2017年 04月 06日 ( 1 )

浅草駅界隈-「下町天丼秋光」で、天丼すみれ 2/2

前段が長くなってしまったが、日曜日の午後1時過ぎに、下町天丼秋光さんに食べに行った。
場所は、新仲見世の西側の口の角にできたROX3という施設の一階で、入口は新仲見世に面している。

この下町天丼秋光さんは、ネットの世界では、「土手の伊勢屋五代目」ということをやたらに全面に出しているが、実際の浅草のお店では、土手の伊勢屋のことを全く出さずに、ご自分の名前である「秋光」しか強調していないところは、良いと思う。(どうせなら、ネットでもやめればいいのにね)
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お店の前に、ウェイティングシートと鉛筆があって、そこに、名前と人数を記入して、待つことになる。

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お店は若い日本人と外国人多数で、回されていた。
このお店の海外店は、今後とも東南アジアやカナダに増えていくとのことで、ここで、天丼屋さんを知らない外国人が働きながら、お店を切り盛りするノウハウを学ぶ場でもあるのかも。

すぐに中に呼ばれた。
お店の中は、ぎっしり、テーブルと椅子が並べられていたが、天井が高いので、そんなに狭いという感じがしなかった。こざっぱりした作りで余計な装飾はない空間。

こちらがお店の前のメニュー。
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ウェイティングシート、この写真沢山のメニュー表等、ファミレス等のノウハウを見習って、誰にでも、わかりやすいお店を志向している感じ。
ま、そうなると、老舗っぽさは消えてしまうが、観光地浅草の観光客及び外国人向けのお店としては、この方が良いかも。

天丼は、1400円から2500円まで色々な具材の組み合わせのものが用意されている。
何でも、天丼-イ、ロ、ハが土手の伊勢屋と同じとのこと。
その他、このお店独自の物とのことだが、すみれという女性向けの量の少ないタイプを作ったことは画期的らしい。

下調べした段階でも、先に食べてきた弟の話でも、土手の伊勢屋系は、穴子の天ぷらが美味しいらしいとのことで、穴子が入っている天丼を食べることに決めた。

天丼-ロが1900円で、量の少ないすみれが1600円だから、ま、大して変わらない気もしないでもない。

すみれは、「穴子1本、海老1尾、野菜3種」、天丼ーロが「穴子1本、イカのかき揚げ、海老1尾、野菜」なので、私も迷った、イカの天ぷら美味しいよねと思ったけれど、すみれに決定。

このお店は、メイン料理は、当然、天丼各種か、天ぷら盛り合わせ各種のみだが、その他、つまみ的な一品料理の種類が多い感じで、表にずらっと表記してある。
ここらへんは、居酒屋のやり方を取り入れているのかな。
なるべく、このお店一店で、長居し、お酒も飲んでほしいのだと思った。(ま~、でも、浅草は夜の営業が難しいのだ)

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でもね、結構すぐに呼ばれて中に入ったら、店中の人、全員が天丼を食べている感じであった。
(ま、天丼だって、安くはないから、一品料理まで取らず、とりあえず、天丼だけになってしまうのかも)

また、注文のとき、このお店では、天丼を頼むと、お漬物はついてくるが、汁物は別料金とわかった。(それは、土手の伊勢屋もそうらしい)
お吸い物、お味噌汁が150円で、なめこ椀200円で、別に取らなくても良いらしい。
でも、やはり、天丼を食べると、油っこくて口のきれいにしたくなると想像できたので、何でも良かったのだけれど、お味噌汁にしてみた。

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お味噌汁もキャベツのお新香も美味しかった。
お味噌汁は、何だかだしが昆布や鰹節という感じがしなかったので、お店の人に聞いたのだけれど、昆布かつお節出汁とのこと、ただ、お味噌がちょっと変わっていると言われたのだけれど、それがなんだか聞きそびれてしまった。
ただ、薄味で美味しいお味噌汁であった。
やはり、時々、熱いお味噌汁を飲むと、口の中がさっぱりして良い。
(あ、そうそう、食べログの中に、ここのお吸い物は穴子の骨で出汁を取っているみたいなことを読んだ気がしたので、そのことも聞いてみたが、お店の人によると、穴子の骨で出汁を取るとどうしても魚臭くなってしまうので、このお店では全く穴子の骨は使わず、昆布かつおだしとのことであった。)

これが直に運ばれて来た天丼すみれ。
大きな穴子1本と結構大きな海老に、野菜が、しし唐とかぼちゃと谷中生姜かな?
海老は大きいけれど、きっと輸入物の解凍した海老みたいな風、別に車海老を期待していたわけではないけれど、ちょっとがっかり。
穴子は大きくてバリバリに揚げてあり、詳しいことはわからないが美味しかった。
(蔵前のいせやとは全く違う衣であった、ただし、小さい時から土手の伊勢屋の天丼を食べていた弟の友達が昔の味と評価したというから、これが土手の伊勢屋の衣なのかも)
野菜も、かぼちゃ、しし唐も問題なかったし、谷中生姜とおぼしき天ぷらは、苦みがあって、とても美味しかった。
ご飯の量も、たれの濃さもちょうど良くて、美味しく食べられた。(量も女性ならこの程度で十分と思った)
(海老は美味しくはないが、別に普通に食べられる)


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ということで、1750円で、美味しい天丼と味噌汁をいただいて、出てきた。
ま、お値段はやはり、観光地価格だから、こんなものかなと思うし、このお店は2千円行くか行かないかで食べられるから浅草中心部としてはまだ良いかも知れないとも思う。
(大○家で天丼を食べるのなら、そんなに並ばなくても入れたし、こちらのお店の方がお勧め。)
他のお店と比べてどうかということは、余り有名店で食べていないので、書けないけれど、衣が薄くてばりっと揚がっていて、油が軽くて、出来立てだから、とても美味しかった。(ご飯も良かった)

でもね、このお店を率いる秋光さん、アルバイト時代から10年土手の伊勢屋で働いて、最後は5代目を名乗る程になったとしても、その10年間の収入だけで、こんな浅草ROXのお店を借りたり、海外に沢山の店舗を出せるのか、甚だ疑問。
どこか大手のチェーン店の運営会社とかが後ろにくっついているような気がするのだけれど、どこだろう?

また、天丼てんやのショップのページを見たら、既にインドネシアに3店、タイ5店 フィリピン6店、出店しているとのこと、皆、すごいのね~。
秋光さん、日本国内では土手の伊勢屋とけんかして、外では、天丼てんやと戦っているのだ、元気!
(天丼が外国人に受けるのかしら?なんて言っていないで、さっさと進出して、それから考えるべき?)

私はこの20年くらい、天ぷらをお店に食べに行くようになったスタートがみかわで、それ以来、どちらかというと大きなお店ではなく、主人が一人で揚げているような天ぷら屋さんに行くことが多かった。(みかわ、みやこし、大塚、なかがわとか)
そう、だから、天ぷらというのは、一人の人が修行して、一人前になり、自分の店を持つものかと思っていた。
でも、違っていたというか、この秋光さんのような、多くの若者を育てていくというやり方もあるのだと少し理解できた気もする。

この前の、志奈そば 田なか secondとか、この下町天丼秋光というような、若い人がグループを組んで料理をしていくみたいなお店に二度続けて行って、こういうやり方もありはありだなと思った。(要は美味しければいいのだ)


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by mw17mw | 2017-04-06 16:05 | 飲食店・菓子店 | Comments(2)