~、何も問題がなかったと思うけれど、食べ終わってから、上を見上げたら、「KIDS TABLE」と大きく書いてあった。(笑)

で、丸亀製麺の味はというと、うどん自体は、その場で機械で製麺したものとのことで、はなまるみたいなチェーン店よりは美味しいのではないかなと思うけれど、汁が、「出汁醤油」とのことで、それを渡されたのだが、どのくらいかけてよいものやらわからず、結局、足りない味だったり、かけ過ぎだったりで、ちょうど良い味を探せなかった。

ただ、麺に関して、カンブリア宮殿では相当褒めていたけれど、ネットで検索すると、丸亀製麺のような香川ではない会社が作った讃岐うどんに抵抗があるようで、褒めない人も多いことがわかった。
(はなまるなんて、全然美味しくないと思うけれど、はなまるは香川から全国展開した会社とのことで、讃岐の人たちには認められているみたい。)

まだ、評価はできないけれど、価格が安いからまた行っても良いのだけれど、今度は、フードコートではない普通の店舗にしようかな?
今後、気をつけて、空いているときにしか行くのをやめよう。
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by mw17mw | 2013-04-29 19:38 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)

台東界隈-CAFE BY PREGO(予告編)

今朝、浅草橋方面に行った後、蔵前橋通り右側を昭和通方面に歩いて行き、気ままに、昭和通りより2つ手前の路地を右に曲がったら、何と、そこに新しいカフェ「CAFE BY PREGO」ができていた。(我が家の方は最近散歩すると、結構新しいお店を発見するので、楽しい。)
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(場所は、蔵前橋通りを昭和通りに向かって進み、昭和通りのちょっと手前の左手に小諸そばがあったら、その反対の右側を御徒町公園の方に曲がってすぐ左側)

CAFE BY PREGO
台東区台東2-7-12
03-5812-7388

(ご本人たちは、パンフを見ても、Twitterを見ても、アキバに出店したと考えているよう、そう考えると「秋葉原界隈」に分類してあげればよいのかも知れないが、ちょっと本当に微妙な場所。<ちょうど、日比谷線仲御徒町と秋葉原の中間点だもの>)

可愛らしいカフェで、お店の前に飾っている開店祝いのお花も「友人一同より」というものが多く、好感が持てる。
何が得意なのかなとメニューを見ていたら、うら若き女性が出てきて、「一昨日の4月24日のすごい雨の日にオープンしたばかりなのです」とのこと。

で、もらったパンフを見ながら、説明を聞いたら、彼女がオーナーで、もう一人、製菓専門学校卒業後、ビゴの店等で修行したパティシエのYURIKOさんと二人のお店なのだそうだ。
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メニューにハンバーガーがあったので、「ハンバーガーの特徴とか、長所とか、パンはどこのとか?」と聞いたら、高く積みあがったバーガーで、パンは、お店のパティシエさんが焼いたものとか...。

そのパティシエさんが作ったレモンタルトがとても評判が良いとのこと。

今日、明日は無理だけれど、連休中に食べに行ってみよう。(5月3日のみ休むことが決定しているそう。そのほかは、まだオープンしたてなので、休まないとのこと。<でも、きっと、その立地では周囲の企業全て休むだろうから、どうなるのだろう?)

連休中のお昼頃に、『親子 de 「ショコラ・ブレッド」づくり』という催し物があるそうだが、それがあっても、お店の奥のほうが会場になり、お店の手前の方は通常営業ができるので、いつでも来てくださいとのこと。
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by mw17mw | 2013-04-26 11:48 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)

大阪・神戸センチメンタル・ジャーニー-神戸南京町「老祥記」の豚まん

神戸に行くということと、「老祥記の豚まん、最後に買いに行って東京に持って帰る」ことは、言わなくともお約束になっている。(老祥記のオリジナルのHPはこちら
それ程までに、今回ご一緒したA子さんとか、一度、阪神間で暮らしたことのある同僚とかの間で、「老祥記の豚まん」は大人気。

しかし、今、我が家の近隣に住んでいる大阪人に聞くと、「知らない」とのこと。
大阪人は、蓬莱の551の豚まんで満足しているのかも知れない。
(私は551の豚まんは、皮が甘いから嫌いなのだが、東京に帰ってセキネの肉まんを食べたら、これも皮が甘かった。)

が、老祥記の豚まんの方が完全に私好みと25年前感じて、東京におみやげで相当買った覚えがある。(551は一度食べた切り)
でも、大阪で名前が売れていないだけではなく、全国的にも無名に近いのではという評判。
というのは、つい最近、A子さんは、渋谷の等級の催事で、この老祥記の豚まんを売っているのを見たのだそうだが、全然人気がなくて、殆ど誰も買ってなかったとか...。

