<   2007年 06月 ( 20 )   > この月の画像一覧

自家製パンチェッタ完成

今日、2週間寝かせておいた豚肉のパンチェッタが完成した。(と思う)

実は、二度程、できたら、腐っているというか悪くなっていた。
幸いなことに、品質が悪くなったお肉はすぐわかる、ところが救い。(笑)
変な匂いがする、味が変。

で、その経験を踏まえて、衛生には徹底的に気をつけるようになった。
作る前に、お肉が触れるであろうものは、全てアルコール消毒。
手もアルコールを振りかける。
その他、脱水シートは、新品を使う。(当たり前と言えば当たり前だけれど、ことパンチェッタについては、これは絶対)
それから、脱水シートでお肉を包む時、特に、ばら肉は、骨を取った部分がへこんでいるが、そこに、脱水シートの端を突っ込んでおく。
(この凹とした部分に、脱水シートが当っていなかったら、この部分のお肉から染み出る豚肉の水分が吸い取られなくて、溜まってしまう→お肉を劣化させる原因の一つではないか?と思っている)

d0063149_2358368.jpg今回作ったのは、豚バラ肉500gと豚の肩ロース500g
(前回豚バラのみで作ったときに、「熟成させると、赤身が特に美味しくなるかも」と思って、試しに肩ロースも作ってみた。)

材料は、豚肉500gに大さじ1の岩塩(細かく挽いておく)
乾燥ローリエが5枚に、黒胡椒とタイムが小さじ1

作り方
1.豚の塊に塩をすり込んで、ビニール袋に入れて、一晩冷蔵庫に保管。
  (ばら肉の凹の部分にも)

2.翌日、袋から出して、出てきた水分をキッチンペーパーなどで拭き取る。

3.黒胡椒とタイム(私の場合は粒なので、すり鉢ですっておく)と砕いたローリエをまぶす。
  (バラ肉の凹の部分にも)

4.脱水シートの端を凹の部分に沿わせて置いてから、包んで、輪ゴム2、3個を渡し、肉と脱水シートがピチッとくっつくようにする。

5.3~4日に一度脱水シートを取り替えながら、乾燥しないように、ビニール袋に入れて、2週間冷蔵庫に保管して出来上がり。
  (出来上がり15%くらい、重量が減っている)

必ずしも2週間寝かせなくても、10日を越したら、美味しくなっていると思う。
肉の水分を取るせいか、お肉の味が濃くて美味しい。

d0063149_23582892.jpg豚バラと肩ロース、それぞれ二枚ずつ切り出して焼いて食べてみた。
今回できたものは、勿論良い状態で出来上がっていたが、ちょっとしょっぱいかな?
(もしかして、まだ熟成が足りないかも、でも、怖いから、もうこれ以上はやめておこう)
肩ロースも美味しいけれど、やっぱり、豚バラの方が美味しいかな?
でも、一回だけでは結論は出ない。

残りは、熟成を抑えるために、適当なブロックに切って、袋に入れて、冷凍した。
明日から色々使ってみようと思う。

それにしても、肩ロースより豚バラの方がずいぶん水分が抜けたような気がする。
赤身より脂肪の方が、水分が多いのかな?
[PR]

by mw17mw | 2007-06-30 23:55 | 料理レシピ | Comments(4)

携帯を買ったときのことと「新しいお財布」

携帯の機種変更に行ったとき、AUのお兄さんは、親切だったし、模範的にテキパキ手続きを取ってくれた。
私は、最新のを選んで、料金体系は、「余り使わないの」と一番安いコースにして、「でも、一番最初は色々試すから」とパケット定額ライトをつけた。
そのときに、「何で携帯を余り使わないか」を説明しなかったのだが、後から、しておけば良かったな~と思った。(料金が高い携帯ではなく、定額のPCでインターネットやメールをするからなのだけれど)

それは、色々な手続き、前の携帯からのデータ移行が終わって、支払いも済んで、新しい携帯を渡されたときだった。
新しい格好良い機種を初めて手に持って試したときに、「あ、前のと同じSANYOの機種だから、ボタンの位置が同じで、結構簡単に動かせそう」と言ったら、AUのお兄さんは、「ま、そこらへんは変わらないかも知れませんが...」と言いながら、ほんの一瞬だったが、「使いこなせるのかな?」と思っているけれど、それを顔に出しちゃいけないという表情に見えた。
思わず、「それだけだって、楽なのだから」と言って、出て来た。

家に帰ってから、あのお兄さんは、やっぱり心の中で、私に最新型を売るのは不安だったのだろうと気付いた。

ま~ね、私なぞ、年から言ったら、「簡単ケータイ」を使う年齢だから、そう思われても仕方ないのかも。
以前、母が老人になって、買い物に行くと、若い店員さんに「おばあさん、グラムってわかりますか?」と言われて、「馬鹿な老人扱いされた」と腹を立てたけれど、絶対こういうことってあるのだよね。
ま、とにかく、自分がどういう経歴でITのことはどのくらい詳しいかなんて細かいことは何も説明なしで、相対で買う買い物は、見た目だけで人を判断して、会話が進むから、仕方ないかもね。

