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自動販売機 2/2

酒屋が自分に合っている話を書こうと思ったが、自販機の話が中途半端なので、来月以降にする。

我がお店には、たばこの自販機が3台(全部で100種類かな?)、飲料水が2台、25種類入るビールの自販機が1台、カップの日本酒2種類が入る自販機が1台ある。

自動販売機は、お店が閉まっていても、確実に売ってくれてとても助かっている。
母が入院中も詰めておけば、一人で稼いでくれた。
それに、世の中、酒屋の時代ではないし、酒屋がコンビニなどに負けないようにやっていこうと思ったら、私の頭を使って工夫したり、私が愛想を良くするより、自販機の充実を計ることが有効だと実感している。

日本酒の自販機は、今回ビールの自販機に統合して、廃棄しようと思っていたが、いざ入れる銘柄を選定していたら、日本酒の入る余地がなくなったので、引き続き使っている。
千円札は元々使えないのだが、新500円玉には対応しているので、余り問題はない。
(以前のビールの自販機は、500円玉が使えず、しかも、新千円札にも対応していなかったので、2月の後半くらいから、ガクっと売上が落ちた)

でも、年齢を確認できないタイプだから、3,4年中には、日本酒の自動販売機販売を止めるか、ビールの自販機に統合するか、決めなくてはならないが、結構売れるので、3,4年したら、ビール等の銘柄を減らしてでも、日本酒をビールの自販機に入れることになると思う。

我がお店の日本酒の自販機も相当ボロで、だましだまし使っている。
日本酒は、酒飲みのおじさんたちに愛されて、結構売れる。
(周囲の酒屋で、日本酒の自販機を未だに置いている店が少ないことも人気の要因ではあると思う。)
我がお店の横丁に置いてあるのだが、余り人にも見られないで、その場でキュっと一杯飲んで帰るおじさんばかり。
夕方、仕事が終わったらやってきて、その場でキュっと引っ掛ける感じ。
(そろそろ、冷やしてくれとか、温めてくれという要望も来る)
本当の酒好きって、そんなものかと思っている。
でも、ある一定の年齢より上の人たちには、「やはり、日本酒」という人たちがいるが、若い世代に、「日本酒をキュッと一杯飲みたい」という人はいないような気がする。
そう思うと、いつまでも、日本酒の売上が続くとは思えない。

飲料水2台は、飲料メーカーのフルサービスなので、お客さんのクレームを受けること以外何もすることはない。

商品を詰めに来るお兄さんたちの行動に、時代の流れを感じる。
大きくて売れる飲料水の自販機を管理しに来るお兄さんは、来ても、挨拶もなく、携帯電話でお友達と話しながら、詰めて帰って行く。
挨拶がないと言っても、わざわざお店の中にいる私に挨拶しないだけで、店先で会えば挨拶はする。
ま~ね、うちは場所を貸しているだけで、機械だって商品だって、飲料水メーカーのものだから、確かに、一々私に挨拶する必要もないかなとも思う。

以前の機械は、100円玉に対する選別が厳しい機械で、時々、ニセではないのに、特定の百円玉を受け入れないことが良くあった。
そのことについて、「どうにかしてくれ」と言っても、そのお兄さんは、「ニセのお金をはじくためにはこの位厳しくチェックしないとしょうがないのです」の一点張りだった。

ある時、何かの用で、その上司が来たときに、「挨拶はしないし、携帯電話しながら、品物は詰めるし、こちらの要望もはねるの一点張り!まだあの機械は売れているから我慢するけれど、あれで売れ行きが悪くなったら、他社の自販機と絶対交換する!」と文句を言ってしまった。

そうしたら、その上司は、「すみません、今後はそのようなことなきよう、注意しておきます」と言うのかと思ったら、「今後、何か機械のトラブルなどありましたら、私に直接お電話でお話いただけますか?すぐに対応しますから」であった。(笑)
メーカー側も、品物を詰める男の子たちを教育する時間とお金がないのかも知れない。
この上司の人も、そういう男の子たちのことを見て見ぬ振りしないと、仕事が回らないのだな~と思えて、ちょっと可哀想になった。(笑)

それに、我がお店はたまたま有人だけれど、彼らが詰める自販機の殆どは、人がいない場所にあるものが多くて、彼らの頭の中の行動基準が「無人の場所の自販機に詰める行動」なのかも知れない。