ま~ね、今までも、南京町の一店舗のみでの販売で、南京町からほぼ一歩も出ていないから、無名でも仕方がないと言えば仕方がない。

で、明石から新快速に乗り、神戸という名前の元町駅の手前の駅で降りると、そこから程なく、元町商店街の一番西のはずれに入れるので、そこから、元町商店街に入って、南京町方面を目指して歩いた。

d0063149_7395895.jpgと程なく、元町5丁目に、「老祥紀」という看板のお店を発見。
あれ?「老祥記」ではないの?
私はこのお店は初めて見たが、A子さんは以前「老祥記」と間違えて入って買ったことがあるのだそうだ。
何でも、暖簾分けなのか、仲違いなのか、元々は同じお店だったそうなのだ。(両方とも、創業大正4年と書いてある)
A子さんの話では、大して違わないとのこと。
(食べログを読むと、こちらは混んでいないとか書いてあるけれど、それでも何でも、今までずっとお店が続いてきたということはそれなりにお客さんがついているということなのだと思う。)

追記:老祥記と老祥紀の豚まんの違いを研究したページがあったので、ご紹介。

ま、そうは言っても、どうせなら、以前から私が買っていた南京町の老祥記の方で買いたいので、そちらに向かった。

老祥記の豚まんを買うのに、25年振りで並んでしまった。
建物は、上のほうは相当きれいになっているから、震災後、多分建て直したのか、外装だけ直したのか良くわからないけれど、25年前に、老祥記の建物を見て、「豚まんを売って建てたビル」と感激したことを思い出した。
また、老祥記の豚まんビルの隣に、系列の雑貨店を開いたようで、以前より商売っ気を感じる、世代交代したのかな?。
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お店の前には20人くらいの列に並んだのが、すぐに、店員さんが近づいてきて、個数を聞いて、支払いを済ますと、袋をくれた。(これは25年前はなかったやり方)

25年前にはなかった老祥記のビニール袋はこちら。
BUTA MANと書いてある豚まんを食べているキャラクターは、豚男なのだろうか、全然可愛くない。(笑)
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また、お店の前にあったゴミ箱も、特注の豚男だった。
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私たちもすぐにお店の中に入れて、お店の中には3つくらいのテーブルがあり、そこで、豚まんを食べている人もいて、懐かしかった。(私もお店で食べたことがあるのだ)

並んでお店に入ると、湯気が立っているおまんじゅうを入れたせいろから、お兄さんたちが取り出してくれて、包んでくれた段階では熱々。(うまく持って歩かないと、湯気で包装紙が破れてしまい、贈り物にするには残念という形になってしまう)

これが買ってきた豚まん。皮がほんのり薄茶なのは、中に麹が入っているからと聞いたことがある。
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自分用に12個買ってきて、3つずつにして、1組を残して冷凍した。
そして、買ってきた次の日の朝、冷凍しなかったものを、その2,3日後、一度冷凍したものを解凍して、10分間蒸して食べた。(A子さんによると、冷凍した豚まんは、例えば、前夜から常温や冷蔵庫で完全に解凍した後、蒸すのが一番良いとのこと)

味からすると、皮が甘くなくて、具に豚肉の味がして、砂糖の味とか、化学調味料の味が全然しない。
何というか、化学調味料を使っていないから、食べた途端、ガツンと美味しいとか、衝撃度は皆無。
どちらかというと地味な味で、物足りないかも知れない。
それでも、素直な味で余計な味がしないから、3個は軽く食べられるし、それ以上食べるのも可能。
また、次買うとしたら、余計な味がしないということで、老祥記の豚まんが良いと思える。

老祥記のことを書くにあたり、ネットで「老祥記」で検索したら、「老祥記 まずい」というのが出てきて、納得する意見もあるけれど、まずいというか、砂糖や化学調味料を使っていないから味が地味なのだけれど、甘い肉まんや化学調味料を使った具が苦手な私にはちょうど良い。
甘い皮の豚まん、化学調味料たっぷりの具に慣れた人にはきっと物足りないだろうな~ということはとてもよく理解できる。
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by mw17mw | 2013-04-26 11:21 | 東京以外の遠出・温泉 | Comments(0)

大阪・神戸センチメンタル・ジャーニー-明石の「本家きむらや」で玉子焼き

魚の棚を歩いている最中、明石焼きのお店が沢山あった。
びっくりしたのは、その値段と量、たいてい、15個で600円とか、すごく安い。
ずいぶん安いけれど、一体、一つひとつの明石焼きの大きさは東京と明石は同じであろうか?
上野松坂屋地下2階のたこ八の「8個で630円」なんて、松坂屋へ払うテナント料が高いとしか考えられない。
(明石焼きのお店は、皆、ごく普通のお家ばかりで、特段きれいなお店は一つも見なかったと思う)

