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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

一夜の夢-40年ぶりの同窓会

先日、中学校の学年同窓会が開かれ、行って来た。
私は、10年家を離れていたけれど、生まれたところに長らく住んでいる。
でも、何だか、いつも忙しくて、小中高のときの友達と、全く繋がっていないし、今まで、学年単位やクラス単位での同窓会というもののなかったと思う。

正確な人数は、公表されなかったが、42,3人クラスが7つあったらしいので、全部で300人弱だったみたいだ。
同窓会組織があったわけでもなく、幹事の人が卒業当時の名簿の住所に葉書を出して、同級生に連絡を取ったみたい。
何人連絡が取れて、何人連絡が取れなかったのかは公表されなかったけれど、20年くらい前のバブルの時代に、家族ごと引っ越した人も多くて、連絡が付かなかった人も多いようである。(台東区立の合羽橋に近いところにある中学校であったが、1/3くらいは、荒川区や台東区の北側からの越境入学の人がいた。)
その中で、出席者は、58人。
既に他界した人も、正確な数ではないけれど、10名程度いるらしい。

何だか、出席する前から「一夜の夢」みたいな会だと感じていたが、終わってみて、やはり、「夢」だったような気がする。

考えてみれば、小学校の時は、今考えればこちらにも悪いところが相当あって、イジメられていたし、中学校は、小学校が終わってほっとして通った覚えがあるが、ま~、どちらにしろ、私は、余り良い子とか、人に好かれる子であったとかは思えないので、静かにしていようと思いながら出かけた。(皆、40年前のこと、私と同じで、そんなに細かく覚えていないかもと思えたので、行く気になった。)

40年前、毎日顔を合わせていた人と会ったわけだが、皆、結構変わっていなかった。
そりゃ、名前も顔をわからない人はいたけれど、名前に聞き覚えのある人たちの顔には、昔の面影が皆残っていた。
出席者は皆元気で、それぞれに活躍しているらしい。
もうおばあさんだ、おじいさんだという人もいれば、独身で頑張っている人もいて、人様々なのだけれど、何だか全員、「元気」が特徴だった。
私は、昔の知り合いに「太っちゃって」と言ったら、「変わらないジャン」と言われてしまった。
(私は、自分のイメージを「痩せている」と思っていたが、実は、中学校の頃は太っていたらしい。)

一番懐かしかったのは、小学校も同級生だった子たち。
この子たちは、本当に、チビの頃から知り合いなわけで、名前と顔、全部ちゃんと繋がった。

でもね、40年振りに会うということは、それぞれ「自分の40年の歴史」を持っているわけで、細かく説明なんてできないし、会えて嬉しかったけれど、また、付き合うかと言うと、そこまでの時間もないしね、みたいな、何だか、「また、会えるといいね」と言って帰って来た。
次、40年しての同窓会は有り得ない。
何年後が適当なのだろうか?

ところで、集まった58人の中で、その人のHPを通して、その人を紹介できる人が二人いたので、ご紹介。

新井田耕造さん
この人のことは、格好良かったので良く覚えている。
でも、楽器をやっていたことは全く忘れていた。
何でも、プロのドラマーになって、忌野清志郎さんのバックバンド(RCサクセション?)にいたとか、今でもパーマネントメンバーらしいとのこと。
(HPを下の方に進めると、活躍の写真が載っている)
この話を弟にしたら、「それは、プロのドラマーとして、ものすごく成功した方だ」とのこと。

その会は、昔のエレキ少年たちのバンド演奏があったのだ。
そのバンド自体も上手だったけれど、新井田君が飛び入りで、ドラムを叩いたら、本当に音が違って、素晴らしかった。(それまでのアマのドラマーもその人だけのドラムを聞いていたときは、「上手」だと思っていた。)

彼が打つシンバル、ドラムの音がものすごく優しいのだ。
心にすっと静かに入って来る。
どんな激しい音を立てても、音に迫力はあるのに、人の心にすっと入って来る優しいたたき方なのだ。
そして、演奏の後、心の中に、「うるさい雑音」をまるで残さない。
普通のドラマーのドラムって、聴き終わると、何だか耳の底に、「わぉ~ん」というような反響を残すけれどそれがなかった。
皆、ただただ、感嘆。
やっぱり、プロってすごいのね~ということになった。
(私は途中で気が付いて、デジカメで映像と音を録音した)
ドラムの上手さというのは、リズム感だと思ったけれど、そうではなくて、やはり、楽器の一番良い音を出させる叩き方ができるかどうかも大切だと思った。

同期に、ミュージシャンとか、芸能人がいると、確かに華やぐ感じを感じた。

小松久子さん
この人のことも良く覚えている。
顔が丸顔で、情緒が安定していて、確か、生徒会の書記か何かをされていたような記憶がある。
今、杉並区の区議会議員だと聞いて、「ピッタリ!」と思ってしまった。
(マイクの持ち方が、「プロ」という感じだと専らの評判)
家に帰って、この方のHP探して、経歴を見たら、あ、高校も一緒だったらしい。
仲良くなるきっかけがなかったけれど、私としては一目置いていた方です。

このお二人、中学校の時から、情緒が安定していて、落ち着いていた人たちだったような覚えがある。
他の人たちも平凡ではあるけれど、それなりの人生を色々に築いているようであった。

私は、情緒が全然安定していなかったし、心が育っていない状態で、中学校生活を送ったような気がしている。
もう勉強はしたくないけれど、やり直すなら、今の精神状態で、幼稚園からやり直したい。(笑)

生まれてから今まで、私は何人、何十人、何百人、何千人の人と知り合ったのだろう?
(お互いにまた会ったら、「あ、覚えている」と言える程度の人)
皆、どうしているのだろうな?
一期一会というけれど、本当に人生は一期一会の積み重ねかも。
Commented by cawa-j at 2008-05-05 13:27 x
>プロのドラマーとして、ものすごく成功した方

どころのさわぎじゃありませんよう!!!!!
てかにーだこーぞーさんと同窓生なの?
てか、RCのライブって、ふつーに行ってましたから。

きよしろーさんが、

『どらむわ、どらむゎ、にーだーこーぞ〜〜ぉっ!!!』

て、ね。

えーーーーーー、てか、え===========!!!


(@@)
Commented by mw17mw at 2008-05-05 14:58
>cawa-jさん
私、40年、新井田くんのこと忘れていたけれど、cawa-jさんはその間の新井田君をご存知だったのですね~。
世間は狭い。
で、同窓生と言うか、同級生。(3年の時の名簿見たら、同じクラスだった)
一度、5,6人で、晴海にモーターショー見に行ったことがあります。
(新井田君に「私、覚えている?」なんて聞くことはしませんでした。多分忘れられているのではと思います。彼のブログの4/21の記事にその同窓会のことが出ています)

新井田君の小学校の同級生らしい人と私は繋がっているので今度聞いてみますが、彼はどうも寿町の出身だと思います。
下記の写真を見ても、ここら辺の子っぽいし。
http://www.niidakozo.net/index.php?option=com_content&task=view&id=7&Itemid=48

この前の同窓会での演奏、画像と音取って来たから、今度お店に寄って是非見てやってください。(HPに貼り付けようかと思ったけれど、技術的にやり方がわからないのと、プロに対してそれは失礼と思ってやってません)
by mw17mw | 2008-05-02 12:50 | 日常生活 | Comments(2)