新しいビール & 豚味噌
2009年 05月 14日
新・一番搾りと、アサヒが5月に発売する「アサヒ・ザ・マスター」を飲んでみた。(アサヒの方は見本缶をもらったので、発売前から飲めた。)
新一番搾りは、何だか、ビールと言う感じがしない。
「高級な発泡酒」という味に感じてしまった。
アサヒ・ザ・マスターは、見本缶をもらうときに、「コクとキレにこだわっていたアサヒビールが味にこだわってみました」と説明があった。
飲んでみると、「新一番搾りよりは美味しいけれど、余りビールと言う感じがしないし、個性も感じない」と思ってしまった。
ドイツビールというのか、「ピルスタイプ」だからかな?
私はどうもイギリスのビールみたいなものが一番ビールらしいと頭にインプットされているみたい。
そう言えば、昨年だったか一昨年に、キリンが発売した「キリン・ザ・ゴールド」は、今年に入って製造中止になったとか。
あれも、ピルスタイプだったと思うが、ピルスタイプって、日本で受けるのかしらね?
アサヒビールは酒屋を見放していないから、応援したけれど、このビールはどうなるのだろう?
ま、スーパードライを越すことは絶対あるまい。
両方飲んでみて思ったのは、こういう新しいビールの味を開発するのは、きっと、(私からすると)ものすごく若い人たちに違いない。
私が若いうちは、ビールの味を開発する人は自分より相当年上の人ばかりだったのだ。
だから、新しいビールを飲む時に、「ビールはこういうものなのか」と学ぶような気持ちで飲んでいた。
でも、こちらが年を取ったら、相当年下の人が開発したものを味わうことになったみたいだ。
そして、「最近の若い子たちはこういうものをビールと言うのか」みたいな気分で飲んでしまう。
(一番消費活動をする若い人たちの好みにあったものを開発するわけであるから。)
最近の若い人は苦いのが苦手と聞くし、私とは違った食生活を送って来ている人が多いわけで、今後、開発されるビールは、私には合わないかもと思ってしまった。
<豚味噌>
萬藤さんで、昔から気になっていた「豚味噌」を買ってみた。
鹿児島県立薩摩中央高校という、元鹿児島県立宮之城農業高等学校とどこか高校を合併したところの農業科が作っているもの。
July4さんのmixiによると、豚味噌は、キンコーという会社のものがブランドみたいで、鴬谷の萬屋という酒屋さんで売っているらしい。また、この記事によると、鹿児島県の農業高校は、どこも、実習でこの豚味噌の缶詰を作って、市販しているようだ)
何でも、萬藤さんでは、この薩摩中央高校の豚味噌の他、缶詰の苺ジャムも扱っているとのことである。
家に帰って、開けて食べてみた。
原材料を見てもわかるように、豚肉とにんにくとか生姜の味・味噌の味が絡まっている感じ。
ま、普通の舐め味噌かな?
麦味噌の味というのは、私にはよくわからない。
味は甘め、最初はおにぎりの具として食べたけれど、私には甘過ぎる。
つぎに、酒の肴として舐めながら、日本酒を飲んでみたが、これは合う感じ。
日本酒のべたとした甘さと豚味噌の甘さが消し合う感じ。
悪くはないのだが、やはり、お醤油が甘いという九州の食べ物は、私には甘過ぎるのかも知れない。
刺身に甘いお醤油でいただくのはやっぱりちょっと抵抗あります。。
刺身醤油とか。たまり醤油も苦手です。やはり『おしたじ』がいい。
私は甘い物も好きで(食べるのは少量ですが)最近、あんこの味も
わかってきました。
でも、料理の甘いのは駄目です。
もともと、砂糖を入れるすき焼きが許せないぐらいで、京都のあの甘い
雑煮も駄目です。
醤油もそうかも知れないと思うのですが、生まれ育った土地の習慣で
好みが出来てしまうのですかね。
お久しぶりです。(旅行、楽しそうでしたね、いいな~)
刺身に甘いお醤油、まだ食したことないです、でも、きっと私もだめでしょう。
>A-Ziさん
本当に、生まれ育った土地の味に慣れているのですよね。
醤油、シンプルなのがいいですよね、味がついているのも、甘いのも、皆、「どこかに消えてお行き」とか言いたくなっちゃう。(笑)
そういう醤油を美味しいと思う人と結婚したら、大変でしょうね。
本当、最近のビールはより苦くなく軽く滑らかになっていくような気がします。
ヱビスが好きで白や緑の色違いも一応試してみたのですが、たいてい元々の金色缶があればいいやという感想です。
「最近のビールは、より苦くなく、軽く、滑らか」って、本当、その通りで的確な表現だと思います。
ビールの新製品を通して、年を取ると、若い世代と好みが合わなくなるのだと実感しています。(笑)
いやだ、いやだ。(笑)