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上野の山 韻松亭

10月になったら、父の十三回忌、母の三回忌の法要を行う予定。
元浅草のお寺で法要を行った後、出席してくださった親戚に、どこで食事をしてもらうか、決めねばならない。
昨年の母の一周忌は、弟の仕事の関係で、新宿高層ビルの東京都の施設を使った。
ここはとても良いのだけれど、元浅草から新宿まで全員タクシーで移動しなくてはいけないのがネック。

今年はどうしよう?近場でどこかいいところがないか?と弟が聞くので、「たまには、上野の山の中を使ってみよう」と提案した。
上野精養軒は、洋食だし、あと、伊豆栄という鰻屋さんの「梅川亭」があるが、ここは、やたらに高い。(でも、マイクロバスの送り迎えのサービスはつく)

お値段も手頃で、最近、新装再開店になった韻松亭はどうかと思い、兄弟で試しに行ってみた。

韻松亭のページ

場所は、上野精養軒のすぐ左。
和風の昔ながらの木造建築なのだが、風情がある。

小学生の頃、上野の山には、野鳥焼きのお店があって、私は叔父に一度連れて行ってもらった覚えがあるのだが、あれはどこだっただろう?
弟にその話を聞くと、「そのお店の名前は崋山だった」と教えてくれた。
(何故、弟がその名前を覚えていたかというと、叔父が弟に声を掛けず、姉だけを連れて行ったことが悔しくて今でも覚えているそうだ。<笑>)
あれは、どこにあったのだろう?

この韻松亭も、ホームページを見ると、古くからあったのだが、ずっと閉じられていて、最近、新装再開店になったようだ。

d0063149_2373984.jpg私たちは、日曜日の11時開店と同時に、予約なしで行ったのだが、予約した方が無難な雰囲気であった。(入れることは入れたが、1時間でよかったらと言われた。12時だったら、予約なしでは無理だったかも)
3人だったので、にじり口から入る個室に通されて、とても良い雰囲気。
仲居さんに「実は、法事の後の食事の下見に来た」と告げたら、二階の大きな部屋にお客さんが入る前にご覧になりますかと、案内してくれた。

二階に上がると、まず左側の部屋に案内されたが、大きな窓から見える景色は、木々のみで、緑、緑、緑の緑一色。
うわ~、素敵、日本画みたい。(案内された時、カメラを以って行くのを忘れた、というか、カメラで撮るほどの景色が見えるとは全く予想しなかったのだ)
これは価値があると思った。
で、こちらは、和室で、座布団に座るタイプ。
向かって右側は、椅子席の20人用の部屋で、見える景色もやはり木々ではあるが、左側の景色の方が迫力があった。

上野の山は、こういうお店の二階から外を見ると、地面を歩くのとは全く違う景色が見えるのだ。
(このお店に行ったら、個室も落ち着くが、二階の左側の部屋が良いと思う。<宴会が入っていなければ、案内されると思うが>)

d0063149_2259739.jpg食事は、試しなので、お弁当を食べてみたのだが、食材も良いし、きれいだし、美味しかった。
お弁当に炊き込みご飯、赤だしと茶碗蒸しがついて1890円。
炊き込みご飯がほんのちょっと塩が多かったのか、食べ終わった後、ちょっと口の中がしょっぱかった。
お弁当自体はチマチマしているが、ご飯はお代わり自由とのことだったので、男性でも足りると思う。
雰囲気良し、料理良しで、即、ここで食事することを決めた。
家に帰ってから気づいたのだが、この韻松亭のページに、ドリンク類の値段がないのだ、ちょっと怖い。(笑)

でも、このお店は、上野の山の色々な博物館に行った折の食事にとても良いと思う。(特に年配の人と行くとき)
夜も良いらしいが、昼間の雰囲気も是非味わってください。
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by mw17mw | 2005-08-31 23:17 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)

北千住はやはり「吉田屋餅菓子店」(残念ながら閉店)

北千住の再開発は、わたし的には今一つであったが、気を取り直し、東口の「吉田屋餅菓子店」に向かった。
勿論、塩大福と切り餅を買うため。

d0063149_17414554.jpgここは、東口のエスカレータを降りて90度左に向きを変え、15秒ほど歩いた左側にある。
ドトールの前あたりになるのだが、下手をすると見落としてしまうほど小さな店。

