2017年 06月 15日 ( 1 )

美術館通りに出て山種美術館、そして恵比寿へ

お巡りさんが教えてくださった通り、東四丁目という交差点は、五差路になっていて、上がって来たすぐ右隣の道には、「渋谷区郷土館はこちら」みたいな→のついた看板があった。
へ~、渋谷を郷土という観点で見て、古代からの歴史を研究している人たちがいるのだと、新しい発見。(何だか、私も相当マスコミとかに毒されていて、渋谷の若者向けの煩雑なイメージと、高級住宅地が入り混じっているイメージしかないのかも知れない)
今回はパス。(でも、家に帰って、チェックしたら、渋谷の地形を5台地20谷と言い切り、面白そう、そうだよね、渋谷って山の手の方に分類されるけれど、実は、谷が多くて、低地も多いのだ。←やはり、関東台地の端っこの方だから)

その次の右隣の道が、「ここを真っすぐ行けば、山種美術館」という道で、ということは、その反対側の道と合わせて、「美術館通り」と命名された道のよう。(家に帰ってから、山種美術館のアクセスのページにリンクされている「美術館通りで旬の展覧会を満喫」というページによると、「美術館通り」は、今から3年前に、骨董通りから六本木通りまでの道が整備されて繋がり、できたものらしい。
また、そのページによると、「美術館通り」の範囲も、私が考えていた「根津美術館から山種美術館」などという短い距離ではなく、六本木ヒルズの森美術館から始まり、サントリー美術館が入っているミッドタウンを通り、国立新美術館から乃木坂駅や青山墓地を通った後、根津美術館、岡本太郎記念館、山種美術館」までの道路を言うらしい。
六本木ヒルズはちょっと外れているし、全体、欲張り過ぎて、長すぎる気がする。(笑)

ということで、その美術館通りをテクテク歩いて行ったら、右側前方に、「実践女子大」とか大きく書いてある高層ビルが見えてきて、「あ、あそこが実践なのだ」と初めて知った。
渋谷にあることは聞いていたが、どこにあるのか、わからなかったのだが、だいぶわかってきた。

それにしても、行けども行けども、山種美術館は中々現れて来ず、結構、遠い感じ。
でもね、南青山の根津美術館の周囲のように、古いものは全て整理して、完全な高級住宅地にしてしまいましたという雰囲気とは違って、美術館通りの両脇には、まだまだ、昔からの人が多く住んでいそうな家が沢山残っているので、そこが古くからの住宅地ということが分かって、それはそれで楽しかった。
葉が繁りすぎている街路樹が並び、家の庭からもはみ出た雑草が道に沢山出ていたりして、何だかな~、そんなに外観やおしゃればかりに気を取られていない町の感じがして、ある意味心を憩わせてくれる。

そうして、時々、左側の道路から脇に入っている路地を見ると、少し下り坂になっていて、その脇には、本当に普通の家屋が多くてびっくり。(普通というのは、邸宅とかお屋敷ではないという意味)
(家に帰って地図を見たら、この坂を下りて行くと日赤医療センターの方に行くみたい。私は広尾駅とか日赤医療センターについて殆ど行ったことがないのだが、そこらへんは谷になるのかな?)
マスコミに頭を毒されている私なぞ、地名が「広尾」と聞いただけで、「高級住宅地」と思い込んでしまうけれど、実は、普通の家も沢山ある地域だとわかってびっくり。

と歩きながら周囲を楽しんでいたら、とうとう山種美術館に到着。
そこそこ高いビルの一階と地下だけが、山種美術館のよう。(展示場は地下のみ)

山種美術館は、確か、私が若い頃、日本橋の銀行に入った時、日本橋界隈にあったので、行こう、行こうと思っているうちに、渋谷に移転したように覚えていたが、HP等に何も書いてなかったので、入場券売り場の人に「この美術館は、ずっとここにあるわけではなく、以前は日本橋でしたよね?」と聞いたら、「はい、最初は、茅場町で、次に九段下に越しまして、次にここに移りました」とのこと。
そうなのだよね、だから、若い時、「行こう」と思っていて、色々忙しくて行けないうちに、美術館の方が遠くに遠くに移ってしまったので、行けなかったのだ。
行こうと思ってから、本当に行くまで、40年かかってしまった。(笑)

