小松菜の煮びたし
2009年 04月 09日
常備菜と言っても、たいてい、作った次の日には食べ終わっているから、常備でもないのだけれど、結構気に入っていて、良く作っている。
きっと、常温のものが美味しい季節になったのだ。
最初は、レシピとか見ないで、塩・酒・味醂・薄口醤油で味付けした出汁で油揚げを煮たものを冷まして、そこに、茹でて水気を絞った小松菜を浸しておいた。
そのやり方で、2,3度作った後、インターネットでレシピを検索したら、小松菜は別に茹でなくて、その汁の中で煮てしまえばよいということがわかり、そうやってみたのだが、火を通した後、味が浸みるよう、そのままにしておいたら、小松菜の緑が消えてしまった。
これではいけないということで、加えたのは、小松菜に火が通ったら、水を張ったボールの中に鍋を浮かべて、荒熱を取る作業。
5~10分して、お水に手を突っ込んでみると、結構熱いので、一度くらいはお水を取り換えている。
で、小松菜を出汁につけておく時間なのだが、はっきりはわからないが、最低2,3時間かしら?
大抵は、お昼に作って夜食べるとか、夜作ってお昼に食べている。
1.買って来た小松菜は少しの間水に浸けておく。
2.根元の土がついている部分は切り落とす(バラバラにならないように)
3.小松菜を2,3等分に切る。
4.油抜きした油揚げは、1把で1枚見当で、短冊に切る。(私の場合は油抜きして冷凍してある)
5.出汁と油揚げを入れて、煮立ったら、2,3分煮る。
6.そこに、お酒じゃ~、味醂少々、お塩少々、薄口しょうゆ少々を入れて、吸い物よりちょっと
しょっぱく味をつける。(調味料の分量は、適当)
7.小松菜の芯を入れ、少し透明感が出るまで煮て、その後、葉を入れる。
8.芯を食べて美味しかったら、火を消し、水を張ったボールに鍋ごと浸して、粗熱を取る。
9.2,3~5,6時間置いておいて、食す
という感じか。
今は、大抵、出汁を500cc~600cc取ると、400ccをたこ焼きに回して、残りで小松菜の煮びたしに回している。
小松菜は、他に炒めものにするのもいいけれど、油が気になる。
(煮びたしも油揚げを使っているから若干油は摂ってしまうのだけれど)
ただのお浸しは、お醤油の味がきつく、量を食べたいと思わない。
で、この吸い地程度のおつゆの煮びたしが一番美味しく、量を食べることができて、お勧め。
たぶん、出汁の美味しさと油揚げのコクで小松菜の味がごまかされ、しかも、柔らかいので食べやすいのだと思う。
出汁を取るのが面倒な時、じゃことお水で作ったらどうだろうと思って、作ってみたが、結構美味しい。
煮びたしなので、お水の量が少ないので、じゃこから出るアクを取り切れないけれど、不愉快なところなくま~ま~美味しく食べられた。
でも、本日、さりげなく小松菜の煮びたしを作ろうと作業した時、自然と昆布と削り節で出汁を取ったから、そちらの方が美味しいかも。(笑)