写真を撮ってみたのだが、もうお店の手入れを一切放棄したような外観で、こういう手入れされていないお店が苦手な人には辛いかも知れない。
でも、美味しいから人気がある。
(店の外観からは、美味しさは全然想像できないと思う。)

3時頃着いたのだろうか、店前に並んでいる人もなく「ラッキー!」と思ったが、店員のおばさんが「塩大福の午前の部は今終わった。今度は夕方から」と冷たく言う。
え!と思ったが、仕事場の椅子から降りたばかりのおじさんが「作る」と言ってくれたみたいで、5個作ってくれた。

待っている間、色々見てみると、以前は、「塩大福お一人様5個まで」と書いた札があったが、今はない。
人気がなくなったというか、きっと夏場だからだと後でわかった。

d0063149_1812215.jpg本当は、出来上がって包装紙に包まれる前に写真を撮れば良かったのに、忘れてしまった。
で、できてから、30分~1時間フラフラして家に戻ってから、写した写真がこれ。
5個の塩大福が合体して1個になっていた。(涙)

どうにかこうにかまた5個に分解したが、既に大福の面影がなく、つきたてのお餅の中にあんこが入っているような風情になってしまった。
箸を使って食べたが、味的には、何ら問題なく、柔かくて甘いお餅、お塩が入った独特の餡、両方ともとても美味しかった。
d0063149_182287.jpg塩大福、巣鴨にもあるみたいだが、私にとっては、やはり「塩大福は、北千住の吉田屋餅菓子店」が最高。

吉田屋さんに行ったときのエッセイにリンクしようと思ったら、間違えて消していた。
書いた内容を簡単に書くと、ここは、塩大福を作る「旦那さん」と呼ばれるご主人が、年はわからないが、もう腰が90度曲がっている方、店員さんも全てオーバーシックスティという感じの女性ばかり。
私が冬に並んだ時、「できるまで、前のドトールでコーヒー飲んでていいですか?」と聞いたら、「自分で見張っていないと、他の人に売っちゃうからね」と言われた話なのだ。
こう書くと、きつい感じがするだろうが、そのおばさんの年齢や雰囲気から、違和感がないのだ。
何か、妙に「できた塩大福が誰のものかを覚えるのは、店員ではなく、客の仕事」という姿勢に説得力があり、「うん、わかった、他の人に売られないように、自分で見張る」と思わず言ってしまうような、何か貫禄というか、説得力があった。(店員さんたちの年齢のせいかも)

さて、今回、初めて夏場に塩大福を買ったが、夏場は自動車で運べる以外の人は、難しいと思った。
考えてみれば、冬場でも、家に持って帰ったときには、余り、きれいな形でなくなっていた記憶はあるが、夏場はとにかく全てがくっついてしまうのだ。

暑さが一段落したら、是非、試してください。

吉田屋餅菓子店
東京都足立区千住旭町41-16
03-38888-1076
年中無休と聞いています、朝は開いていますが、塩大福はありません。
夜は遅くまでやっているみたいです。
聞いた話では、午前中に塩大福は作られないとのことです。

塩大福が確実に欲しい場合は、いつ作るのかとか、「何時に取りに行くから」とか、電話で連絡取った方が無難だと思います。(私は電話をかけたことがないので、どんな応対なのかわかりませんが)
暮れにお正月の御餅を買いに行ったら、「お餅は夕方から」と言われ、買えませんでした。
本当に何事につけても、確実に手に入れたいのなら、電話で問い合わせた方がいいです。
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by mw17mw | 2005-08-30 18:06 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)

新しくなった北千住

(話は本題とは関係ないが、このブログを読んでいる比較的近所の方が、今日、赤酒を買いに来てくれました、嬉しかったです。)

2,3年前だったろうか、北千住の丸井が新しくなって、東急ハンズができ、駅ビルには成城石井がある。
それだけで、「北千住は上野・浅草を抜いた」と思えた。

で、実際につくばエクスプレスで行ってみると、成城石井も東急ハンズも小さいのだ。
成城石井は、東京駅にある成城石井のようなコンビニに近いタイプだし、東急ハンズも丸井の中のたったワンフロアであった。