昔だったら、大きなメーカーの名前の下で働く人間は、礼儀知らずと思われたら、看板に泥を塗ることになるので、一般的常識を教育したものだが、今はそんなこと関係ない時代のようだ。
現代では、「どうやって効率良く、品物を詰めるか、売れるか、無駄を省くか」が、一番の課題なのだから。

そうか、いまどき、携帯で友達と話しながら、品物を詰める男の子に呆れていたら、全員辞めさせなくてはいけない時代なのかも知れない。
私を呆れさせる男の子たちと接触しないで、問題があったらクレームを話せるルートはできたのだから、あの態度は、「現代の標準」なのだから、イライラしたり、呆れること自体が私の時間の無駄だと思うことにした。

その日常の態度は絶対褒めることのできない男の子ではあるが、ある時、我が店にあった私が詰めていたボロの自販機が撤去され、他のメーカーのフルサービスの新しい型の飲料水自販機が設置されたのを見たら、「うちの機械も新しくします」と、新しく設置した自販機より、ネオンチカチカして圧倒的に目立つタイプの機械と交換してしまった。
私の苦情なんか全く受け付けず、携帯電話しながら詰める癖に、同等のライバルが出現したときの「勝つがための決断と行動の素早さ」に、愛社精神というか、負けん気だけは一人前だと思った。(笑)
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by mw17mw | 2005-06-30 12:38 | 酒屋 | Comments(0)

自動販売機 1/2

ビールの話や自動販売機の話が結構受けているので、「自動販売機」について書きます。

自販機は、ちょっと複雑。
以前は、どの自販機もメーカーや販売会社が無償で貸与してくれていたが、アルコールに関しては、それが一切なくなった。(タバコや飲料水は未だに無償貸与)

私の知っている限りは、下記のように分類できる。

飲料水  飲料水会社のフルオペレーション
         店は場所と電気代を提供するだけ
         何を売るかの決定や詰め替えはベンダーの仕事
         会社の方針に従ってすぐに新製品に対応して淡々と詰めていく。
         店は一本いくらかの手数料を受け取る。
         これで困るのは、違う商品が出てきた、お金が詰まった時、「連絡先」
         が自販機に書いてあるにも拘らず、お店にクレームを言ってくること。
         皆、お店に自販機の鍵があると思うのだろう、しかし、実際は鍵もない
         ので、お客様と同じ範囲でしか機械に触れない。
         でも、「機械に書いてある電話番号に電話してください」とは言えず、
         当方で対応して、ベンダーには当方が電話することになる。
         (ま、しょうがないですね~)
         我が店頭にあるし、場所代はもらっている機械だから、「管理は無関係
         なんです」とは言い難い。

       自販機だけを無料で借りる(古いやり方)
         仕入れや詰めたり、入れる銘柄選定・代金回収は店の仕事
           (但し、入れる銘柄はやはり機械の所有者であるメーカーのもの)
         入れる銘柄は販売店で決められるが、営業マンが良く来る場合は
         相談の上となる。
         これは、反対に鍵はお店にあるので、当方で全て対応できる。

       今は、フルオペレーションが主流になりつつある。
       以前、我がお店も、コカコーラの自販機があり、自分で詰めていたが、
       借りている機械が缶のみの古いタイプであったのに対し、どんどん近所に
       ペットボトル対応の自販機が存在するようになっていた。
       我が販売機も「ペットボトルにも対応する機械に変えて」とお願いしたが、
       聞き入れてもらえず、プッツン切れて、他社のペットボトル対応のフルオペ
       レーションに変えてしまった。(笑)

アルコール
       アルコールは、数年先、免許証などで年齢確認ができる機能のある自販機
       でなければ、路面におけなくなるとのこと。
       (これは、はっきりは決まっていないのだが、タバコが3年後にそうなると決定
       しているので、アルコールもそのくらいの時期ではと言われている)
       正しくはどういう内容だったかは不明だが、現在は、メーカーは、今後自販
       機を販売店に貸与しないことを決めたので、酒店で自販機販売を続けたい店
       は、自分で年齢確認機能付き自販機を調達しなくてはならない。
       (現在は、過渡期で、まだ古い年齢確認ができないタイプの機械でも、使用
       可能な状態。)
       我が家も古いタイプを使っていたが、新千円札に対応するのに結構な金額
       がかかるのに、3~4年したら、年齢確認できないタイプなので、使用
       不可になりそうだと、思い切って新しいタイプに変えてしまった。
       (明日書くが、私は儲からないけれど酒屋をやっているのが結構楽しいこと
       に気づいた。また、弟が定年になったら、僕がやると言ったので、我が酒店
       はもう暫く続けられそうな見通しがついたことも大きい)