それに、「私はこんなにわかっている」なんてことをひけらかしながら、買い物するより、可愛らしく買い物する方が、何かと得なような気もする。(笑)

お兄さん、大丈夫よ、「やっぱり使えなかった」と泣きついたり、マニュアルを読んでわからないこと、お店に聞きに行かないから。(笑)

<新しいお財布>
私の銀行の通帳3冊、健康保険証と各種お医者さんの受付カード、キャッシュカードにクレジットカード、全てのお買い物に付属するカードを全て入れて、持ち歩いていた大きなお財布がボロボロになってきたところだった。
同じものが欲しいけれど、これを売っていたお店が小売をやめていて、買えないので、困っていた。
他で聞くと、「大きなお財布」は結構高いみたい。

d0063149_23181421.jpgそんなときに、「東日本橋」まで散歩に足を伸ばしたら、店の前にワゴンを置いて、千円・二千円のお財布を並べているのを見つけた。
で、買って来たのが、このお財布。
余りに大きいので、下げる紐まで付いていて、バッグ風にもなる。
(これをぶら下げて歩けば、普通はバッグだと思うだろう、まさか、全てがお財布とは思うまい)
これで、本皮仕立てで千円。
(横18cm×縦10cm×幅4~4.5cm)
すごく良い買い物をしたような気がして、嬉しい。

私が持って違和感がない色は黒しかなかったので、黒を買って来た。
もし、自分が「本当にきれいな色」と思うお財布を買うことになったら、高いものを買うしかない。
こういうバーゲンで、物を買うって、「得をした」と思いながら、どこか諦めているところがあるのねと思う。

我が家の方から東日本橋の方まで歩いていると、色々なお店がワゴンセールをしている。
「お店」と書いたが、多分、「小売」ではなくて、「製造」とか「卸売り」の店が半端物を並べているのだ。
今日も気が付いただけで、皮の端切れ、各種帽子、お財布などをお店や事務所や工場の前の前のワゴンに置いているところがあった。
(今日見たワゴンのお財布に比べても、この写真のお財布はやたらに安いと思った)
こういう点、とても楽しい。
「問屋街に住んでいる幸せ」です。←こんな実用的過ぎるお財布、欲しがる人はいないかも知れないけれど。
[PR]

by mw17mw | 2007-06-29 23:18 | 日常生活 | Comments(0)

新しいチューハイと新しい携帯

昨日は、湿気も高く、気温も結構高い天気だったせいか、酒屋が忙しかった。
(お祭り以外で、こんなにお客さんが沢山来るなんて、年に数度の特異日<笑>)
全然知らない人たちが、4時頃から次々に、冷えたビールを求めて、お店に入って来るのだ。
嬉しい~と思うのと同時に、「人間って、気候によって、皆同じ動きをする生き物だ」と感じた。(笑)

色々な都合で、今まで自販機に入れていた「チューハイ」を入れ替えねばならなくなった。
今回選んだのは、お祭りの時に学んだ「実は男性は甘くないチューハイが好き」という学習を生かしたもの。

d0063149_22551937.jpg安売りの酒屋さんを見て歩いたら、タカラ酒造の「焼酎のやわらか割り」の「お茶割り(日本茶)」と「麦茶割り」を発見した。
両方とも「糖類・香料・着色料不使用」とのことで、私好み。

試しに買って来て飲んでみたが、特に麦茶割が美味しいと思った。
何というか、麦茶の香りと自然な大麦のほのかな甘さがとても素敵。

お茶割りは、すっきりしている。
我が弟は、「お茶割りは、麦茶割りより、何だか人工的な味を感じる」とのことで、余り評価しなかった。
私は、カレーを食べながら飲んだからか、お茶割の、甘さがなく、すっきりしているところが気に入った。

どちらも、アルコール分4%だし、自然な日本茶と麦茶の味なので、食べ物を食べながらでも、食べ物の味を邪魔しない感じ。(アルコール分4%なので、飲んでいる間は余りアルコールを感じず、飲んだ後で、じわ~とアルコールを飲んだ感じが追いかけてくる)

どちらを入れようと迷ったが、両方とも自販機に入れてみようと思う。

私の予想では、麦茶の方が「一つの飲料」としての完成度が高いが、お茶に比べて、(自然であり、ほのかであるが)甘さがあるから、飽きられるかもと思う。
日本茶の方は、すっきりしているから、暑くなれば暑くなるほど、好まれるかなと思うのだが...。

はてさて、どうなるのであろう?
(皆様も、売っているのを見かけたら、良く冷えたものを試してみてください。
できたら、感想を教えていただけると助かります)