さて、正午を過ぎたので、予定通り、A子さんのお勧めの明石焼きのお店に入ることにした。
そこは、「本家きむらや」。
場所は、魚の棚を出て、明石銀座をもうちょっと海のほうに歩いて行ったところ。
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d0063149_637895.jpg古そうなお店の前に椅子が並び、行列ができていて、人気店であることがわかる。
先客は十人もいなかったと思うが、回転は早かった。

直に中に呼ばれて入ると、昔ながらの大衆食堂のような雰囲気で、玉子焼きの他、関東煮(かんとうだき)と呼ばれるおでんが名物のよう。

きむらやさんでは、玉子焼きと呼ばれる明石焼きは、20個で800円で、二人で食べてもOKとのことだったので、友人と1人前を半分ずつ食べることにした。
(看板からすると、「明石名物玉子焼き」が短縮されて、「明石焼き」という名前になったのかな?)

d0063149_6374471.jpg関東煮もちょっと興味はあったが、真っ黒な汁に、牛すじという組み合わせが、家でおでんを作るときには、「薄口醤油に牛すじは当然、ウィンナやシュウマイといった肉類ご法度で作る」私の好みに合うとは思えず、やめておいた。(あの真っ黒なお汁のせいで、「関東煮」と呼ばれるのかもと思えるくらい、真っ黒に見えた。あ、そうだ、たこの足が1本500円だったかな、たこの足の皮膚も汁を黒くしそう。)

三つ葉が浮いたたっぷりの熱々の汁が入ったお椀が運ばれてきた。
お汁だけ味見してみると、まるで、関東人が味付けしたような結構しょうゆ味がしっかりしているお汁であった。
そして、玉子焼き登場。
食べてみると、松坂屋の方が良い油を使っているけれど、きむらやさんの方がたまごの味が美味しいなとか思って食べていた。
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で、ふと見ると、他のテーブルのお父さん・お母さん・娘さんが20個ずつ食べていたが、お父さんが玉子焼きに刷毛でソースを塗っている。
しかも、そのお父さん、ソースのついた玉子焼きをお汁の中にダイブさせて、それを引き上げて食べている~~、ちょっと不気味?

友人が教えてくれたのだけれど、明石では、出汁に玉子焼きをつけるだけでなく、ソースを塗って食べるのは普通のことで、「ほら」とテーブルに、ソースが入った金属製のつぼと刷毛のセットを指差した。
どうも、同じ味ばかりだと飽きちゃって、20個も食べられないのかも。
そうか、ということは私もそのまねをしてみようと、玉子焼きに刷毛でソースを塗って食べたけれど、ちゃんと美味しい。
ソースが甘めで玉子焼きにぴったり合っている感じ。(でも、お汁にダイブは、今一つ抵抗があってできなかった)

友達と10個ずつしか食べなかったけれど、ま、朝食をしっかり食べたということはあるけれど、夕方まで全然お腹が空かなかった。

食べているうちに思ったのだけれど、明石における「玉子焼き」って、明石が忙しい港町であるという背景から、家族で一食のご飯代わりに食べに行って、安くてお腹が簡単に膨れる量のごく日常的な明石焼きが好まれたのだろう。
そして、それが、商業地で大都会の大阪にわたって、お客料理として「ご馳走風」にお化粧をされたのが、上野松坂屋や大阪阿倍野にある「たこはちの明石焼き」かな?という気になってきた。
松坂屋のたこ八の方は、「だしが完全に関西風でお代わり自由」だし、薬味が3種類もついていて、本場より色々な味わいで食べることができる。(本場は、庶民的にソースを絡ませて味を変化させるのだけれど、大阪風では、お金をかけて薬味で味を変化させているのだ。)
だから、松坂屋の明石焼きは、本場ものとはちょっと違うけれど、それなりに存在価値があるというか、ご馳走として「お客料理」に進化し、洗練されたバージョンだと思うと、理解しやすい。

食べログで、大阪と東京で、明石焼きで検索してみたら、大阪でも、東京でも、一位は、上野松坂屋に入っているたこ八であった。
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by mw17mw | 2013-04-25 07:13 | 東京以外の遠出・温泉 | Comments(0)

大阪・神戸センチメンタル・ジャーニー-明石の「魚の棚」(うおんたな)

皆様は、UONTANAって、聞いたことがありますか?
魚の棚」と書いて、「ウオンタナ」と読む「明石にある魚市場」のことです。
私は、日本語のウオンタナを知る前に、アメリカ合衆国の州の一つである「モンタナ州(MONTANA)」という地名を先に知ってしまったので、初めて「ウオンタナ」を聞いたとき、アメリカのどこかの地名かと思ってしまいました。(笑)

では、明石の魚の棚に行った話をば---

西宮に住んでいた頃、東京から友人が来て、一緒に甲子園からフェリーに乗って淡路島まで行き、その後どうしたのか全然覚えていないのだけれど、結局、夕方に、明石行きのフェリーに乗って、本州に帰り、そこから山陽本線に乗って、家に戻ったことはあるのだ。
だから、今回明石に行くのは、初めてではないのだけれど、前回、夜で何も見えなかったので、実質、初めての明石かな?

