2017年 12月 12日 ( 1 )

御徒町駅界隈-「大衆食堂シックダール」でバングラデシュのマスダルバート(夜)2/2

中に入ると、シックダールは間口が狭く、奥に深いお店であった。
お店の半分は厨房で、テーブルやカウンター合わせても、食べログによると、28席(4人掛け×3,2人掛け×1,カウンター8,個室6人)とのことだが、個室はわからなかった。

お店の人は全員、異国の人たちで、若き店主らしい男の人と、助手らしき中年の男の人、現在、研修中というフロアの女性の3人。(あの開店時のチラシに写っていたご夫婦は、ご店主とその奥さんなんだって。う~ん、チラシの写真はすごく老けて写っていたような気がする)

お店に入ると厨房のところのカウンターに焼き鳥屋メニューがずらっと並んでいて、本当にのれんに書いてある通りに焼き鳥屋さん風のなのでびっくり。
何でも、ご店主は、9年間、焼き鳥屋で修業した後、独立したのだって。
焼き鳥に「マトン、鹿、牛すじ、ラム」なぞがあるところが面白いし、カレー餃子とかカレー巻き玉子、スパイシー落花生・スパイシーおでんなぞのメニューが並んでいる他、普通の冷やしトマトや枝豆もあるみたい。



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焼き鳥の味付けは、通常の塩とたれの他、スパイシーとタンドリー味がある模様、是非、食べてみたい。
ご店主は、日本語も堪能だけれど、字も書けるみたいで、これだけ書ければ大したもの。

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結構店中やテーブルの上のメニューの中に図解入りの説明があって、興味深い。
下の図は、「バングラ プレート」と言うカレーメニューの図解入りの説明。


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他、本日のお勧めの板があったけれど、説明を受けないと殆どわからない、ボルタとかアール、ぶな、プラウ、デムとかね。
ケイトさんが、マスダルバートが食べたいとのこと、私も、食べログでコメントを読んでいて、これかなと思っていたので、それをお願いする。
しかし、辛さの問題が...。
何でも、このお店は、日本人用の辛さは、普通の日本人にはちょっと辛いくらい、その他、バングラデシュ人用の(日本人から見たら)すごい辛い(すなわち、バングラデシュの人にはごく普通の辛さの)カレーがあるとのこと。
勿論、日本人として辛さへの対応能力がごく普通程度の私は、日本人用を、飛び抜けて辛いのが大好き、蒙古タンメン中本の北極を食べることができるケイトさんは、バングラデシュ人用の辛さを所望。
ご飯は、二人とも半分にしてもらった。


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これが出てきたカレー、マスダルは、魚と豆で、バートはご飯。
下の写真は、左側の緑色ぽいのが魚のカレー、右側の薄い黄色のどろどろしているのが、豆二種類の豆カレー、鮮やかな黄色はサフランライス?
それに右上にちょっと見えるようにトマトやキュウリをドレッシングで和えたサラダが乗っていた。
ご飯は半分で頼んだが、それでも相当な量でびっくり。

魚はティラピアとのこと、おバカな私は、ピラニアと間違えて、「そんな獰猛な魚食べるの?」と聞いてしまった。(笑)
ティラピアは、鯛に近い味の魚とのことで、確かに味は良かったけれど、骨ががっしりしていて、すごかった。(でも、やはり、骨付きで料理しないと、美味しくないのだろう)


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何かの拍子で、魚のカレーから食べ始めたら、やたらに辛いのだけれど、美味しくてそちらばかり食べてしまった。
その後魚のカレーをほぼ食べ尽くして、豆のカレーに移ったのだが、豆の方が柔らかい味だったので、本当は豆の方から食べるべきだったかもと反省。
でも、食べ込んで行くうちに豆の味をちゃんと舌が感じるようになってきて良かった。(でも、豆の煮込みということでは、ブラジルのフェジョンの方が好み)
豆も柔らかい味と言いながらも、辛くないことはなく、相当辛くて、私はお水を飲みながら、頑張って食べた。
私はそんなにカレーを食べ歩いているわけではないので、詳しくはないのだけれど、こちらのカレーの最大の魅力は、写真を見てもわかるように、生の青と赤の唐辛子を焼いたものが混ざっていて、フレッシュな辛さを出しているような気がしたし、生のハーブ、パクチーやミントが乗っていて、それをカレーとともに食べるとすごく美味しいし、カレーに使われている香辛料もフレッシュな美味しさがあった。(ご店主さん曰く、自分たちで20種類の香辛料をブレンドして、粉にして、炒めて使っているとのこと)
やはり、粉で売っている香辛料を混ぜても、こういう美味しい迫力は出ないのだ、きっと。

え~、辛い、辛いと言いながら、食べられない辛さでないので、食べ切れたが、楽しかったのはこの後であった。
やはり、これだけ、生のハーブやホールの香辛料を自分たちで粉にしたものを使っているおかげか、このお店を出て、家に帰ってから、一時間くらい、口の中が、香辛料やらハーブやらの美味しい味が蘇って来て、とても美味しく、幸せであった。
辛いのを我慢したご褒美にこんなに素敵な味を味わえるなら、辛いのを我慢できると思った。

私が、インドやその近隣の人が作るカレーに一番期待しているのは、この香辛料や生のハーブのビビッドな美味しさかも知れないと思った。

味は他のお店と比べてどうかなぞ、私にはわからないが、生のハーブの使い方や香辛料のフレッシュさが一流という感じがした。
ご店主さん曰く、「うちのカレーは、私の故郷の味で、バングラデシュの中でも田舎の方の味」と言っていたかな、どういうのが都会的で、どういうものが田舎風なのかわからないけれど、盛り付けもワイルドだし、気取っていない味で美味しかった。

このお店、「辛いのはどうも」という人には向かない気もするけれど、日本人として普通程度の人なら食べられる辛さと思う。(例えば、日本人のカレー屋で、10段階の辛さがあって、3が普通の場合、4とか5までは行けるという人は食べられると思う)
1/2で紹介したランチメニューのところに、辛さが、-1、0、1,2,3と書いてあったから、ご店主さんに相談すれば、食べられないことはないのではと思う。(この点、今度ランチに行って聞いてくる)
ただ、あの生のハーブとフレッシュな香辛料の後味の美味しさは、味わって欲しいな。

あ、このお店、私たちは5時から入ったので、他のお客は一組だけだったが、時間が遅くなると、とても混んで、入れないお客を断るくらいの人気らしい。
日本人とバングラデシュ人では、どちらのお客が多いと聞いたら、「半々」とのこと、後、スリランカカレーに通じるところがあるらしく、スリランカ人のお客さんも多いとのこと。

実は、私め、本日午後7時から絶食で、明日の午前中胃カメラを撮る予定、それが終わったら、このお店でランチを食べてみようかな?(その前まで、ほぼ絶食だから、ランチで沢山食べても大丈夫かなと算段。<笑>)

このお店、ケイトさんが興味を持たなかったら、一生入ることはなかったかも、でも、入ったら美味しくて良かったです、ケイトさん、ありがとう。

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by mw17mw | 2017-12-12 12:32 | 飲食店・菓子店 | Comments(2)