今まで、「北千住に行けば、駅前に成城石井と東急ハンズがあって、どんなに便利だろう」とずっと憧れていたが、幻想であった。
結局、東急ハンズに対する私の中に既に出来上がっているイメージは、池袋店だし、成城石井は、後楽園ラクーア店なのだ、両方とも大きくて広い。

あ~あ~、今度から、家から歩いて5分の駅から電車に乗って4駅で、駅前の成城石井にも東急ハンズにも行けると思ったのに、そして、いざ北千住に着いてみると、後発の路線なのに、フォームは外れではなく駅ビルに近く便利なのに、残念。

つくばエクスプレスができても、今後とも結局、成城石井は後楽園に、ハンズは池袋に行くことになりそう。(つくばエクスプレスはもう殆ど乗ることはないかも)

北千住が上野・浅草を抜いたかというと、答えは難しい。
ハンズ、成城石井以外にも、上野・浅草にはないようなお店が沢山あって魅力的は魅力的だけれど、やはり、人工的なショッピングセンターという感じかな?
北千住近隣の人はもう上野・浅草に買い物に行く必要はなくなったと思う。
でも、台東区の人がわざわざ北千住まで買い物に行く程の魅力はないと思った。(私の私見です)

それにしても、北千住は、東口の駅前に大きな横断歩道橋ができて、駅ビルと丸井が繋がって、人の流れが決まってしまったような感じがした。
駅ビルと丸井さえ行けば事足りるから。
本当は歩道橋の下には、ロータリーがあって、その周りに商店街が広がっているのに、その存在が全然感じられない作り。

北千住が賑やかになったと聞いていたが、結局、盛り上がっているのは、丸井と駅ビルだけ、儲かっているのは大資本だけかもと思った。
数年前、この歩道橋ができる前に、MLの人に北千住を案内してもらって色々見ておいて良かったと思った。
ま~、商店街というのも人工的なものかも知れないが、大資本が入る前の商店街がメインの北千住を味わうことができたから。

2000年1月に北千住に行ったときのエッセイ1
2000年1月に北千住に行ったときのエッセイ2
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by mw17mw | 2005-08-29 22:39 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)

TXつくばエクスプレスに乗ったわよ

d0063149_2036524.jpg8月24日に開業したつくばエクスプレスに土曜日乗ってきた。
やはり、私は好奇心が強く、我が家では多分一番乗り。

感想はと言うと、「運賃が高い分、設備が良い」かな?
写真のように、プラットフォームの両脇に転落防止のフェンスがあるではないか~。
何をそんなに喜んでいるかというと、大江戸線にはこの設備がないのだ。
大江戸線よりちょっと前に完成した東京メトロ南北線なんかは、この転落防止のフェンスどころではなく、上から下まで、線路に侵入できないようなつくりなのに、大江戸線には、フェンスさえないのだ。
d0063149_20374748.jpg
おまけに、我が大江戸線新御徒町駅は、他の駅に比べたら、内装にお金がかかっていないで、良く言えばシンプル。
それなのに、それなのに、運賃の高いつくばエクスプレスの新御徒町駅は、とてもお金がかかっている作り。(写真は、壁のタイルが高そうだったので、つい写してしまったもの)
どうせ作ってくれるのなら、他の都心の駅と同等な美しくゴージャスな駅の方が良いに決まっている。

d0063149_20402116.jpg→この写真のように、表示も「普通にお金をかけた駅」にあるものだったので、つい写真を撮ってしまった。

とりあえず、北千住まで行ってみようと思ったのだが、乗っている間に、「未知の土地に行ってみたい」という思い捨てきれずに、三郷中央まで乗ってきた。
電車は新品で快適で、早い。

それと、このつくばエクスプレスというのは、特急とか快速、普通という電車が走っているらしいが、秋葉原から北千住までは、どの電車も止まるとのこと。
良かった、良かった。
昔から、都電、都バス、銀座線、山手線で育った私は、この「特急、快速、普通」とかいうシステムがどうも馴染めないのだ。
つくばエクスプレスは、特急と普通の差が12分くらいだから、余り考えずに利用できそうで嬉しい。

また、大江戸線だけのときには、我が家に一番近い出口には、上りのエスカレータしかなかったのに、どうも、つくばエクスプレスの駅に一番近い出口だったおかげか、何と「エレベータ」がついたのだ。
とても嬉しい。
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by mw17mw | 2005-08-28 20:43 | 日常生活 | Comments(0)