旅行に行く前に、A子さんと計画を練っているときに、私から、「25年前に北野の異人館は見たので、今回は行きたくない。それより、観光客ではなく、地元民が行く市場なぞに行きたいね~」と話したところ、A子さんが色々調べてくれたのだ。
で、神戸市内には、東山という地元民向け市場があるらしいのだが、私たちが泊まったホテルからだとアクセスが良くなく、行き難いので、距離的には遠いけれど、明石まで行ってしまった方が楽ではという結論に達したとのこと。

A子さんは、神戸在住のとき、自家用車で、家族全員でお刺身を買いがてら明石までドライブしたことがあるとのことで、明石に詳しく、色々案内してくれた。

神戸線と言おうか、山陽本線は、新快速・快速とか急行、普通なぞがあるけれど、新快速は、15分に一本出ていて、しかも、三宮の次に神戸駅に停まった後、明石駅までノンストップなので、急行料金も不要でたった15分で着くのだ。(三宮→明石が380円で、明石→神戸が290円だったかな?)

で、結論から言うと、「行って良かった~、最高!」

d0063149_11355583.jpgまず、三宮から新快速に乗ったのだけれど、その後、電車の外を流れる、神戸駅とか兵庫駅という、よそ者からすると「?」と思う駅名を見ていると、程なく、郊外というか、工場もないきれいな海外線の地域を走ることになり、砂浜とか松林、海が見えてきて素敵、たぶん、須磨公園とかそういうところだと思うのだが、窓から眺める景色がとてもきれい。
これだけで、新快速に乗ってよかったと思ってしまう。

そして、明石駅に着き、駅のホームから山側を見ると、電線が邪魔ではあるが、明石公園の緑に明石城が見えて、とても素敵。
そちらに惹かれつつも、やはり、魚がありそうな海側に行ってしまう。
駅を降りて、明石銀座という通りを海のほうに歩くと、とある路地に、野菜の露店を発見。
「こういうお店、今回の旅行で見てない、初めて」なんて思って、そちらに曲がったら、そこが「魚の棚(うぉんたな)」であった。
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魚の棚は、距離にして350mくらいの一直線の高いアーケードで天井を囲った商店街であった。
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本当に面白い、生き生きした魚中心の商店街であった!
何と言っても、漁港がすぐそこで、産地と売り場が直結していて、ピンピン跳ねている魚を並べて売っているのだ。
漁港直結の魚市場は、最強!

もちろん、瀬戸内海で獲れる魚ばかりが主なので、まぐろとかいくら・鮭の切り身は多少はいたけれど、圧倒的に少なかった。
明石といえば、たことのことで、たこは色々な類が沢山いた。
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たこの立場から言えば、明石は大量受難の地。(笑)
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これは、下に卵の箱の中身が散らかっているから、明石焼き屋さんの前で、明石焼きに入れるたこを干しているのかな?
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逃げ出そうとしているたこさんを発見。でも、たこの大きさに比して、棲家の海までは遠いので、無事帰るのは無理かな?
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このバリンと焼いた焼きアナゴを見ると、兵庫に来たという感じがする。最初わからなかったのだが、このようにただ「焼きアナゴ」と書いてある安い価格のものは、韓国産、明石産や国産はちゃんと表記してあるが高い。
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商店街は魚屋さんばかりではなく、明石焼き屋さんや揚げ物などのファーストフードのお店も沢山あった。
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明石の魚の棚は、朝釣れた魚だけではなく、「昼網」と言って、朝獲れた魚を港に下ろし、再度出港して獲ってきた魚も並べるそうで、12時頃でも、かご皿の上でお魚が跳ねている。
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これは、今まで見たことのない開き方をした魚の干物。魚の頭というか顔には一切切れ目を入れずに、背中に包丁を入れて開いたもの
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まだまだ載せようと思ったら、画像はいくらでもあるのだが、ここらへんにして、私のおみやげをご紹介。
一番左は、「はもの皮」300円で安かったのでつい買ってしまったが、買った後で聞いたら、韓国産なのだって、「ま、いいか」である。
次に「明石産焼きアナゴ」、林喜(はやき)さんという焼きアナゴの専門店で、アナゴをじっと見ていたら、明石産はたいてい相当高いのだが、安いものがあったのだ。
聞いてみると、大きさが不揃いのものとのこと、そういうのが大好きな私は3尾で1300円だったか、安かったのでお買い上げ。また、アナゴを買った人には、サービスで、焼いたアナゴの頭をくれるというので、喜んでもらってきた。(次の日、寒かったので、鍋焼きうどんに入れて使った。)
最後は、売り子のおばさんの「かにや海老を食べた赤腹のじゃこ、安くしておくよ」とのことで、100g450円のところ、300g買うと千円とのことだったので、ちょうど、じゃこが切れていたので、買ってしまった。荷物になるというのにね~、価格的には、築地とそんなに変わらないような気が...。
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これが赤腹と言われていたじゃこのアップ、ま、この程度赤いものは築地でも手に入る気がする...。
味見してみて、そんなに美味しいと思ったわけではないのだけれど、結局、ムードで買ってしまったのかな?
私の友人は、ちょうど季節だったので、いかなごの佃煮を探して買っていた。
私は、いかなごより、ちりめん山椒とか、大阪のえびすめとか、そちらの方が好きなので、いかなごは買わなかった。
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by mw17mw | 2013-04-24 15:34 | 東京以外の遠出・温泉 | Comments(0)

