浅草観音裏「弁天」のお蕎麦

d0063149_20472727.jpg私のお習字の先生が、「東方書展」という公募展に作品を出して、「特撰」を取られたというので、今日の午前中は、東京都美術館に見に行くことにしていた。
帰りに何食べようかな~、本格的なカレーが食べたいな~、上野界隈でカレーというとデリーだけれど、デリーはデリーのカレーであって、本格的ではないし、アキバまで足を伸ばして、ジャイヒンドに行ってみようかな~とか考えていた。

が、そこにDMが....。
浅草観音裏の「弁天」がお友達のお家で、「三枝師匠とかも頻繁にくるって聞いてて有名なのかな?と思ってたし、私も以前食べに行ってお蕎麦は今までで一番!!と思う美味しさ」との推薦の言葉を読んだら、何だか気持ちがカレーからお蕎麦に移ってしまった。
インターネットで「浅草 弁天」を調べると、日曜日は営業しているし、何だか「気分は、野菜天ざる」になってしまった。(だからと言って、カレー南蛮に心が行かなかったのは、蒸し暑い気候のせいだろうか?)



d0063149_20444316.jpgで、展覧会を見てから、チャリで言問通りに向かい、五六五六会館を左折、つつっと進むと、五六五六会館の並びに「弁天」が見えて来た。(検番の建物の前あたり)
外から見ると、何もわからず、静かな佇まいなのだが、ガラガラと戸を開けると、まず、ざわざわと楽しそうな人の声が耳に入り、結構混んでいるお店であることが実感できる。
着いたのは、1時頃だと思うが、四人用のテーブル4つ、二人用のテーブル2つ、一人用のカウンター3席のうち、テーブルはほぼ満員であった。

で、カウンターに案内され、メニューを見る。
メニューで一番安いのは、ざるそばで、500円、安い。

野菜天ざるもあった。
「海老一本」の天ざるが900円、「海老1本に野菜」が1300円、「海老が2本と野菜」タイプと「野菜天ざる」が1600円。
何だか、ひと夏に一度は、野菜天ざるを食べたかったので、それに決めた。

その後、二人ばかり、女性の一人客が入って来て、3人用のカウンターは女性ばかりで埋められた。
私の次に入って来た中年の女性は、ビールに蕎麦味噌、天ぷらそばを頼んで、ビールを楽しんでいたし、次に入って来た老齢の女性は、「冷やしとろろそば」かな?
丼中、とろろ芋を出汁で割ったものだった。(この方は、うどんにしたようだった。そうだ、メニューには「お蕎麦」しか書いてないが、「うどん」もあるそうだ。)

カウンターの一番調理場に近い場所だったので、調理場が良く見えた。
お運びの女性が一人で、調理場には、何と5人の人がいたから、流行っているお店なのだとわかる。
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天ぷらを揚げる関係だろうか、後からの注文の二人の料理が先に運ばれ、最後に私の「野菜天ざる」が登場。
お猪口をもう一つ借りて、天つゆとそば汁を分けた。

そば汁に、わさびと葱を入れて、お蕎麦を食べるが、本当にわかりやすい美味しさ。
そば粉の味が濃くて、香りも良い、しかも、腰があって、とても美味しいお蕎麦。(手打ちなのかな?手打ちではないのかな?もし、これが手打ちでなかったら、今まで食べた機械打ちの中で一番美味しいかも)

そば汁は、甘め。
三枝師匠が通うというのは良くわかる、この甘さは、関西人なら抵抗はないだろう。
普通の東京人ではどうかというと、好みが分かれると思う。
辛口の蕎麦汁が好きな人には、抵抗が大きいかも。
しかし、ここのお蕎麦に、鰹の味と香りの強い甘みの強いそば汁は合っている。
(うるさいことを言えば、わさびにもそんなにこだわりがないような気がした)

ただね、蕎麦汁が甘口だろうと辛口であろうと、真っ当な汁だし、何せ、お蕎麦自体がとても美味しいから、今後、最低ざるそば500円で、このお蕎麦が味わえると思うと嬉しい。

お蕎麦も量はたっぷりで良かったが、天ぷらも、見かけより、相当すごい量。
二つずつあったのは、かぼちゃとさつまいもとナス。
その他に、玉ねぎ、ピーマン、インゲン、アスパラガス、人参、蓮根、椎茸。
10種類13個の天ぷらのボリュームは結構並みではなかった。←この種類と個数、私の記憶違いが少しはあるかも知れない、でも、いんげんやアスパラガスは小さかったとは言え、相当なボリュームであったことは間違いない。(夕飯時に余りお腹が空かない)

最初、お蕎麦を中心に、たまに天ぷらをかじっていたが、お蕎麦を2/3程度食べ終わったところで、天ぷらを食べるのに専念してしまったのだ。

天ぷらは、それぞれの野菜ごとに全て美味しかった。
全て食べ終わってから、また、お蕎麦に戻ったのだけれど、もう口の中が油だらけになってしまったのか、蕎麦の味が良くわからなくなってしまった。

天ぷらも熱々で上手に揚げてあったし、ボリュームも満点なのだけれど、「野菜天ざる」の主役がお蕎麦でなく、天ぷらになってしまう「天ぷらのボリューム感」が惜しいかも知れない。(ま、ここのところは、人それぞれなのだろうし、男性だったら、そうは思わないかも)

野菜とは言え、天ぷら13個はちょっと量が多過ぎるから、1300円にして、天ぷらを減らして、お蕎麦とのバランスを取ってくれた方がより魅力的になるような気がした。(ま、女性だからかも知れないけれど)

お蕎麦を待ちながら、食べながら、周囲の雰囲気を味わっていたのだが、趣味蕎麦とか、通が通うお店、こだわりのお店という雰囲気ではなく、「町のお蕎麦屋さんでレベル高く、皆に愛されているお店」という雰囲気に感じられた。
仕事がお休みの日曜日のお昼時、家族や仲間と、昼間からお酒を飲んでくつろぎ、お昼御飯としてお蕎麦も食べるみたいなお客が多い感じであった。(余所のテーブルに運ばれてきた玉子焼きがすごっく美味しそうであった。)
こういうお店が家の近所にあったら、良いのになと思わせてくれる。

とにかくお蕎麦そのものが美味しいし、色々なメニューがあったので、また、是非行きたい。

今、ここを推薦してくださった方から、メールが入って、「もりそばとざるそばでは、汁が違って、どちらかが甘めで、どちらかが出汁の味が強い」とのこと。
汁にも二種類あるのかな?
まだ、わからないこと、沢山あるけれど、「良いお店を教えていただいた」と満足している。
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by mw17mw | 2009-07-05 20:51 | 飲食店・菓子店 | Comments(2)

Commented by bkkfox at 2009-07-06 02:11 x
いいお店ご紹介感謝。
必ず夏中には行きます!
Commented by mw17mw at 2009-07-06 09:21
>bkkfoxさん
私も教えてくださった方に感謝です。
このお店、天丼や親子丼も、酒の肴も美味しいらしいです。
是非、いらしてみてください。