カテゴリ:東京都内のお散歩・見物( 312 )

白金台の松岡美術館

で、碑文谷の従姉の家に泊まった親戚のMさんと、この前の日曜日の夜、従姉宅で親戚が集まり、Mさんの手打ちそばを味わうことに決まっていた。
その蕎麦打ちの会まで、別にやることもないとのことだったので、私が、東京見物のプランを考えて、案内することにした。
そもそも、Mさんは、油絵が趣味で、示現会という団体に所属して毎年作品を応募しており、今回は、その展覧会関係に出席するため上京。
ということで、美術心がある人だし、夜には碑文谷に行かねばならず、その近辺で芸術的価値のある場所を探してみた。
最初は、駒場の前田侯爵邸が良いかなと思ったけれど、目黒駅や碑文谷と駒場の交通の関係が良くわからず、やめておいた。
次に頭に浮かんだのは、目黒から歩ける白金の庭園美術館に自然教育園。

ネット友達のIさん、広島のIさん、お二人が、白金の方には詳しいので、色々聞きながら、半日、白金あたりで美術館巡り&ランチのプランを練ってみた。

結局は、自然教育園は広過ぎるし、自然豊かな地域に暮らしている人が東京に来て自然を求めるかというとそんなはずもなく、東京に来たら、古くから蓄積された財や文化の方が興味あるだろうと、ネット友のIさんの「白金に来たら、松岡美術館と庭園美術館をセットで回る人が多い」という意見に従い、その2つに行くことに決めた。
Iさんのアドバイスでは、庭園美術館は、「東京都庭園美術館公式アプリ」がスマホにダウンロードできて、それを持って行けば、有料の館内ガイドを借りなくて済むと言われ、iPodにダウンロード。(Wi-fi環境でなくても使えるみたい)
また、松岡美術館のHPを開いたら、プリントアウトかスクリーンショットして持って行けば使える2名までの100円割引券があったので、iPodでスクリーンショットして、準備完了。

で、地図を見ると、松岡美術館というのは、シロカネ—ぜという人たちが行く店が集まっているプラチナ通り(外苑西通り)を進んだところにあり、私としても、庭園美術館・松岡美術館・プラチナ通りと、全て行ったことのないところだったので、興味津々であった。

白金台の街を歩いたり、食事した話は明日にして、今日は、美術館の感想を。

まずは、松岡美術館に行ったのだが、松岡さんという大金持ちが作ったプライベートの美術館で、建物も作品も何もかもが豪華。
東京にはお金持ちが沢山いると、話には聞いていたけれど、本当だと実感。
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で、松岡さんというお金持ちをその時初めて知ったのだが、経歴を読むとすごい、米屋の三男から、ここまでの金持ちだもの...。(と言いながら、昔の米屋というのは、今よりすごいと思う、森ビルだって、もとは米屋だったし)
何でも、最終的には、松岡地所という会社の社長さんだった方のよう、そして、この美術館は、その方の私邸のあったところなのだそうだ....、世の中すごいね~。
この方の経歴を見ると、ずっと右肩上がりの世界を生き抜いてきたのかな~。
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入場料をスクリーンショットを見せながら、入口近くで払って入ると、庭に面していて、大きな像が飾ってある明るく広々したロビーが素敵。
そして、庭に出ることも可能だったので、とりあえず庭に出てみたが、気持ちが良い。
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その後展示を見出したのだが、着いたのは日曜日の11時半頃だったのだが、本当に空いていて、私たち以外、見学者は、数人程度であった。
他人を気にする必要がなく、並ばなくても作品を見ることができる、人の頭越しに作品を見なくて良いなんて、何年ぶりだろう?

また、この美術館は珍しく、カメラによる作品の撮影を許可しているのだ、勿論、フラッシュはだめだし、シャッター音の出るカメラは使わないことが条件だが。
私も色々な作品の写真を撮ってきたが、それをこういうブログで発表してよいのかわからず、美術館に電話で聞くのも何だし、多分、個人が楽しむ分にはということで撮影を許しているのだろうと推察して、ここには載せない。

また、作品の前には近づかないようにとロープが張ってあることもなく、相当近づいて見ることができるが、どうも、赤外線か何かが流れているのか、触らなくても、相当近くを指差すと、館内放送で、「作品に触れないでください」みたいな放送が流れる。
平成12年に建てた美術館だから、設備が相当に現代的。

そうして、最初、インドや中国の「古代東洋彫刻」の間に最初に入ったのだが、陳列してある像の美しさ・立派さに圧倒された。
他、一階には、現代彫刻(ヘンリー・ムーアの作品があって、Mさん感激)、古代オリエント彫刻もあり、当然素敵であった。(1階は全て常設展らしい)
二階に行くと、期間限定の企画展で、「松岡コレクション 中国の陶器 漢から唐まで」という部屋があり、心に響く焼き物が多かった。(唐三彩になる前までの作品がいいねと鑑賞した。)
他の二部屋は、同じく期間限定の企画展で「日本美術院の画家たち」という日本画の特別展であるのだが、古代オリエントや漢時代の陶器を見た後、見ると、悪くはないのだが、スケールが違うので戸惑う。

彫刻も日本画も沢山見ることができたが、西洋画が全然なく、松岡清次郎さんは油絵はお嫌いかと思ったら、コレクションは沢山あるものの、現在展示されていないだけみたいだ。(4月26日からの企画展は、シャガールなどみたい)

私は五島美術館も根津美術館も行きそびれていて、初めて見るプライベートの美術館だったけれど、こういう美術館も中々良いものだと思った。
ここはお勧めです。

長くなったので、庭園美術館は明日にする。
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by mw17mw | 2016-03-31 16:28 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)