大阪・神戸センチメンタル・ジャーニー神戸牛ステーキishida三宮店

さて、初日は、美々卯と菊寿堂義信に行った他、淀屋橋界隈から大阪駅まで歩いた他、以前住居があった甲子園口にも行ったし、宿泊したホテルも素敵で紹介したいのだが、ここらへんの話を詳しくすると、いつまで経っても、今回巡り合った美味しい話に行けないことに気づき、とりあえず、端折ることにする。(そのうち、最後のほうに色々まとめられたら良いのだけれど)

d0063149_2173734.jpgで、一日目の夜は、一緒に行ったA子さんの長男さんのお勧めの神戸牛のお店に行ってみた。
彼は、3年間、神戸の小学校に通ったとのことで、未だに、クラス会に呼ばれるので、神戸と繋がりがあって、現在の神戸にも詳しいとのこと。

生田新道を東急ハンズのほうに向かって、エイエイと良くわからないけれど、路地を曲がったり入ったりしたら、そのお店「神戸牛ステーキ ishida 三宮店」は見つかったが、派手な同名のバーの横の暖簾をくぐると階段があり、その階段を上ったところであった。

これはメニューの一部。
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もっと高いコースもあったし、ステーキ単品もあった。
ステーキ単品の価格を比べると、A5はA4の二倍近い価格であった。
私たちは、一番安いコースではヘレがないので、下から二番目の北野コースにし、ヘレとロースを一人前ずつ頼んで、それを半分ずつすることにした。
単品のお肉の価格から類推すると、たぶん、私たちの食べたコースのお肉は、A4だと思う。
それでも、今回の旅行の「メインイベントで唯一の贅沢は、この神戸牛コース」!

最初の前菜は、スモークサーモン、スープはコーンポタージュだったかな?ごく普通に美味しい。
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こちらは、「サラダ」と「季節の焼き野菜」
サラダは美味しかった。季節の焼き野菜は、一番安いコースは何もつかない「焼き野菜」だったのだが、「季節の」と名乗れるのは、スナップエンドウと茄子くらいかなと思ってしまった。(笑)
後、焼き野菜の中に、水気を絞ったようなお豆腐とこんにゃくが入っていた。
焼き野菜で最高に美味しかったのは、「マッシュルーム」。
マッシュルームは、時間をかけて低温で焼くと、最高に旨みが増すみたいで、この鉄板でじくじく焼かれたマッシュルームはもしかしたら、お肉より美味しいのではと思う程美味しかった。(今度、家でジクジク焼いてみたい)
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左側がヘレ130g、右側がロース150g。
焼くまでの間に常温に戻すためか、ずっと、目の前に置かれていた。
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こちらは、ロースの焼き上がり、ミディアムレアがお勧めとのことだったので、それにしてもらった。
お皿の下のほうにあるのは、右から、黒胡椒粗引き・アンデスの塩・赤穂の塩(だったかな?)・マスタード、その他、小皿に入ったポン酢とお醤油が並んだ。
ポン酢はそのままで、お醤油にはマスタードを溶かして食べるように言われた。
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こちらはヘレの焼き上がり。
今回、ヘレとロースを半々食べられたことは良かった。
私が思うに、お塩をつけて食べるとき、ロースは塩の味がきつく感じてしまうのに、ヘレはそれがなくちょうど良く美味しく食べられたのだ。
この違いは何だろうと、焼いてくれたお兄さんに質問をしたら、「ロースの方は脂が沢山あって、その脂が甘いから、お塩をつけると、しょっぱさがその対比できつく感じられるのかも」とのこと。その点、「ヘレは、脂肪分が余りなく、旨みばかりなので、塩をつけると、旨みが引き立ってちょうど良いのでは」とのこと。
なるほど、なるほど、初めて、合点が行った。
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焼き方を見ていると、はじめから、筋の部分は切り取ってしまい、細かくしてじわ~っと時間をかけてずっと脂を出すように、焼き続けていた。
525円の追加料金でガーリックライスにしてくれるとのことだったが、ガーリックライスを頼むとこの細かく切った筋の部分がご飯に炒め合わされるのだろう、私の場合、ガーリックライスにしないで、普通の白いご飯をチョイスしたのだが、その場合は、焼き野菜の中のもやしに炒めあわされるようであった。
が、お肉がとても美味しかったし、それなりに脂っぽかったので、最後白いご飯にお漬物でちょうど良かったような気がする。(パンを選択した場合は、お肉を焼いていた鉄板で、パンの表面両側を焼いてくれた)
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これに、デザートのアイスクリームとコーヒー・紅茶が出て、終り。

