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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

キャベツとストウブ

夜、仕事を終えてから、料理するのがどうも苦手だ。
お腹は空いているし、簡単にしか、作りたくない。
だから、昼のうちに用意してしまうことも多いのだが、気が付くと、野菜の少ない単純なお肉だけとか、納豆だけの食事をしたりしている。

野菜を料理するのって、時間がないとき、本当に面倒。
(例えば、ほうれん草が茹でてあるとか、野菜が洗って切ってあるだけでも違う。一から洗って切って料理するのは、本当に面倒)

先週、そのことをどうにかしなくてはと思っていたときに、冬に作った、がてんの水炊きの水炊き(お肉ではなくて、鶏団子の)を、出汁は、かつお・昆布にして、作ったら、簡単で美味しいかなと思いついた。
確か、あのレシピのオリジナルの鍋に入れる野菜は、白菜ではなくて、キャベツだったことを思い出して、ストウブで作ってみた。
(それに、某店で、五目焼きそばを食べたら、あんに沢山白菜が入っていたのだが、その白菜が全然美味しくなかったのだ。で、それは、調理した人の腕のせいではなくて、もう白菜は時期が終わっているからと思ったのだ)

かつお・昆布だしをお鍋に入れて、キャベツを適当に切って、煮てみたのだが、短時間で、芯までふんわり柔らかに煮えたのだ。
(短時間って、確か弱火でコトコト10分くらい。その後、食べるまで蓋をして置いてあった)

ストウブで煮ると、柔らかく煮えるのだが、繊維がちゃんと残っている。
芯まで柔らかく煮えているのに、葉っぱが煮崩れたりしない状態。

そこに、鶏の挽肉・パン粉・卵・玉ねぎ・塩胡椒で作ったお団子を入れて煮た。
(鶏団子のタネも、お昼か前日の夜に作っておく)
他は、生揚げ。(予め、昼のうちに、油抜きしてあった)

キャベツとストウブ_d0063149_2317718.jpgこれが煮上がったところで、ポン酢で食べたのだが、キャベツが柔らかくて、美味しくて、沢山食べられる。

で、大量に煮たキャベツの半分が残ったので、次の日は、鶏団子ではなくて、ソーセージや豚肉を入れて、ポン酢で食べた。

う~ん、これも中々良い。
毎日、鶏団子だと飽きるけれど、ソーセージを入れると、少しは、違う料理のような気がする。

このお鍋が美味しかったので、土鍋で煮ても同じかなと思って、実験してみたが、土鍋の方が、キャベツは余り柔らかく煮えないような気がした。
もしかしたら、時間をかければ、ストウブで煮るのと同じくらい柔らかくなるかも知れないとは思うが、同じ時間だったら、ストウブの方が、芯まで柔らかく煮えることがわかった。

やはり、ストウブは、すごい。
きっと、普通のお鍋や土鍋より、オーブン効果というのだろうか、上からも下からも横からも熱が材料に当るから、柔らかくなるのだろう。

ロールキャベツを作って、煮たら、とても、美味しく、レストランの味になると思う。
(実際、ストウブで煮たキャベツの味は、ストロバヤのロールキャベツのキャベツの柔らかさを思い出させた。)

ま、お時間のある方は、ロールキャベツに挑戦するのが良いと思うが、私のように、夕飯をできるだけ簡単に作りたい人は、ストウブでキャベツを沢山煮て、冷蔵庫に入れておいて、毎晩、お供の動物性たんぱく質の種類を変えれば、2,3度続けて食べられるわよということを言いたい。(笑)

それに、この料理を作ると、キャベツが気持ち良く、減って行ってくれるのも嬉しい。
キャベツ、半玉でも一度買ってくると、何だか、冷蔵庫に一ヶ月近く残ることがあるから。

残ったスープも何かに使えるとは思うが、今のところ、鶏団子から外れたパン粉が浮いてしまうので、この点を改良してから、考えたい。

このお鍋、使うスープというか、出汁は、かつお・昆布だしでなくても、鶏がらスープの素でも、何でも良いと思う。
塩味つければ、ポトフ風キャベツスープ、味をつけないで、ポン酢で食べると、ご飯のおかず。

それから、キャベツなのだけれど、芯がついた塊のまま煮ると、煮上がって食べ難い。
やはり、少しは、切ったり、ちぎったりした方が良いと思う。
(それと、芯の部分は食べ難いので、芯の出っ張っている部分を切り取って入れるか、芯を二つに割ってから煮た方が、良いと思う)

何だか、キャベツの後始末料理として、頻繁に作ってしまいそう。(笑)
by mw17mw | 2008-04-09 23:25 | 料理レシピ | Comments(0)