       アルコールは現在、何を入れるかは、その機械の所有者に決定権がある。
       (昔メーカーが貸与した、年齢確認できないタイプでもメーカーに縛られず
       に色々なメーカーの製品を入れているのが現状)
       でも、商品は買い取りだから、売れないものを詰めて、賞味期限切れにして
       しまうと、全て損になってしまうので、中々頭が痛い。

       自分で買い取っていない古いタイプの機械は、今でも所有権はメーカーに
       あるので、修理や不要になった際には、メーカーに連絡して、メーカー
       経由で処理する。

タバコ
       タバコは、既にはっきりと3年後から年齢確認できる自動販売機に切り替わる
       ことが決定している。
       タバコは、JTなり、PMなりのタバコ会社が機械を管理・貸与してくれているので、
       機械の切り替えについては、メーカー任せで、当方は何もすることがないので、楽。
       タバコは、仕入れや詰めるのはお店の仕事だが、何を入れるか決定するのは、
       常に、タバコ会社の営業と相談した上で行う。

自販機の前面に、管理者の氏名や連絡先の電話番号が書いてあります。
それで、その自販機がどこが管理しているか見分けることができます。
    
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by mw17mw | 2005-06-29 19:35 | 酒屋 | Comments(0)

その他雑酒

ビール会社の営業マンの説明によると、発泡酒は「あくまでビールを真似たアルコール飲料」に対して、ドラフトワンを初めとする最近の「その他雑酒」は「ビールを真似ようという発想が全くないアルコール飲料」とのことであった。

私は、ドラフトワンの名前は知っていたが、詳しいことは全然わからなかった。
今、シェアは、サッポロドラフトワンが最初に出たとのことで一位、二位は、キリンのどごし<生>ということで、自販機の導入が差し迫っていたので、この2つを入れることを決定。
試さずに入れてしまった。

で、350mlと500ml2箱ずつ仕入れて売り始めたのだが、最初の頃、ドラフトワンが全然売れず、どうしようかと思った程。
二つの銘柄を飲んでみると、ホップ・大豆蛋白が主原料ののどごし<生>は、少しはビールの面影のある味で結構良い感じで飲めたが、ドラフトワンは、どちらかというと好みでなかった。
エンドウ蛋白が主原料と言われてみれば、本当にエンドウの味がする気がした。
我がのんべえの弟に私の感想を告げると、「ドラフトワンだって美味しいよ。だいたい130円でアルコールが飲めること自体凄いことなんだよ」とのこと。
弟のようなアルコール大好き人間が家の周りに沢山いれば、ドラフトワンは売り切れるのに、今のところ、「少しずつは売れるようになった」という程度。

アサヒの新生も今後導入しようかと思って飲んでみたが、大豆ペプチドとスーパードライ酵母の出会いということだが、ビールと関係ない味ではあるが、結構美味しく飲めた。

今、サッポロビールのホームページを見たら、ドラフトワンの研究開発のビデオクリップがあり、見たら、色々参考になった。

http://www.sapporobeer.jp/draftone/ch3/index_f.html

これを見ると、私は、発泡酒に対して「薄い」と思っているところを、このビデオクリップでは「スッキリ」していると表現している。
何か、最近の味の評価には馴染めず、私は古い人間かなと思った。(笑)

下の写真は、今私の一番の関心事で、今私が可愛がっているビールの自販機です。
毎日、何が売れたか、チェックすることから一日が始まります。
売れない銘柄を自販機から外して店内販売にすると余計売れなくなるので、売り切れるまで外せません。
しかし、自販機で少し売れると、これまた外せなくなり、自販機を「いかにして売れ行きの良い銘柄ばかりにするか」は、すごく難しい問題だと実感しています。
でも、「あれが売り切れたら、次は何を入れよう」とか常に考えている私です。
私が美味しいと思うものは、結構売れません。
ドラフトワンは、最近固定客がついたのか、少しは売れるようになりました。
(売れなくては困るのだけれど、外せなくなりつつあります)