お彼岸−有名人のお墓参り

昨日までの三連休、出鼻の土曜日は雨で家に閉じ込められ、日祭日は、ブログネタを求めて歩きまわっていたら、疲れて、ブログを更新できなかったので、今日は、二つ発表。

お彼岸にお墓参りに行ったのだけれど、今回は、よそのお墓のご紹介をば。

<成瀬仁蔵さんのお墓>
この方のお墓は、我が家の墓の近所にあり、父の姉の嫁ぎ先のお墓までの途中に位置するので、場所はわかっていた。

で、平成12年とか13年の多分会社を辞めたとき、平日にお墓にその報告に行ったら、その日が成瀬仁蔵先生の命日だったのか、髪の毛の長い人は三つ編みにしたきちんとしたセーラー服の女性たちがお墓の近くに並んでいて、順番にお参りをしていたのだ。
これは、もしかしたら、成瀬仁蔵さんの命日には、目白の日本女子大学の小中高校生が雑司ヶ谷の墓地までお参りに来るのが習わしなのだと思った。(今、調べたら、日本女子大学の中学・高校は現在川崎にあるようだ。私が雑司ヶ谷の墓地で小中高校生を見たのは、移転の前だったのだろうか?)

その身ぎれいなきちんとしていて、私語を話したり、列を乱す女生徒が全くいない集団を見事と思ったし、目白から雑司ヶ谷はそんなに遠くないけれど、先生に引率されてわざわざお参りに来ることで、この成瀬仁蔵さんが、日本女子大学で本当に尊敬されていることが良くわかった。

で、現在、テレビ小説の「あさが来た」で、成澤泉という名前の成瀬仁蔵さんをモデルにした若い人物が描かれていて、その人の女子教育への情熱は伝わってくるが、おっちょこちょいで、不潔(忙しいと清潔より仕事を優先してしまうタイプ)と描かれているのは、日本女子大関係者の皆さまとしては、想定外だったろうと、同情してしまう。

ということで、近づいて、成瀬仁蔵さんのお墓の画像を撮ってきた。
「成瀬君碑」と書いてある下に、長い漢文があるが、何が書かれているのだろう?
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(成瀬仁蔵さんのお墓は、本当に横長の敷地に高い木が沢山あるので、画像に撮りにくい)

<立川談志師匠のお墓>
昨日、白山まで自転車で行ったとき、日本医大の近くの、私が位置をわかっている「浄心寺」というお寺に立川談志師匠のお墓があることを思い出した。
わかりやすく言うと、本郷通りを真っすぐ駒込の方に進み、日本医科大学に行く道を通り越したところにあるお寺。

外から見るとそんなに広い墓地ではないので、どうにか探せるだろうと思ったけれど実際に探し歩いてみると、余りに沢山のお墓、があり、談志師匠の本名である「松岡」とか「立川」で探しても、簡単に見つからず、やはり、お寺の人に聞いた方が早いということになり、受付で聞いたら、すぐわかった。

このお寺の墓地は、殆どは低い土地にあるのだが、一画だけ新規分譲に開かれたのか、高さのある土地があり、そちらにあるとのことであった。
で、本名の松岡さんのお墓ではなく、「立川談志」単独の墓標のお墓であったので、すぐに見つかった。
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この戒名って、お坊さんではなく、自分でつけたもの?<笑>
良くお坊さんが許してくれたものだ...、法事の時にこの戒名、読み上げるのにね。

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これはお墓の正面下の方に彫ってある絵、何でも、談志師匠の自筆の絵とか。
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by mw17mw | 2016-03-22 16:52 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)

2015.11.30の西小山駅界隈−古いお店が残っている街

武蔵小山商店街パルムの短い方の辺を西小山方面に進むと、とぎれとぎれになるけれど、商店があったり、商店街があって、飽きない風景。
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(上の画像は、武蔵小山商店街パルムの短い辺を抜けて、まばらな商店街を歩いているとき、振り向いて、武蔵小山の方を写したもの)

主に歩いたのは、「西小山パテオ」と街路灯に書いてあった商店街だと記憶しているのだけれど、アーケードなぞのお金がかかっていない商店街の方が古い業態のお店が残っていて、観光客としては楽しい。
こちらは、おでんの種屋さん、まだ、盛大に商売していて、羨ましい限り。
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こちらは、間口が広くて、立派な昔風の八百屋さん、こちらも盛大は盛大だけれど、奥の方には余り品物がなかったのが残念。
でも、こんなに大きい八百屋さんが残っているなんて、とても素晴らしい!
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ここらへんを右に曲がって、細い路地の他の商店街を抜けると、西小山駅に広場に出る。
で、ずずっと歩いていて、スーパーが見当たらなかったが、良く見たら、この西小山駅のビルの2F,3Fが東急ストアというスーパーになっているもよう。
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ここで待ち合わせして、皆が揃ってから、コクエレに向かったのだが、その道道もまずは、果物屋さんのジューススタンドから始まり、細い路地の両側にぎっしり色々なお店が並んでいた。
こちらは、お寿司屋、たこ焼き、天ぷら等のテイクアウトが揃っており、その時の気分で色々選べて楽しそう。
(でもね、匂いそうなものがたくさん並んでいたけれど、別に匂いは何もしない路地であった)
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実は、武蔵小山、西小山を歩いてみたいと思ったのは、もう10年近くの前になるだろうか、大分のまた従兄が東京に来た時、西小山に近いところに住む従姉がお家でパーティを開いてくれ、その帰りに、西小山から帰ることになり、駅前の路地裏の商店街をチラっと見たのだ。
そうしたら、何ていうか、本当に、私が小学生のころには良く見たような、昔のガラスのショーケースに、銀色のステンレスではない金属の、給食の食器で使うような寝ぼけたような銀色の金属のお盆に、昔風のバタークリームのケーキを並べて売っているお店を発見、今では本当に見なくなった昔ながらのケーキ屋さんだったのだ。
もっと見たいと思ったのだけれど、一緒に帰る皆様に合わせなくてはいけないので、その時は諦めたのだ。
だから、今回、もし、そのお店が見つかったら、もっと良く見てみたい、ケーキを買ってみたいと思ったのだけれど、もうそのお店は存在していなかった。
西小山の従姉の話では、ここ数年、昔からのお店が相当やめてしまっているとのこと。
遅すぎたか、残念。

