2017年 05月 04日 ( 1 )

蓮田市の「清龍酒造」で蔵元見学ツアー参加-3/6すごい宴会!

いや~、ここの知らぬ人間同士の宴会はすごかった!
何て言うか、直営の居酒屋を8軒も経営している清龍さん、大衆を楽しませることを常に研究し、心がけているからこそ、できるのではと思った。

どういう風に紹介しようかと考えたが、まずは、宴会の盛り上がりを今日書いて、お酒や料理は明日にしようと思う。

それにしても、会費3千円だけれど、料理の内容・量と運営する人たちの人件費を考えると、赤字か、少なくとも利益は出ていないのだではと想像した。
真正面左側にあるこの暖簾をくぐると、清水亭(せいすいてい)という食堂に続いていて、112名の人たちが皆この食堂に収容されたから、すごい広さ。
受付の時に、自分たちの席の番号を教えてくれていたので、その席に着く。


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受付のところに、本日の生演奏者の紹介のパネルが置いてあり、サックスまで入って、どんな演奏だろうと、期待が高まった。

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食堂に入って全体を眺めると、正面とその反対側に中二階が設けられていて、そこで、演奏者が演奏するみたい。


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一階はテーブルと椅子がぎっしり並べられ、ご馳走とお酒が既にきれいに並べられていた。


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最初のうちは、代表取締役の面白いお話を聞いたり、お料理の実演を見ながら、ワイワイガヤガヤ食事をしていたのかな?


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そのうち、生演奏が始まったのだが、パーティソングに向いているような曲ばかり演奏され、皆、歌を歌い出した。
主に流れたのは、「女々しくて」とか松田聖子の「赤いスイートピー」、森山直太朗の「さくら」とか、皆で合唱になった。
その間に、手に持って振るカラフルなポンポンのようなものが配られ、皆、お酒の勢いもあって、立ち上がって、ポンポンを振りながら、大合唱が続いた。

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皆、お酒で理性が消えたというか、他人が気にならない状態になり、楽しく、コンサート会場にいるような気分となっているよう。
これは、ストレス解消にとても良く、リピーターが多いというのも納得。

蓮田までわざわざ来て、この広い蔵元内の敷地内にある食堂なら、100人以上の人間が酔っぱらって大声で歌っても、近所迷惑にならないし、活用法としてはこの蔵元見学はナイスアイディアとは思ったが、近所の人は、ここで宴会擂る場合、自分で運転しては来れないし、バスとタクシーでしか利用できないこの施設、どうやって利用するのだろうと、今でも謎。(送迎バスがあるでもなさそうだし)
とにかく、皆、お酒を飲んで大声で、歌えて、本当に皆嬉しそうな良い表情の人ばかりであった。

私は、最初に演奏し、合唱となった金爆の「女々しくて」をうたいながら、頭に、三波春夫の「チャンチキおけさ」という歌の歌詞が頭に浮かんできた。

皆様は、ご存知ですか?(三波春夫さん自体は「お客様は神様です」とか「東京五輪音頭」「世界の國からこんにちは」などのヒット曲で、有名だから、名前は知っていると思うけれど、この歌は、きっと知らない人が多いと思う)

一番だけ紹介すると

チャンチキおけさ

  月がわびしい 路地裏の
  屋台の酒の ほろ苦さ
  知らぬ同士が 小皿叩いて
  チャンチキおけさ
  おけさ切なや やるせなや

という歌詞で、昭和32年に発売されたレコード。
Wikiにも書いてあるけれど、その頃、集団就職で故郷を離れ、東京に就職で来た若い人たちの淋しさを歌った歌なのだ。

結構流行ったし、その頃幼稚園児くらいの年であった私は、「屋台」という歌詞は頭に入らず、家の近所の鳥越神社のすぐ隣に「鳥越酒場」という大衆酒場が夕方になるとお店が開いて賑やかになることを知っていたので、その鳥越酒場とこの歌が結びつき、「大人になったら、鳥越酒場みたいなところに夕方行って、知らない人同士が、小皿を叩いて歌を歌うのだ」と解釈していた。
(鳥越酒場自体は、鳥越からずっと以前になくなってしまったけれど、10年とか20年前に秋葉原に同じ名前の酒場があることを発見した覚えがあるのだが、今、検索したら、秋葉原店もなくなってしまったみたい)
で、小学生くらいになってから、ある日、家の食卓で箸で小皿を叩いて、何か歌ったら、父親に「お行儀が悪い」とこっぴどく怒られたっけという思い出を持っている。

この歌の歌詞と思い出と三波春夫が頭に浮かび、知らぬ同士で「女々しくて」をボンボン振りながら歌っている自分たちは、昭和30年代の集団就職の人たちと余り変わらない心情の人間なのだなと思えたのだ。

まず、三波春夫もあの当時、お化粧していて、派手な衣装。
ゴールデンボンバーズも、お化粧して、今風に派手な衣装。(きっと派手な衣装って、人を元気にしたいという意志のものなのかも)

「チャンチキおけさ」も「女々しくても」も、どんな人もきっと心の奥底で感じているであろう、「自分の心に引っかかって離れない淋しさとか女々しさ」を歌詞にして、皆で歌って、歌い飛ばせれば、皆元気になるさという類の歌?
(下をクリックすると、音が出ますので、ご注意を)


何だかな~、金爆の鬼龍院翔さんにはそのつもりはなかったと思うけれど、この三波春夫的小皿叩いてチャンチキおけさと、60年の時代の差、社会の差、リズムの速さの差はあっても、似たような人を励ます歌なのだと思った。(こういうコンセプトで新しい歌を作ったら、金爆の歌は再度ヒットするかも。皆が大声で自分の弱さや共感できるところを歌って、盛り上がれて、元気になる曲がヒットするのだと思った)

それを、蓮田の大きな食堂で大勢の人を集めて知らぬ同士で自然と歌い出させる清龍酒造さんのセンスはすごいなと思った。
そういう意味では、居酒屋を直営している酒蔵として、大衆をどうやって楽しめるのかをいつも研究している会社さんなのだと思った。

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by mw17mw | 2017-05-04 11:17 | 東京以外の遠出・温泉 | Comments(4)