肉屋の正直な食堂

何だか、チェーン店の話が二日続いて恐縮なのだが...。

d0063149_17194011.jpg昨日、お昼過ぎに、蔵前に用があって、短い時間でお昼を食べねばならなかったので、蔵前に新しくできた「肉屋の正直な食堂」に入ってみた。

入ると、お店は、U字型のカウンターで、まず、券売機で券を買わねばならない。
U字型のテーブルには、人数分のIHのヒーターが見える。
何にしようか、決めていたわけではないので、迷った末、「牛のサイコロステーキ」にしてみた。
サイコロステーキが、ペッパーランチのような人造肉(肉の細切れを寄せ集めたタイプ)かどうか、知りたかっただけなのだが。(笑)

メニューには、豚・牛・鶏肉のお鍋料理・焼き物/炒め物料理の他、ハンバーグなどがあった。

席について、カウンターの中にいるお姉さんに券を渡すと、程なく、御飯・お味噌汁・サラダが乗ったお盆が運ばれて来た。
d0063149_17201387.jpgその後、両手のついた浅いお鍋に入ったお肉ともやしと小松菜が到着。
お姉さんは、初心者には、やり方を説明してくれる。

IHのボタンをオンにして、砂時計をひっくり返し、「砂時計が半分落ちたら、野菜をかき混ぜてください。砂時計が全て落ちましたら、電気を切ってください。この時点で、お肉はレアですので、後はお好みで、火をお入れください」と説明してくれた。

そして、「以上です。では、お肉に黒胡椒をおかけしてよろしいでしょうか?」と言って、大きな木製のペッパーミルで、お肉の上に挽き立ての黒胡椒を振りかけた。(TVチャンピオンの決勝を思い出してしまった。(笑)
世間一般では、この木製のミルで挽き立ての黒胡椒をかけるというサービスが、サービスとして高級というイメージで、定着しているのかな?お肉料理に対するサービスの「お約束」?)

(ふと、思ったのだが、黒胡椒は、焼く前にかけた方が美味しいのか?
焼けた後で、かけた方が美味しいのか?私だったら、焼けて最後にかけるのが自然かな?と思う。)

で、程なく、砂時計は、半分以下に。
野菜をかき回したが、全然焼けていない。
そのうち、砂時計が全部落ちたけれど、お肉は殆ど、赤いまま。
しょうがないので、スイッチ切らずに、ひっくり返して焼いた。
温度調節が3段階のうちの弱いところだったのか、案外、焼けないし、焼いているというより、煮ているようで、野菜からは水分が、お肉からは脂が出て来てしまった感じ。

お肉は、「お肉屋の正直な」というくらいだから、人造肉ではなく、普通のお肉であった。
冷凍を解凍したようなドリップが落ちている感じではなく、ごくフレッシュなお肉に見えた。
でも、少し火を通し過ぎたら、すぐに固くなってしまうような印象であった。
そして、食べると、牛肉らしい味は余りしなかった。(味のないお肉のようなイメージの味)

ソースは、甘口・辛口があって、お醤油もテーブルにあった。

お肉は美味しくなかったけれど、焼き立てだから、食べられたし、量はたっぷりであった。
お肉の上に何枚も薄切りのにんにくが乗っていたが、これらは全然焼けなくて、殆ど生状態。(自分でお肉の上から落とすということをしなかったから、当然と言えば当然なのだけれど)
余り味も香りもしないブラックペッパーサービスより、カリカリにんにくの美味しい作り方が教えてくれるサービスの方が嬉しいな。

思いの外、美味しかったのは御飯。
こういう価格帯のお店で定食を取ると、たいていは、料理はまあまあで、御飯が美味しくないのだが、ここは、御飯が美味しいし、お代わり自由、大盛り自由、それが救い。(笑)
(お味噌汁は急いでいたので、飲まなかった)

食べながら、聞くとはなしに、他のお客さんの様子聞いていたのだが、皆、お姉さんの言うとおりに、お鍋に火が入ると、すぐ火を止めていた。
しかし、一人だけ、IHをつけっぱなしで食べている人がいて、IHはやはり時間が立つと熱が溜まって、鍋底が熱くなるのか、ジュージューととても美味しそうな音がしていた。
(お鍋料理の場合は、つけっぱなしなのかしら?)
お店のお姉さんは、基本的なことを説明してくれるだけだから、いなくなった後は、やはり、美味しさ目指して、自分で工夫した方が良さそうだ。

お肉大好き人間が、気軽に入れて、すぐに出て来て、目の前で自分で調理というところが現代的か。
厨房で料理しなくて良いのなら、場所も取らないし、コックさんを雇わなくて良い。(材料をお鍋に入れる男性が二人いたが、一人は完全に外国人であった。)
IHだから、結局火力が弱いのか、空気もテーブルも汚れる程、材料が焼けないのか、お店の空気とテーブルの上も常にきれい。
(皆が、お店の指示通り、最低限しか火を使わなければ空気はきれいだろうが、全員、食べ終わるまで火を消さなくなったら、やっぱり、空気は汚れるかも)
そして、御飯が温かで美味しいから、飽きられないメニューの入れ替えができれば、結構長持ちするチェーン店かも。

私がまた行くかというと、う~ん、難しい。
絶対行かないというほどではない。

ただ、「お肉屋の正直な食堂」という名前にするからには、お肉がどこ産のものか、明確に表示して欲しい。
今回の牛のサイコロステーキは、880円だったのだが、量的には合格点だが、味からすると、リーズナブルという程ではないような気がしている。
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by mw17mw | 2008-05-28 17:20 | 飲食店・菓子店 | Comments(2)

Commented by mmasuda at 2008-05-29 04:04 x
私のような独身男性を狙ったお店なんでしょうが「食べるのに手間をかけさせるのに値段も味も普通」というので正直次に行く気は起きないというのが正直なところ。
あとは肉食いたかったら「わかき」でランチステーキ食いにいきますね。:)
Commented by mw17mw at 2008-05-29 22:31
>mmasudaさん
お久しぶりです。
確かに言われればその通りですね。
私はてっきり、コンビニ弁当などに飽きて、出来立ての料理を食べたいという男性が多いかなと思いました。
わかき、評判いいですね、一度行ってみます。