その他にも、生活感溢れる小さなお店が多いし、私だったら、同じような条件で同じようなマンションに住むのなら、絶対、武蔵小山ではなく、西小山だなと思った。(ま、トータル1時間半の見学での結論だけれど)
西小山の方が、私の気ままを適当に吸収してくれそうな気がする。

そうして、コクエレの方に進むと、「中央百貨店」という雨除けテントが見えた、どうも、奥に2,3軒のお肉屋さんや八百屋さんが集まってマーケットを作っているみたい。
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西小山って、古い昭和が残っていて、面白い。

何て言うのかな、東京自体、ここ20年くらい、再開発の波で色々なものが壊されたり、廃業に追い込まれている。
でも、例えば、浅草は、下町情緒や江戸情緒をセールスポイントとした観光地化が進み、そういう情緒も味わいたい観光客でにぎやかに栄えている。
でもね、こうやって改めて東京の西半分の商店街を歩いてみると、我が家の方にもあった昔の商店がもしかして我が家の方より残っていることがわかる。
決して、浅草だけが色々な情緒が残っているわけでも、昔の生活が残っているわけでもない、また、浅草だけが昔を大切にすれば良いというわけでもないような気がする。

これから益々東京の再開発化は、広範囲に進むだろう。
こういう昔からの東京はどんどんなくなっていくのだろうが、東京の東とか西とかにこだわらず、昔からの地域を歩いて目に焼き付けることをお勧めする。(他、下高井戸とか、中央線沿線の商店街、駒込の霜降銀座、行ったことがないけれど、戸越銀座など)

で、話は西小山に戻って、私は行ったことがないのだが、メル友さんから、西小山の「フルーツパーラーたなか」に行った話を聞いたのだ。
おじいさんとおばあさんでやっていて、苺が本当に美味しかったとのこと。(苺パフェが500円だって)←だったら、生クリームは美味しくなかったのかな?
それで興味を持って、場所を調べたら、コクエレからすぐのところであった。
まだ、こんな昔のフルーツパーラーが残っているというのもすごい。

断然、私は西小山が好きだな~、駅前のゴミゴミしているところが、なるべく長く再開発されないで、いつまでも昭和の雰囲気のお店や色々創意工夫している食べ物屋さんが残りますように。

再開発なんて、確かに大きな建物ができて、きれいになるけれど、味も素っ気もないもの。
どうせ再開発が進むのなら、秋葉原型といおうか、再開発ビルの近くに、ゴミゴミしたアメ横チックな通りができてしまうような再開発がいいな~。

<おまけ>
駅前の飲み屋さんののれんに「目黒生まれハイッピー」なる文字を発見。
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家に帰ってから調べたら、「目黒生まれのハイッピー」なるブログの記事を発見。
どうも、ハイサワーを製造販売している博水社という会社の本店が目黒区にあり、その会社には、もう一つのブランドハイッピーなるお酒を割るための炭酸飲料があるよう。(ハイッピーで焼酎を割るらしい)

また、この暖簾に、大きく「鳥かつ」と書かれていたので、西小山の方の居酒屋は、「鳥かつ」が名物なのかと思ったのだ。
普通のチキンカツとどう違うのだろうかと、興味津々だったが、本日「目黒 鳥かつ」で検索したら、「鳥かつ」というのはお店の名前であり、料理名ではないことがわかった。(笑)
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by mw17mw | 2016-02-23 15:48 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)

2015.11.30の武蔵小山商店街パルム−匂いのない商店街

古いタイプのいなり寿司を書いたのだが、その後、録画しておいた「鈴木政吉物語」というドラマを見たのだ。
明治20年頃の名古屋近辺が舞台で、貧しい夫婦の食事に、二人で半分の油揚げが出てきて、「今日はごちそうをはずんだのですよ。油揚げを食べるなんて、何か月ぶりでしょう!」とか言いながら、若い夫婦が油揚げを譲り合う場面が出てきて、「やはり、明治頃の日本において、油揚げはご馳走だったのだ」と再確認できた。

−−−本題です−−−
f昨年、11月30日に、西小山の「コクエレ」における中華の会に参加させていただいたとき、こちら方面に行くことは滅多になかったので、少し早めに出かけ、一駅前の武蔵小山で下車し、東京で一番と言われる武蔵小山商店街を見物した後、西小山駅まで歩いてみた。
(でも、その後、話題が多くて、この散歩について、書けなかった。)
だから、武蔵小山の商店街も、西小山駅周辺の商店街も合わせて1時間半くらいの見物だったし、知っている人に案内してもらうことなく、自分で勝手に歩いたのだから、見聞録としては穴だらけだし、何か的確に特徴を決めつけるようなことはできない。

ということで、以下は、ただの私の印象記である。

偶然ではあったのだが、ちょうど、私が行った11月30日というのは、武蔵小山商店街の駅前のお店が、再開発のための閉店で、昔ながらのお店での営業が最後の日であったよう。

そういう目で眺めると、武蔵小山という駅は、傍から見たら、目黒駅から東急目黒線で2つ目という便利な駅で人気は昔からあったと思うのだけれど、数年前、東急目黒線が南北線や都営三田線と乗り入れて、目黒で乗り換えしなくて直通で都心まで行けるようになったことで、価値が一段と上がったというか、大きなタワーマンション等を作っても売れるというデベロッパーの算段が成り立つようになって、再開発がここにきて加速したのかもと思った。
そういう意味では古い形の武蔵小山駅の周囲を最後に見ることができた。