ところで、最近は本当に、健康志向。
アサヒの「糖質0」のスタイルフリーという発泡酒を自販機に入れたところ、良く売れる。
飲料水の自販機に入っているペプシのカロリー0も売り切れになることが多いし、何だか、「カロリー0」を求めている人って、沢山いるみたいだ。

d0063149_22554258.jpgさて、今日、携帯を新しくした。
写真は、2002年3月から携帯を使い出したのだが、その歴代の携帯。
やはり、最近の携帯は格好がいい。
一代目は、多分お金を出して買ったものだと思う、これを2年近く使ったときに、何だかの事故で、新しい携帯を買わねばならなかったときに、Docomoさんにすごく高いことを言われ、結局、その当時、キャリア代0で、壊したり、水ポチャしても、500円で済むというAUに移った。
で、真ん中のは、3年近く使った無料の携帯。
今回の格好良い携帯は、ワンセグでお金を出して買った。
何だか、格好良い携帯を持つと嬉しい気分だし、最新型の携帯を持つと、自分も最新になったような気分を味わえるところが良い。
(ただ、今度の携帯は、ワンセグのせいか、大きいので、メールを片手で打つときは、やりにくい。手に馴染む大きさという点では今までの方が良かった。)

Softbankに移ることも考えたのだが、現在のところ、AUに使っていないポイントと繰越通話料金が合わせて1万円近くあったので、残ることにした。
(それに、Sotbankは、壊れたときに安く済むようにするためには、月々500円払わねばならないシステムで、その点、私に不向き。)

でも、今度のは高いだけあって、水ポチャして買い換えることになったら、1万円かかるらしい。
落として壊すことと水ポチャだけは絶対気をつけねば。
[PR]

by mw17mw | 2007-06-27 22:59 | 酒屋 | Comments(0)

海苔の佃煮を作る

余談ですが、昨日書いた「小松菜ジュース」、本日は、更に皮膚がきれいになっていたので、怖くて、今日は飲むのをやめました。

で、本題です。

d0063149_15442921.jpg家に、湿気った海苔が一帖あるのが、気になっていた。
海苔好きの私が海苔を湿気らす理由は、「自分で買った安い海苔がまだあるのに、親戚から、上等な海苔をもらった」からなのだ。(これ以外考えられる理由は、「海苔が余りに不味かった」)
親戚から上等な海苔をもらった後、青混ぜの新海苔に突入した覚えがあるから、この湿気った海苔は、多分、秋の物。

先日、海苔について書いたときに、山本海苔のページで海苔の佃煮の作り方を発見。
これを参考にして、作ってみた。(山本海苔の「海苔のうんちく」の一番下)

まず、10枚の海苔のうち、2枚をオーブントースターに入れて焼いてみる。
「焼くというよりは、水分を蒸発させる感じだな」と思ったこと、温度を低めの100度くらいに設定したところまでは正しかったが、5分くらいのタイマーを設定して、ついつい、チェックを怠っていたら、焦げてしまった。(涙)
やはり、オーブントースターで海苔を焼くには、熟練が必要かも。
(と思ったら、やり方が違っていた。オーブントースターで海苔を焼くには、まず、オーブントースターを空で加熱して温め、熱源を消した後、海苔を入れるそうだ。しかし、温度はどのくらいでとか、何分くらい入れておくのかなど、細かいことは不明←結構難しいのではと思ってしまう。そのうち、やってみます)

で、その後、ガス火に、幅広の海苔用のパンを置いて、軽く炙った後、全て、粗く粉々にした。

それをお鍋に入れて、お醤油60cc、赤酒(味醂)60cc入れて混ぜながら、弱火にかける。
時々味見すると、美味しくないのだ。
原因は、海苔がほぐれないこと。
江戸紫を初めとする市販の海苔の佃煮は、海草がほぐれていて、ふわっとした口ざわりなのに、板状の海苔を粉々にしたものは、あくまでも、「板海苔」の食感。
何というか、板海苔って、「形状記憶海苔」なのだと思う。
熱に当てて、かき混ぜるくらいでは、板海苔であったときの形状が取れないのだ。
(乾海苔→干し海苔にされる工程で、二度と海草には戻れない程の力を加えられている模様)

それに味も、醤油のかどを感じて美味しくない。
で、お酒とお水を足して、更にかき混ぜながら煮てみた。(甘味が足りなかったので、お砂糖も少々)
お酒を入れたら、味がまろやかになった。

また、水分を入れると、保存が難しいかなと思ったが、ま、水分を飛ばせばいいのだからと思って入れた。
しかし、水分を入れて更に熱しても、板海苔は板海苔の食感のまま。

味が決まって、水分がずいぶん飛んだところで、最後、フードプロセッサーにかけることにした。
おろしモードの道具をセットし、その上に煮た海苔を置いて、おろしてみた。
これで、大分、食感が良くなったが、ダメ押しに、普通のフープロの刃で更に粉々にしてみた。

出来上がって、う~ん、まだ味に不満、食感に不満と思っていたが、いざ、炊き立てのご飯の上に乗せて食べたら、大変美味しかった。

海苔を湿気らせた場合、海苔の佃煮はお奨めかも知れない。
欠点は、色々なお鍋から道具へ移すと、どうしても全部は移らないで、海苔が残ってしまうこと。
それを洗うと、ふやけて、相当無駄にしたと感じること。(笑)

冷蔵保存はどのくらいできるか不明なので、半分は冷凍しようと思う。
[PR]

by mw17mw | 2007-06-26 15:49 | 料理レシピ | Comments(10)

小松菜ジュース再び

健康に気を遣っても、美容には余り気が回らない私であるが、最近、自分の腕や手の汚さに気付いて、どうにかしなければという気になった。
(ま、腕や手が汚いということは、顔の皮膚も良くないということではあるが)