一番下の白いところに、何かポスターを入れられるのですが、何を入れようかまだ良いアイディアがありません。
自販機屋のセールスマンが良いことを言いました。
「日本で一番冷えているのは、自販機のビール、だって、ドアが全然開閉されないから」と、このフレーズを使おうかとか、たまに考えております。(何でも、コンビニはドアの開閉が激しいから、冷たいビールを確実に買おうと思ったら、自販機ということでした。ちょっと酒屋の立場に寄った宣伝でした。<笑>)

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by mw17mw | 2005-06-28 18:30 | 酒屋 | Comments(4)

よくぞ関東に生まれけり

先日、ずっと大阪で暮らしている飲食関係の人と話す機会があった。
その時、話題になったのは、やはり、東西の嗜好の差。
結論としては、お互い、どちらに育った人も「美味しい!」と納得する味はあるということになった。

でも、本当に小さい時から食べ慣れた味というのは、やはり、一生の嗜好を支配するところがある。
私が大阪に暮らした時、やはり、食べ物が全体的に「甘辛い」のではなく「甘く」感じられ、関西には住めないと思った。(自分で料理すれば住めるけれど)
例えば、ハンバーグを食べても甘いのだ、つい、お醤油とかおソースをかけてしまった。
「甘いおかず」ではご飯が食べられない、「甘辛いおかず」でなくてはだめなのだ、関東育ちの私としては。

本当に、大阪に三年間いたおかげで、関西の食べ物の美味しさもわかったが、関東の味がはっきりわかり、関東の味も美味しいということに目覚めたことを思い出した。
懐石を軸にすると、関東の味は負ける、でも、お蕎麦やお寿司、天ぷら、勝てるものは沢山あるのだ。

そして、先日、銀行時代の友人が我がお店に来た時に、浅草から吾妻橋を渡ったところにある「海老屋の佃煮」をおみやげに持ってきてくれたのだ。
下の写真のように、9種類。
一人暮らしの私にちょっとずつで手頃なことも良いと思ったのだけれど、開けたら、どうしてどうして、沢山入っているのだ。
しかし、このお醤油で甘辛く煮しめた佃煮で食べるお茶漬けの美味しさったら。
とても満足。

関西と関東の味の大きな違いは、やはり、濃い口醤油が存在したか、馴染んだかなのだと思う。
江戸時代関東で発明れた濃い口醤油は、江戸の風土にあって発展したのだし、関西の人にどうけなされようと、関東や江戸の人には美味しいものなのだ。
関東に生まれたら、やはり、佃煮の美味しさをちゃんと覚えて欲しいと思う。
(最近、若い子に、佃煮は余り食べたことがないという人も多いのだ)

下の写真は、食べる前に写せば良かったのに、食べた後、「これは、blogに載せるに値する」と慌てて撮ったもの。(抜けているのは、「あみの佃煮」「お茶漬け昆布」です)
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by mw17mw | 2005-06-27 21:42 | 日常生活 | Comments(0)

清澄通り・隅田川雑感

昨日、バイトをしている料理モニターの勉強会が両国であり、自転車で厩橋経由で、両国に行った。
隅田川を自転車で渡ること、両国に行くこと自体、余りしないことだったが、昨日まで、我が家から一番近いBOOKOFFが両国だったので、この一年は、何回となく、春日通りから厩橋で隅田川を渡り、清澄通りから両国に行っていた。
(でも、昨日、松が谷に新しいBOOKOFFがオープンしたし、これで、もう両国に行くこともなくなりそうだ。)

厩橋から道なりに清澄通りに出ると、結構面白い。
わざわざ観光や散歩に行く程ではないのだが、左側の道沿いに、昭和20年代、30年代という風情の、倒れそうな(ごめんなさい)木造の平屋の酒屋さんが営業していて、「昔、こういう商店があったな」と懐かしい。
その後、少し走ると「浪花家総本家」だったか、鯛焼き屋さんがある。
これは多分麻布の有名な鯛焼き屋さんの暖簾分けなのだろう。
その後も、正しい名前は忘れたが「豊山」という羽子板屋さんがある。
羽子板の専門店を初めて見た。
そこを通り過ぎると、今度は、結構近代的なビルのお店なのだけれど、ラムネ、もんじゃ焼き、昔風のアイスクリームを売っているお店がある。
こう並べると、既に台東区からなくなっているものがまだ墨田区にはあるような感じで、懐かしくて、結構私の好きなサイクリングコースであった。