私は武蔵小山について、「良く商店街としてテレビで取り上げられる」くらいの知識しかなかったのだ。
一番最初に目に入ったのが、焼き鳥スタンド、勿論、焼き鳥だけも売っているのだけれど、横に立ち飲みコーナーがあって、おじさんたちが焼き鳥片手にお酒を飲んでいた。
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へ~、こういう形式の焼き鳥屋さんって、我が家の方にはないと思った。(武蔵小山・西小山界隈で、後、2,3軒同じタイプの焼き鳥屋さんを見た)結構下町っぽい地域と感じた。

多分、武蔵小山って、位置的には、京浜工業地帯の端っこと、住宅地の端っこがちょうどぶつかる地域だから、工場で働いたおじさんたちが夕方、こういう焼き鳥屋で一杯飲んでから、電車に乗るのかも。

で、その焼き鳥屋さんの横をちょっと行くと、武蔵小山商店街パルムの入口があり、どうも、この商店街は、L字型のよう、まずは、長い方のどこに行くかわからない辺の方を歩いてみた。(短い方は西小山方面に向かっているのは明らかであった)
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(左側奥に進む道が品川区荏原方面で、右側に進むと西小山方面)

武蔵小山商店街パルムは、人間と自転車しか通っていない道路が広くて、きれいなアーケードの下両側に、歯抜けではないにぎやかな商店が続いていた。(地元の商店の他に、全国区のチェーン店のお店もたくさんあった。)
少し歩いていると、他の商店街にはない、このパルムの特徴がわかってきた。
何て言うのか、商店街の商店に「匂いを発するようなお店」が一軒もないのだ。
大手のチェーン店のファミレスや食堂なぞの食べ物屋さんが若干あったけれど、それ以外の個人の飲食店も見当たらなかったし、お魚屋さんも商品がラップに厳重に包まれた上で、かっちり蓋つきの冷蔵ケースに並んでいたし、パン屋さん・ケーキ屋さんも私が見る限り全く店舗がなかった。
これが結構衝撃的というか、私が見慣れた商店街だったら、お茶屋さんではお茶を煎り、おでん屋さんのお鍋から湯気と匂いが立ち上っていたり、お惣菜が並んでいたり、お肉屋さんが揚げ物を並べていたりするのだけれど、武蔵小山商店街は、そういう匂いのするものが全く目に入らなかった。(後から、従姉に確認したら、アーケード沿いにはないけれど、アーケードの外にはそういうお店があるのだって。)

大きなスーパーも駅近くと反対側の出口のアーケードの外に見えたっけ。(生活に根差した買い物は、そういうスーパーでするのだろうか?)

と結構長い商店街を歩き終わると、そこは、「品川区荏原」という住所であった。(みずほ銀行の荏原支店があった。)

で、Uターンして、「本当に匂いを発するものを売っていない商店街だな」と思いながら、駅近くに行き、今度は、短い辺の西小山方面に行ってみたら、こちらには昔ながらの布団屋さん、子供服のお店、お魚屋さんとか、お肉屋さんがあった。
うわ~、我が家の方だってこういう布団屋さんも珍しくなっている。
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こちらはもう我が家の方では消滅してしまったようなこども用品のお店。(着物が懐かしい)
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生の肴をラップなぞで包んだりしないで売っている、私からすると普通の魚屋さんもあって、一安心。(画像に撮らなかったけれど、お豆腐屋さんもあったと思った)
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わざとかどうだかはわからないけれど、長い方の荏原に続く商店街は、とにかく清潔で余計な匂いが漏れないことを心がけているようなお店ばかりなのに、短い方の西小山方面への商店街は、昭和の香りと生活感たっぷりであった。
(あの駅前の焼き鳥屋さんも工事中の間、短い方の商店街に仮店舗を置くみたい)

家に帰ってから、東京西側に詳しい友人に「武蔵小山商店街のメインの通りには、本当に匂うようなおでんやお惣菜のお店がなくて、私としては、買いたいものがないような商店街だった」と報告したら、武蔵小山商店街は、商店街としては珍しく駐車場完備で、加盟店で買い物をすると、駐車場代が無料になるというシステムを作ってあるのだって。だから、自動車のお客が買いに来ることで成功しているとのこと、ふ~ん、それは新しい、良いことだとは思った。(注:私は元々商店街で買い物をしないで、多慶屋とかディスカウントショップで買うことが多いので、商店街にあったらうれしいものは、すぐに食べられるお惣菜になる)

何だか、武蔵小山の商店街を一時間歩いただけで、全ては語れないのだが、こういう匂いのしない商店街(すなわち、雑貨・洋服・瀬戸物屋さん、食べ物だったら、チェーン店ばかり)でも、こんなに繁栄できるのだというのが、驚きであった。
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by mw17mw | 2016-02-22 21:42 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)

ぐるーりめぐりんと下谷神社のキエチュード

1月31日から、台東区の新しい「循環バス」ぐるーりめぐりんがスタートした。
ちょうど、下谷神社のキエチュードに行くのに、杖を突いている方を案内する必要があり、本日使ってみた。
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何でも、今までのめぐりんとは、運行会社が違って、今回は京成バスが担当、そして、今までの小型ではなく、中型の大きなバスで、運転本数は、今までより少なくて、一時間に3本。

今日は、「三筋児童遊園」で乗って、「台東区役所」で降りたが、ぐるーりめぐりんの停留所は、南めぐりんや東西めぐりんとは離れたところだったので、びっくり。(やはり、運営するバス会社が違うからかな?)