確かに、A4であり、今まで食べた最高級のお肉よりはほんのちょっと落ちるけれど、でも十分満足の味であり、神戸牛を堪能できた。
また、ヘレとロースの味の違いがわかって、楽しかった。

お店はムードも良いし、焼いてくれるお兄さんも良い人だったのだが、このお兄さんの日本語がほぼ標準語であった点、異国情緒がなくて残念であった。(笑)
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by mw17mw | 2013-04-23 22:27 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)

大阪・神戸センチメンタル・ジャーニー-菊寿堂義信「高麗餅」

私が大阪に転勤するとき、皆、「淀屋橋とは、東京で言ったら、丸の内のオフィス街」と言われた。
大阪の人たちにとっても、「淀屋橋のOL」と言ったら、東京で言う「丸の内のOL]と同等の価値があるものだと、自慢していたっけ。

でも、東京で東京のことを殆ど何も知らずに過ごした私が、3年淀屋橋に勤務して、その後、東京に帰ったら、今まで以上に東京について興味が湧いて、色々勉強するようになった。(私は、大阪で3年暮らした経験がなかったら、こんなに東京の料理や東京の街や地理のことに興味が湧かなかったような気がする)

その後、勉強した結果、淀屋橋=丸の内説は、ちょっと疑問だと思う。
この淀屋橋界隈の老舗の多さなぞを考えると、淀屋橋は、御堂筋の表面だけ丸の内のようで、その裏に回れば、東京の日本橋地区に近いかも知れないと思っている。
淀屋橋の本質は、老舗や個人商店が生きている(東京の)日本橋だと私は言いたい。

ということで、美々卯本店で、大阪一食めを美味しく食べた後、淀屋橋界隈を見物しながら、菊寿堂義信というお店を探した。
結局は見つかったのだが、お店の前にお店の名前を示す看板が何もないのだもの、住所と電話番号を忘れて行ったら、たどり着くのは至難の技。(でも、近所の人に聞けば、結構簡単にわかるかも)
(店左側のショーケースのようなところに、小さな「菊寿堂義信」という札が立っているだけ)
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d0063149_1255980.jpgお店の人に聞いたら、江戸時代から、心斎橋の方にいたのだけれど、戦災にあってしまい、戦後すぐ今の場所に移って来たとのこと。
そのくらい古い老舗だけれど、何だか、店の中に自転車がしまってあったり、小豆や砂糖が入っていると思われる大きな袋がごろんとしていたり、残念ながら、体裁は気にしないという感じの商売になっているようだ。(思わず、我が身を反省してしまった。)

でもね、出てきたお菓子がやたらに美味しかったので、私はそれで十分と思った。
高麗餅という、お餅を、五色の餡で包んだお菓子にお茶がついて、650円。
白餡、こし餡、粒餡、抹茶餡にごま餡。
でも、要するに、こし餡と粒餡は、小豆の餡で、白餡・抹茶餡・ごま餡は、白餡ベース。
これが全て美味しかった。
なんというのか、砂糖の甘さがくどくなくて、甘さの切れが絶妙。
きっと、上白糖ではない、他の上質なお砂糖を使っているものと思われる。
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食べていると、「そうなのだ、関西に来たら、こういう丁寧に作られて、しかも創意工夫がある和菓子を食べたかったのだ」と思えた。
吟味された材料で、丁寧な仕事で作られた和菓子、こういうのは、東京にもあるのかも知れないけれど、なかなか巡り合えず、関西で探した方が巡り合いやすいのではと思っている。