どう汚いかと言うと、日焼けしていて、結構皺があるのだ。
いくらなんでも、この手では、気取ったレストランに行くのは恥ずかしい。
(きれいになりたいと思うことのきっかけが「食べ物」の私であった)

ハンドクリームに尿素が10%入っているものを購入して使ってみた。
確かに、尿素が入っていないものよりは、スベスベするような気がする。
でも、根本的にはきれいにはならない。

お皿を洗うのは今まで素手でやっていたが、天然のゴム手袋を買って来て、ゴム手袋で洗うようにした。(が、つい忘れてしまう)
これも、まあまあの効果はあったけれど、あくまでもまあまあ。

d0063149_2374914.jpgそこで、思い出したのが、小松菜ジュース。
今までに二度試したことがあるのだが、長く飲み続けると、私の場合、二度とも、顔の皮膚が本当にすべすべになったかと思うと、そのまま、かぶれて、赤くなってしまうという結果になったので、ずっとやめておいた。

きっと量が多かったからかなとか、勝手に決めて、再開してみた。
量は多過ぎないようにと、一日一回。
朝の散歩から帰って来てから、が~っと作って、ぐびぐび飲んでいる。

最近の小松菜ジュース
グレープフルーツの大きめ 1/2個
小松菜(一週間に一把くらいの量)
氷   適宜
お水  適宜
バージンオリーブ油 適宜
塩   少々
(先ほど、昔のレシピを確認したら、トマトを入れるのが本当のようだ。
でも、トマト入れなくても大丈夫だし、油と塩を忘れても、美味しいから、細かいことは気にしない方がいいと思う。)

これらをミキサーに入れて、氷が砕ける音が消えるまで、回して出来上がり。
(小松菜は、予め洗って、茎を殆ど取って、水切りしたものを冷蔵してあるので、簡単に作れる。)

美味しいし、ビタミンCが身体に染み入るように感じる。
散歩の後、身体が野菜と柑橘類を欲しているのかも知れない。

しかし、このジュースを飲むと、4,5日で、肌がみずみずしくなる。
(もしかしたら、市販の野菜ジュースを飲んでも同じ効果があるのかも知れないが、市販の野菜ジュースは買ったことがないのでわからない)

また、いつ、肌が爆発するか、怖いところはあるのだが、当分続けてみようと思う。
肌が爆発せずに、シミ・ソバカスが消えたら、どんなに嬉しいだろう。(なんていうことを妄想しながら、飲んでいます)
[PR]

by mw17mw | 2007-06-25 23:07 | 料理レシピ | Comments(5)

竜泉界隈-おし田

以前、自動車でおじさんフレンドと竜泉界隈を走ったときに、おじさんフレンドから、「ここは、田舎まんじゅうで有名」と教えてもらっていたお店がある。
そこが、「おし田」さん。

d0063149_22383131.jpgでも、私は、それ程、お饅頭、特に町場のお饅頭に興味がなかったので、放っておいた。
そして、先日、お祭り好きのおじさんフレンドと、千束稲荷神社などのお祭りを自動車の中から見物に行ったら、その日がものすごく暑かったのだ。

その時、ちょうど、田舎まんじゅうのお店の前を通りかかったら、自家製アイス最中があったので、買ってみた。
食べてみると、「う~ん、真夏の汗だらだらの日だったら、美味しいかも」と思った。
アイスの棒で、「アイスミルク」というのがあるけれど、それを削って固めた感じのものであった。
何だか、味の薄いアイスであった。
アイス最中は、やっぱり、月島が一番かも。

という話は置いておいて、私も、「田舎まんじゅう」を食べてみるかという気になって、買って来た。

d0063149_22391167.jpgこのお店では、「田舎まんじゅう」という灰色っぽい皮のお饅頭と、白っぽい「白まんじゅう」を売っている。
出来立てを一つずつ買ってみた。
家に帰っても、まだ温かかった。

田舎まんじゅうの特徴は、皮に、重曹とか膨らまし粉が全然入っていなくて、ギョウザの皮の厚いのと言っても過言ではないと思う。
白饅頭は、皮を膨らます何かが入っていて、これは、ごく普通のおまんじゅう。

白饅頭は時間を置いても味が変わらないと思うけれど、田舎饅頭は、ふかし直ししないと、皮が硬くなって食べられないかもと思う。

d0063149_2239474.jpg両方とも餡子が甘過ぎずに美味しい。
写真を見ると、二種類のお饅頭の餡子は異なるようだが、私は立て続けに食べたのだが、実際にはそんなに差は感じなかった。

買うときにお店の人に、「どこが『田舎風』なのですか?」と聞いたら、お店の人は、「わからない」と言ったけれど、買いに来ていた、常連らしいおじさんが、「昔の田舎では、おばあさんは、皆こういうお饅頭を作っていたんだ、だから、田舎の饅頭なんだよ。皆、小さいときに食べたおまんじゅうの味が味わいたくて買いに来る」とのことだった。
重曹とか、膨らまし粉がない田舎で、ごく当たり前に作られていたお饅頭らしい。