このバスは、台東区役所を出ると、次の停留所は上野駅とのことだが、地図を良く見ると、岩倉高校に近い低地にあるみたい。
(東西めぐりんの「上野駅・上野公園」という公園口にある停留所とは全く違うところだし、南めぐりんの台東区役所近くの停留所とも全く別の場所)
その後、北上して、三ノ輪の方に行き、隅田川に沿って浅草(松屋のところ)まで南下するルートを通った後、雷門→田原町→大江戸線蔵前駅を通って、三筋児童遊園に戻ってくるよう。

今日は、午前11時20分頃乗ったのだが、結構席が埋まっていてびっくり。

私としては、自転車で行ける区間を走るバスなので、余り利用しないかも知れないが、一応、家の近所を通ってくれて、いざとなったら使うことができてうれしい。

<レストラン キエチュードの借景>
今日は、同業者の女性の方々と一緒に、「レストラン キエチュード」でランチを食べる会。
レストラン キエチュードは、浅草通りに面した下谷神社の大きな赤い鳥居をくぐっていく。
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赤い鳥居をくぐると、その背後すぐに下谷神社のお社になるのだが、その前には、今度は白っぽい石でできた大きな鳥居がある。

昨年暮れの「赤めだか」という落語家の青春を描いた名ドラマでも、この下谷神社の赤い鳥居が良く使われていた。
その鳥居が出てきただけで、誰の頭にも、「落語家」が歩いていそうな「昭和の古い下町」という言葉が浮かぶ。
下谷神社の両サイドには、路地があり、そこには小さな家がくっつきあって並んでいて、本当に昭和から変わっていない、錆びた看板の小さな家がひしめき合っている。
そうそう、萩本欣一さんは、この下谷神社の向かって左側横近くの家で生まれて、中学生頃までここで育ったとテレビで見たことがある、とにかく、まだまだ、再開発されていない本当に下町という地域なのだ。

それが、キエチュードは、下谷神社の手前右の角の1Fなのだが、見事に、「下町」「ゴミゴミ」「昭和」という言葉と雰囲気を消し去り、下谷神社の借景をうまく利用して、素敵なお店になっていた。
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ビルの角にあるドアを開けると、窓からさんさんと光が入る明るいお店。
多分、大きな二つの窓は南南西を向いていて、左側の窓は、下谷神社の白っぽい鳥居が見え、窓際に飾ってある今風のお花のアレンジと相まって、良い雰囲気。
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右側の窓からは、「下谷神社舞殿」と思われる建物が見えて、これまた、素敵。
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(下谷神社の色々な画像は、このページが参考になる。)

うまいな~、まさか、下谷神社を借景にして、こんなに素敵なお店ができるとは信じられない気がする。
(お料理については、明日)
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by mw17mw | 2016-02-07 20:31 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)

2016.01.30の築地場外

この前の日、翌日の天気予報は、雨か雪だった。
でも、結局は何も降らなかったのだけれど、その天気予報で、観光客の足が遠のいた築地場外で、いつもより空いていた。

だから、じゃこを買いに行ったのだけれど、久々、ウロチョロ見て回った。
<ちりめん山椒のじゃこ>
いつも買う半久商店に行くと、「自分で味見して、決めてね」とのことで、味見した。
やはり、1kg3千円よりも3500円の方が小振りでしかも味が濃かったので、3500円に決めたけれど、その後、そのうえの3800円の方が美味しいかなと後ろ髪を引かれてしまった。
きっと、3800円は色が白いから高いのだろうと自分で決めつけて諦めた。(笑)
しかし、こうやって、画像に撮って改めて見ると、本当に高いほど、色が白いのね。
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<近大まぐろ>
虎杖(いたどり)というグループが近大まぐろを築地で販売する権利を押さえたみたいで、虎杖グループのお店の前には必ず、近大まぐろのポスターが貼ってあり、私だって、ただの好奇心の強い食いしん坊だから、食べてみたいと思ったが、やたらに高いので、今回はやめておいた。
でもね、一度は食べてみたいという思いは残る、しかし、一番安いのが近大まぐろが2,3切れで、税込み2030円、う~ん、どうせなら、もうちょっと近大まぐろの量の多いものを食べたい。
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<場外の新しい商業施設建設中>
本当は、私は波除神社の方から見て頭上にかかる鉄製の橋を見つけたのだけれど、わかりやすいので、新大橋通りの方から写した画像を載せた。
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確か、昨年末に場外に行った時には、この波除神社に続く道路の上に、このような橋はなかったのだ。
どうもこの橋の両側の奥手に新しい施設を建設中のよう。

その施設に関する情報は下記の看板からしかわからなかった。
「築地場外市場地区先行営業施設」って、何だろうね?
場内は、東京都主導だけれど、場外は中央区主導で、再開発されるのかしらね?

何だか、場外も、場内が引っ越しても今の繁栄が続くように、着々と生き残りのための準備を行っているようで、頼もしいけれど、築地場外、どう変化していくのかな?
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<幸軒のシュウマイ>
同じテレビ情報なのだけれど、余り売らんかなのお店には行きたくなく、そこで思い出したのが、テリー伊藤さんという築地場外で育った人が「昔からの好物の味として、中華の幸軒」を紹介していたのを思い出した。
(食べログで検索したら、他にも中華幸軒というお店もあるようだが、住所が違うし、築地本願寺の裏のよう。)
ここだったら、観光客目当てに新規に開店したお店ではなく、本当に築地で働く人が通うお店っぽいので、興味がわいた。
きっと、テリー伊藤さんの実家の丸武の近所の路地に入ったところにあるに違いないと、丸武の周囲をチェックしてみたら、門跡通り(新大橋通り)より、2つ先の路地を曲がったところ、右側に「幸軒 シュウマイ」というポップが見えたのだ。
そこに行って、シュウマイを売っているおじさんに、「幸軒ってここなのですか?」と聞いたら、違うよ、向かいのお茶屋さんの横を入ったところにお店はあるのだけれど、土曜日は、9時半で営業を終えてしまい、シュウマイだけ、表通りで売っているとのこと。
ふ~ん、何でも、前日からスープ等仕込むので、朝早くから営業して、9時半にはやめてしまうのだって。(日持ちしないということ?)
ということで、向かいのお茶屋さんの横を入って行ったら、幸軒があったけれど、本当に、観光客のことなぞ考えたことが一度もないような地元志向のお店で良かった。
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そして、また、シュウマイを売っているところに戻ったら、熱々のシュウマイを1つから、売ってくれることがわかり、それを買って食べてみた、150円。(6個入り、熱くないものは900円)←下の画像、左上の発泡スチロールのお皿に辛子を添えて渡してくれる。
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味は、やはり、昔懐かしいというのだろうか、小麦粉の味もする昔風のシュウマイ。
お醤油をかけて食べたけれど、おソースでが合いそう。
(私の場合、幼い時、シュウマイは私の周囲には殆どなかったので、幼い時良く食べたという思い出がないのだ。<どちらかというと、良く食べたのは餃子?>、だから、私の幼い時のシュウマイの味というと、やはり、崎陽軒かしらね?崎陽軒のシュウマイは帆立が入っているから、このお店の味とは全然違う。それ以外で覚えている限りでは、セキネのシュウマイもこんな感じだったかなとは思うけれど、大して食べたことがないので、定かではない。)
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by mw17mw | 2016-02-02 11:51 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)