話は変わるが、先週、突然一人の男性が我がお店に入ってきて、我が家の裏の土地を取得、11階建てのマンションを作る計画だと説明して行った。
どうも、その計画は通りそうで、我が家の裏の路地に、11階建てのマンションができてしまいそうだ。
日照は影響を受けないのだが、そのマンションができると、我が家から隅田川の花火が完全に見えなくなりそうなのだ。
いつかそういう日が来るとは思っていたけれど、こんなに早いとは思わなかった。
我が家から大きな通りまでは相当距離があり、その間に高い建物が建つはずがないとたかをくくっていたら、建てる位置を敷地の奥の方にすることで、法制上何も問題なく11階が建つそうだ。

母は、我が家から花火が見えることが自慢だったし、母が死んでから、そういう事態になって良かった。
また、甥たちにも、「我が家から隅田川の花火が見えた記憶がしっかり残って」から見えなくなるのだから、まだ、良かったと思うしかないのかも。

今年の隅田川の花火は、我が家から見る最後の年となりそうだ。
来年から、大きな花火を打ち上げる音と煙は流れてくるのに、花火は見えなくなるのだ、寂しい。

下の写真は、厩橋から、隅田川の下流(両国方面)を見た写真です。
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by mw17mw | 2005-06-26 16:23 | 日常生活 | Comments(0)

チューハイ系

何で、チューハイと言うのだろう?
焼酎ハイボールがチューハイになったのかな?
ハイボールというのは、炭酸で割ったものという意味だと思うから、元々は、焼酎を炭酸で割ったものだと思うが、現在、キリンやアサヒが出しているチューハイは、酒税法の分類では、リキュール類であるし、原材料に焼酎と言う表示はない。
どうして、こういう名前になったのは、定かではないが「ハイリキ・レモン」の缶に「ハイリキは1983年に発売された日本初のチューハイブランドです」と書いてある。

何故、リキュールなのにチューハイかと悩んだが、英語で「liqueur」で引いたら「酒」と出たが、日本語で「リキュール」で引いたら、「アルコールまたはブランデーに砂糖・植物香料などを加えて作ったもの」を言うらしく、果汁が入ったアルコールの総称のようだ。(そう言われれば、養命酒も酒税法の分類では、「リキュール」)。
例えば、焼酎を割ったものでも、相手が果汁や砂糖だったら、リキュールになるみたいだ。
水割りの焼酎は「焼酎」で、果汁割り焼酎は「リキュール」かな?
でも、氷結や旬果搾りは、焼酎を使っていないのに、わかりやすさから「チューハイ」という名称を使っているのかなと思う。
こうなると面倒くさい、メーカーのお客様相談室に聞くのも手だが、面倒だから、放っておこう。

チューハイにも甘いものと甘くないものがあるそうだ。
甘くないもの...タカラCanチューハイシリーズとアサヒのハイリキ・レモン
甘いもの.....キリンの氷結、アサヒの旬果搾り
果肉が入っているもの...アサヒのDew
(と書いたが、調べたら、そうではなくて、アサヒのDewは、果肉が入っているタイプではなく、果汁を発酵させた果実酒とのことでした、間違えてごめんなさい)

で、我がお店の自販機を入れるにあたって、アサヒだけは営業マンがやってきて、説明してくれた。
しかも、見本品を置いていってくれた。(アサヒさん、有難う)

日本で、チューハイで一番売れているのが、ダントツでキリン氷結。
そして、果物別では、レモンが圧倒的とのこと。
我が店で、氷結のグレープフルーツを置いてみたが、全く売れなかった。
日本人はレモンが好きなのかなと思う。