山梨の祖母がこういうお饅頭を作った記憶はないけれど、もしかして、母の実家のある地域は小豆が取れなかったからかもと思う。
小豆が手に入る地域のおばあさんは、何代も何代も、ずっとこういうお饅頭を作り続けて来たのかも知れない。

しかし、今、実際にどこかの片田舎に行っても、お饅頭屋さんで、こういうお饅頭を作っているとも思えないし、普通の田舎の家庭でも、もうおばあさんは、お饅頭を手作りすることがないかも知れない。

そういう意味で、竜泉で、「昔ながらのお饅頭」を作って売るお店というのは、価値があると思う。
実際、やみつきになるというほどではないけれど、美味しいおまんじゅうであることには間違いない。
一個130円(だったと思う)

私は、二度お店に行ったのだが、どういうわけか、お店で一緒になるお客さんは中年のおじさんばかり。
自分用、手土産用にと、買って行く人が多い。
一度試す価値はある。

場所は、国際通りの「竜泉」という信号(角萬のあるところ)を、隅田川の方に向かって曲がって右側すぐ。(飛び不動という信号のところ)
角萬でお昼を食べて、おし田で田舎まんじゅうを買って、TAKE-ZOで、ハムなどを買うのがお奨めかも。

でも、竜泉って、面白い。
角萬って、もしかしたら、江戸時代からのお蕎麦屋さんで、江戸時代の普通のお蕎麦が残っているのかも知れない、おし田さんでは、昔の田舎のおばあさんのお饅頭を残しているのだもの、何で、この地域に、古い時代の食べ物が残っているのか、不思議。
[PR]

by mw17mw | 2007-06-24 22:39 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)

竜泉界隈-角萬

先月からお祭りまで、オフのとき、美味しいものを色々いただいたり、お祭りの時、従姉や従姉の長女が色々持って来てくれて、全て美味しく、確実に私に幸せと安らぎを与えてくれたが、忙しかったりして、まとめ損なっている。
それは、順次紹介していくとして、感想が最近のもののご紹介。

竜泉にTAKE-ZOさんを教えてもらって以来、良く竜泉に行くようになった。
竜泉とか三ノ輪は我が家から一番遠い台東区。

文化的に、有名なのは、樋口一葉記念館。
でも、私は行ったことがないばかりか、実は、樋口一葉の作品を一つも読んだことがないのだ。
理由としては、悲しい話が多そうだから。

食べ物関係では、梵という普茶料理屋が有名だけれど、行ったことがない。
そのうち行きたいけれど、付き合ってくれる友人がいるかしら?

d0063149_2329427.jpgで、行き易くて、実は隠れファンが多いのが、「角萬」というお蕎麦屋さん。
ずっと以前に行って気に入ったのだが、やはり、家から遠いので、足が遠のいていた。
(この近所までは仕入れの関係でたまに行くのだが、角萬が開いていない時間帯なのだ)
それでも、先週まで二度程、土曜日に行ったことがあるのだが、二回とも悲しいことに「臨時休業」だった。

しかし、今日、三ノ輪で買い物に行ったついでに、寄ったら、無事開いていて、二度目を食べることができた。




d0063149_23302299.jpgここのお蕎麦の特徴というのは、お蕎麦とは言い難い程、太いこと。
こんなお蕎麦があるんだ、というのが初めて食べた感想。
太くて、うどんのようなのだけれど、食べると、やはり、小麦粉ではなく、蕎麦粉の味がする。
(店の中のお品書きを見ていたら、やっぱり、うどんは置いていないようだ。)







d0063149_23304956.jpg取ったものは、冷や肉というお蕎麦。(大盛りは、冷や大というみたい)
このぶっといお蕎麦を茹でて、ばら肉の入っている汁に馴染ませながら、食べる。
私は、細いお蕎麦は殆ど噛まないで食べるが、ここのお蕎麦は、良く噛んで食べる。
冷や肉で850円だけれど、量は多い。
汁はそれ程しょっぱくなく、太いお蕎麦を絡ませながら食べ、味に飽きると、脂が程良く抜けた豚バラの薄切りや茹でたネギを食べる感じ。
太いお蕎麦と脂っこくないけれど肉の味がする豚バラと醤油味のお汁がピッタリ合っているのかも。

(本当に、お蕎麦は、太さがバラバラだったり、硬いところがあったりするので、「自分で打ったお蕎麦みたい」と思うのだが、自分でお蕎麦打って、太くなってしまったら、角萬さんみたいに食べればいいのだと思った。)

お蕎麦の味がするから、お蕎麦に間違いないのだが、満足の仕方としては、粉の美味しい麺料理を食べたというものだと思う。
私が思うに、食べているときは感激するほどの美味しさは感じないと思う。
でも、バランスが良いのか、良く噛んで食べて満足感が強いのか、食べて、少し日数が経つと、また食べたくなる感じだと思う。
粉物が好きな人には外せない味。

注文の殆どは、冷や肉・冷や大のようだったが、他に、「肉南」(にくなん)という注文も多かった。
肉南は、実際に実物を見たのだが、冷や肉のお汁が熱々のもののよう。
他に、きつねとか、おかめという注文もあったが、きつねとかおかめでも、お蕎麦は冷や肉と同じ太いタイプかと思うのだが、確認はできなかった。

このお店は、本当に近所の人がフラッと入るようなお蕎麦屋で、愛想もないし、忙しそうだし、実は、「いつから、営業を始めたのですか?」とか「誰が考えついたのですか?」とか「昔は、こういうお蕎麦は一般的だったのですか?」とか聞きたいが、そういうことを聞けるムードではない。
(だからか、インターネットで検索したけれど、そういう話は全く出ていないみたいだ。だれも、あのお店では、食べる以外の無駄なことは中々できないのかな?)