夜の浅草寺

昨晩は、友人たちと、弁天山美家古寿司に食事会&忘年会。
本日、これから、築地に行くので、その話はまたあとで。
で、簡単な話題をば。

食べ終わって、お店を出てすぐに伝法院に続く道に入り、浅草寺に。

そうしたら、思いもかけずに、ライトアップが素敵で、他の地域の都民だけでなく、私にも受けた。(笑)
こんなライトアップしているなんて、知らなかったな~。
最近、浅草寺の周囲に行くと、余りの人の多さに辟易するが、夜に行くと、ライトアップはきれいだわ、人は少ないわで、お勧め。
浅草寺のライトアップを見た後、仲見世を抜けて、通称雷門を出て、向かいの観光会館の上から景色を見ようと思ったが、この観光案内所は、8時に終わってしまうみたい。
ここも、入れて、夜の浅草を楽しもうと思ったら、まず、8時までに観光案内所の一番てっぺんで景色を見ることをお勧めする。

まず、目に入ってきたのは、五重塔。
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これは、本堂(観音堂)の真ん前にある門。
以前修理していたが、終わったみたい。
名前も知らない門だったので、今、「浅草寺 構内図」で検索したら、「宝蔵門」という名前らしい。
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昭和の仁王様?
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そこを抜けると、観音堂が見えてくる。
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隅田川の方向を見ると、スカイツリーも見れて、きれい。
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この後、シャッターが下りている仲見世を通って、雷門に行くと、そこもライトアップできれいだったが、人が多くて、写真を撮る気にならなくて、今、ない。
(一緒した友人がiPhone6sを持っていて、それで写した画像を送ってきてくれたが、我がiPod Touchは、完全に負けていた、当たり前だけれど。)

浅草寺ライトアップで検索したら、このページができていて、毎日午後11時まで行われているし、有名な照明デザイナーの作品であることが分かった。
とても、きれいで魅力的。
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by mw17mw | 2015-12-29 09:35 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)

2015秋 久しぶりの上野公園~本郷案内−東大本郷キャンパス

その後、岩崎邸の裏、無縁坂を上がって、龍岡門から、東大に入って、まずは、ダイワユビキタス学術研究館という隈研吾さん設計の新しいビル1Fに2、3年前にオープンした厨菓子くろぎに行ってお茶でもと思ったけれど、満席で入れなかった。

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名前と携帯番号をお店に教えて、席が空くまで、先に、東大の構内を案内することになった。
(東大本郷キャンパスについては、この構内案内図が便利)

まず、最初に、くろぎの近くにある懐徳館という戦後作られたという木造建築とお庭を見に行ったら、建物にシートが被せられていたが、改築か取り壊しかわからなかった。
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ささっと赤門、正門、銀杏並木と案内して、そのあと、一番、安田講堂に向かって左側の広場に行き、岩崎庭園でガイドさんが教えてくれたジョサイア・コンドルの像で、コンドルさんが鬼二匹を踏みつけているのを確認。
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鬼は「地震」を表しているそうな、日本人の彫刻家が作った、日本で活躍したコンドルさんの像とのことだけれど、なぜか、コンドルさんが踏みつけている鬼は、ずいぶん、西洋風。

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ジョサイア・コンドル像のある広場には、東大で一番大きいと思われる銀杏の木があるのだが、まだ、ちょっと完全に黄色くなっていなかったのが残念。(画像撮り忘れ)
岩崎庭園の銀杏とどちらが大きいだろう?

そのまま工学部の建物を見て歩くと、一つ、戦前に作られたレンガ造りの建物の横に足をかけ、その上に現代風のビルを乗せた建物があって、私はそれを見る度に「さすが、東大工学部」と思っていたので、そのビルを紹介。
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こういう風にすれば、昔からの建物も保存できるのにと思うが、こういう形式は一つだけで、あとは、全て古いものを取り壊しては新しいビルに建て替えているから、こういう古い建物の上に新しい建物を浮かばせるというのは、技術的に難しい=経費がかかりすぎるのかもしれない。

それから、安田講堂の方に向かい、階段を下りて、生協に入り、東大饅頭を探して、Iさんお買い上げ。(10個入りもあるみたい)
それにしても、東大饅頭の他、東京大学チョコレートまで山積みだったから、お土産に良く売れるのかも。
(東大病院チョコを、東京病院チョコと書いてあった覚えがあるのだが、今、検索したら、情報が出てこなかった。)

今まで、本郷でも駒場でも生協を見学したことがあったが、こういうものを売っていることに全く気が付かなかった。

本当は、三四郎池という加賀藩前田家のお庭だった部分を案内したかったのだが、無情にもくろぎから「席が空きました」の電話があり、東大案内はここで終わり。(安田講堂の地下の学食も構造が面白かったので、紹介したかったが、お休みで真っ暗だったのでできなかった。)