そして、私は、和菓子といえば京都と思っていたので、大阪に、そして、私が勤務していた会社から徒歩10分もかからないところに、こういう和菓子屋さんが存在したとは全然知らなかったのだ。
今回、京都には行けなかったけれど、京都の老舗の和菓子屋さん級の和菓子が大阪で食べられて、とても幸せだった。

以前から知っていたら、もっと何十回も食べられたのにと思うと、すごく惜しい。
そのくらい、美味しかった。
(このお店は、「あんこの本」という本で知ったのだが、関西では有名なお店だそうで、しょっちゅう、ローカルTV番組で紹介されているらしい。)

他、このお店は、予約で作る日持ちしない生菓子が主で、1週間は日持ちする「梅ぼし」という(梅干は使っていなくて、形が梅干に似ている)お菓子があるそう。
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by mw17mw | 2013-04-22 12:08 | 飲食店・菓子店 | Comments(2)

大阪・神戸センチメンタル・ジャーニー-美々卯本店

今回の旅行も、盛りだくさんでとても楽しかった。
奈良も京都にも行かなくて、大阪・甲子園口・神戸・明石を回ったせいか、拝観料とか入館料を一切払わず、ただひたすら食べ物のみにお金を払っていた旅行であった。

回ったルートは、

一日目
新大阪→淀屋橋(美々卯・菊寿堂義信他)→大阪駅まで徒歩→大阪駅駅ビル見学少々→神戸線で甲子園口へ→甲子園口の北と南両方卯フラフラ(桔梗堂)→三宮→ホテルのシャトルバスでメリケンパークオリエンタルホテルへ→シャトルバスで三宮(石田で夕食)→シャトルバスでホテルに戻り、バーラウンジで夜景を見ながら、無料ウエルカムドリンク→眠った

二日目
起床→バイキング・ビュッフェの朝食→メリケンパークとモザイクという商業施設を散歩→シャトルバスで三宮→新快速に乗って明石へ→魚の棚見学&木村家で明石焼き→新快速で神戸駅→徒歩で元町商店街を歩く→南京街に入って、老祥記で豚まんを買う→鯉川筋を北に進んで、トアロード・山本通りなぞを歩く→三宮のそごうの地下に行ってフロインドリーブでおみやげを買い、新幹線の中で食べる関西の匂いのするお弁当を選んで買う→新神戸に向かい、新幹線に乗って帰京

ということで、初日から記事にする。

金曜日の朝10時ののぞみに乗ると、新大阪着が12時33分。
そこから大阪市営地下鉄御堂筋線に乗って淀屋橋に出ても良いのだが、荷物を預ける関係で、まずは、JR神戸線で大阪まで行って、荷物をコインロッカーに入れ、それから御堂筋線で一駅乗って淀屋橋に行くことにした。

で、御堂筋線で淀屋橋に着いたら、淀屋橋の駅自体は、25年前、私がいた頃と殆ど変わっていなかった。
心斎橋に近いほうの出口を出て、地図を片手に、美々卯本店を探して歩く。
淀屋橋界隈には、美々卯の本店と道修町(どしょうまち)店の2店舗があり、私の勤務先からは、道修町店の方が近いので、以前良く行ったのは、道修町店。
でも、母が大阪に来たとき、確か、本店で、うどんすきをごちそうした覚えがあり、本店も行った経験はあったのだ。

で、御堂筋に面している大阪ガス本社の北側の路地を入っていくとすぐ右側に道修町店があり、南側の路地を入って少し行った後、言霊神社の裏側の路地を南に入っていくと、右側に、こんもり草木が生い茂るところがあり、そこが、美々卯の本店であった。
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何だか、信じられないくらい、思いもかけずに、合理主義とか採算とかいう言葉を排し、狭い土地ながら、生垣と風情を大切にしているお店に見えた。(道修町店も風情があった覚えがあるが、きっと、本店には負けると思う。)

お店の中に入っても落ち着いていて、ゆったりした空間で、本当に素敵。(例えば、扉のガラスが現在のつるっとしたガラスではなく、ちょっとでこぼこしている昔風のガラスをわざわざ使ってあったりする。)
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メニューを見ると、色々高いうどんすきのコースから、にぎわいそばなぞ、創意工夫されたものが色々並んでいたが、私たちは、来る前から決めていたように「うずらそば あつもり」。
でも、これだけの優雅な設備、店員さんたちの丁寧な物腰、丁寧な大阪のイントネーションまじりの標準語なぞに魅了され、「何だか、うずらそば770円だけでは悪いかな」という気分になり、他、前菜として食べられるものを探してみて、「出し巻き玉子」と「湯葉」を頼むことにしたのだが、出し巻き玉子は時間がかかるといわれてしまったので、もうひとつ興味のあった「鯛すし」にすることにした。

