食と農の博物館と馬事公苑 3/3

d0063149_1265499.jpg
食と農の博物館二階は、主に、日本酒の容器と、鶏のはく製やグッズの展示、モロッコにおける灌漑事業が展示されていた。

叔父が疲れ気味だったので、ソファに座っていてもらい、さっさと見たから、細かいところは見ていない。

日本酒の容器は、上左の写真が有名である。
近づいて、一つ一つの瓶を見ていくと、瓶の形と色、お酒の名称、ラベルに書かれている書道の文字、どれもこれもが、作り手たちが愛情をこめて選んだということが感じられるものだった。
日本酒って、原材料選びから始まって、仕込み、瓶詰と全てに人の愛情が詰まっているのだという感じ。

説明を読むと、日本の大学で、「醸造科」があるのは、東京農業大学だけで、古くから、作り酒屋の後継ぎが集まってきたらしい。(もやしもんのモデルはここと言われるのは、やはり、日本で唯一の醸造科だからかな?)
若かったら、入りたいな、面白そうだなと思うけれど、卒業したら、たぶん、一般の食品メーカーに就職するしかなく、その時に、私のような化学調味料が大嫌いとか、美味しいものに固執する性格なぞが、邪魔しそうな気がした。(笑)

現在流通しているお酒の瓶だけではなく、古い瓶や今では使われなくなった角樽、とっくりなどが展示されていた。
下段2つが私が美しいと思ったもの。
左のガラスのとっくりは、お燗用とのこと、昔は素敵なものがあったのだ。

さて、1階に戻って、温室の中を通り抜けると、そこが馬事公苑の入り口になる。
d0063149_1273787.jpg

馬事公苑という言葉は知っていたが、何の施設だか知らなかった。
主には、競馬の騎手の養成所のようだが、さすが、JRA、お金持ちで、とても広々として、良いところであった。
しかし、叔父が余り歩きたがらないので、ベンチに座り、暑くも寒くもない初秋の光と風を楽しんだ。
とにかく、広々していて、地上だけではなく、空も大きく、気持ちが良かった。
たいてい、東京都内の大きな公園に行くと、端の方に高層ビルが見えるものだが、この馬事公苑は近隣に高い建物がなく、昔風に、空が大きくて、良かった。
本物の馬は、もっと公苑奥に行かないといないとのことで、一頭も見ることができなかったが、お飾りの馬のオブジェが色々あった。

右下は、馬事公苑を出て、世田谷通りに続く並木道、後1か月先に来たら、銀杏が黄色くなって、さぞきれいだろう。

そして、またバスに乗って、田園調布に戻った。
駅前のメゾンカイザーで少しパンを買ってみた。
(後から聞いたのだが、メゾンカイザーはパンの木村屋の経営かと思っていたら、店によっては、技術提携先のサンジェルマン経営のお店もあるらしい。
高輪や日本橋は、木村屋経営で、この田園調布やDean & Delucaで売られているメゾンカイザーは、サンジェルマン経営とのこと。
たぶん、このページに載っているのが木村屋系統で、サンジェルマン系のメゾンカイザーはこのページに載っているお店かな?)
食べ比べると、味に違いがあるらしいが、私はメゾンカイザーのパンを買うのは二度目で、一度目より二年くらい経っているし、良くわからなかった。)

叔父を送りがてら、帰りは、蒲田経由のコースにした。

朝、早起きして、ご飯を炊いておにぎりと酢の物を作って持って行ったのだけれど、叔父がおなかが空かないとのことで、食べるチャンスを逸し、持って帰ってもらった。
後で、電話で感想を聞いたら、おにぎりがとても美味しかったそうだ。
何が美味しいかというと、一番美味しかったのはご飯だそうで、「とてもきれいなご飯粒で、新米か?」と聞かれた。
私の場合、まだ新米ではなく、去年のお米を炊飯器で炊いたものだけれど、やはり、一旦おひつに移して、余分な水蒸気を取ることが良いのかしら?

ほら、人間だって、お風呂から出たばかりで、体についた水分を取っていない状態より、タオルで水滴を拭った方がすっきりしてきれいだものね。

それと、今回、お茶碗二つで作る方法で、6個のおにぎりを作ってみた。
最初、お茶碗を水で湿らしたが、2つ目からは、軽く湿したキッチンタオルでお茶碗を拭くだけだったけれど、お茶碗に飯粒が付くこともなく、快適におにぎりを作ることができた。
ただ、70gのご飯を入れて、その中に具を埋め込んでみたのだけれど、鮭のフレークのおにぎりは、時間が経つと、割れていた。
ここらへんがまだ研究余地がある感じ。
まだ、完成形ではないけれど、手で握ったおにぎりは、時間が経つと、ご飯粒が密集した感じのおにぎりになるけれど、お茶碗で握ったおにぎりは、時間が経っても、軽い感じのところが良い。

最後、叔父を蒲田から池上線に乗せた後、駅ビルで久々家族亭の納豆そばを食べたけれど、美味しくなかった。(笑)
[PR]

by mw17mw | 2008-10-22 12:07 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(2)

Commented by ゆべし at 2008-10-25 13:05 x
メゾンカイザーは、
木村屋總本店の直系さん(7代目)が高輪で開業したパン屋さんです。
6代目でトラブルが起きてしまった木村屋さんですが、
總本店と決別した7代目は新機軸のパン屋事業を順調に伸ばしていますね。

ふと気がついたのですが、カイザー氏と木村氏が手がける、
世界規模でのパン屋さんのフランチャイズ事業というのは、
木村屋の先代達が100年位も前に、既に手がけていた事業ですね。
厳密には暖簾分けとフランチャイジーは違いますが。
当時は植民地政策の時代ですから、外地でも木村屋さんが開業していたのかも知れません。
(余談ですがメゾンカイザーパートナーのサンジェルマンが、
いつのまにか加ト吉の子会社になっていたのでちょっと驚きました。)

ところで今年の5月に結婚された木村氏。
主賓の麻生氏で思い出されたのが信子様
『四季の家庭料理 お惣菜80種』
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30686234
マーマレードの煮詰め具合や、
紅茶の差し湯のタイミングについての記述が大変参考になりました。
ゆっくり静養されて、ご回復なさる様お祈りしております。
Commented by mw17mw at 2008-10-25 21:42
>ゆべしさん
(はじめまして)かな?(違っていたらごめんなさい)
7代目は総本店を継がないのですか?
私はほんのちょっとの間ですが、銀行員時代、木村屋一族の人と同じ職場であったことがあります。
ゆべしさんの「植民地」という言葉で思い出しました。
彼は、メインバンクからの出向者、私はその他大勢バンクの出向者、スマートでしたけれど、居丈高というか、支配者風でしたよ。(笑)
サンジェルマンが加ト吉の子会社とは知りませんでした。

信子さんの本、私も大好きです。
ご病気で可哀そうですよね。
噂で聞いたから、本当かどうかはわかりませんが、信子さんが病気ばかりしている某ご主人にどんなに尽くしても、寝言で他の女性の名前を言うから、信子さんが病気になったということでした。
あの方も、あ~いう特殊な家に嫁がなかったら、病気にもならず、素敵な奥様でいられたでしょうにね。