私が入ったとき、ほぼ満席だったけれど、殆どが男性客。
そして、話し声が全然なかった。
何だか、そういうところ、独特のムードがある。
注文したら、黙って待って、出てきたら、さっさと黙って食べて、食べたものを申告しながら、お金払って、さっさと出て行く、それが当たり前のような感じ。
(2階もあるようだが、2階は行ったことがないから、どんな感じかわからない。
2階に上がるときは、一階で注文してから、階段を上るのがルールのよう)

ま、料理の評価、コストパフォーマンスの評価では良い点を取れるだろうけれど、雰囲気とか接客の評価で、点数が伸びないであろうと思う。(お店はそういうことに無頓着)
本当に、忙しい人が普段着で食べに行く感じのお店。

こういうお蕎麦は、他に見たこともないし、麺類好きな方は、是非、試してみてください。
(同じお蕎麦を食べられるということでは、向島に支店か、暖簾分けのお店があるらしい)

このお店に行くとしたら、日比谷線の三ノ輪で降りるのが一番。
国際通りを浅草に向かって、左側を歩き、竜泉という信号があったら、そこの左です。

[PR]

by mw17mw | 2007-06-23 23:31 | 飲食店・菓子店 | Comments(13)

2007鳥越祭(お酒の売れ具合)

生まれ育った土地のお祭りが、毎年一度、宿命のようにやってきて、私は逃げることもできただろうに、何故か家業の酒屋として、お祭りを過ごす。
余りに小さいときから、酒屋としてのお祭りしか経験しなかったからだろうか?
慣れていることが一番楽ということはある。

主体的な酒屋としてのお祭りは今年が三回目。
そして、酒屋を主体的にやるようになってからは、お祭りの最中は、「ビールがどのくらい売れるか、商品が足りるのか」しか頭にない。
この3年のお祭りで、多くの人が買いに来てくれるって、とても嬉しいものだと知った。

反面、準備に一週間くらいかかるのだが、仕入れの種類と量を決めて発注したり、値段付けをしている間に、とても不安になる、「去年と同じくらい売れるだろうか?」と。
去年買ってくれた人たちがまた買ってくれるといいのだけれど、そうなるとは、全く保証はない。
お酒が売れなかったら、淋しいな、なんて、考えてしまう。

でも、でも、結果としては、沢山売れて、良かった。

で、お祭りの仕入れの失敗等について書く。

私はどうも健康志向人間なので、「そりゃ、祭りと言えば、お酒だけれど、飲み過ぎた後、
トマトジュースや野菜ジュースが売れるかも」と思って仕入れたけれど、結果、一つも売れず....。
そんな健康を考える人は、だいたい、初めから、お神輿を担ぎに来ないのだと気付いたのは、
お祭りが終わった後。(笑)
正気になるのは、次の日で十分なのかも。

また、最近は、「まずは、ビールでなくて、泡で乾杯が流行っている」と思って、
発泡性ワインも用意してみたのだけれど、全く売れず。(涙)
そうなのよ、そこまでこだわる人・オシャレな人は、お神輿を担ぎに来ないのよ。

あ~、仕入れって難しい。(笑)
祭りだ!神輿だ!酒だ!ケンカだ!という思考のお兄さんたちは、まず、ビールをたっくさん飲む。
これも面白いのだけれど、普段は、ビールより発泡酒が売れるのに、お祭りとなると、「ビール」しか売れない。
やっぱり、祭りには、古来からの(?)ビールが似合うのかも。
(お祭りのときくらい、価格にこだわりたくないのかも)

ハッピ姿にねじり鉢巻で、もうもうアルコールを沢山飲んで、お神輿担ぐと、もしかしたら、いつもの自分と違う別人28号になれるのかも知れない。

その後は、焼酎の何とか割り。
焼酎とお水などを買っていって、自分たちで割る人もいれば、チュウハイの缶を買って行く人も多い。
今年のチュウハイのヒットは、「サントリー烏龍茶割」
よく売れた。
メーカーさんは、甘くてフルーティなチュウハイの開発に余念がないけれど、
男の人は、甘いチュウハイ飲まないわけではないけれど、ビールの後のチュウハイには、
甘くないタイプが欲しくなるみたい。
次は、キリンの氷結果汁、これも結構売れた。

ただ、日曜日のお昼頃、2時間くらい大雨になってしまった。
これがなければ、もっと売れただろうに。(欲張り)