アサヒの旬果搾りの中では、1位レモン、2位梅なのだそうだ。
両方とも飲んでみたが、両方とも美味しい、私の好みとしては、梅の方が好き。

また、7月発売の「ライチ・レモン・パッションフルーツ」という夏限定商品を置いていってくれたので、冷やして飲んでみると、これが一番美味しいと思う。
甘くてフルーティ。
飲んでいると、気分は南国になる。
女性向けの味だが、完成度が高いと思う。
現在は、「パイン・シークァサー」という夏限定商品が出ているそうだが、これは6月一杯で、7月からは「ライチ・レモン・パッションフルーツ」に替わるとのこと。
「パイン・シークァサー」を自販機で売っている酒屋さんから、これが評判がいいと聞いた。

今、我が自販機には、旬果搾りの「レモン」と「梅」を入れているが、全然売れない。
皆、手を伸ばそうとしない。
日本では、トップブランドは強いと聞くが、本当に「キリンの氷結」が強いと思う。
でもね、飲んだ私が言うのだから、確かなのだから、どうか、外れないから、甘いお酒が嫌いでなかったら、旬果搾りは美味しいので、近所で売っていたら、是非試してください。(勿論、ギンギンに冷えているのをね)
お勧めは、「梅」と夏限定の商品です。
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by mw17mw | 2005-06-25 21:56 | 酒屋 | Comments(0)

発泡酒の研究 2

なおみさんに教えてもらった「キリンのハニーブラウン」を探したが、近所にはなかった。
一軒、知り合いの酒店で聞いたら、「一時期女性に人気があったけれど、今は置いていない。確か期間限定販売では」とのこと。
最近、再び期間限定で売られているらしいと話したが、知らないとのこと。
また、探してみます。

で、昨日の続きを

<アサヒ>
本生 青...これを最初に飲んだので、青から。
       「海草エキス使用、糖質50%オフ」のアクアブルーというのが本当の名前。
       飲んでいるときは、ただただ「薄い」。
       飲みながら、「きっと糖質をカットして、味が薄くなったところを、海藻エキス
       で味を補っているのかも」と頭に浮かんだ。
       (誰かが「スポーツドリンクを飲んでるような感じ」と評していた。)
       これを二本飲むのと、ビールを一本飲むのと、アルコール満足度はイコールでは
       ないかと思いながら、飲んでいたが、どうして、どうして、飲み終わってから、
       アルコールが身体中に急に回り始めた。
       そうなってから、とても眠くなった。
       「飲んでいるときは薄く、酔わない」→「飲み終えたら、アルコールが全身に回る」
       ところがどうも私の気に食わない。
       所詮、ダイエットを心掛けている人向けの飲料だと思うのだが、結構若い男性に
       人気があるようだ。(35kcal×3.5で122.5kcal)
         
本生 ゴールド...
      結構、マイルドで甘さがあって、発泡酒としては美味しいほうだと思う。
      ラガー→黒ラベル→本生ゴールドと、味とコクを大切にする路線の飲み物だと
      思った。
      アルコール度は余り強くないみたいで、程好い感じ。
      飲み終わって、体がほぐれた感じはしたが、眠くはならなかった。
      これは、結構、私的には「ヒット」だと思った。
      勿論、ビールには負けるけれど、発泡酒の中では、私の評価は高い。
      但し、飲んでいるとき、甘みが口に感じられるので、ここで好みが
      別れると思う。
      甘さが口に残るのが嫌な人は、赤がいいと思う。
      知り合いの酒屋さんから「ゴールドが出たばかりはよく売れたけれど、最近は
      また赤に皆戻っている」とのこと。
      やはり、甘さが口に残る点、飽きられやすいかも(45kcal×3.5=157.5kcal)

本生 赤...
      発泡酒を飲み比べていたら、頭に「コカ・コーラ→スーパードライ→淡麗→本生 赤」
      という繫がりが浮かんだ。
      暑い夏の日に飲むコカコーラの爽快感をビールにもたらしたのが、スーパードライ
      で、それを発泡酒ベースでは、淡麗が一番うまく継いでいる感じがする。
      本生赤も同じ路線だけれど、淡麗より、キリリ感が穏やかかも。
      でも、それなりに上手にスーパードライ系統の味わいがあるから、カロリーが気
      になる人は、淡麗より本生赤がお勧め。(43kcal×3.5=150.5kcal)

