本郷三丁目の味噌煮込罠(みそにこみん)

雨の築地では、いつも行列ができている飲食店が空いているのに、入る気が起きなかった。
何故かというと、時間が中途半端だから。
鳥藤分店で、以前から、「親子カレー」を食べてみたいと思ったのだが、空いているお店を見ても我慢ができた。
たぶん、時間が中途半端だったのと、ぎゅうぎゅうに設計された狭いところでご飯を食べるのを好まないからかも。

で、当初予定通り、築地駅から日比谷線に乗り、銀座で乗り換えて、本郷三丁目に行った。
目的は2つ。
食べログで点数の高い味噌煮込みのお店「味噌煮込罠」に行くことと、その後、天神図書室に本を取りに行くこと。

この小雨降る寒い日には、やはり、ぐつぐつ熱々の味噌煮込みに限る。

名古屋の山本屋総本家が東京に進出し、我が家の近所でも、神田和泉町や浅草にお店ができ、いつでも、味噌煮込みうどんが食べられるようになったが、やたらに高い。
しかも、味噌煮込みうどんにご飯がついてこなくて、ご飯が350円くらいするから、あっという間に、1500円、2000円になってしまう。
(お昼ごはんに、たかがうどんにそんなにお金をかけたくないので、一度行った切り、行っていない私)

で、食べログでこの「<味噌煮込罠」(みそにこみん)は、評判は良いし、ランチで、味噌煮込みうどんにご飯がついて、800円とリーズナブル。

d0063149_21575323.jpgお店は、本郷通りから東に一本入った路地をお茶ノ水に向かって歩いて、左側を見ていると、路地に旗が見えてくるので、すぐわかった。
土曜日の12時前に着いたのだが、とても空いていた。
カウンターが6席くらい、後テーブルで、14席と小振りで、木の感じを基調としたお店はモダンな作り。
カウンターの中のご店主と思われる男性も若いし、フロアのバイトと思われる女性も若い。

メニューは、味噌煮込み、キムチ味噌煮込み、イタリアン味噌煮込みだけれど、やっぱり、第一回目は、正統派味噌煮込みうどんにした。

カウンターだったから、厨房の中が良く見えた。
厨房の中に、二つくらい、ピンクの円柱の容器が見えたけれど、あれは、まるや八丁味噌のゴールド赤だしの空き容器に違いない。
HPを見ると、岡崎の八丁味噌に刈谷の赤味噌・白味噌を加えていると書いてあるけれど、実は使っているのは、赤だし味噌ではとか、思ってしまった。

で、ちょうど、バイトの女性に手順を教えながらだったので、見ていた。
まず、土鍋に汁を張って、火にかけると同時に、打ってあるうどんを、お湯を沸かしてあるお鍋に入れて少し湯がき始めた。
湯がいていたのは、大した時間ではない。
それを土鍋に移して煮込み始める。
で、この後は、本を読み出して、見るのをやめた。

d0063149_21582815.jpg程なく、席に、味噌煮込みうどんとご飯が運ばれてきた。
土鍋は、味噌煮込み用の蓋に空気穴がないものを使わず、東京(特に合羽橋)で売っている普通の土鍋であり、蓋はついてこなくて、ぐつぐつ言いながら、出て来た。
土鍋は小振り。

おつゆを飲んでみると、味噌の味が立っていて、濃過ぎる気がした。
何ていうのだろう、火を余り通していない味噌の味が濃い。(これが最初は良かったが、食べ終わる頃、飽きてしまった、ちょっとくどい。)
卵と鶏肉とネギが入っているのだが、本当に鶏肉は小さかったし、卵は、私の記憶違いでなければ、白身しか食べなかったように覚えている。
(味噌煮込罠の味噌煮込みを食べながら、改めて、鍋の小ささ、具の少なさに、山本屋総本家の高い味噌煮込みは、暴利をむさぼっているわけではなく、鶏肉と卵の質と量・うどんや汁の量を考えると、適正な値付けなのだなと理解する。)

うどんは、しこしこというか、真ん中に芯が残っているような固めで美味しかった。

ご飯も質が良かったし、通常のお昼ごはんの味噌煮込みには、価格・量ともにこのお店程度の方が良いと思った。

ま~一つ文句があるとしたら、味噌の味が立ち過ぎていること。
このお店の味噌煮込みうどんが美味しいのか不味いのか、私は名古屋人ではないから、判断いたしかねるけれど、もうちょっと、味噌を煮込むか、出汁を強くするかで、バランスを取って欲しいと思った。

と文句は感じたのだが、時々、白菜漬けと白いご飯で口を中和しながら、うどんを食べ、おつゆを飲み、最後は、取り鉢に残ったおつゆとご飯を入れて、混ぜて全て完食。

あ、そうだ、それで思い出した、この取り鉢が良くなかった。
持ち手がついているのだが、それが持ちにくく、底に指をあてて、通常の取り鉢の持ち方をすると、熱いのだ。

このお店、「美味しい!」まで行かないけれど、たまに、やたらに味噌煮込みうどんが食べたくなったときとか、リーズナブルで利用価値があると思う。
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by mw17mw | 2009-02-01 22:01 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)