後、ワインも最後に売れたけれど、白ばかり。
味わうとかいうより、お祭りで火照った気分には、キリリと冷えた白がおいしいのかも。

ということで、酒屋としてのお祭りは、無事気持ちが良いくらい商品が売れて終わった。
良かった、良かった。

来年も、多少の失敗はあっても、家業繁盛のこういうお祭りを迎えられますように。
[PR]

by mw17mw | 2007-06-22 23:23 | 酒屋 | Comments(5)

夜の渋谷「すずらん」

土曜日、東急東横線方面に用があり、帰りに、渋谷のすずらんで、つけ麺を食べようと予定したのだが、思いの外、時間がかかって、渋谷駅に着いたのが、9時半。
それでも、頑張って行って来た。

だって、私の所謂「マイミクさん」というのか、グルメなそういう人が褒めていたから、「次に渋谷に行くことがあったら、絶対、すずらんだ」と決めていたのだ。

d0063149_2334872.jpgしっかし、私は渋谷詳しくないけれど、特に、渋谷警察の方なんて、十数年前に行ったことがあるかも、てなもの。
警察署前の巨大な横断歩道橋に辿り着くのさえ、大変であった。
(駅から、昔で言うプラネタリウムの方に行ってしまったのだ)
で、無事に着いたのだが、9時半を過ぎているのに、2人並んでいた。

行く前にB食のシェルさんの記事を研究して、「初回は、黒豚しゃぶしゃぶ麺」と心に決めていたのだが、中からお兄さんが出てきて、「先にオーダーお願いします、既に、平打ち麺、乱切り麺、全て売り切れで、太麺しかなく、つけだれも、味噌しかありません」とのこと。(涙)
(黒豚しゃぶしゃぶ麺は、その日、あったけれど、売り切れと言っていた。)

しょうがないから、太麺の角煮味噌を注文。
すずらんに食べに行くのなら、なるべく早い時間がお奨めかも。(でも、早い時間だと行列がすごいかも知れないけれど)

d0063149_23344211.jpg少しして、中に案内され、出てきて、食べたけれど、噂どおり、味噌だれは、しょっぱくて、唐辛子の味がよくわかるアジ。
もうちょっと、塩分抑えてもいいような気がするけれど、でも、豚肉と野菜で、口を中和させながら、黙って食べた。(ま、一人だから)

う~ん、でも、しゃぶしゃぶのお肉を胡麻だれで食べたかった....。
麺も、やっぱり、平打ちか乱切りが食べたかった。
太麺も、それなりに美味しいけれど、ラザニアのような中華麺か、角萬のおそばのような中華麺が食べたかった。
こんな遅くに食べに来る私がいけないのね~。
(でも、この塩分、酔っ払って食べたら、相当美味しく感じるだろうな?とも思った)

で、食べ終わって、何とか歩道橋を駅の方に渡り、銀座線に乗って、帰路へ。
帰る道々、気が付いたのだが、何分経っても、舌の上が気持ち悪くならないのだ。
それで、「すずらんって、化学調味料、全然使っていないのだ」と気付いた私。
もし、化学調味料を使えば、あの塩辛さは丸くなるだろうに、敢えてそうしないのか?(お店のポリシー?それとも、ご店主が私と同じ嗜好の舌の持ち主?)

こういうお店に食べに行って、一番不愉快なのは、一口食べて化学調味料が沢山入っているのがわかること、その次が、食べている間は美味しいのだけれど、食べ終わって少しすると、化学調味料で舌が気持ち悪くなること。(何だか、味蕾の間に化学調味料が入ってしまうみたいなのだ)
でも、このお店は、そういうことが一切なかった。
わたし的には、そういう意味ですごく気に入った。

今度渋谷に出たら、絶対「黒豚しゃぶしゃぶ平打ち麺」をリベンジしたい。
[PR]

by mw17mw | 2007-06-18 23:34 | 飲食店・菓子店 | Comments(5)

アメ横で海苔を買う

お祭りの話は一旦置いておいて、違う話を。

海苔が切れた。
自分で焼く海苔はあったのだけれど、焼いて人にあげた。
焼いていて思ったのだけれど、冬には焼く気になるのだけれど、暑くなってくると、焼くのは大変だ~、今度買うなら、焼いてある海苔だと。

海苔は私の必需品。
おにぎりは海苔がないと作る気がしない。
海苔があれば、まぐろ買って来て、海苔に炊き立てのご飯と、づけにしたまぐろを乗せて、手巻きにして食べるのに、海苔がないとそれもできない。

海苔が切れて、2,3週間、そろそろ、我慢の限界。

で、築地に行くのも面倒、普通のデパ地下の海苔屋は高い。
スーパーの海苔は、値段に比して、美味しくない気がする。
以前、多慶屋で一番高い海苔を買ってみたけれど、満足せず。
どこからか回ってきた海苔があればいいのだけれど、それもなし。
だったら、アメ横で海苔を買ってみようと思い立った。

でも、アメ横で、初めての食料品を買うのって、難しい気がする。
もしかして、良いものを売っているのかも知れないけれど、大抵は、叩き売りのように、安いものを売っているから、どこのお店に行けば、自分が望むような、「手頃な値段で、美味しい海苔」があるのか、全く、見当がつかない。
アメ横には、結構、海苔を扱っているお店がある。