<サッポロ>
北海道搾り...これは、宣伝文句にも「クリーミーな泡立ち」と書いてあったが、その通り。
         ビアホールの生ビールの路線を狙った感じで、クリーミーな泡が美味しい。
         最後の方、余り美味しくなくなるのも、生ビールそっくり。(笑)
         一度試す価値はある。
         サッポロも頑張っているのだなと感じられる発泡酒。(153kcal)

さて、全ての発泡酒を飲んだわけではないが、代表的な発泡酒を飲み比べていたら、今の日本のビールは、圧倒的にスーパードライが受けているので、スーパードライ的発泡酒が殆どで、二番目に多いのが、味わいやコクを大切にした発泡酒、たまに、黒ビールや生ビールに近づこうと頑張っている銘柄があるのだと思った。

色々な個性はあるが、私なぞ、人と美味しい料理を食べる時のビールは何でもいい方だから(というと、馬鹿みたいだが、料理の味と会話に気を取られるタイプ)、一人で飲むときには、自分の気分でこだわりたいと思う。
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by mw17mw | 2005-06-24 21:14 | 酒屋 | Comments(3)

発泡酒の研究 1

私ごとき、「お酒より食べ物」の人が、少し発泡酒を研究したからと言って、そんな大したことがわかったわけではない。

でも、毎日違う発泡酒を飲んで、結構楽しかった。
結局、発泡酒の味は、麦芽比率25%以下だと酒税が安いということで、全てのビール会社が、麦芽比率25%以下で、「いかに美味しく、いかにビールに近い味」を出すのか、研究に研究を重ねた結果の味だと思う。

だから、飲んでみて、「これは何を真似した味」とかわかりやすくて面白かった。

ただ、何を飲んでも味が薄いと感じたし、全てのバランスが取れている発泡酒は少ないと思った。
例えば、ビールだと味の美味しさを感じるのと酔いの回ってくるのがほぼ同じスピードであるのに、発泡酒の場合、飲んでいるとき、清涼飲料水を飲んでいる時のように全然酔って来ないのに、飲み終わった後で、急にアルコールが脳や身体に回ってくるものもあった。
発泡酒を色々飲んでみて、改めて、「ビールという製品は完成度が高くて、均整が取れている」と思った。

私が飲んだ発泡酒と評価

<キリン編>

淡麗...スーパードライのような切れ味で甘さがなく、スーパードライが好きな人は淡麗かな?
     という感じがした。
     味は薄いけれど、発泡酒の中では味がはっきりしている方だから、これが人気ナンバ
     ー1というのも分かる気はする。(154kcal)

淡麗 グリーンラベル
   ...こちらは、糖質70%カットというだけあって、淡麗よりも、本家のスーパードライよりも、
     一番ドライ度(切れ味感)が強い感じがした。
     本当の真夏に飲んだら美味しいかも。(102kcal)

極生...キリンのHP見ると「飲みやすさ」を追求したように書いてあるが、
    切れ味はあるけれど、淡麗に比べて柔らかな感じ。(ドライ度が弱いかな?)
    「スーパードライの切れ味」と「キリンラガーのような個性の薄い感じ」が合体している
   ようなイメージで、味としては中途半端な印象があった。
    色々な発泡酒とビールを夕飯のときに飲むと、どうしても眠くなったが、この極生は、
    眠くならなかった。
    そういう点で、「発泡酒は飲みたいけれど、まだやりたいことがある」ときに
    この「極生」を飲もうと思った。(147kcal)

黒生...これは、黒ビールを真似たのかと思う。
    他の発泡酒は、スーパードライ系統を真似ようとしている中、黒ビールの感じ
    を出そうと頑張ったと思われる味。(勿論薄いけれど)
    何というか、ビールの持つ「苦さを美味しく味わってもらいたい」という主旨が
    よくわかる。
    結構、個性がはっきりしているし、一度飲んでみる価値はある。(154kcal)
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by mw17mw | 2005-06-23 17:44 | 酒屋 | Comments(2)

そら豆のスパゲティ

発泡酒の評価を書きたいのだが、まだ、キリンの生黒を飲んでいないことを思い出し、明日以降にまとめようと思います。

今日は、そら豆のスパゲティについて。
お祭のとき、浅草橋のそら豆を金曜日に沢山買っておいたのだが、やはり、冷蔵庫に保存している間に相当傷んでしまった。
鞘から出したのは甥たち、茹でたのは弟のお嫁さんであり、「もう相当傷んでいるから、煮崩れる豆も多い」とのことだった。
それにも負けず、沢山、茹でたそら豆を親戚や家族に出したのだが、沢山余ってしまった。