ぬくぬく育つ

先日の夕方、お休みであった甥のお父さん(私の弟)が、店に座り込んで、二人でよもやま話をしていた。
そこに、中三の甥1が陸上の練習の後だろうか、ひざ上のトレーニングウェアで学校から帰って来たのだが、私と弟の間に椅子を置くと、そこにちょこんと座って、おばさんにファンタをもらって、それを飲みながら、おばさんやお父さんに、嬉しそうに構われていた。
「甥1、横から見ると、鼻がちゃんと大人の鼻になっているよ、良かったね~、子どもの鼻ぺちゃのままでなくなって。おばちゃん、ずっと甥1の鼻はぺったんこかと心配しちゃった」と言うと、嬉しそうに笑う。

「あ、足にすね毛が生えている~、生意気~、もうすっかり男の人の足だね、足だけは大人になったね~。この前までツルツルの足だったのにね」と言うと、「ずいぶん前から生えていたよ」とのこと。
でも、半ズボンが当たり前だった小学校6年生のときには生えていなかったことは確か。

もうすぐ15才になる甥1には、それなりに反抗期もあったが、だいたいは素直な性格だし、私やお父さんに、大人になった身体の変化を褒められたり、からかわれると、いつも嬉しそうにしている。
小さい時から、おばさんやお父さんは、自分の成長、自分の心の動きをからかいながらも、温かく見守ってくれ、喜んでくれるという安心感があるのだろうか。

d0063149_2151135.jpgで、右の絵は、「甥1に顔は写さないから、すね毛だけ写させて、ブログに載せるから」と頼んだのだが、「絶対嫌だ」とのことで、おばちゃんが、お絵かきソフトで書いてみた。

最近、また少年が加害者のものすごい事件が色々起きている。
加害者は、普通の家庭の甥1と同じ年くらいの少年のようだ。
この少年たちには、家庭があっても、自分の成長を喜んでくれたり、からかってくれたりする人がいたり、安心する場所とか相手がいるのだろうかと、甥1と話していて思った。

我が甥1は、この段階までは、本当に上手というか、安定して育ったと思う。
この子が、犯罪も含む暴力沙汰を起こすことはないと思う。

でも、難しいのはこれからかも知れない。
私もそう思っていたが、子どもは、20才になったら、一応大人になるのだから、皆自分の進路や心配は、自分の方針に従って決めたり、解決していくのだろう。
しかし、実は、その陰で、心配してくれたり、めげたら温かく迎えてくれたりする人がいるかいないかで、出す結論も結果も相当違ってくると思う、それは、20才を越しても、何才になっても、同じだと思う。
どんなに注意しても、事故や事件に巻き込まれる可能性があるし...。

この子や甥2が大きくなって、社会に出て、社会の理不尽などに我慢したり、反対に、そこから逃げる決断をするとき、おばちゃんやお父さんは、うまくアドバイスできるかなとちょっと心配。(自分が会社を辞めた経験を持っているから)

私は色々興味があって、勉強したので「心は温かくて穏やかな環境で育つもの」だ思っている。
(反対に、冷たくてイライラした環境に育つと、心は育たない、心が育たないまま、でも自分では心があると思い込んだまま大人になることも多いと思う。また、大人になる前に、自分で事件・事故を起こしてしまうことにも繋がると思う。)

甥1や甥2は、少年期まで多くの大人に可愛がられる環境にいたので、一応、少年としての心(人を思い遣る、他人を自分と同じように思う)は育っていると思う。
でも、これから、高校・大学・社会人と進んで行く中で、必ずしも温かい環境にいられるとは限らない。
そういう場合でも、幼少期や少年期まできちんと育っていれば、どうにか対応できるのだろうか?

とても心配だけれど、全然分からない問題である。
甥1が将来、会社の嫌な上司にいびられて、「ぐっと堪えて笑顔が消えても頑張っているなんていう姿」見たら、おばちゃんが耐えられないで後先考えずに「そんな会社、辞めちゃいなさい」なんて言いそうで怖い。
そうなったら、ま、私は親ではないので、「~しなさい」なんて言わないで、応援団として、甘やかしてあげるしかないとは思う。
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by mw17mw | 2005-08-27 22:10 | 日常生活 | Comments(0)

愛がなくても喰ってゆけます

d0063149_11193189.jpgという漫画をインターネットで知って、取り寄せて読んでみたが、とても面白かった。
題名の「愛がなくても喰ってゆけます」が意味不明だったが、英語の題名で「Not love but delicious foods make me so happy.」とあり、意味がわかった。
正しくは、「愛がなくても、美味しい食べ物があれば、生きていけます」という感じか?