で、一番最初に出てきたのが、鯛寿司。
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これ、一見すごく美味しそうなのだけれど、実は、関東と関西の酢飯に対する好みの違いをとても感じてしまうお寿司であった。
関西の人が食べれば、問題ないお寿司なのだが、この酢飯が私には甘過ぎて、くどかったのだ。

何だか、この後でも、どこへ行っても、関西の箱寿司を沢山目にすることになったのだが、一番最初に、「実は酢飯が関東とは好みが違う」ということがわかって、その後、目にする箱寿司を食べたくならなかったので、良かったのかも知れない。

(私が25年前に大阪にいたとき、東京からの転勤者に一番評判が悪かったのは、「大阪の江戸前の握り寿司」だったことを思い出した。<が、同じ時期在神戸であった友人は、神戸で握り寿司も食べたが、それ程に違いを感じなかったそうだ。>、何と言っても、酢飯の甘さが関東のものとくらべると、甘過ぎるのだ。)

次に湯葉。湯葉はごく普通か、普通以上に美味しかった。
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さ~て、これが私お勧めの「うずらそば あつもり」
忘れていたが、あつもりは、木のざるとお揃いの蓋をされて登場し、席で蓋が外され、ふわっと蒸気が中から出てくる演出。
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画像で見てしまうと、別に普通のもりそばと蕎麦ちょこに「うずらの卵が2つ割り入れてある」ものに見えてしまうのが残念。
蒸し立てのお蕎麦は、熱々、しかし、べたべたも、ネチョネチョもしていなくて、ま、普通のお蕎麦に比べたら、少し柔らかめだけれど、ごく普通に美味しい。

一つ失敗したのは、うずらの卵を先に箸でかき混ぜて、黄身をつぶしてから、そば汁を入れれば良いのに、そば汁を入れてから、うずらの卵を溶こうとしたこと。
この順序だと、確実に、そばつゆが回りに飛んでしまう。(涙)
熱々のうずらの卵とそば汁の中に、大根おろしと小口の青ねぎを入れて、またまた熱々のお蕎麦をつけて食べるのだ。

で、私も二十数年振りに食べるうずらそばのあつもりであったが、熱々のそばつゆが、全く甘くなくてとても美味しかったし、友人もとてもこのおそばが気に入ってくれて、「やった~!」という気分。(何で、そば汁はあんなに甘くなくできるなら、酢飯ももっと甘さを抑えてよねという感じもあった。<笑>)
美々卯のうずらそばのあつもりは、私の期待を裏切らなかった。

友人も「ぱっと派手な美味しさはないけれど、年に一回とか2回食べたくなるようなやみつきの美味しさを感じる」との感想。
そうなのだ、食べた途端、「美味しい!」というような派手な美味しさというか、味の素的美味しさがないのは当然というか、そういう美味しさがないほうが自然であって、食べれば食べるほど、口の中に美味しさが溜まっていくような美味しさなのだ。

その他、私たちが食べ終わる頃、ふたのついたざるそばの容器の料理がよそに運ばれるのが見え、そちら側を見ていたら、若いキャリアウーマン風の女性のところにそれが運ばれていた。
そう、わかる人にはわかる、やみつきになってしまう人は私たち以外にもいるという感じ。(笑)

メニューに載っていた美々卯の歴史を見ると、麺類のお店に変わってたかだか80年のお店のよう。
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前回美々卯に行ったのは、渋谷のヒカリエにできたお店で、関西の味ではなく、中途半端に関東に媚びた味のうどんや料理で辟易した。
さすが、美々卯でも、「昔」とか「関西の味」にこだわっていたら、関東では生き延びていけないと思ったのか、味が変わってしまい、とてもがっかりしていたのだ。
しかし、さすが、本店は、ムードといい、接客といい、味といい、私を裏切らなかった。
今後、東京の新橋店とか、京橋店が、中途半端な味なのか、関西本店の味なのか、機会があったら、探ってみたい。(それと、真冬なら、東京でもあつもりが食べられるのではないかと思うので、それを聞いてみたい)

(私は、東京でも関西でも「関西の味の関西料理」を食べるのなら、関西人が美味しいと思う味のものを食べたいと思うのだが、関東では結構これが難しい。<反対を言うと、東京で、「関西の味」とか「関西料理」「京料理」というものを食べても、本当に関西の味かどうかは疑わしいものが多いのだ、たいていは、濃い味大好きの人でも食べやすい味に調整してあるから。)

あ、それと、大阪というと「うどん」のイメージが強いけれど、大阪市内を歩くと、お蕎麦という看板のお店も結構あって、皆、日常的におそばも良く食べている。
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by mw17mw | 2013-04-21 13:30 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)