その余ったそら豆を私が引き取って、翌日、またその翌日、二回スパゲティのソースに使ったら、とても美味しかった。

材料としては、茹で過ぎとか、もう旬から外れてしまったようなそら豆を茹でた場合とか、そら豆を茹でたのはいいけれど、食べ損なって、余ってしまった場合に良いレシピだと思う。

塩茹でしたそら豆は、皮を剥いて粗みじんに切る。
スパゲティを茹でながら、粗みじんのそら豆と例えばベーコン(他にもハムでもツナでもいいと思う)を炒める。
そら豆はつぶし気味に炒めて、スパゲティの茹で汁なぞを少し入れて、茹で汁にそら豆を溶かす感じ。
そして、生クリームを味を見ながら入れて、塩・胡椒。
そこに、茹で上がったスパゲティを入れて、和える。
(スパゲティに、生クリームに溶けたそら豆の粉がまとわりつく感じで)
お皿に移して、パルミジャーノ・レッジャーノの粉をかけて食べる。

塩茹でのそら豆がそら豆らしいというより、豆の味の美味しさを出して、豆味のスパゲティのような感じで美味しかった。
ヒヨコ豆やレンズ豆のカレーを思い出すような味。(ということは、そら豆カレーも美味しいかも)

他に野菜を入れてもいいし、何か工夫しながら、是非作ってみてください。
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by mw17mw | 2005-06-21 23:11 | 料理レシピ | Comments(0)

鳥越祭のアルコール

今年のお祭の前にビールの自販機を入れた。
今年は、私が主体的に酒屋を始めた第一回目のお祭であり、その自販機に詰めるアルコールともども、お祭にはどんなお酒が売れるか、とても興味があった。

当初、我が家の方では日常的には発泡酒が売れるし、不景気だから、ドラフトも売れるかと仕入れたのだが、意に反して、ビールが売れるは、売れるは、であった。
ビールと言っても、「アサヒ スーパードライ」の一人勝ち。
サッポロ黒ラベルやキリンの一番搾りもスーパードライには差をつけられたが、それなりに売れたのだが、キリンラガーは一人負け。
何で、ここまでラガーが不人気なのかわからない。
ただ、「晴天、暑い、祭」と来れば、「キリリとしたビール」が受けるだろうことは理解できる。

祭はビールだと勉強した。
「日常生活の発泡酒、ハレの日のビール」という嗜好が定着したのだろうか。

面白かったのは、ビールは主に店内で対面で売れて、自販機のアサヒスーパードライは一本も減っていなかったこと。
自販機で良く売れたのは、発泡酒。
また、ビールを対面で買うお兄さんたちで、一万円札を出して買う人、人の分も払ってあげる人の多いこと、多いこと。
どうも、最近の江戸の夏祭りの粋は、「酒屋で一万円札を切ってスーパードライを買うこと」なのかと思った程。(笑)

しかし、個性の時代、多様化の時代と言うけれど、夏で、気象条件が、「晴天、暑い」、催し物が「祭」だと条件が揃うと、参加者の欲する物が一つに向かうものだとわかったことがもう一つあった。

日曜のお昼くらいから、来る客、来る客、口々に「焼酎」と言うのだ。
焼酎の瓶と氷とお水を買って行く人もいれば、ハイリキとかかのか、氷結果汁を買って行く人も多かった。
ビールに飽きた後、皆、焼酎を欲していた。
日本酒は一人負け。

我が家の方の祭に参加する人たちは、結構遠くから来ているし、明日は会社があると思うと、次の日にも体内にアルコールが残りやすい日本酒ではなく、その場限りの酔いで終わる焼酎が受けるのではと思う。

いいちこも負けていた、私は焼酎に詳しくないので良くわからない。
女性客が二人程「いいちこは臭いからいや」と言っていたが、それがいいちこだから匂いがあるのか、麦焼酎だから匂いがあるのか、良くわからず、これから勉強しなくては。

とても勉強になったシロウト酒屋一年目のお祭であった。
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by mw17mw | 2005-06-20 22:08 | 酒屋 | Comments(0)