阿修羅展

今日、お昼過ぎに、弟に手伝ってもらって、大口配達が無事終わった。
無事終わってほっとしたら、美味しいものが食べたくなったのに、土曜日、しかも、雨。
我が家の近所には、美味しいお店は少ない、まして土曜日となると皆無。
でも、雨だと、遠くまで行けない。
泣く泣く、お昼は、近所の中国人が経営している京香房で、棒餃子に生ビール。(笑)
(一番食べたくなったのは、上質のお刺身、その次がビールをグビっと飲むことであった。(笑))

d0063149_093555.jpg夕方になり、それだけでは足りなくて、何か刺激的な非日常的なものが食べたくなって、思い付いたのは、「そうだ、雨が降っているということは、上野の阿修羅展は空いている筈で、それを見た後、上野のアトレの古奈屋のカレーうどんを食べよう」ということ。(笑)
阿修羅展に行くことも、気分転換になって、ひと仕事終えた私をリフレッシュしてくれるような気がしたのだ。

もう相当前から古奈屋は行ってみたかったのだが、何だか、行きそびれていたのだ。

で、午後5時55分のめぐりんに乗って、東京国立博物館へ。
予想通り、雨の夕方の阿修羅展は、阿修羅展とは思えない程の空き具合。
結構、外国人が見に来ていたのが意外であったが、こういう展示って、題名以外日本語の説明しかないところが悲しい。
(外国人の人が、音声ガイダンスの英語はあるのか聞いていたが、「ない」と係りの人が答えていた。)

本当にゆっくり鑑賞できた。
阿修羅は阿修羅が展示されているところには、なだらかなスロープを通って行くのだが、そのスロープの上からも阿修羅を見ることができる。
じっくりゆっくり、阿修羅と向かい合って、鑑賞することができたし、ぐるっと阿修羅の周りを回りながら鑑賞することもできた。

阿修羅は3つの顔を持ち、真ん中の顔が一番有名だが、隣の2つの顔を色々な角度で見ることができて良かった。
真ん中の顔は左右対称に作られており、きれいだが、左右の顔は横顔で鑑賞されることを意識しているのか、表から見る横顔と、裏側から見る横顔と相当顔が違っていることがわかった。
特に、表から見る左側の少年の顔は、裏から見ると、相当きれいなことがわかった。(裏から見る左側の顔は、美智子皇后の若い頃の顔のようにきれい)

阿修羅に一番似ているのは、夏目雅子さんかしらね?
阿修羅の一番の魅力は目かも知れない、悲しみとか憤りを持っていると感じられる目の表情が、仏様なのに、仏のものではなく、ごく普通の人間のもの。
そこに、共感を感じるのかも知れない。

賢い人たちは、双眼鏡を手に持っていたが、もし、これから、阿修羅展に行くとしたら、双眼鏡は持って行った方が良いと思った。
日光月光菩薩と違って、阿修羅像は本当に小さいから。

阿修羅は本当に素敵。
私は、歴史上の人物で誰に会ってみたいかというと、阿修羅の製作者に会ってみたい。
阿修羅以外にも、とても可愛い男の子の像を沢山作っている。
どんな人が、何を考え、何を信じ、どんな気持ちで何を表現したくて、阿修羅を初めとした男の子の像を製作したのか、また、どんな生活をしていたのか、インタビューしてみたい。

興福寺の中金堂が2017年に再建完了されるそうなのだ。
その頃には年金が出ているから、奈良に行ってまた阿修羅に会えると思いながら、東博を離れた。
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by mw17mw | 2009-04-25 23:42 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(4)

Commented by cawa-j at 2009-04-26 01:23 x
阿修羅いいですよね。


「本物」の良さが圧倒的な力を持っていることを
前提としますが、とは別に。

木彫って、見る角度やライティングで全くちがう
表情をみせるから不思議!

「本物」を見ても、そのときのコンディションで
さえなく見えてしまう場合もあるし、「写真」に
したときに、すごく『本質』が見える場合もある。

そんなときにはほんとうに、「写真」にアートを
感じるのです。

写真家の心も投影される気がするし。
(もちろんそれがよいとされる場合と、そーでな
い場合があると思うけどね。)

なので、「今回のポスターもいーよねー」なんて、
思っちゃうんだ、かわたんとしては。

まえに、鑑真和上見に行ったときは、あれっ?
ポスターの方がいい・・・なんて思ったし(笑)



Commented by ケイト at 2009-04-26 06:50 x
丁度いい時にいらっしゃいましたね!
昨日、西武新宿の駅に今回展示の仏像がずらっと貼られていて
あー、もう1部のものは展示終了しちゃったんだなぁと思ったのです。
阿修羅はもちろん興味がありますがカーラでしたっけ?
顔が鳥の仏像にも興味があります。
オペラグラス持って行ってこようかな。
でもGW明けじゃないと混むかなぁ?
Commented by mw17mw at 2009-04-26 10:42
>cawa-jさん
書くのを忘れましたが、奈良で見る時は確か自然光で、今回は室内でライティングなので、奈良で見るときとはちょっと違う感じに見えました。
今回の方が、古代から残っている色とか模様がはっきり見えたし、阿修羅って、もしかしたら、全身赤く塗られていたのだなという感じが良くわかりました。

写真もいいですよね、ただ、やはり、本物とは別物の写真家の作品ですよね。
阿修羅の像に行く途中に、スライドで阿修羅の部分部分の画像を見られるところがあるのですが、それだと、本当に色がはっきりわかりました。
Commented by mw17mw at 2009-04-26 10:46
>ケイトさん
そうなのです、八分衆の中の1体は、19日までだったので、会い損ねました。
そうそう、カーラとかカルラとかいう鶏と合体した少年も、とても素敵で可愛かったです。
像を被った少年になると、どうしても「クレヨンしんちゃん」を思い出してだめでしたが。(笑)
阿修羅展開催中の金土日祭日は、午後8時までです。
普通の金曜日に行った人に話を聞いたら、やはり、夕方6時以降は空いているとのことでした。
オペラグラス、手持ちがあるなら、是非。