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その時の展示は、「花・flower・華」というもの。

この美術館に入って、入場料を払ったら、切符・パンフレットとともに次回の川端龍子の展覧会の割引券を渡されて、何ていう親切な美術館と思った。(笑)

日本画のみの美術館であり、テーマも身近なことから、とてもわかりやすく、美しい展覧会であった。
勿論、有名画家の作品も多いが、どの作品も、描かれている花に画家の気持ちや性格、また、美術的技量がこめられているようで興味深かった。
(私見であるが、やはり、横山大観の空気の描き方がすごいと思った他、見るのは初めてであった千住博さんの作品が心に残った。
千住博さん以外、現代の画家の作品があったかどうかもわからないが、千住さんって、やはり、今までの日本画家にはない感性で独自の美しい日本画を描いているところがすごいと素人ながら感心。)

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ドロールさんに、この美術館に行ったら、和菓子をと言われていたのをすっかり忘れて、出てきたが、次回の割引券をもらえたので、また次回も見に行こうと思った。

1Fの窓際の方がカフェになっている他、壁側は、テレビ画面に向かって、椅子が並べられ、色々なビデオが流されて、無料で見ることができたので、山種美術館自体と、近くの國學院大學博物館のビデオを見て来たが、ビデオの中で、山種美術館と國學院大學博物館を一緒に回るように勧めていた。(國學院大學博物館は無料であるし)
そう、家に帰ってから、地図で再確認したら、渋谷郷土博物館のちょっと先に國學院大學博物館があるみたい。
で、まぺさんが紹介してくださったように、國學院大學博物館では、高円宮家所蔵 根付コレクションを展示中のようだし、川端龍子と高円宮さんと開催中に行かねば。

で、美術館を出て、今度はそのまままっすぐ、恵比寿駅の方に行く坂を下りたのだが、山種美術館前という信号を渡ったところにあったのが、お休みではあったが、普通の魚屋さんと八百屋さん、やはり、ここらへんは、昔からの住人がいる昔からの住宅地域なのだ。(皆、自分の土地だから、地上げが起きなかったのかも知れない、でも、少しずつ駅の方から、再開発が進んでしまい、そのうち、景色が変わるかも)

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坂を下りて行くと、以前より、飲食店、それも素敵な飲食店やお店が目立つようになったのだが、歩いていると、突如、巨大なダビデの全身像が出現。
何でも、パパスカンパニーという会社の前に設置されているみたい。(家に帰ってから、パパスカンパニーを検索したら、Bigiグループだって)
ま~、ダビデも含めて、本当に意外なものがひょこひょこ出てくる散歩道、楽しいな~。

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その後、素敵な再開発ビルみたいなところの前を通り、坂を降り切ったところになるのか、明治通りがあって、歩道橋があるのだが、そこの歩道橋の上から、振り返って来た道を撮った写真。(道が消えるところあたりの、左側にほんのちょっと見えているクリーム色が山種美術館?)

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歩道橋を下りて、駅の方に向かうと、橋と川があった、どうも渋谷川という渋谷区の地形を作って来た川のよう。
でも、こんなコンクリートで幅を制限された人工的な川って、川って言う?みたいな感じに思えた。
何だか、健康体の川の真反対で、無理矢理、川でいられるように人工物で補強されたという感じ?
ここまで人工的に手を加えられた川は今まで見たことがなかった(と思う)。

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恵比寿駅前、全然知らないし、第一、どこでも、駅周辺って、チェーン店が多いし、どこにも寄らずに、すごすご御徒町方面に戻ってきたが、美味しい食べ物に当たらずとも、とても楽しい時間が過ごせて、満足。(そうだ、最近買い替えた「ステンレスマグ」に冷たい麦茶を入れて持っていったので、それがあれば、休まないでも元気に歩けるのかも知れない)

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by mw17mw | 2017-06-15 16:02 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(2)