でも、冬に見たときに、ちゃんと新海苔を売っていた「丸茂商店」が良さそうと踏んだのだ。
それに、日本橋の海苔問屋の小売店で、海苔しか扱っていないというところが良い。
試すなら、この店からにしようと思った。

久々に行ってみたら、場所が移転していた。
今までは、ABCマート本店のところのガード下だったのだが、今は、アメ横センタービルの線路側、真ん中よりちょっと上野寄りである。

で、「高くなくて、家庭でバリバリ食べられて、美味しい海苔」
「茶色い海苔ではなくて、青いのがいい」と告げると、「茶色い海苔より青い海苔が好みなのですね」と言われて、「あ、そうか、世の中には、茶色い海苔が好みの人がいるのだ」とわかった。
(茶色い海苔が粗悪品というわけではないみたいだ)

d0063149_1146247.jpg丸茂商店さんは、「これなんかどうです?」と味見させてくれた。
最初に味見したのが、「富津下州の海苔」
これが、グルタミン酸が振ってあるのではと思う程、味が濃くて、青くて、しかも、薄さが気に入った。(でも、口の中が気持ち悪くならなかったから、天然物)
<そういえば、新海苔を焼いて、若い人にあげたら、感想が「味付け海苔でないのに、味がある」だった。あの時、不思議なことを言う人だと思ったが、味のある海苔の味って、味付け海苔に共通するところがあるかもと、このとき思った。>

一帖300円というところも気に入ったのだが、5帖単位なのだ。
「5帖は多過ぎる」というと、「これは?」と一帖250円で3帖単位の海苔を味見させてくれたが、これは、味が薄い。
結局、5帖でも、どうにかなると思って、下州の海苔を買って来た。
これはバリバリしていて、難がなくて、手頃で美味しいと思う。
(でも、今後ずっとこれを買うかというと、今度買うときは、またちょっと冒険してみようとは思っている←でも最後はこれで落ち着くかな?)

で、丸茂商店で色々検索していたら、親会社は、宮永産業で、このHPで、そこで、先代の社長の一代記エッセイを発見した。

海苔に命をかけた男の一代記「わが海苔人生」

これを読むと、「海苔の生産と流通の大正以降の歴史」が良くわかった。
たかが海苔なのだけれど、古来からずっとあった食品で、私たちは、最後、四角くなった海苔を買うか買わないかしかないけれど、海苔を生産する人から問屋・小売まで、色々な世の中の変化(戦争とか輸入規制とか)に直面して、それを乗り切って、結構大変なのだなという感想を持った。
また、本当に古い業界なのだなと思った。(お酒もそうだけれど)
(色々複雑だけれど、一番はっきりしているのは、「山本海苔店」がトップということ。)

自然や天候の変化に左右される自然の海草から、常に一定の良質の海苔を作るというのは大変なことのようだ。

読んでいると、山本海苔店とか、合羽橋の裏にある小善という大きな海苔の会社とか、私の知っている名前が出てきて、私としては面白かった。(小善も、合羽橋の裏の会社の近所に小売店があり、暮れにはセールをやるらしい)

また、ちょっと考えれば当たり前だけれど、おせんべいに貼る海苔は薄い方が良くて、駅弁で売られるような海苔巻きの海苔は厚い方がいいのだ。
そういう海苔をどうやって作るかと言うと、作ろうと思って作れるものではなく、産地で、「どこそこの海苔は、おせんべい向き、どこそこの海苔は、駅弁の海苔巻き向き」という風になるそうだ。
そういうのも、面白い。

そう考えると、私のように、青くてばりっとしていて、適度の薄さという海苔は、千葉産になるのかしら?

今回、この一代記で、海苔の生産から小売までの歴史がわかったけれど、日本で古来食べられている乾物の流通に関しては、乾物の種類の数だけ、こういう歴史があるのかも。

丸茂商店さんは、一代目から海苔業界に深くかかわってきた問屋さんのお店のようだ。

ただ、感覚として面白いのは、それだけ古くからの大きな老舗が、アンテナショップを出すのに、アメ横を選んだということ。
私の感覚では、味にうるさい人は築地に行き、アメ横には、こういうっちゃなんだけれど、余り味にこだわらない、質より値段の人が行くイメージがあるのに、何で、そんな老舗が、アメ横にアンテナショップなのかと思わないわけもない。
(そうは言ってもアメ横には、伊勢音さんの厚削りとか、私の定番を買う店がないわけではない...ん?一軒あるだけだけれど)
これから、どう発展するかわからないけれど、私が美味しいと思う海苔を扱っていて欲しい。

(追記:書き終わってから、わかりました。この宮永産業さんは、古くて手広い問屋さんだから、小売に進出するに当って、既存のお客さんの邪魔をしないことを前提としなければならなかったから、アメ横に進出したのかも、と思いましたが、果たして、正解かな?)

次は「アサクサノリ原種使用焼海苔」を買ってみたいが、一帖900円の高級品。
山本海苔店の焼き海苔でも、800円台だったから、さぞ美味しいに違いない。
楽しみ。
[PR]

by mw17mw | 2007-06-17 11:47 | 食材・食材のお店 | Comments(7)