「西洋骨董菓子店」を書いたよしながふみさんの、題材となる店とその感想は実在のもので、ストーリーはフィクションという15話。
どのお店も美味しそうなのだが、東京東側の店は、銀座のチョコレート屋一軒で、殆どが、杉並・目黒あたり(たまに新宿・四谷・新大久保)に集中しているから、この漫画を買って実際に役に立つ人はそちら方面に住んでらっしゃる方たちだと思う。

でも、よしながふみさんの喜びは私の食の喜びに繋がるところがある。
自分が美味しいと思ったものを人が同じように美味しいと感激してくれることが何故か嬉しい性質であること。

この本を手に入れたとき、偶然、肉屋さんの女性週刊誌で、来栖けいさんという新進の食のライターのドキュメントを読んだのだが、ちょっと違和感を感じた。(彼は、大食いできる人なのだけれど、食べ歩きしない日は、胃袋を小さくしないように、一日15リットルのお水を飲むと書いてあった→私はこれだけでもうだめ。そこまでしないでと言いたくなる)
以前、管理栄養士の人に聞いたのだけれど、身体に悪影響のない食べ物でも取り過ぎは良くないそうである。
なぜかというと、取り過ぎると、それを排出する機能のある内臓を酷使するからということ。
ま~、大食いは、若いうちしかやる気が起きないものだけれど、それはきっとまだ内臓が丈夫だからだと思う。

話は飛んでしまったが、よしながふみさんの美味しい食べ物の描写やその喜びの描写はとても楽しいので、機会があったら、読んでみてください。

「愛がなくても喰ってゆけます」
よしながふみ 太田出版 880円(消費税抜き)
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by mw17mw | 2005-08-27 11:21 | 料理本 | Comments(2)

トマト水 2/2

余談だが、私はどうも夏太りしてしまったようだ、鏡を見ると、二重あごになりそうなあごが見える....。
夏は、「新陳代謝が激しく、汗になって、カロリーが飛んで行く」なんて思いながら、沢山食べるのは、やはりやめておいた方が無難だとわかった。(だいたい、涼しくなった秋口に、胃袋が完璧に大きくなっているはずだもの)

d0063149_1683735.jpgで、トマト水なのだが、推薦してくださった方に習ったとおり、トマトの皮を剥いて塩を薄めに振って手でなじませ、ボウルに入れてラップして冷蔵庫に入れておいた。
そうすると、沢山水が浮いてくるから、ザルで漉して、この冷えたトマト水飲むと、本当に美味しい。(タネは抜かずに一緒においておいて、トマトを使う時に取った。種の周りのツルツルしているところ、美味しそうだから)

一度目
1.12時間くらい置いてからトマト水を飲んだら、すりこんだ塩の関係で塩の味がしたが、これはこれで
  美味しかった。
2.更に12時間くらい冷蔵庫に入れておいたらまたお水が取れて、これを飲んだら、今度は塩が全くなく
  甘くてこれはこれで美味しかった。

一度目が本当に美味しかったものだから、再度トマトを買ってきて、今度は一昼夜24時間冷蔵庫に入れておいたが、これはちょうど良い塩梅のトマト水となった。
(その後の水分を抜いたトマトは、もう1日冷蔵庫において、「きれいな真っ赤」にした方がお料理が映えると思う。)

辰巳芳子さんが「命を支えるスープ」と言うけれど、このトマト水は、食欲のない病人とか健康体だけれど暑さで食欲のない人でも、美味しく飲めて元気が出るのではと思えるくらい、
爽やかで美味しい。
トマトジュースのくどさを除いた感じ。

トマト中2個で、200CCも取れないが、お勧め。

で、水分が抜けたトマト(と言っても、そもそもトマトの94%は水だそうです)を見て、コート・ドールの謎が解けた。
私がラタトゥイユを作ると、トマトが煮崩れて、出汁みたいになってしまうのだ、コート・ドールのはそんなことなく、ピーマンとトマトが同じように煮崩れしていなかったのだ。
あの時は、「どうしてだろう?」と思ったが、トマト水を作ってわかった、トマトの水を抜いてから、ラタトゥイユの材料にしたのだと。

