2017年 06月 06日 ( 1 )

浜町駅界隈-「富士屋本店」は、フレンチ風ビストロ?(2/2)

まずは「ホタルイカ、うるいのマリネ」
ホタルイカの肝の味を生かしていて、美味しい。
でも、まず最初のお皿で、「このお店は材料も良いし、シェフが腕がいい」ことが分かったことが印象的。
全体、好みに合って「すごく美味しい」と感じたものはあったが、不味かったものは当然一つもなかった。

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こちらは、「サザエ、きのこの肝バター焼き」なのだが、エスカルゴ専用のお鍋に入って出てきた。
どうも、サザエ、きのこと肝を穴に詰め、バターで焼いたもの?(わたし的にはオリーブオイルも入っていたような気がする)
これがすごく美味しい。
この料理を注文するときに、「この料理には本当にパンが合いまして、バゲットを4枚か8枚で頼めますが」と言われ、前菜の段階でパンを食べ過ぎたくないと思い、4枚にしたのだが、大外れ。
4枚では、穴の油が全て吸い取れない。(涙)
もしかしたら、パン8枚でも足りないかも。
でも、本当に美味しくて、一滴たりとも残すのが勿体なく、どうにか、全部を食べ尽くそうと、一見、空に見えるこのお鍋、ウエイターさんが「下げてもいいですか?」と聞くたびに「持っていかないでください」と拒否し続けた。(笑)

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これが、「いかのクリームコロッケ」。
どう考えても、イカのクリームコロッケと言われれば、外側がカリッと薄茶の衣、中身が真っ白というのが相場だと思うのだが、こちらのは、外も中も真っ黒。(笑)
外の衣は何だろう、パン粉ではなく、小麦粉系かな?でも、本当にカリッと揚がっていた。
中ももちろん真っ黒で、とろっとしているから、ホワイトソースにイカ墨を混ぜているのかな、そうして、時々細かく刻んだイカの身が口に入って来る。
中も外も熱々で、適度にイカ墨の味で美味しい。
イカ墨の味が濃過ぎないで爽やか。

ここまで、偶然ではあったが、内臓系の美味しさの三品であった。
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ちょっと残念だったのは、前菜の盛り合わせ3種が、この時点で運ばれて来たこと。
内容については、先方に任せたのだが、豚肉のリエット、パテドカンパーニュ、何かのハムの盛り合わせであった。
きっとパテ ド カンパーニュのパイを焼くのに時間がかかったのだろうということになった。
全部美味しかったけれど、やはり、最初の方で食べたかった。

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こちらが金目鯛のパイ包み。
魚の形が、頭でっかちでとても可愛く、フレンチの魚というより、庶民的で良い感じ。
中は、金目鯛とほうれん草か何か青い野菜と和えたものが入っていて美味しかった。(でも、私は金目鯛の味をはっきり覚えていないので、これが金目と言われれば、そのような気がするだけ)
ソースは何だったかわからないが、つけて食べて美味しかった~。
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これがサーロインステーキ。
多分何も書いてないから、輸入肉?でも、分厚く量もたっぷりで、焼き方も上手で、お肉自体に味があって、とても美味しかった。
後でお店を出るとき、このお店の横に「grill & bar」というネオン看板があるのにきづいた。
このお店は、「フレンチビストロ」とかいっているけれど、実は、グリル料理が得意なお店かも知れない。
ステーキは詳しい人によると、コスパがいきなりステーキ並み。しかも、美味しいとのこと。
ついてきたポテトフライに、残しておいたサザエの肝の油をつけて食べた。(笑)
ステーキというと、アメリカのイメージがあるけれど、こういう風に鉄板ではなく、木の板に乗せられた、美味しくミディアムレアくらいに焼かれて、粒マスタードがついてくると、フレンチらしいステーキという感じがした。

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最後に〆のご飯は、「フォアグラの照り焼きとイワシのココット飯」
可愛いストウブで登場。
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薄っすらとイワシとフォアグラの味がするご飯に、粗く切った柴漬けがアクセント。
美味しかったけれど、柴漬けの味が全部を支配してしまったようなところが惜しい。

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最後、デザートは、苺とルバーブのタルト。
ルバーブの酸っぱさが苺の甘さを引き立てていて、とても美味しかった。

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これに、スパークリングワインが1杯ずつ、白ワインボトル1本に、赤ワインがカラフェかな?
これだけ取って16900円で、1人5千円強という値段に感激、私の予想では、一人9千円行くかなと思っていたのに。(笑)
いや~、味的にも、値段的にも満足、満足。

そうして、出てくるときに、お店の人に「三軒茶屋から何でこちらへ?」と聞いたら、「三軒茶屋のお店が老朽化で取り壊されることが決まったからです」とのこと。
で、今は、この浜町店しかないのだけれど、近々、三軒茶屋にもお店を出す話がでているとのこと。
え!そんな余計なことをして、だいたいはお店が増えると質が落ちる、ま、このお店を畳んで三軒茶屋に戻るよりは良いけれど、もう1店できるということは、戦力が半分奪われるし、そうなると、やはり、質が落ちそう。

また、このお店は、一階で火を使う料理を作り、火を使わない料理はそれぞれの階で作るらしい。

余り予約が大変でなければ、また、行きたい。

ドロールさん、良いお店を紹介していただき、本当にありがとうございました。
久々、充実したお料理のお店に巡り合えてうれしいです。
また、ご一緒しましょう。

あ、そうそう、このお店、7時に入った時、女子率が高くて、女性だけのグループで食べに来ている人が多いように見受けた。
ただ、10時近くなって、お店を出るときになると、男性比率がぐんとあがって、男性軍団が多くなったような気がした。
それも、フレンチだからおしゃれしてというのではなく、ごく普通のクールビスのおじさんサラリーマンが会社帰りにフレンチとワインを楽しむみたいな感じ?
率直に言って、今まで私の周囲のフレンチ好きの男性って、少数派という印象があったのだが、「男性も、手頃な値段で、美味しいのなら、フレンチ好きな人がこんなにいるのだ」と初めて発見したような感じ。
(ま、おじさんサラリーマンと言っても、30代、40代くらいの人で、服装はごく普通のおじさんサラリーマン風で、昔のサラリーマンと余り変わらなく見えるが、実は、中身は、私よりぐんと今風に育っている男性ばかりなのだろう。)

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by mw17mw | 2017-06-06 12:26 | 飲食店・菓子店 | Comments(2)