この後、厨菓子くろぎでお茶を飲んでいるうちにすっかり日が暮れてしまったので、案内はお終いとし、春日まで歩いて地下鉄に乗ってもらった。
何だか、広島のIさんは、東京や日本ばかりでなく、世界各地色々なところを旅行されている方であった。
例えば、私のようにゴミゴミしたところにへばりついて暮らしている人間にとって、上野公園のちょっとした緑でも感激してしまうのだけれど、そうではない広々としたところにお住いで、世界中の自然を見てきた方には、それは何も感じない風景かも知れないとは思うのだが、ま、上野から本郷を案内するとしたら、こんなものでしょうと案内させていただいた。
今回の私の案内が面白いと思われたのかは自信がない。(笑)
でも、私がやりやすいように、黙って私の考えたコースを興味深そうに見ながら、朝の9時半から夕方の5時過ぎまでついて来てくれて、助かった。
また、ご一緒しましょう。
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by mw17mw | 2015-12-04 08:58 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)

2015秋 久しぶりの上野公園~本郷案内−2/3湯島から岩崎庭園

東大まで含めて一つにまとめようと思ったが、無理であったので、分けることにする。

−−−本題です−−−

その後、2時のボランティアガイドツアーにはちょっと早かったので、男坂を上って湯島天神方面へ。
湯島天神とその手前の神社でご朱印をいただいてから、ちょっと早めに岩崎庭園に着き、先にお庭に行ってみたら、撞球場の前で、フラワーアレンジメントのデモンストレーションの会が開かれていて、お花がとてもきれいだった。
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こちらは、切符売り場の裏手、そして洋館の玄関の向かいにある大きな大きな銀杏。
(この銀杏が黄色い時期も、岩崎庭園が美しい時期の一つ)
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そして、今回、洋館の右端の裏に、日本家屋の玄関があることに気づいた。
今は、スタッフ専用の玄関として使っているとのことだが、実際に、岩崎さんが住んでいた時、洋館はお客様用の迎賓館で、岩崎さん一家はこの日本家屋の玄関を出入り口としていたそうである。
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そして、次は、見学ツアーなのだが、私の場合、もう、5,6回目かも知れない。
ツアーで見学するものはいつも同じなのだが、ボランティアガイドさんによって、興味を持つところ、焦点の当て方、深く掘り下げる箇所が違うので、いつ行っても新しい発見があり、飽きない。(ガイドさんは、一回に1名だけでなく、複数名いらして、生の声が届くような少人数のグループで回ることができる)
実は、その前の週は従姉妹たちと一緒に岩崎庭園だったのだが、今回案内してくださるガイドさんが違ったので、また、新たな発見があり、楽しかった。

今回のガイドさんは、お屋敷の大きさとか、この屋敷を設計したジョサイア・コンドルの人生について、詳しい説明をしてくれた。
今まで謎だったのだが、この巨大な岩崎邸の跡地の西側路地を一本はさんだところに「三菱資料館」という立派な建物のがあって、そこはもともと岩崎さんちの何だったのだろう?女中たちが住んでいた場所だったのだろうか?と思っていたのだが、今回の説明で、岩崎邸専用の自家発電所があった場所らしいということがわかった。
(先週は、岩崎邸は、国が買い取るまで、春日通りに面したところまでが岩崎邸で、春日通りに面したところに玄関があったのに、国がその部分を売却して、湯島ハイタウンなるマンションができてしまったのだ。仕方がないので、岩崎邸の玄関は、今の位置に移ってきたとのこと。だから、どうも、その玄関の位置で、台東区や文京区かがきまるらしく、戦前の玄関の時は、本郷区だったのが、玄関が移ったことで、戦後、岩崎邸は、台東区表示になったとのこと、納得。)

(このブログに岩崎久弥さんのこの洋館で写した家族写真があるがとても素敵。一番左椅子に座っているのが奥さんで、後ろに写っている6人も子どもを産み育てたのに、この美しさは何だと思うくらい、きれい。また、おばあさんが写っているが、この方は、歴史上有名な、三菱財閥の創業者岩崎弥太郎さんの奥さん)

この岩崎邸は、敗戦とともにGHQに接収され、岩崎さんたちは、この屋敷の隅で暮らしていたらしい。
そうこうしているうちに、敗戦から一年くらいの時期に、日本政府は敗戦から立ち直る資金として、金持ちにものすごい税率の資産税をかけたので、岩崎さんは、この土地と建物を日本政府に物納したらしい。
で、GHQから返された時には、日本政府のものになっていたのだが、日本政府は、その立派な日本家屋の殆どを壊して、コンクリートの役所を建ててしまったとのこと。
どのガイドさんも、「それがとても残念。GHQだって、壊さなかったのに、日本政府が立派な日本建築を壊したのですよ」と嘆く。
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(洋館の後ろに見えるビルは、東大病院)

また、ハイタウンができるときだと思うけれど、政府は、1万5千坪あった岩崎邸のうち、1万坪を民間に売ってしまったらしい。
何だか、今となっては、昔のままであったら、どんなに良いだろうと思うけれど、戦後、日本は極端に貧乏になってしまったから仕方ないのかな?
でも、もうちょっと文化的価値がわかる人に整理して欲しかった。

先週の従姉妹たちも、今週の広島のIさんも、岩崎邸には満足されたようで、良かった。
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by mw17mw | 2015-12-03 08:49 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)

2015秋 久しぶりの上野~本郷案内1/3−上野公園案内

広島のIさんに上野公園内を案内することにした。
きっかけは、Iさんのお友達から「ご朱印をもらうなら、東照宮が良い」とアドバイスされ、東照宮に行きたいとのこと、それだったら、数年前に人を案内したとき、寛永寺でいただいたご朱印が威風堂々で素晴らしかったので、私としては、「寛永寺も推薦」とアドバイスをしたのだ。
それに、岩崎庭園を回って、東大本郷の生協で、東大饅頭を買いたいとのことで、一日がかりのプランを立てて、回ってみた。