それと、2日塩をして冷蔵庫に入れておいたトマトは、真っ赤になった。
初めオレンジ色ぽかったのに、透明な水分が抜けたせいだろうか。
コート・ドールは、トマトを2日間塩して寝かせてから、使っていると思った。
コート・ドールの生のトマトソースは、きれいな赤であったが、この色も、「トマトの水を抜いたからこその色」だと思った。

このトマト水は、料理をしている人の役得のように飲んでしまってもいいし、何か、冷たい料理を作るときの出汁にしても良い感じ。
水気を抜いたトマトは、細かく切って冷たいスパゲティの具にしてみた。
これを裏ごしすれば、冷たいトマトソースになると思うけれど、まだ、やっていない。
水気を抜いたトマトの使い方は、まだ研究中でそのうちまとめる予定。

真夏のトマトらしい味の冷たいトマト水、癖になったみたいで、また今日、浅草橋の野菜スタンドでトマトを買って、仕込んでしまった。(笑)
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by mw17mw | 2005-08-25 16:15 | 料理レシピ | Comments(0)

トマト水 1/2

私は、コート・ドールで食べた生のトマトソースも青じそのスープもとても気に入っていた。
今は、高級というと、甘いフルーツトマト全盛の時代だが、コート・ドールのトマトの味は、昔からの爽やかで酸味のある味であった。

そして、その味は、浅草橋の野菜スタンドのトマトの味と共通しているように思われた。

コート・ドールに行った次の日、手持ちの浅草橋の野菜スタンドのトマトの皮と種を取り、にんにくひとかけとオリーブオイル、塩・胡椒とともに、フードプロセサーにかけた。
自分では、「コートドール風の生のトマトソースに近いものにならないかしら?と期待していたのだが、出来上がったものは、サーモンピンク色のどろどろの液体。
これを茹でて冷たくしたスパゲティに和えて、青じそを混ぜて食べたら、上品さとか完成度は全く別物であったが、「夏らしい味」という意味では、中々良いスパゲティになった。

何でサーモンピンクの色になってしまったのかと考えると、にんにくのせい?それから、フープロにかけたことにより、相当空気が混ぜ込まれてしまったのかと思った。(その経験で、コート・ドールのトマトソースは、フープロにかけられることなく、丁寧で手で漉されるのだろうと思った)

その話をしたところ、コート・ドールを推薦してくださった方から、「コート・ドールの生のトマトソースのトマトは、前日から一晩塩をして水を出している。そして、その水は、青じそのスープに使っている」とのこと。

その私が作ったサーモンピンクのトマトソースは、2日に分けて食べたのだが、一晩冷蔵庫にしまってあったトマトソースを朝出してみると、二層に分離して、下の方はピンクの水であった。

このトマトに塩をして出したトマト水がどんな味か試すことにした。
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by mw17mw | 2005-08-24 15:41 | 料理レシピ | Comments(0)

味醂でわかったこと

昨晩、味醂風調味料のことを書いてわかったことがある。

我が近所に、規模もレベルも中級スーパーがあるのだが、そこの和風のお惣菜が美味しくない。
別に「ウェ~」という程でもないのだが、何種類か買ったことがあったが、私の場合、その時限りで、どういうわけか、二度と手が伸びなかった。
嘘ではなく、私の場合、ポテトサラダの半額は手がたまには伸びるのに、ほうれん草の胡麻よごしとか、卯の花みたいなものは、半額になっていても、手が伸びないでいた。

「余り美味しくない」以外の理由が思い浮かばなかったが、昨日から、「きっと、味醂ではなく、味醂風調味料を使って作っているからだ」と思い当たった。
だって、そのスーパーの棚には、味醂はなく、味醂風調味料しか売っていないのだから。
きっと、日本酒も販売していないスーパーだから、料理にお酒なぞ全然使っていないだろうし、だしは、だしの素だろうし、全くろくでもないと思う。
「作りたてを大切にしている」とか、「アルカリイオン水を使っている」とか言ったって、味醂風調味料を使えば、あんなものかと、やたらに納得が行った。