その日はとても空が高くて、見事な秋晴れ、それに、その前の週に比べたら、銀杏が色づいてだいぶ黄色くなっているという観光日和。
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でもね、久しぶりに上野公園をじっくり回ってみると、以前あったものがなくなっていたり、工事中だったりで、結構良くなかったのだ。

岩崎庭園は、ガイドツアーに入って、ボランティアガイドの方の説明を受けたほうが良いのだが、11時からと14時からなのだ。
11時に行くのは、東照宮を見学するとなったら、きついかなと考え、14時に岩崎庭園に行くことにし、上野公園の奥の方を案内した。

まずは、奏楽堂のところまでめぐりんで行って、国立子ども図書館を案内したのだけれど、建物の右半分がテントで覆われているうえ、三階の展示室などが閉められていて、何かの改良工事中のようで、全く見学できなかった。
なんでも、来年の三月までその状態が続くよう。

その次に寛永寺で、ご朱印をもらうために、寺務所に行ったら、本日は根本中堂が開いているので、そちらでもらってくださいとのこと。
で、書いていただいたのだが、今回は穏やかなタイプのご朱印。
一つのお寺に一人しかお坊さんがいなかったら、いつも同じものになるけれど、大きいお寺は、書くお坊さんによって異なってしまうのね...。

そのあと、芸大の美術の方に行って、岡倉天心像や食堂を案内、その後、陳列館で開催されていた学生の彫刻展を見た、これは中々よかった。
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で、芸大アートプラザの方に案内しようと思ったら、工事中で、こちらも完全に閉鎖されていた。
もしかして、アートプラザという事業自体もやめてしまうのかもと思ったけれど、家に帰ってニュースを調べたら、27年3月より2年間工事のために休業なのだって、ホッ。

では、芸大の向かいの上島珈琲でお茶かなと思いつつ、それだったら、都美術館の中の喫茶店に行こうということになり、コーヒーゼリーを食べて一休み。(喫茶店のとなりに、無料の休憩スペースがあり、自販機なぞないけれど、ゆったりしたソファがあって、良い感じであった。

そこを出た時に、「あ、国立博物館の大きな門を見せるのを忘れたことに気づいたのだ。
その門が、池田藩のものだったことをIさんに告げると、「隣の岡山のものだから、是非見たい」とのことで、来た道を若干戻った。
(でも、説明を読んだら、東京の高輪だったかにあった池田藩の門とのこと、その説明では、どうも、今の池田山公園が池田藩の下屋敷だったみたいなので、そこにあったのかな?)
でも、本当にすごく大きな門で、こんな大きな門のあったお屋敷って、どんなだったろうと思う。
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(大きさから言ったら、東大本郷にある前田藩の赤門より、こちらの方が大きいと思う)

上野の山の最後は、東照宮に向かったのだ。
切符を買うときに「社殿は閉まっていますが」と言われ、「?」と思ったが、500円の入館料を払って、入ってみた。
そうしたら、以前は、入れてもらった社殿がピタッと金色の戸を閉めてあった。
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ま~、外側から、キンキラキンの東照宮を見られるからいいのでは?と思うかも知れないが、中を見れないのなら、殆ど見るところはないので、500円は高い気がする。
また、東照宮の見学に時間がかかるかもしれないからと岩崎庭園を午後に回したのに、あっという間に見学は終わってしまってとても残念。(笑)
帰りに、切符を売っている人に、「いつだったら、社殿は公開されるのですか?」と聞いたら、「もう、社殿の一般公開は行わない」とのこと。
へ、昔、私は社殿の中を見たことがあって、それは確か、特別公開の時ではなかったかと覚えていたので、そう聞いたのだが、何でも、文化庁が決定したことで、もう社殿の公開はしないとのこと、とても残念。(なぜなのだろうね?)

キンキラの建物とか、日光に通ずる彫刻の他、印象に残ったのは、一本立派な松の木があったのだけれど、ちょっと手入れが悪い状態ではあったけれど、枝ぶりの整え方が、歌舞伎の舞台の幕に描かれているような枝ぶりで、「あ、この松の調え方は、江戸風なのだ」と思った。
今、こういう切り方をした松って、余り見なくなった気がする。(そうだ、皇居の東御苑に行けばあるかも)
というか、こういう江戸風の切り方をした松があっても、たいてい狭いところでほかの木と重なりあっているから、わかりにくいのだ。
この上野の東照宮の松は、一本だけで植わっているから、わかりやすいのかも。
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東照宮から出て、階段を下りて、不忍池に出た。
池には黒い鯉がたくさんいて、人間が餌をくれるかも知れないと、人間が見ている橋のところに、たくさん集まって、口をパクパクしていた。
でも、ずいぶん前から、「餌をやらないでください」の立札が立っていたけれど、必ずそれを破る人がいたのだが、ここにきて餌をあげない人ばかりになってしまったみたい。
何だか、餌がもらえると思って、餌が落ちてくるのを待って、口をパクパクしている沢山の鯉が哀れであった。(でも、きっとあの池の中では、あれだけの鯉が生きていける自然の餌がきっとあるのだよね)
人間がつけてしまった習性だものね。

そのあと、また、上野での食事に迷ったが、先週美味しかったので、再び金太楼の不忍店に行ってみた。
同じ海鮮丼を取ったのだが、内容が一部違うのは致し方ないとしても、まぐろが中トロから、赤身にグレードダウンしていたので、ちょっとがっかり。
こういうものって、一度食べて美味しくて褒めても、次回行ったとき、素材は天然だし、毎回同じものを必ず仕入れられるわけではないので、マイナーチェンジが色々あるから、褒めるのは難しいと実感。(マグロはちょっとがっかりだけれど、数の子やカニが入っていたし、その点は、悪くなかった。)
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by mw17mw | 2015-12-01 17:05 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)