また、もう1つ思ったのだが、そのスーパーで売っているおいなりさんとかんぴょうの海苔巻きも美味しくないこと。
それは多分、おいなりさんとかんぴょうの海苔巻きを冷蔵ケースに入れて売っているからだと思っていた。
でも、昨日から、それだけではない、この油揚げやかんぴょうだって、味醂風調味料で煮てあるからだと気づいた。

私の舌は、どうも味醂風調味料が嫌いなようで、自然と、そのスーパーやコンビニのおいなりさんは買わず、町の昔ながらの甘い物屋さんのおいなりさんにばかり、手が伸びていたが、その理由がわかって、自分で「な~るほど」と納得してしまった。
(昔ながらの甘い物屋さんの油揚げはコッテリしているが、それはそれなりの美味しさがある)

私が昔からの味醂の味に慣れているから、味醂風調味料の味がだめなのかも知れないとも思う。(最近の若い子は、小さい時から食べ慣れた「味醂風調味料」の方が舌にあっていたりして、と考えると、怖い)
今の時代、「味醂」を使っているだけで、もう「高級」の部類に入るお惣菜なのかも知れない。

煮物は、腕ではなく、やはり、材料、調味料を選ばなくては、美味しくできないと納得してしまった。
美味しい物好きの皆様、是非、せめて、普通の本味醂より上の調味料で、料理してくださいね。

それにしても、だしの素と味醂風調味料の嫌いな私は、結局、一生、自分で料理して暮らすしかないのだな~と思う。(笑)
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by mw17mw | 2005-08-24 15:24 | 食材・食材のお店 | Comments(2)

私の好きな調味料「赤酒」 2/2

一番最初に買ったお客さんが「コクがあった」「何か紹興酒みたいな感じ」と教えてくれた。
紹興酒というイメージはなかったが、瓶から白い器に出してみると、確かに色艶は似ている。
出したついでに舐めてみると、くどくない上品な甘さである。
ネットで製法を調べたが、原料は似ているけれど、紹興酒は、長く寝かせることによって、茶色くなるらしく、赤酒とは、違う製法であった。

MLの人が一人赤酒を高級スーパーで見つけて試してくれて、大絶賛でであったことが嬉しかったが、その私から一番最初に買ったお客さんの口から「美味しかった」の言葉が聞こえなく、ちょっと考えてしまった。

赤酒を使うと、料理が美味しくできるのは確かであっても、使う人に余裕がなく、それ程美味しさを求めていなかったりすると、価値はないのかも知れないと思った。

また、「ちょっとあそこのものは...」と陰で評判のお弁当屋さんのご主人に「味醂は何を使っているの?」と聞いたら、「味醂風調味料」とのこと。
別にそれだけが原因ではないとは思うが、あそこのお弁当は確かに美味しくない。

味醂風調味料は、プロは使わず、シロウトの普通のお客さんが買い物に行く「酒類の免許を持たないスーパー」のためのものだと思っていたが、どうして、どうして、安いお弁当屋さんや惣菜屋さんで結構使われているらしい。(でも、その味醂風調味料を使っているお弁当屋のお弁当が特価であるわけではない。利幅を大きくしたいのだろう)

味と価格、人それぞれの価値観や思惑のある中で、私の「赤酒」を売るのはうまく行くのだろうか?
ちょっと不安になるが、でも、本当に良い調味料なので、引き続き売って行きたい。

もし、合羽橋や御徒町近辺に買い物に来られる方で、私から赤酒を買って試してみても良いわという方がいらしたら、私(真理子)のメールアドレスmw17@tctv.ne.jpまで連絡ください。
JR御徒町、日比谷線仲御徒町、大江戸線新御徒町駅、もしくは、合羽橋までなら、メールで打ち合わせの上お届けします。

東肥赤酒  720ml 580円(賞味期限は、来年の11月のものです)

d0063149_034612.jpg右の写真は、今私が使い終わろうとしている古めの赤酒の液
(新しいものより、茶色が濃い。新しいものはもっと飴色)

尚、今、味醂だけの酒類販売免許ができており、申請すれば、スーパーでも味醂を扱うことは可能だそうです。
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by mw17mw | 2005-08-24 00:08 | 食材・食材のお店 | Comments(2)